放送の紹介とデザインコンテスト
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、Famars Voices第83回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしております川上牧場です。よろしくお願いします。
桜が開花しました。
東京の気温は、東京27℃です。
夏の気温は20℃、22℃です。
半袖で仕事をしていますが、朝晩は寒いです。
牛さんも急な暑さです。
急激な気温の変化は、牛にとって厳しいです。
この前、繁殖検診をして、牛の直腸に診療のために従事さんに診てもらいましたが、
少し暑くなっています。もうすでにヒートストレスという症状が出ている牛さんもいます。
これから夏の暑さは厳しくなるのが嫌だなと思いながら、そんな日常を過ごしております。
対比配達、対比配達ですね。そんな毎日です。
メタグリ研究所で先日、農水省と一緒にコロポしたデザインコンテストが始まっております。
こちらが、農業デザインチャレンジ2025です。
農業デザインチャレンジ2025では、日本各地の一時産業が抱える課題をデザインの力で解決し、海外市場へのアプローチを加速させることを目指します。
プロのクリエイターからアマチュアの方までどなたでも大歓迎。
手書き、グラフィックソフト、生成、AIまであらゆるクリエイティブをお待ちしております。
デザインの公募期間は、3月21日の金曜日から4月20日の1ヶ月間です。
テーマと投稿先が変わっており、3種類のテーマがあります。
まず1つ目は日本酒。日本酒の味の特徴を海外向け日本酒ラベルに表現するということで、目的は海外販売を見据え、縦長のフォーマットのラベルデザインを作成ということですね。
次は抹茶。テーマは日本の抹茶らしさを一瞬で伝える欧米向けのバナー。目的は欧米向けの展示会。店頭での抹茶の魅力が一目でわかるデザインがいいということですね。
3番目がフルーツ。日本産フルーツを海外PRする海外で映える動物キャラクター。海外プロモーションで目を引く親しみやすいキャラクターデザインを募集ということで、
デザインコンテストの詳細はリンク先をご覧ください。
先日、美味しい日本を届けたいセミナーがあって、そのセミナーを見ながらこんなデザインにしようかなって投稿したんですけども、若干フライキングの意味でですね、ちょっと趣旨が変わったイラストをあげてしまいまして、
皆さんのお手本になれば、こんなのでもできますよみたいなのになればいいかなと思います。どうしどうし皆さんのご参加お待ちしております。よろしくお願いしますということで。
AIアートと質問への応答
イラストのコンテストを目手繰り研究所何回かしておりまして、僕も毎回毎回AIでイラストを作っているので投稿させてもらっているんですけど、
インターン生の栗ちゃんさんから川上に質問が来ておりまして、どこだったっけ。少々お待ちください。ここですね。
栗ちゃんさんからお世話になっています。インターン生の栗ちゃんです。前々から気になっていたのですが、川上牧場さんは美大とか芸大の出身でいらっしゃるんですが、デザインのクオリティが段違いだなと日々感じていましてという質問がですね、
ディスコードの中で来ておりましたので、この配信をもってお答えしようかなと思いますけれども、私絵心はもうゼロです。描けないです。アンパンマンぐらいですかね。描けるのは。
アンパンマンとポケモンの絵描き歌のやつぐらいしか描けないです。昔ね私の世代の時に流行ったんです。カビゴン描けます。これぐらいでしょうかね。絵心は無ですね。ないに等しいです。
なんですけど、AIアートが世の中に出始めて2年か3年ぐらいでしょうかね。その時にもう一番初めから触り始めてですね。ずっと毎日ですねインスタグラムの方でハッシュタグ未来の牛乳と名付けてですね。毎日毎日投稿しておりますので、ぜひ皆さん普通にインスタグラムの検索窓でもいいですし、
普通にグーグルとかね、そういう検索のアプリですね。ハッシュタグ未来の牛乳って検索してもらうといっぱい出てくるので見ていただけたら嬉しいんですけど、AIって触れていくとなんとなくわかり始めてくるというか、毎日毎日触っていくとそれだけ上達していくので、それを本当にずっと続けていただくだけなんですよね。
Xの方にAIイラストレーターの皆さんとかがこういうプロンプトがいいですよとか、こういう風にすると上手に描けますよみたいなのを投稿してくれているのを自分でも試してみて、それと楽のを掛け合わせてみてみたいなイラストを毎日作っているので、それで上達しているのかなというところですね。
上達しているのは世の中の皆さんにどう反応するのかみたいなのもデザインコンテストでも発表していますし、あとクラウドワークスとかでもですね、AIを使ったイラストが欲しいという、最近皆さんどうですか、SNSとか見てるとAIイラストのYouTubeとかTikTokとか流れてくるじゃないですか、ショートバージョンで。
あれをクラウドワークスで募集している仕事みたいなのがあるんですよ。
そういうのにお手伝いというか、ちょっと小銭稼ぎというか、ああいうのちょっと試してみてね、自分の作品がちょっと採用されるのかみたいな。
コンペみたいなのもあるんですよ。デザインコンペみたいなのもあってですね、そういうので試してみたりとかね。
あと配信の中でAIのイラストを描いてますよみたいなのをお伝えして、自分のイラストを使ってくれるみたいな人もおられたりとかしてですね。
インプットとアウトプットを繰り返し繰り返しやり続けると上手になってくるのかなと思ったりします。
ということでインターン生の栗ちゃんさんからの質問でございました。ありがとうございます。
牛の味の違いに関する討論
では今日もトークテーマ入っていこうかなと思いますけど、こちらも前回の配信に質問が来ておりまして、それにお答えしようかなと思います。
スタンドFMネームブーさんからの質問でございます。
前回ね技術革新で牛の幸せの価値観が変わってきますよみたいな配信しているので、ぜひそちらね皆さんまだ聞いてない方は聞いていただけたらと思うんですけども、そちらにコメントが来ております。
ブーさんからです。
年寄り牛の牛乳、若い牛の牛乳、実際に味や成分は変わってくるのでしょうか。若い方が新鮮な気もしますが味がまだ乗ってない気もします。
さらにお肉になった時も違ってくるのでしょうかという質問が来ております。
ありがとうございます。
ということで今日の配信のテーマはですね、若い牛と年寄りの牛、味は違うというトークテーマでねお話ししていこうかなと思います。
こちら僕は若い牛と年寄り牛を飼ってはいるんですけれども、実際にね自分の家の牛を食べるみたいなことってあんまりなくてですね、
普通に外食した時とかも別にその年齢がどうのみたいなのを考えて食べたことはなかったので、ちょっとねAIの方で調べてさせてもらってですねちょっとお答えしていこうかなと思います。
若い牛イコール新鮮みたいなイメージとかねピチピチみたいなイメージあるかなと思いますけれども、若いから美味しいとは限らなくてですね。
普通にお肉として出荷される牛さんはですね、大体28ヶ月、24ヶ月から30ヶ月ぐらいのところで出荷されるので、若いっちゃ若いですよね。
2歳ぐらいですから、もうすでにね、お肉として販売されるのはそういうものですね。
牛乳を出す牛さんも大体2歳ぐらいで初めて出産を迎えて牛乳を出すので、大体若い牛っていうその一番若い牛でも2歳ですよね。
若い牛と年寄りの牛のミルクの違い
この若い牛から出たミルクはですね、最初乳房とか乳腺があんまり発達してないので乳量が少なめでですね、乳腺組織が発達してないので脂肪分とかねタンポク質とかも普通の経産牛と比べるとやや低い抵抗になっています。
これがですね、3、3、4、3、2、3、3、3、4、3と繰り返すと乳腺がですね発達していって乳量が増えてですね脂肪分やタンパク質も増えていくみたいなのがホルスタインの牛乳ですね。
なので成分的にはですね、若い牛のミルクより年を重ねた牛の方がですね、味が乗っているっていうのもまあいい表現かなとは思ったりしますけど、そんな感じではあるかなというところですね。
でも劇的にこうなんかね味の差はないっていうのは年齢によって味の差はないっていうのがありますね。
飲み比べで年寄りの牛の牛乳と若い牛の牛乳飲み比べて分かるかというとそうそう分からないので。
こういう個体差みたいなのが、いつでも飲んでもいつどこで飲んでも牛乳の味が変わらないようにいろんな牧場のいろんな牛さんの牛乳が混ぜられてスーパーの牛乳で販売されておりますんで。
味の均一化みたいな、ホモゲナイズですね。
ホモゲナイズされて味の均一化されているので、皆さんのお手元に届くときにはちょっと個性が分かりにくくなっているのかなというところですね。
お肉も若い牛が若くてピチピチで美味しいみたいなイメージとか、年寄りの牛さんはちょっと硬いみたいなイメージがあったりするかもしれないですけど、これもですね各地のブランドで、
あとその使用管理、買い方でですね味が変わったりとかねしますんで、一概に若い牛が美味しい、年寄りがまずいとか、年寄りが美味しい、若い牛がまずいみたいなそんなことはないですね。
若い牛でブランドで作っているですね、トカチ若牛っていうブランドがあるんですけど、ホルスタインのお肉でですね、14ヶ月ぐらいでも出荷するみたいな、そんなブランドもありますし、他にもですね、島根県とかであるようにですね、
経産牛を肥育して、それから赤身肉が美味しいようなブランドを作っているような塾フォーファームさんですか、塾っていうお肉があったりとか、塾女牛っていうようなブランドが出てたとかもありますし、
なので用途とか思考によっていろいろ使用管理を変えて、美味しさを追求しているような農家さんがいろいろいるよっていうのはね、お答えになるのかなと思います。
ファーマーズ・ボイシーズの活動
なので皆さんもスーパーのお肉とかに個体識別番号っていうのがあるんですけど、牛肉切り落としとかバックオーダーがあると思いますけど、そこに個体識別番号っていうのがあるんで、それでね、インターネットでその個体識別番号を検索するとですね、その牛がどういうふうに生涯迎えて、どこで生まれて、どこで育されて、どこの食肉処理場で、
どこで育たれたかみたいなのが出ておりますので、そちらを見てもらうと、より美味しく食べられるのかなと思ったりします。
是非、個体識別番号はこんなのだったんですけど、みたいな質問がありましたらね、コメント欄にしていただけたら、ちょっと僕が検索して、これはこういうところで育っていますよ、みたいなのをお知らせできると思いますので、是非コメントしていただけたらと思います。
ということで、今回のファーマーズ・ボイシーズで第83回目になりますけれども、ファーマーズ・ボイシーズ第1回から第5回まで、メタグリ研究所のディスコードグループに入ってNFTを購入するところまでお話しております。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いても分からない部分があれば、ディスコの中でどんどん質問していただけたら、メンバーの方たくさんおられますので、どんどん答えていきますので、お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズ・ボイシーズは、農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんはもちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ、音声配信をやってみたいという興味がある農家の皆さんは、メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。
ファーマーズ・ボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。
バイバーイ。
