FarmesVoices🍊vol.141
今回のテーマは「欧州でバイオスティミュラントが発展している理由」
欧州は世界で最もバイオスティミュラントの市場形成と制度化が進んでいる地域です。
その理由は2つ考えられます。
①環境政策で2030年までに化学肥料の使用量を20%削減、化学農薬の使用量を50%削減を目標としています。
単に肥料や農薬を減らすだけでは収量や品質が低下するため、減肥・減農薬環境下でも収量を維持するための資材として需要が非常に高いです。
②有機農業転換による土壌汚染
有機農業では合成殺菌剤が使えないため、ボルドー液(銅水和剤)の使用が増えました。
銅は重金属であるため分解されず、半永久的に土壌に蓄積します。
ミミズの死滅、土壌微生物の減少等、深刻な汚染問題となりました。
バイオスティミュラントを使用することにより有機農業の過渡期における銅農薬依存からの脱却という背景があります。
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サマリー
ヨーロッパでは、化学肥料と農薬の使用量削減目標や、有機農業への転換に伴う土壌汚染問題から、バイオスティミュラントの市場と制度化が世界で最も進んでいます。特に、銅を含む農薬の土壌蓄積問題が深刻化する中で、バイオスティミュラントは有機農業の過渡期における重要な役割を担っています。EUは科学的根拠を重視し、バイオスティミュラントの研究開発と市場形成において世界をリードしています。
はじめに:被災者へのお見舞いと近況報告
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、
Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさんこんにちは、富山みかんです。
今回は、ヨーロッパでバイオスティミュラントが発展している理由、というテーマでお送りしたいと思います。
まず初めに、先週熊本で起きました地震で被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
本当に今真夏で暑い中、被災された方は大変だと思いますし、
またちょっと台風も影響があるんじゃないかなということで、
本当に被災された皆様は大変な日々を過ごされているのではないかなと思います。
私が住んでいる静岡県浜松市も本当に暑いですし、
やっぱり今年の夏も雨が本当に少なくて、毎日電気予報アプリを睨んでいます。
以前も言ったかもしれないですけど、僕自治会の役員になってしまって、
この夏すごい行事が多くてですね、草刈りだったり公民館の掃除だったり防災訓練だったり、
防災訓練は本当に大切なことなんですけれど、いっぱいあってなかなか暇がないですね。
暇がないというか、そんなに数時間で終わることなんですけれどね。
ちょっと行事が多いなと、嫌だなと思っています。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
ヨーロッパでバイオスティミュラントが発展する理由
今回のテーマはヨーロッパでバイオスティミラントが発展している理由ということなんですが、
僕が使っているバイオスティミラント資材も結構ヨーロッパのものが多くてですね、
この理由は何かなと思って調べたり、ちょっと自分なりに考えてみたんですけれど、
これはEUの環境政策ファームトゥフォーク、農場から食卓までという環境政策がありまして、
これは化学費量を20%削減、農薬の使用量を50%削減しましょうということで、
それを2030年までに達成しましょうという環境政策が取られています。
それから有機農業に転換しましょうという政策も取られているんですけれど、
これがうまくいっていなくてですね、有機農業は農薬の使用が通常の観光農業よりか制限があるんですけれど、
その中でボルドーザイという銅材を、有酸度を使っていくことになっているんですけれど、
これがヨーロッパでは深刻な土壌汚染になっています。
この銅がですね、土壌の微生物に分解されなくて、土壌に蓄積されてしまいます。
今、農薬ってかなり厳しくてですね、土壌で何日で分解されないと登録ができないみたいな厳しい基準になっているんですけれど、
このボルドーザイは分解されないんですよね。
なぜ分解されないボルドーザイを有機農業で使っていいのかということなんですけれど、
銅は自然界にあるものだから使用していいという謎の理論がありまして、
むしろ科学的に合成された農薬の方が環境中には良いんですよね。
この銅の土壌汚染が進むと、土壌の微生物が死滅してしまったり、生態系の影響も考えられます。
銅はカドミウム非素と並ぶ有害指定物質になっているので、ヨーロッパは有機農業に転換したことによって環境への悪影響を及ぼしてしまったということで、逆の効果が出てしまったということです。
バイオスティミュラントの世界的先進性と日本の現状
こういった背景もありまして、EUの肥料規則にバイオスティミラントが法律上明記されたということで、かなり先進的といいますか、
EUはバイオスティミラントの先駆者みたいな感じになっていまして、市場規模だったり、そういった研究開発も世界で一番進んでいることになっています。
もちろん日本もバイオスティミラントの開発を頑張っているんですけど、ヨーロッパは科学的なエビデンスを重視しているので、信頼性が全然日本の企業が開発したものとは比べ物にならないなと思っています。
世界の主要なアグリビジネス企業がヨーロッパのバイオスティミラントの会社を買収したり提携したりしていまして、どんどん進んでいっていますね。
かなり日本は差をつけられています。
もちろん日本もアジノモトがスペインのアグリテクノという会社を買収してバイオスティミラント資材を開発しています。
今後もヨーロッパから引くほどすごいバイオスティミラント資材が出てくることを期待しています。
それでは今回は以上になります。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。
07:49
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