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FarmesVoices🍊vol.69「育種にチャレンジ」
2026-03-29 12:55

FarmesVoices🍊vol.69「育種にチャレンジ」

第369回目の放送です(2025年2月24日配信)。農業×テクノロジー(web3・生成AI・メタバース)をテーマに活動するMetagri研究所の音声配信チャンネルです。インターン生を中心としたメンバーが農業の未来について発信していきます。

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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活用する、
Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。月曜担当の富山美館です。
Farmers Voices🍊vol.69の放送になります。よろしくお願いします。
はい、2月もあっという間に終わりに近づいてきていますね。
先日、セトカを収穫しました。
昨年と違いまして、今年のセトカは、まあまあ出来がいいなと思います。
やっぱりですね、この見た目というか、そうですね。
枝、この枝になる果実は美味しいなっていうのが、やっぱりありまして。
そうですね、セトカは、
セトカはというか、柑橘全部かな、蝶が優勢なんですよね。
蝶が優勢って、たぶん義務教育の時に理科か生物かなんかで習ったと思うんですけれど、
枝の先端が優勢で伸びていくのが蝶が優勢。
あってるかな。
枝の先端で、理屈としては、枝の先端で大岸が作られて、
それが重力に従って根っこの方に大岸が流れていくんですけれど、
蝶が先端を切るとサイトカイニングが分泌されて、息子が伸びるみたいなのがあります。
セトカは、蜜柑というか柑橘の中でも、品種によって違うんですけれど、
セトカは蝶が優勢が強いんじゃないかなと僕は思っています。
立ち枝というか真上に伸びている枝がどんどん大きくなっていって、
それに付く果実は美味しくないんですよ。
そこら辺を技術といいますか、うまく管理して、蝶がに果実を付かないように、
即死に蝶が立ち枝から伸びる、横に伸びていく枝に果実を付けるような管理をしていかないと、
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美味しい果実ができないんじゃないかなと思います。
今、家にあるセトカは3本しかなくて、もっとあったんですけど枯れちゃって3本しかなくて、
1年間に3本の木だけしか管理していないので、蛍光がはっきりとつかめないというか、
本気で農業をやり始めて、この数年で蛍光がつかめてきたので、
この蛍光を再現性のあるといいますか、うまく癖をつかんで管理していかないといけないなと思っています。
品種によって管理方法が違うというか、癖が全然違いまして、
みかんでもワセとアオシマは違うし、ワセの中でもさらに品種がいくつも、
ミヤガオワセとかオキツワセとかタグチワセとかいろいろありますので、
癖に気をつけて管理していかないと美味しい果実ができないんだなということは日々痛感しております。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマは育種にチャレンジというテーマでお送りしたいと思います。
昨年の配信でも何度か言っているんですけれど、育種、新しい品種を作りたいなという思いがありまして、
実は昨年こっそり交配をしてみたんですけれど、交配した果実が整理落下で落ちてしまって、
なので、交配は成功しませんでした。
交配は成功しなかったんですけれど、たまみからいくつかこれは新品種になる可能性があるなという趣旨をいくつか見つけたので、
それを発芽させてちょっと育ててみようかなと思っています。
ここでですね、柑橘の育種についてお話ししたいなと思います。
柑橘の育種は基本的に枝変わりといって突然変異。
例えばワセミカンの枝が一本この枝だけちょっと他のミカンと違うミカンができたなと、
他のミカンよりかは全部一回り大きくて色付きも早いな、これはもしかしたら突然変異かもしれないということで、
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その枝を調べると突然変異だったみたいなことがあったりするんですよね。
そうやって品種改良をされてきました。
というわけで柑橘は他の果樹に比べて育種がすごい遅れていたんですよね。
なぜかというと種で育種ができなかったんですよ。
それは柑橘の種は多肺という性質がありまして、
1個の種から20本くらい肺があるんですよ。
20本目が出る可能性がある。
普通は1個の種から1個ピョンって目が出るじゃないですか。
そうじゃないんですよ。
それを種芯肺未生と言うんですけれど、
種芯肺未生というか多肺だとクローンが出てしまって、
交配してもその中から交配されたのは1本しか出てこなくて、
あとは全部クローンっていう性質があります。
なので交配しても交配したものが出てこないという性質があったので育種が遅れました。
品種改良が遅れていたんですよね。
そんな中西浦雅夫さんというすごい方がいて、
その人が柑橘の品種改良の道を作ってくれました。
この西浦雅夫さんという方は何をしたかと言いますと、
オキツワセという品種を開発しまして、
日本で一番たくさん作られている品種はミヤガワワセで、
その次がオキツワセです。
この人はミヤガワワセに殻立ちの花粉を付けて交配して、
出身肺微小から交配して6000個の種を作って、
その中から突然変異のオキツワセという品種を開発しました。
6000個ですよ。
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ただ6000個集めるだけじゃなくて、
6000個を育てていっても果実が成るまで何年もかかるわけですから、
すごい根気のいる作業ですよね。
オキツワセという品種を開発しました。
それだけでなくキヨミという品種を開発して、
キヨミが今の柑橘の先祖といいますか、
キヨミを開発したことによって品種改良が進みました。
先ほどミカンはタハイと言いましたけれど、
このキヨミはタンパイなんですよね。
タンパイ、一つの灰と書いて、
キヨミとトロビタオレンジを交配して、
キヨミじゃなかった、ミヤガオワセとトロビタオレンジを交配してできた品種で、
このタンパイというのは、
もう種から一本の灰しかないということで、
先ほどのように、一つの種からクローンがいくつも出てくるわけではなく、
交配したものが出てくる。
芽が出てくるというような品種なんですよね。
これが本当に革命的で、
今、タンゴールという、
ミカンとオレンジを交配した品種のことをタンゴールと言うんですけど、
本当にタンゴールがいっぱい、
毎年のように新品種が出てくるのはこのキヨミのおかげです。
先ほどタマミから新品種になりそうな種子が取れたという話をしたんですけれど、
それはタマミはタンパイなんですよね。
タマミは交配してなくても種ができるんですけれど、
なんて言ったらいいのかな。
本当、
芽が出てきそうもないような、
交配してなければ、
芽が出てきそうもないような種ができるんですけれど、
交配というか、自然にどこかから花粉が飛んできて、
交配された種だとしっかりした種になるので、
それがいくつか見つかったので育ててみようかなというところです。
なので、何を交配したのかは分かりません。
結構何を交配されてできたか分からない品種ってありまして、
例えばハルカという品種は何と何をかけたかというのは分かっていません。
と思いましたら、今調べたら遺伝解析で、
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遺伝解析をしたところ、
ヒューガナッツが種子親、ナツミカンが花粉親であることが判明したそうです。
もともとは分かってなかったんですよね。何を交配されたかっていうのが。
たまたま種を植えたらこういった果実ができたということで、
なので今回ちょっとそれを狙っています。
それでは今回の放送は以上になります。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。
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