メタグリ研究所の紹介
この放送は、農業の常識を超越する、
メタグリをキーワードに活動する、
メタグリ研究所がお届けする、
Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を、
農家目線でお届けする配信、
Famars Voices第107回ということで、
おはようございまーす。
えー、木曜日担当の島根県出雲市で
落農をしております川上牧場です。
よろしくお願いしまーす。
はい、えーとですね、
先週の配信で聞かれた方はおられますかね?
はい、先週は僕あの茨城県の方に行っておりまして、
えー、農研機構のね、あのー、
試験農場みたいなところでね、
ゲノム編集のお米を見てきまして、
はい、めちゃめちゃ面白かったです。
はい、あのー、ま、全国からといってはあれですけど、
ま、コミュニティのね、中の方がいろいろ、
あのー、来てくださいまして、
先進的な農家さんばっかりでですね、
めちゃめちゃ面白かったですね、ほんとに。
やっぱりこの島根県の出雲市にいるとですね、
あのー、あの人がどうだとか、この人がどうだとか、
ほんとしょうもないちっちゃい世界でですね、
ギャンギャンギャン言ってる人たちがいっぱいいるんですけども、
はい、やっぱそんな関係なしにね、
日本の農業どうやっていくのかとか、
えー、あの国内のね、自給率上げていこうとか、
ま、世界のタンパク源とか、
そういう食料どうしようかみたいな話がね、
できるコミュニティ、ほんとに最高でしたね、はい。
でー、この実際にね、
ゲノム兵種のお米も見させてもらいまして、
はー、ちょっと未来が明るくなりますね、はい。
そんな体験をしてきました、先週はね。
でー、今週はですね、
温暖化抑制のための大豆開発
あのー、地元の中学生の職場体験があって、
今バタバタしておりますけども、はい。
あのー、ほんとに今の中学生にね、
ちょっといろいろお話しますけど、
あのー、中学生の口から、
AIっていう言葉がね、出たりするぐらい、
あー、今の子たちはそんなこともできるのかみたいなことをね、
感じておりますけども、はい。
どんどんどんどんスピードが上がってきてますね、はい。
あのー、ほんと勉強していかないと、いろんなところで。
メタグリ建築球場も最近あのー、ね、
ディスコードのボットがものすごい活躍してるところもあって、
インターン生さんがね、頑張ってくださってるんで、
なかなか追いつけなくなってきてるところもありましてね、はい。
頑張って勉強しなきゃいけないなと思ってます、はい。
そんな感じですね、近況はね、はい。
あのー、ちょっと涼しくなってきて、
うちの調子が良くなってきてますけども、はい。
ガンガンガンガン今年の後半もね、
頑張っていこうかなと思っておりますよ、はい。
えーと、今日はね、トークテーマ入っていこうかなと思いますけども、
月曜日の富山みかんさんのね、
ファーマーズボーイシーズンみかんの配信、
今週聞かれましたかね?
まだ聞いてないという方は、
今一旦ここで止めてもらって、
月曜日のやつを一回聞いていきましょうか、はい。
どうですか?聞かれましたかね?
はい。どうでしたか?楽しかったですか?
はい。
富山みかんさんがですね、
地球の冷却をする微生物のお話をしててですね、
これめちゃめちゃ面白いなと思ったんで、
僕も茨城の農研機構に行って、
ゲノム変種の技術を見させてもらって、
海外の事例なんかも見たりとかして、
ニュースもね、
最近その農研機構のニュースが上がってたんで、
それを紹介しながら、
今日のトークテーマはですね、
農業の温暖化抑制続々というね、
お話をしていこうかなと思います。
これ9月の5日のですね、
共同新聞のウェブ版の記事かな?
ウェブ版の共同って書いてありますね。
こちらの記事ちょっと読ませてもらいます。
地球温暖化抑制大豆を開発、
農研機構農地のガス発生を低減という記事になっております。
こちら概要欄の方にね、
記事のリンクは付けておきますんで、
ぜひ読んでみていただけたらと思いますけども、
茨城県筑波市の農業食品産業技術総合研究機構、
農研機構は、
機構や東北大などの共同研究グループは、
5日、地球温暖化の一員である
一酸化二窒素の放出を抑制する大豆を開発したと発表したと、
農地からの温室効果ガス発生を減らし、
地球温暖化の抑制に寄与すると見込むという記事になっております。
この記事を深掘りして、
落農でも牛のメタンガスとかゲップですね、
牛のゲップを抑制する作物とか品種改良とかされているので、
それを踏まえながらAIと考えてみましたので、
それを読ませていただこうかなと思います。
今日はですね、牛と大豆が地球を救うという一見ファンタジーのような、
牛のメタン削減と大豆の役割
でも現実になりつつある話をしていきます。
話の中心は2つ。
1つは牛のゲップに含まれるメタンの削減。
もう1つは大豆の根から出る一酸化二窒素の削減です。
結論から言うと、家畜と飼料をダブルで改良すれば、
農業から出る温室効果ガスは劇的に減らせる。
これをデータと現場視点で深掘りしていきます。
まず前提を確認します。
温室効果ガスにはいろいろありますが、
特に農業に関係が深いのは次の3つです。
二酸化炭素、これはCO2ですね。
よく言われるやつ。
化石燃料などが原因です。
続いてメタンですね。
これが牛のゲップや、あと湿地、
あとは田んぼとか稲作からもメタンガスが出たりします。
続いて一酸化二窒素ですね。
これは主に農地の土壌から発生していくのは、
この温室効果ガスになります。
今回は特にこの中でも、
メタンと一酸化二窒素をどうやって減らすかという話をしていこうと思います。
牛が出すメタンの正体ですけれども、
牛は半数動物と言って、半数をしますね。
ルーメンという第一位で微生物が餌を分解していきます。
その過程で出る副産物がメタンになっています。
このメタンがCO2の25倍から28倍の温室効果があると言われています。
世界のメタン排出の約30%は畜産由来とも言われています。
つまり牛のゲップを抑えるイコール地球を救う一歩ですということですね。
続いて大豆ですね。
メタン削減に役立つ代表作が大豆。
先ほど農研機構の研究でも出ていますが、
これは品種改良によってその効果を高めるという研究がされています。
一酸化二窒素を分解できる特定の微生物に着目して、
その微生物と共生しやすく改良した大豆を今回は開発したということで。
牛の餌にも大豆を多く使っているのですが、
これは海外から輸入している加熱大豆がよく使われているのですが、
これを品種改良された大豆に変えることで、
低メタン牛と一酸化二窒素の抑制
一酸化二窒素も減らし、メタンガスも減らせるみたいな未来が見えるのではないかというところですね。
牛自体も品種改良が進んでおりまして、
オランダなどではゲノム遺伝子を調べて、
ゲノムで品種改良をして、メタン排出の少ない牛を選抜する研究が進んでいます。
メタンの出方には個体差があるため、DNAレベルで低メタン牛を見つけて
選抜交配することで温暖化対策につなげるという発想です。
これはすでに一部で実用化が始まっており、日本でも今後の展開が期待されていますということですね。
先ほどのニュース、農研機構と東北大などの研究チームが開発した
一酸化二窒素の発生を抑える新しい大豆を開発したということで、
これをどうやって抑えるのかというところですけれども、
通常大豆の根には窒素固定する微生物、根粒菌というものがいます。
しかし収穫のとき、その根の一部が分解されると、
一酸化二窒素の発生源になってしまうと。
今回の改良は、一酸化二窒素を分解する微生物を矯正しやすい大豆を開発したと。
そういう研究ですね。
実は一酸化二窒素はCO2の約300倍も放出効果があります。
農研機構によると日本における一酸化二窒素の排出の約6割は農業由来で、
しかも主な原因は収穫後に残った作物の根や茎などから出ています。
つまりこの改良大豆の普及は農業排出の大本命対策なんですということですね。
ここまでを整理すると、牛は低メタンの品種に品種改良をして、
餌も見直すことでゲップを抑えることができます。
大豆は餌としても使えますし、農地の温室効果ガスの削減にも使えると。
これを両方合わせて温室効果ガスのダブルの削減ができるのではないかというところですね。
ゆくゆくはメタグリ研究所もAIとかWeb3に親和性があるコミュニティですから、
こういうのをカーボンクレジットとかでトークン化とかしたりとか、
農業とコミュニティの未来
Web3を活用してNFTも使って見える化したりとかすれば、
個人とか農家さんでも利益が出るような形にもできたりするんじゃないかなと思います。
ということで今回は温室効果ガスの抑制のことを読ませていただきましたけれども、
一曜日の富山みかんさんの配信を聞いて、この配信を聞くと、
あっという間に温室効果ガスの問題解決できそうだなって気になってきませんか。
農業って悪者、特に乳牛は原服をなして温室効果ガスを悪者にされているところがあったんです。
牛を減らせっていう一部の団体からいろいろあったりとかもして、
ですけど、牛がいることで温室効果ガスが下げられるような技術が続々出てきておりますので、
僕は先週視察に行って、いろんなニュースを見て、
めちゃめちゃまた農業が面白くなってきたなと感じているところでもございます。
ということで今回はこれで終わっていこうかなと思いますけれども、
今回のファーマーズボイシーズで第107回目になりますけれども、
ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで、
メタグリ研究所のDiscordグループに入ってNFTを購入するところまでお話しております。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもわからない部分があれば、
Discordの中でどんどん質問していただけたら、
どんどんメンバーの方たくさんおられますのでね、
どんどん答えていきますので、お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信し、
農家さんを増やすために配信しております。
農家の声を会員の皆さんもちろん、
視聴者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんは、
メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね、牛乳飲んでね。
バイバーイ。