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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
皆さん、こんにちは。月曜担当の富山みかんです。
FarmersVoices🍊vol.32の放送になります。よろしくお願いします。
いやー、6月に入りましたね。
今年も半分近く経過してしまいました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
柑橘の方はですね、第一次生理落下が終わって、果実が今成長しているところなんですけれど、またこれが第二次生理落下が始まります。
この生理落下という現象ですけれど、
根っこの成長と果実の成長で、葉分の取り合いが起こって、多すぎる果実が落ちてしまうというような現象になります。
本来は、果実は収量が減ってほしくはないので落ちてもらいたくないんですけれど、
あんまり木にみかんが残ってしまうと、みかんが大きくならなかったり、
木もある程度成長といいますか、新しい枝葉が伸びてほしいので、
みかんが残りすぎてしまうと、来年、花が咲かない、果実ができないというような状態になってしまいます。
こういう生理現象が柑橘にはあります。
なかなか悩ましい現象なんですけれど、
ここで枝葉の成長の栄養成長、果実の成長の生殖成長をうまくバランスとっていくことが、
毎年おいしいみかんをならすための秘訣なのではないかと思います。
なかなか難しいので、毎年試行錯誤しています。
あとですね、やっぱり暖かくなってきて、梅雨も近づいてきて、結構湿度が高くなってきているんですよね。
この時期は傍女が結構忙しくなってきて、
昨日、午前中、息子の幼稚園の運動会の後に急いでみかんの傍女をやってきました。
黒天病、爽化病、海洋病、あと何かあるかな。
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病気はその大体3つぐらいに効く農薬で、
病害中がアザミウマ、スリップスですね。
アザミウマとアブラムシとコナジラミとカミキリムシとカメムシと、
いっぱいあるんですけど、そこら辺に効く農薬プラス液費をやって、
ただ病害中を予防するだけでなく、果実というか、みかんの木に栄養を与えるような作業をしました。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはピザデイさんとコラボが決定しましたというテーマでお送りしたいと思います。
ピザデイさんとはメタグリ研究所にも所属していただいているモッチさんという方が立ち上げたアパレルブランドです。
せっかくなのでピザデイさんのご紹介をさせていただきたいと思います。
内容はホームページから抜粋させていただきます。
Web3ネイティブアパレルブランド。
ピザデイはWeb3の思想、技術、カルチャーをアイデンティティに持つWeb3ネイティブなアパレルブランドです。
ピザデイデジタルメンバーシップ所有者はブランドが提供する会員限定の特定にアクセスすることができ、
ブランドを盛り上げるブランドアンバサダーとして活動することもできます。
羊の毛ウール素材で世界を変えるライフウェアアパレルブランド。
ピザデイのウール製品はすべて世界三大産地、美衆ウールを採用し品質にこだわっています。
美衆が生み出す高品質な製品は国内はもちろん世界ハイブランドからも高い信頼を集めています。
ウールで世界のアパレルを変えるをミッションに着工したウール製品の肥料化によりサーキュラーエコノミーを実現するアパレルブランドです。
今後長く着て悪くなってしまったTシャツは今後開始予定の独自回収プログラムを通じ、
ユーザーから回収・肥料化し土へ還元することで廃棄ゼロを実現します。
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背景としてアパレル産業における環境問題。
アパレル業界は製造や処分にかかるエネルギー使用量、ライフサイクルの短さ、マイクロプラスチック問題などから環境負荷が非常に高い産業として指摘されており国際的な課題となっております。
この背景にある大量生産・大量消費・大量廃棄モデルの改善はアパレル業界だけでなく社会全体で取り込むべき課題であるといえます。
ピザデイのミッション。ウールで世界のアパレルを変える。
ピザデイは100%成分解可能なウール製品を世の中へ提供し着工した製品の回収・肥料化し土への還元までを一気通貫で行うサーキュラーエコノミーにより廃棄ゼロを実現します。
加えて必要な量だけを生産する自重生産モデル。ユーザーなサスティナブルな行動を可視化するゾイアリティプログラムを導入し環境問題に真摯に取り込んでまいります。
というわけでその素晴らしいアパレルブランドピザデイさんとのコラボが決定しました。
決定したと言ってもまだ詳細なことは決まっていませんが、
とりあえずウール肥料を夏肥として使用する木を20本用意してあるので、肥料が届き次第それを夏肥としてまいて、
それを木から収穫されたみかんをピザデイさんの方で販売することになるかな。
まだ詳細なところは決まっていませんが、
調べたところによるとウール肥料は非常にアミノ酸が豊富で、
アミノ酸は即効性の肥料になるので、
それがみかんの品質や味に影響するのではないかという期待を持って肥料を散布してみようと思います。
もしかしたらあまり変わらない可能性もありますが、
そこら辺は植物なので工業製品とは違うので、なかなか人間の思った通りには動いてくれないので、
そこは農業の難しさでもあり面白さでもあるところなんですけれど、
またそういっていろいろ協力し合って展開していければ面白いんじゃないかなと思っています。
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なかなかすぐに効果が出るものではなく、肥料を与えることによってそこから出た枝が来年果実をならせるわけなので、
また2年3年と使い続けていけば、
もしかしたら通常の栽培をした木よりか、もしかしたら高品質なものができる可能性もあるので、
そういったところを期待を込めて使い続けたいなと思っています。
ピザデイさんのホームページとディスコードのリンクを貼っておくので、また興味があれば覗いてみてください。
よかったらTシャツや下着なんかも売っているので、よかったら購入してみてください。
今回の配信は以上になります。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに!
みんな、みかん食べて牛乳飲んでね!
バイバーイ!
