リピーターをつくる声の要素
どうも、声を聞けば猫背がわかる、ボイストレーナーみかです。
さて、今日は続いてまいりました、リピーターをつくる声の第3弾、ようやく最終回となっております。
昨日一昨日と、リピートされる声とは、というお話をしてきました。
どれもめちゃくちゃ簡単にできる方法でお伝えしておりまして、この第3弾も誰でもできる方法をお伝えしてまいります。
一応ざっとこれまでの振り返りをしておきますと、私は先日野球観戦に行ってきました。
そこでビールの売り子さんの声を聞いていて、これがリピートされる声だなというのを思ったんですね。
それについてお話ししてたんですけど、最初の1本目を撮るタイミングで熱くなりすぎて長くなっちゃったので、1本ずつ収録しますということで。
まさかの3日連続でこの話をするという、そんな流れになりました。
ということで、前々回が声の目線、そして前回が声の柔らかさ。
そして3つ目、今回お話しするのが広さです。
一体何の広さかというお話ししてまいります。
問題ぶらずに何の広さかというのをお話ししますと、口の中の広さです。
口の中の空洞の広さというふうに思ってもらうといいと思います。
ここがある程度広いと、声がものすごく通るようになります。
そうすると聞きやすい声になるんですね。
逆に狭いと聞き取りにくかったり、もごもごしてしまうとか、音量もあんまり出なかったりして、
シンプルに音が小さくて聞こえないみたいな、声が小さくて聞こえないみたいなことも起きてしまいます。
でも口の中を広くするというだけで、結構簡単に解消できるんです。
簡単にって言ったのは、どうやって口の中を広くするのなんですけど、笑ったらOKです。
簡単でしょ?
私よくこの配信でも言っているんですけど、笑顔はめちゃくちゃ大事です。
普通に広角を上げるだけのニコじゃなくて、ほっぺたをぐーっと持ち上げて笑う、あのぐらい笑うイメージをしてください。
うっちゃんなんちゃんのほっぺたのこと出ているあのイメージで、しっかりほっぺたの方に持ち上げて笑ってみてください。
そうすると何が起きるかというと、上顎の方もぐーっと一緒に連動して上がってきますし、
喉の奥の方もぐーっと上がるんですね。
そうすると口の中が広くなって、喉の通り道の方もガーッと開いてくるんです。
笑うっていうのは、確かに見た目の印象もいいですよね。
むずっとしている人よりも笑っている人の方がリピートされやすいと思うんですけど、
その見た目の印象だけではなくて、声も出やすくなるし聞きやすくなる。
通りの良い声というか、通る声になりやすいというものすごく良い影響があります。
人それぞれ、私は笑うキャラじゃないんだよなっていう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
満面の笑みじゃなくても、口の中を広くしておくというのが大事だよというところです。
口の中を広くするために一番わかりやすい、簡単にできるのが笑顔という部分です。
笑ってないとダメかって言われたらそんなことはないんですが、やりやすいのでということでご紹介させていただいております。
今回、私、この3種類、声の目線、声の柔らかさ、そして広さ、笑顔ですね。
この3つのお話しさせていただいたんですけど、全部に共通するのが、
声の見える化とお知らせ
相手が受け取りやすいようにしているかどうかっていうところなんですよね。
さっきチラッと言いましたけど、むそっとしている人か、笑顔の人か、どっちリピートしたいかっていう、もうあれですよ。
相手がどの方が受け入れやすいかっていうのを考えたら自然と出てくるかなというところです。
声の目線もそう、柔らかさもそう、そして表情ですね。
口の中の広さって表情で簡単に変えれるので、表情も相手が受け取りやすいような表情でいるかどうか。
めっちゃ満面の笑みでいる必要はないですよ。
普通にしていればいいんだけれど、むすっとしてるメリット何でしょう。
むすっといらっしゃいませって言ってるメリット何でしょう。
もったいなさしかないと思います。
もちろんね、話をしている途中段階で真面目な話をしたりして、笑って話すような状況じゃないんだよねっていう時ももちろんあると思います。
それはそれなんですけど、一番最初の取っ掛かり、きっかけとしていきなりむすっとした人のところにリピートしに行くかどうかっていう、
取っ掛かりという意味でお話をしているんですけど、
まず第一声明に思ってもらうってすごく重要だなと思うんですよね。
あの子いい感じ、あの人なんか素敵かもっていうふうに思ってもらうのって重要で、声ってそのパワーがあるんですよね。
メラビアンの法則っていう、人の第一印象を決めるときにある法則があるんですけど、
その中で見た目と聴覚、耳に聞こえるものと内容、この3種類あって圧倒的に後回しにされるのがこの言語の部分、内容の部分なんです。
7パーとかやったかな、全体の。
第一印象の時にその人が一体何を喋っているのかっていうのは人間の脳はとりあえずあまり聞いてない。
それよりもどんな表情で喋ってるかっていうふうに、なんていうの、見るやつ、聴覚じゃない、視覚。
視覚とあと音ね、声、どんな声なのかなっていう聴覚。
この視覚と聴覚だけでもほぼほぼ占めています。
で、今日お話しした笑顔。笑顔しとくと視覚的にもいいし、聴覚的にもいいことになっていくという、もう笑顔でオッケーですよ、オールオッケー。
まず第一印象を、この人聞きたい、この人の声をまず聞いてみようって思ってもらうためにも、笑顔。
笑顔、これはもう押さえておいてもらいたいですね。
笑顔にしておくと口の中が広くなって、いい声、受け取りやすい声っていうのが出やすくなります。
そういう感じで、相手にどうやって受け取ってもらおうとか、相手が受け取りやすいように思っている人の声って、やっぱりまた聞きたいなって思いますよね。
もごもご、自分に聞こえればいいわという感じで喋っていたりとか、もう本当に自分が気持ちければそれでいいわっていう感じでガーッと喋っている人の声って、
これまでお話しした声の目線とか、声の硬さとかっていうのがものすごく傍若無人というか、
私が良ければそれでいいぜ!俺が良ければそれでいいんだ!みたいなのって、やっぱり声から溢れてきちゃうというか。
そうではなくて、聞きやすいかなっていうふうに気にされていたりとか、ちょっとでも聞き取りやすいような工夫をされている方って、また聞きたいなと思うんですよね。
なんか大事にしてくれそうじゃないですか、自分のこと。こっちのことをそう思っていろいろしてくれてる人って、なんか良くないですか?その人をリピートしたいですよね。私はしたいよ。
そう思ったりするところに、まず声。声って本当にいろんなものが現れるので、まずは見た目からでもいいので、笑顔を作って相手に受け取りやすい声ってどんな風かなっていうのを試してみてください。
声の目線、声の柔らかさ、そして口の中の広さ、これだけ意識するだけでもものすごく聞きやすくなるので、この人は聞きやすい声を出そうとしてるんだっていうふうに言語化されなくても伝わりますよね。
声っていろいろ、なんて言うんでしょうね、めっちゃ情報量多くないです?この人、こういう人なのかもしれないっていう妄想もあるかもしれないですけど、人柄みたいなものがものすごく出るのが声なので、この簡単な3つを意識するだけでリピートされる声に近づいていくと思います。ぜひぜひ試してみてください。
さあ、ということで、今日まで3日にわたってお話ししてきました。声をリピートさせる、じゃあリピートされる声の秘密をお話しさせていただいたんですけど、これってね、ちょっとぼんやりしてるところありません?
でもこれってね、実は実は、もっと具体的に目で見ることができるんですよ。そう、目撃できるんです。あなたも声を目撃できるんですよ。
そんなとっておきのお知らせを、今日のお昼させていただきます。やっと言える。楽しみ。今日のお昼、6月6日のお昼12時15分にライブ配信で情報解禁いたします。
声が見れるってどういうこと?声の硬さ柔らかさって私よくわからないんだけど、自分の声ってどうなってるんだろう?そんなふうに思う方いますよね?いますよね?
そんなあなたに聞いてほしい。今日のお昼12時15分、Xのスペースという機能を使ってライブ配信をいたします。このスタイフでも同時配信させていただきますので、ぜひぜひリア対参加していただきたいなと思っております。
概要欄の方にスペースの方のリマインド設定ができる告知ポストみたいなのがありますので、そちらからリマインド設定ぜひしておいてください。
スタイフの方は、告知URLっていうの?ライブ配信をこのリンクからやりますねみたいなのができなかったので、特に作っていないんですが、両方とも同時配信という形でさせていただきます。
ぜひぜひお楽しみに!ということで、3日間続けてシリーズ化させていただきました、リピートされる声の秘密。ぜひぜひね、どれも簡単にできるやつなのでやってみてください。
今日もあなたの声のアウトプット応援してまいります。ボイストレーナー美香でした。今日のお昼聞いてね。バイバイ!
