メタグリ研究所の紹介とニュース
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、【Famars Voices】第82回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしております川上牧場です。よろしくお願いします。
今日は旬分の日ということで、皆さんお休みの方が多いんじゃないかなと思いますけれども、
いい天気になってお出かけ日よりですね、
飛び石で連休というか、休みがあるとなかなか出かけにくい、そんな感じなんじゃないでしょうか。
僕は相変わらずね、仕事をしておりますけれども、対比配達、対比配達の日々でございます。
そんな感じですね。先日ですね、メタグリ研究所でですね、コンテストがありまして、
ロブロックス、未来の農業シュミレーターですね、メタグリ研究所が展開しております。
こちらのコンテストでですね、動画コンテストが行われておりまして、そちらの方で見事1位をいただきまして、ありがとうございます。
それでですね、商品が届いたんですよね。ショート動画コンテストで1位になったんで、
富山みかんさんがね、音声配信を月曜日担当されている富山みかんさんの商品が、瀬戸貨というね、
なんか珍しいみかんみたいです。それが2キロも届きまして、初めて食べたんです、瀬戸貨。
そしたらもう美味しかったです。上品な香りと、オレンジ?みかんとオレンジ一緒か?
あんな感じの食べやすさみたいなのもありまして、酸味もあって、めっちゃ美味しかったです。
ロブロックスやってるね、松尾さんになる娘がずっとやってたんで、喜んでましたね。
やってやったぜ!って言ってました。
今ね、富山みかんさんを中心に、継ぎ木のプロジェクトも始まっていまして、
僕も参加させてもらうので楽しみです。シークワーサーと瀬戸貨と、
継ぎ木してね、新しい品種みたいなのが楽しめるということなんで、ワクワクしますね。
こんな体験ができるメタグリ研究所、ぜひ皆さんも参加して、
MLTT会員賞、NFTを手に入れてポイントをどんどん貯めていただけたらいいのかなと思います。
メタグリ研究所のトークン、MLTT 2024は3月いっぱいでですね、消えてしまいますのでね、皆さん。
まだ残っているよという方は、お早めに交換していただけたら嬉しいかなと思います。
技術革新と牛の幸せ
川上牧場の牛乳を使ったカンヌレも絶賛出しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
ということで、今日のテーマに入っていこうかなと思いますけど、
僕はXの方でいろいろ楽能業界の方をフォローさせてもらっているんですけども、
とあるじゅういさんの投稿で、海外の最新ニュースみたいなのが上がっておりまして、
それをちょっと見て、ちょっとアニマルウェルフェア、動物福祉ですね、
牛の幸せみたいなのの概念がちょっと変わってきているよみたいな感じがあったので、
今日の配信のテーマはですね、技術革新で変わる牛の幸せというテーマでお話ししていこうかなと思います。
概要欄にその記事、海外の記事を添付しておくので、見ていただけたらいいかなと思うんですけども、
ノーバスインターナショナルっていうところの資料メーカーの、国際的な資料メーカーのセミナーみたいなのがありまして、
そこで語られる獣医師のスティーブアイカーさんという方がですね、こんなことを言っております。
楽農家は高齢の牛を長く飼いすぎていると思いますと言われていますね。
数ヶ月前にトラックに乗せるべきだった最高齢の牛がどれだけの量の牛乳を生産しているか想像してみてください。
彼らは牛群の平均生産量を下げているのですということで、高齢の牛を長く飼おうというのはね、
長命連産といって、日本ではすごい良いことだみたいな概念なんですけども、
アメリカの方でどんどんどんどんですね、牛の遺伝改良が進んでいって、改良スピードがどんどん上がっていくので、
どんどんどんどん牛を入れ替えた方が牧場の生産性が上がるみたいな、そんな記事になっているんですけども、
これは新しい考え方だなと思って、
公司率を上げるとですね、それだけ公司の数が増えるので、その分生産コストが上がっちゃうんですよね。
その公司を買うスペースも必要ですし、2年間はですね、赤ちゃんを出産するまでは全然牛乳を出さないので、
その間ずっと餌をやり続けないといけないので、それがいっぱいいると不要加速が多いと食費がかさむみたいなイメージで思ってもらったらいいかなと思いますけど、
この愛川さんですね、更新を早くすることによってですね、生産も増えますし、病気が減ると、牧場内の病気が減る、
高齢の牛がいないので病気が減るのと、あと治療するコストもかかるでしょうと、
あと精査性が高い牛を飼うことによって優れた栄養を与えて、
そうすることによって牛はすぐ更新されるんですけど、そこにいる牛たちは足が痛いとか病気になったりすることもなく、
自分の能力を最大限発揮して伸び伸びと暮らして健康に暮らして、そのまま農場を去って更新されて最後お肉になっていくみたいな、
こっちの方がうちの幸せなんじゃないかっていうことを言われていれて、こういう考え方もあるもんかと思いましたね。
どんどんこうやって技術、ゲノムを調べて遺伝子を調べて品種改良を今するのが一般的になっているんですけど、
そういうのがどんどん加速して早くなっていくことによってこういう考え方、うちの幸せの定義みたいなのもちょっと変わってきているのかなと思ったりするところですね。
でもアメリカの考え方はこうなんですけど、これも一つの意見ですけど、ヨーロッパの方ではナチュラルリビングという言葉がありまして、
これもアニマルウェルフェアの概念の一つなんですけど、動物が本来持っている自然な行動できる環境を提供することということが言われていまして、
でもこのナチュラルリビングのポイントはですね、動物本来の行動を許容する環境、今の話でいうと牛の日本でいうと平均寿命6歳とか7歳とかになりますけど、
その寿命、寿命って言わないなこれ、生産の寿命ですからね、牛をそのままずっと長いこと飼い続けたりすると30歳くらいまで生きてたりとかいったりしますけど、
そういう動物本来の寿命があるにもかかわらず、短命にしてしまう、もう短くおぎぐぎしてしまうというのはどうなんだというところですね。
あとは人工的な生技を極力減らすということ、なるべく人が介入しないということですね。
繋いだりとか牛が牛舎に繋がれたりとか、ニワトリとか豚とかだったらケージで飼ったりする、拘束するみたいな、そういうのをもうやめましょうとか。
あと密閉された牛舎とかトン舎とか、ああいうところで自然の光が入ってこないとか、あとは外の空気に触れさせないみたいな、そういうのはちょっとおかしいだろうというのがヨーロッパの考え方ですね。
ヨーロッパの方では動物を短期間で生産に特化させて配養にすることがアニマルウェルフェアに反するという考え方が強まってきているということで、これが今ヨーロッパの考え方。
先ほどの短い生産能力でいかに牛を快適にやって元気なまま寿命を全うするというのがアメリカの考え方ということで。
生産能力と動物の幸福
これはどう思われますかというのをぜひ配信を聞いている皆さんに聞いてみたいですね。
日本も長寿大国、平均年齢80歳、人生100年時代なんて言われてますけど、本当にそれで幸せを皆さんはしてますかというところですよね。
現役バリバリの40,50くらいで世の中に貢献してバリバリ働いて、良い人生だったって終わる方がもしかして幸せじゃないっていうのを考えたら、どっちを取りますか皆さんは。
自分は動物にとってどっちがいいのか。
こういうのがもし例えばスーパーとかで長く飼われて牛舎を去った牛乳ですよっていうのと、短い時間でものすごいこの子はすごい世界で一番ぐらいの生産能力を出した牛たちが揃う牛舎から出た牛乳ですよ。
品質も高いですっていう方と、どっちが幸せですかっていうところ、どっちが飲みたいですかっていうのをちょっと皆さん聞いてみて、
ぜひコメント欄で教えていただけたら嬉しいなと思います。
こうやって本当にどんどん技術革新で人間もそうです。
AIとかが出てきて初めて人間の幸せみたいなのをいろいろ考えることがいろいろ出てくると思います。
そこでやっぱり動物たちとかの飼い方とかの幸せを考えられた生産物とかもこれからもっともっと出てくると思うんで、
ぜひちょっと一緒に考えてもらえたら嬉しいなというところでございます。
どしどしコメントいただけたら嬉しいなと思いますのでよろしくお願いします。
今回のファーマーズボイシーズで第82回目になりますけれども、ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで、
メダグリ研究所のディスコードグループに入ってNFTを購入するところまでお話ししております。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いても分からない部分があればディスコードの中でどんどん質問していただけたらメンバーの方たくさんおられますのでどんどん答えておりますのでお気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメダグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しております。
農家の声を会員の皆さんもちろん消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですねメダグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さてそれでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズお相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんなみかん食べてね、牛乳飲んでね、バイバーイ。