起業の魅力と誤解
起業することの魅力の一つに、自由が手に入るというものがありますよね。
時間的自由、場所的自由とか、すべて自由です。もちろんスケジュールだけじゃなくて、どういう形で仕事を進めていくのかとか、誰と付き合うのかとか、
すべてが自由になるので、特に例えばサラリーマンとかで働いている人にとっては、ものすごく魅力に聞こえると思うんですよね。
だけど、実際起業してみると、思ってたのと違うみたいなことはよくあるわけです。
サラリーマン、会社員の人からすると、起業家ってある意味毎日が休みなんだみたいな、そういうイメージをどうしても思ってしまいがちというか、
会社辞めて起業したら毎日自由で毎日休みで、働きたい時だけ働くみたいなね、そういうふうに考えている人も結構いるんじゃないかなと思うんですけど、
実際はそうではなくてですね、むしろ逆なんですね。毎日休みで気が向いたら働くのではなくて、毎日が仕事なんですね。
だから週7勤務なわけです。週7勤務でしかも1日労働時間が10時間とか12時間とかっていうのをずっとやらないといけないわけですね。
だから本来は仕事なんだけども、別に仕事しなくてもいいっていう日が自由に決められるだけの話であって、
起業したら毎日が休みになるわけではなく、むしろ毎日働かないといけないっていう点を考えるとサラリーマンよりもきつかったりするわけですね。
そういう例えば自由が手に入るとか働きたくないっていうモチベーションで起業する人っていうのはですね、
そういうふうにいざ起業して会社に行かなくていいっていうふうになるとサボるんですよね、起業しても。
なぜならそのモチベーションが働きたくないっていうモチベーションだから、だから結局起業して一人でビジネスをやることになっても結局全然この作業をしないとか、
そういうビジネス活動をしないっていうふうになるんで、全然収入が得られないわけですね。
自由っていうのはもちろんある意味簡単に手に入るというか、会社を辞めればね自由のみになるんで収入以外の自由は全部手に入るわけですね。
だけど自由っていうのは当然責任が伴うんで、自分が選んだ選択の対しての責任はちゃんと自分が負わないといけないわけです。
もしそれが嫌なんだったら自由はもう諦めるしかないということなわけです。
だからそこの部分の乖離というか、やっぱりその自分が会社員として働いていると毎日休みでいいなとかね、
やっぱりそういう特にネットとかだとそういう発信を見るじゃないですか、毎日が自由でとかね、今日はこんなとこ遊びに来ましたとか、
僕も言うことありますしね、時間的自由とか場所的自由が手に入りますよとかって、それは確かに間違いではないんですけど、
ただそれっていうのは自由イコール毎日が休みっていう意味ではないんですよ。
ある意味毎日仕事、7日間仕事、週7仕事みたいな、1日10何時間働くみたいな。
ただそういう働かない日も自分で自由に決められるだけの話であって。
もちろん自分のステージが、例えばね、もう凄腕の経営者とかでもう自分が働かなくても会社任せておけば、
勝手にお金が入ってくるみたいな人はもう週7休みとかね、できるとは思うんですけど、
特にビジネス駆け出しの頃っていうのはそんな状況にはまずないので、とにかく人の何倍も働かないといけない。
サラリーマンと同じぐらいの労働量では全然足りないっていう風になるんで、むしろサラリーマンよりもきつかったりするわけですね。
だからそこのところの誤解というか、思い込みを捨てていかないと、
起業したら楽でちょこちょこと働いたらね、たくさんお金が入ってくるとか、
努力の重要性
そういう甘いもんではないし、そういうスタンスでやっていたら多分稼げるようにはならないので、
やっぱりね、毎日とにかくもう働くんだっていう意識でやっていくぐらいの気持ちでやらないと、
なかなかね、特にたくさんの人がそういう風にオンラインでね、企業とかそういう活動をしているので、
その人たちにね、勝つというか、その人たちと競争していくためにはですね、
やっぱり人の何倍も努力しないといけないっていうのはね、あるわけなので、
そういったところもね、意識しながらやっていく必要があるわけですね。
で、やっぱりこの企業ってすごく魅力的にね、聞こえると思うんですよ。
まあ本当に、僕自身もやっぱり会社員として働いている頃はですね、
基本的にやっぱりあんまり指図されたくない性格なんで、自分のやり方で仕事がしたいんですね。
でもやっぱり企業に勤めていると、そのまあ同じ同僚とか上司とかね、
チームで何か仕事しないといけないんで、自分のペースで仕事ができないとかね、
なんでこんな意味のないことをやらないといけないんだろうみたいな、
特に日本の会社とかだとね、そういう形式上だけのミーティングだったりとか、
誰も読みもしない報告書を書かないといけなかったりとか、
そういうまあ無駄なものが多いわけですね。
でもそういうのもやらなくていいっていうのはすごく自分にとってはね、
まあいいことなんで、やっぱり企業をする方が自分には合ってるんだなっていうのはあるんですけど、
やっぱりそこにすごく幻想を抱いてしまうというかね、
みんな企業をしたら自由が手に入って、毎日遊びほうけて、
もう本当にね、やりたいことやってみたいな、何なら大金も稼げてみたいな、
そういうまあ光の部分しか見てないんですけど、
その裏にはもうとてつもないようなね、血を吐くような努力があったりとか、
今輝いて見える人たちもですね、人の見えないところでものすごく努力をしていたりとかね、
そういう下積みで全然うまくいかない時期があったりとか、
っていうのがあって今があったりとかするので、
僕たちっていうのはそういう人たちの光の部分しか見ないので、
すごくいいとこばっかりが見えてしまうんですけど、
実際はそうではなくて、我々の想像を絶するような努力をしていたりとかね、
苦労をしていたりとかするわけですね。
だからそこをもうちゃんと考えていかないと、
軽い気持ちでね、そういうふうに企業してしまうと、
結局会社を辞めて収入も失って、
全てをね、そういうふうに捨てた状態で企業したけども、
全然思ったのと違うみたいなことになる。
またそこから仮に企業を辞めて会社に戻ろうとしても、
最終職は難しいとか、
ということになる可能性もあるわけなんで、
ちゃんとその辺は考えていかないといけない。
ただやるべきことをしっかりとやっていれば、
最終的にはその自由というものは確かに手に入ります。
全部自分で決められるしね。
それこそコンテンツビジネスとか、
そういうものであれば完全に自動化ができるので、
時間的自由も場所的自由も手に入るとは間違いないです。
ただそこに至るまでにはものすごい努力が必要だし、
行動もたくさんしないといけないしね、
企業生活の厳しさ
勉強もいっぱいしないといけないしっていうところがあっての、
その結果なので、
そこを見ずに、
なんか楽そうだな、簡単そうだなっていう意識でやると、
大抵うまくいかないっていう風になってしまうんで、
やっぱりそのね、企業するからには、
本当に自分の力だけで食っていかないといけないわけなんで、
そのためにやっぱりスキルを磨いたいとかね、
そういったことをしていかないと、
なかなか稼げるようにはならないわけです。
だからそういったところを考えて、
ビジネスを始めるっていう。
やっぱりその、毎日が休みみたいなね、
意識でこう考えてしまいがちなんですけど、
そうじゃなくて、毎日が仕事なんですよっていうところ。
挑戦の意義
ここをね、僕はすごく伝えたいんですね。
だから本当に常にこう仕事のことばっかりね、
24時間考えてるみたいな、
そんな感じですよ。
だからなかなか心休まることもないし、
ずっと考えてるとかね、
それが楽しかったりもするんですけど、
やっぱりね、仮に会社辞めてね、
ニートみたいな感じで仕事せずに、
ダラダラと過ごしていて、
例えば自分はもう大金持ちになって、
働かなくてもいいっていう風になった時に、
やっぱりね、遊びほうけて楽しいのは、
ほんと数ヶ月とか1年ぐらいだと思うんですよ。
やっぱそういう生活がずっと続くと、
飽きてくると思うんですよね。
飽きてくると、
何のために自分は生きてるんだろうみたいなね、
そういう虚しさを感じたりとか。
もちろん一生死ぬまでね、
遊びほうけてハッピーっていう人もいるんでしょうけど、
やっぱり人間ってね、
その生きる目的とか、
なんか生き甲斐とかね、
そういったものがなく、
何の目標もなく、
ただ毎日ね、
ダラダラと過ごすっていう生活をしていると、
やっぱりなんかね、
無力感を感じたりとか、
その生きる意味みたいなものが
分からなくなったりとかすると思うんで、
だからこそ大富豪になっているような人たちもね、
もう一生遊んで暮らせるお金があっても
仕事をしていたりとかすると思うんで、
そういう困難とかね、
苦難とかチャレンジとかっていうのは、
逆にあることによって、
すごく人生に張りが出て、
面白みが出たりとかね、
それを乗り越えた時の喜びとか。
だからテレビゲームもそうですね、
簡単すぎるとつまらないと思うんですよ。
無敵モードでどんだけ弾食らってもね、
絶対にやられないっていう状態になったら、
多分面白くないんですよ。
最初の1回目は楽しいかもしれないですね。
無敵状態でラスボスまで行って、
倒してやったーってなるかもしれないけど、
それずっとやってたら多分面白くないんですよ。
何の困難もないから。
だからその問題を乗り越えるとか、
何かに向かってチャレンジするっていうのは、
実は大変でもありながら、
結構な喜びでもあったり、
そこに向かって成長していくっていうね、
そのプロセスが楽しかったりっていうところがあるんで、
だから企業っていうのはね、
大変な分もあるけども、
そういう成長とか挑戦っていうことをね、
体験できるっていう、
そういうメリットもあって、
それは喜びにもなるし、
その壁を乗り越えた先には、
また違う自分がいて、
今まで見れなかった景色が見れたりとか、
それがやっぱり企業の醍醐味だと思うんで、
大変なことをマイナスに考えるんじゃなくて、
もうちょっと前向きに捉えてね、
それがあるから自分がもっと上に行けるとか、
この人生で成し遂げることがね、
もっと大きなことが成し遂げられるとか、
そういうふうに考えていくとね、
企業の大変な部分も楽しみながらね、
取り組んでいけるんじゃないかなと思います。