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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、【Farmers Voices】第16回ということで、おはようございまーす。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています川上牧場です。よろしくお願いしまーす。
はい、12月もですね、あっという間に残り半分を過ぎて、皆さん、忘年会シーズンになってきましたね。
今週もですね、僕は色々所属している農業関係とかですね、落農関係の忘年会に参加してきています。
毎朝ね、4時に起きてですね、朝早く起きて仕事してですね、忘年会は夜あるから早めに仕事に取り掛かり、それを終えてですね、2次会や3次会まで参加したらですね、朝4時にまた次の日に起きるっていうね、そんな日々になってしまうんでですね、この忘年会シーズン、まあまあ大変なんですよね、本当にね。
20代ぐらいの時はですね、そんなもう全然関係なしでノンストップで飲んで、朝帰ってみたいなこと言って、フラフラになりながらね、朝仕事するみたいな、そんなこともやってきましたけど、もう僕も37歳です。もう30後半になってきているんで、朝がもう辛いんですよ。もう起きれない。
なので、ノンアルコールでね、最近はハンドルキーパーでですね、皆さんを送っていくみたいなことをするとですね、本当に皆さん助かるし、僕も早く帰れるしっていう感じで、そんなことを手法を使ってね、早く帰るという方法を取っているんで、是非ね、若い農家さんで、ジジイとか、年配の方とかで、なんか誘われて、行きたくないけどな、でも付き合いがあるからなって思って、行かなきゃいけないという忘年会をやってきました。
行かなきゃいけないという忘年会がある若手の農家さん、これオススメなんで、是非やってみてもらいたいなと思います。
ということで、先週ですね、メタグリ研究所ではですね、オンラインの餅つき大会が行われてですね、自分も参加させていただきました。
自分は本当田舎出身なので、子供の時にね、親戚のお家や町内会とかでね、お餅つきをしていたような経験があるんですけど、これをオンラインでやるとですね、本当は新しい感覚でですね、楽しく参加させてもらいました。
自分もYouTubeとかLINEの通話みたいなテレビ電話みたいな機能とかですね、あとZoomを使ってですね、オンラインで牧場見学を受け入れしたことはあります。
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保育園と小学校と繋いだこともあったかな。ライブコマースですね、これはちょっとやったことがないので、またいつかね、ちょっとやってみたいなと、面白そうだなと思って参加させてもらいました。
経験ない農家じゃない方はこういうところが面白いんだみたいなのもちょっと知れてね、また自分でやるときはどうしようかなみたいな、そんな参考にさせてもらえる良い経験ができました。
なかなか楽農業、あと牛乳乳製品を使ってですね、自分で加工して販売していくのはですね、法律的にというか規則的にめちゃめちゃハードルが高いんですよね。
なので、川上牧場ではですね、現在は近所のカヌレのお店にですね、牛乳を提供する形で今は販売してたりするんですけれども、またこれもですね、残念なお知らせで、原材料の口頭とかですね、包装料などの価格口頭によりですね、今月29日をもってですね、カヌレの販売をですね、一時休止になりました。
というお知らせがですね、昨日ちょっとインスタグラムの方で上がっておりましたんで、ちょっといち早く皆さんにお伝えできたらなと思いまして、現在あのメタグリ研究所の中でもですね、メタグリサンクストークンの交換としてね、川上牧場はカヌレを出していたんですけれども、それもちょっと29日までになってしまいますんでね、
まだ交換したことないよというメンバーの方、ぜひ食べてないよという方はですね、お早めにちょっと交換申請してもらえたら嬉しいなと思います。
ちょっとまたね、お店に聞いて締め切りいつぐらいなんですかみたいな、ちょっと聞いてみたいなと思いますんで。
で、あとこれを聞いているメンバーじゃない方、一般の方ですね、概要欄の方へね、こちらもリンクちょっと貼っておきますんで、メタグリ研究所に入ってないという方もですね、ぜひそちらからね、お取り寄せしていただけたらと思います。
さて、先週のファーマーズボイシーズでですね、広島大学のほうにですね、全国の落納関係者の若手が集まった勉強会に参加しますということで、先週ちょっと参加させていただいて、参加してきました。
そういうお話をね、前回のファーマーズボイシーズでお話ししたんですけど、そこで今回のこの配信のテーマはですね、農業を仕事にするということというお話をね、そういうテーマでお話ししたいと思います。
この広島大学で行われた全国からね、落納の若手の経営者とか落納従業員などが集まってですね、今後の落納業の改めて立ち位置を話し合うような、今後落納業でどういうふうになっていくのね、みたいな、そんな場になりました。
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当然、夜はですね、懇親会もあり、楽しくね、いろんな地域の落納家と楽しく交流させていただいたんですが、そこで自分のね、席の隣がですね、落納従業員の方でですね、結婚して、今結婚してですね、子供もいる、そんな若手の方でした。
ちょっと話をするとですね、今後も落納従業員として働いていて、ゆくゆくはね、牧場の城長みたいな形になっていきたいみたいな方でですね、夢を熱く話されていたんですよね。
で、僕は新規収納そんなのやらないの?みたいな、考えてないの?って聞くとですね、新規収納はやろうとは考えていないとのことだったんですよ。
で、そうやって帰ってきたんで、じゃあまあ年収はまあ良くて、従業員なんでね、落納業の従業員なんで、まあ年収は良くて500万くらいで、まあ城長クラスになるとまあ責任もできてね、まあ他の従業員が休みが取りたいとき、シフトが組みたいとき、まあやって自分の自由にね、休みを取れなくて、
まあこれ以上子供をね増やすこともね、ちょっと年収500万でこれ以上何人も何人も子供を産むのは家庭的に大変だし、家や旅行や好きなものを買うのも制限がかかるってことになるねっていう話をね、落納のリアルを伝えてあげたんですよ。
これはなぜかというとですね、自分がこうもともと火農家出身で、でもう落納になりたいって言って、それの熱意、気持ちだけでこの世界に飛び込んで、でよくよくやってるときにですね、やっぱ初めにそういうことを伝えてほしかったなって、あのやりがいだけじゃなくてそういう話をしてほしかったなって思うのがあって、その僕はね若手の方にそういうのを伝えていこうかなと。
せっかく夢や熱意がある若者にしっかり話をしてあげたいなという善意でですね、気持ちで話したんですけど、その席にいるね、また別の隣にいたですね、あのベテランの方がですね、50代60代の落納家さんですかね、がですね、なんでそんなこと言うのって言ってですね、お叱りをちょっとね、受けてしまいまして。
まあまあ社交事例か、その若手の従業員さんはですね、まあ話してくれてありがたいですって言ってくれたんですけども、まあそれからね、会話がずっと続くことはあんまなかったんですけど、あとですね、あとですね、はい、でその全国の会のですね、若手の会の会長とね、話すこともできたんですよね。
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僕がですね、この会をどうしていく、今後ね、落納業界で大変なんでこの会をどうしていくつもりですかっていう質問をしてですね、それに対してみんなで自分ができることを協力しながら頑張っていけたらみたいな、そういうようなことを話されたんで、まあそういうことを言ってるから若手の人たちが搾取され続ける構造が続いてるんですよって言ったんですよね。
で、組織の力を利用してね、その構造を変えるような動き、会長なんだからしないんですかっていう話をしたらですね、めちゃめちゃ渋い顔されました。
はい、まあまあまあこんな感じですね、いつもどこでもですね、なんやかんやこうちょっとまあなんかグッと言ってしまってですね、嫌われてしまうんですよね、もうこれね、仕方ないんですけど、はい、もう慣れてしまったんですけど、で、また今週参加してたその農業関係のね、忘年会の席でもですね、そこにちょっと若手のね、農協職員の方がいてですね。
で、農家の年齢幅、若い方20代の方から70代80代の方とか年齢幅があって、ファックスと郵送と郵便とメールとLINEで農家に連絡しないといけないっていう話をしてて、頭おかしくなるな、こんなところで働いてたっていう話をしてて。
で、僕がね、その職員にですね、これそれ変だと思わないっていうことを聞いたら、個人的意見では変だと思うっていう答え方してくれて、そこにいる農家もな、あの農家の若手の農家もみんなそうだよなーみたいなことを言ってたんですよね。
で、若手職員がやめていく、どんどんやめていってしまうって言って嘆いているね、その若手農家さんがいるんですけど、その環境同じようにね、また若手がですね、どんどんどんどん作っているみたいなのを見て、ちょっと僕はもう本当によくわかんないです、この業界がね。
ということで、これを聞いているこの消費者の皆さん、農業ってそういうものなのかっていうイメージちょっとついてしまったかもと思いますけれども、これ聞いてちょっと消費者の皆さんどうですかね。農業は大変、農産物ないと困るって言われると思うんですよ。
お野菜ないとき、卵も今年ね、なくなったりとかしてたじゃないですか、スーパーで困ってたじゃないですか。じゃあ牛乳1リットル、1リットルですよ、毎日500円で買ってくださいって言うとですね、ほとんどの方がいやいやそれは無理だよって言うんですよね。
牛乳200円くらいだと嬉しいって言うんですけど、そのせいでですね、価格が安いせいで減ってしまった落農家が維持してきた農地や中山間地域、こういうのの維持にですね、皆さんが国に収めている税金から予算ができて、予算がついてですね、めちゃめちゃ税金取られているのを知ってますかね。
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こういう構造、そういうのを続けていたら、ずっとこの業界で生きていくと覚悟を決めたね、僕とか若手の落農家ですね、人たちや。
これから落農を志す若者の夢が潰れていくっていうのをね、ちょっと知ってもらえたら嬉しいなと思います。
何も知らないね、そういう構造も知らない人たちはですね、憧れとか夢とかでだけで入ってきた若者が搾取され続ける構造が全然変わらないんですよね。
昭和平成の農家はですね、農業はですね、家族経営が中心で、家業のようにですね、引き継ぐのは当たり前でしたが、なぜ当たり前のように苦しい環境を変えずにですね、これが農業だって言って、
自分の子供に継がせるのか、ちょっとよくわかんないんですけど、今僕ね、自分が子供がいるんですけど、子供がこの落農業をやりたいって言った時にですね、なかなかやれとは言えないですね、応援できる立場には慣れていないです。
成功している農家さんで従業員を使っていて、一部の法人の農家さんはですね、福利厚生もしっかりしてて、他の業種と比べてもね、損職ないぐらいホワイトカラーの素晴らしいところはですね、本当にまあまあ一部あります。
ですが、業界全体を見るとですね、やっぱりやりがいのある仕事だ、自然と触れ合えるよ、命と向き合える仕事だよ、みたいなことを言ってですね、若手の落農業を安い給料で使っている、そんなところ、これはもう若手を騙しているだけだと僕は個人的には思っています。
そんなことを悶々と考えながら農業をやっているんですけども、そんなことを考えてですね、ノートというね、ブログとか書いたりするアプリでですね、ノートを始めた最初の記事、ちょっとね概要欄の方へリンク貼り付けておりますので、ちょっと一度ね、見ていただけると嬉しいなと思います。
僕は5月からメタグリ研究所に参加させていただいているんですけど、メタグリボイシーズの冒頭にも言います、農業の常識を超越するという合言葉、今まで僕試行錯誤でね、いろんな方に理解されずに一人で頑張ってきたんですけど、
メタグリ研究所の中にはですね、そういう農業の常識を変えていくみたいなメンバーがたくさん動いてくださっているので、それのメンバーがいるだけでもね、なんか面白いなって思うし、少しずつ前に進んでいく感じが伝わっていて、嬉しいなと思うところです。
また来年もね、頑張っていきたいなと思うところですね。この前お餅つき大会の時に皆さんがそういう抱負を語られていたので、ちょっとこのファーマーズボイシーズで皆さんにメッセージが伝えられたらなと思って入れさせてもらいました。
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ぜひこの放送を聞いてですね、一緒にやってみたいなとね、そんな悶々としてるんだけど、なんか解決していきたいんだけど、頑張っていきたいなと思っている農家さん、消費者の皆さんがね、増えてくれたら嬉しいなと思います。
そのメタグリ研究所ではですね、12月23日、食べて感じて価値を決めるメタマルシェで次世代買い物体験という、メタバースかけるメタマルシェですね。
参加者がマルシェ出店農家と交流し、農産物を味わい、その満足度に基づいて価格を決定するというね、そんな企画がされておりますんで、
NFTを持っている方限定になりますので、ぜひこのきっかけでNFTを所得していただいて参加してもらえたら嬉しいかなと思います。
今回のファーマーズボイシーズで16回目になりますけれども、ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで、メタグリ研究所に入って、ディスコードグループに入って、NFTを購入するところまでお話ししております。
過去の配信を聞きながらですね、スマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもね、わからない部分があれば、ディスコード内でどんどんメンバーの方に質問していただけたら、メンバーの方がお答えしますんで、お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆様はもちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという方が、興味がある方がいる農家さんがおられましたらですね、ぜひメタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さてそれでは、今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べて、牛乳飲んでね。
バイバーイ。
完熟シクワサ、めちゃめちゃ美味しかったです。