自己紹介とテーマ紹介
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。豊山みかんです。
今回は、「大赤字にしてしまった」というテーマでお送りしたいと思います。
はい、この大赤字というのはですね、僕が勤めている農業法人の話です。
自分のみかん栽培の方は、うまくいっております。
農業法人の事業内容と養液栽培の担当経緯
私が今勤めている農業法人は、2年前の9月に入社させていただきまして、
そこの農業法人は、ハウスで野菜を作っていて、
もう一つ、葉液栽培をやっていて、そこを僕が担当させていただいているという状態です。
もともとは社長のお父さんが葉液栽培をやっていて、
社長が成人して農業を、またお父さんとは違った野菜をハウスで作って、
それがうまくいって、大きくいって、会社になって、
そういうハウスで野菜を作っているのと、葉液栽培をやっている部門の2つになっていたんですけれど、
お父さんが亡くなられて、その時社員だった人が引き継いで、またそこから僕に引き継いだというような状況です。
養液栽培における夏場の難しさと収益性
葉液栽培というのは、暑さに弱くて、葉液の水温が上がってしまうと植物もなかなか養分が吸えないということで、葉液栽培は夏場が難しいと。
育てている作物自体も夏場はなかなか生産できないということで、
ヒチ、ハチ、キュウはすごく作物の金額が高くなるんですよね。
一番安い時の3倍から4倍くらいの金額になります。
なので、夏場をどれだけたくさん出せるかによって、年間の収益がだいぶ変わってきます。
過去の失敗と昨年の収量実績
おととしの9月から入社させていただいて、
昨年6月の中旬から7月の中旬にかけて、結構病気とか虫が発生してしまって、
あまり僕もよく分かっていなかったので、だいぶ収量が出せなかったんですけど、
そこの失敗を経てだいぶコツもつかんできたので、
8月は過去最高の収量を出せたそうです。
今年の猛暑による生育不良と収量減
もちろん改善点もいっぱいあったので、ここはこうしようということを覚えておいて、
2年目の夏、昨年よりもっとたくさん出そうという気合が入っていたんですけれど、
うまくいきませんでした。
やっぱり7月から8月の上旬が、全然想定を超える暑さでして、
作物の生育も悪く、チップバーンという葉っぱが焼けてしまう生理障害があるんですけれど、
それも出てしまって、なかなか収量が出ませんでした。
去年はカルシウム剤を1000倍で散布して、それでチップバーンを抑えていたんですけれど、
1000倍じゃとてもチップバーンが抑えきれなかったし、
生育が悪いのでどんどん植え替えていかないといけないので、
昨年のよりかは3割ぐらい多く波収して植え替えましたね。
収量は昨年よりか3割減ということで、
経費高騰と収益悪化による大赤字
先ほど昨年の8月、過去最高の収量だったって言いましたけれど、
経費がどんどん上がっていっているので、経費はどんどん上がっているけど、
農作物の金額が上がらない状況なので、
過去最高の収量だったにもかかわらず、ちょっと黒字だったそうです。
もちろん今年は昨年より物価が上がっているので、
経費は昨年よりかなりかかっているので、
この8月3割収量が減ってしまったということは、もう大赤字決定ですね。
いやー、ほんと困りましたね。
チップバーン対策と今後の展望
このチップバーンがひどい時に、ちょうど資材屋さんが営業に来まして、
このバイオスティミラントいいですよって海藻液費をサンプルくれたんですけれど、
それを混用してサンプルしても全然チップバーン収まらなくて、
カルシウム剤を500倍に、1000倍で使っていたところを500倍にして、
さらにこれを2日間隔でサンプルすることでようやく収まるようになりました。
自分の見通しが甘かったということで、またクビにならなければ来年に備えていきたいなと思います。
ミカン栽培との比較と気分転換
みかん栽培の方はこの猛暑でも全然順調なので、
そう考えると、領域栽培よりかみかん栽培の方が簡単なのかもしれませんね。
すごく今モヤモヤしてまして、明日休みなんですけれど、
みかんの苗木の定食、僕すごく好きなんですけれど、明日やろうかなと思います。
気分転換に。
はい、今回は以上になります。
エンディング
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバイ。