情報発信の可能性
例えばですね、こう、ポッドキャストとかYouTubeで情報発信をする時にですね、「いや、私、上手に喋れないのでできません。」っていう人、本当に多いんですよね。
まあ、ただ前提として考えてほしいんですけど、何事もですね、やったことがないことを、いきなり最初から上手にできるなんてことは、まあ、ないわけですよ。
だから、今上手に喋っているような人たちも、最初の頃は下手くそだったわけですね。
でも下手くそだけど、そこから何度も何度もね、そういう失敗を重ねながら、馬鹿ずおを踏んだことによって上手にできるようになったわけであってですね、最初からそんなパーフェクトにできる人とか、スマートに上手にできる人っていうのはもうほとんどいないわけですよ。
だからまず前提として、やったことがないんだから、当たり前にね、できないのは当たり前ですよっていうのが前提としてあるんですよ。
で、そういう人たちはどういう風になるかっていうと、いや私上手に喋れませんと、だからポッドキャストできません、YouTubeできません、コンテンツ作れませんって言って、何もしないんですね。できないから。
で、何もしないってなると、当然スキルも身につかないから、いつまで経ってもできるようにならない。つまり何も進まないわけですね。
何も進まない、何も発信しないし何もコンテンツを作らないから、まあ1円もお金が入ってこないっていう状態になるわけですよ。
だから、できないからやらないんじゃなくて、できないんだったらできることから始めるっていうのがおすすめなんですよ。
例えばポッドキャストを撮るにしてもね、最初から10分喋るのが難しいんだったら、30秒でも1分でもいいわけですよ。
最初は台本を作ってね、とりあえずそれを読むだけでもいいし、自分の喋りやすいトピック、そんな見込み客が求めているような情報じゃなくても、
とにかく喋るっていうことになれるために、何でもいいから喋りやすいことを喋るとか、どうやったら自分にとってやりやすい形にできるかなっていうのを考えるわけですよ。
でもそういうことを考えないですね。いや、そもそも私もできませんと。
もうそのいわゆる制限思考です、やつですね。何かやろうと思った瞬間に無理不可能できないっていう脳内トークが出てきて、そうなってしまうと何が起こるかっていうと、
スキルの習得と努力
それを達成するための方法論を脳が考えなくなるわけです。どうやったらできるかなっていうふうに考えると脳はその情報を探そうとするんで、こうやったらできるかもなみたいなアイディアがいっぱい出てくるんですけど、
最初の段階でできない、無理、不可能っていう言葉が出てくると、もうその扉が閉まっちゃうわけですね。一切脳が情報を探そうとしないから、結局できないっていうのはね、もう何もアイディアも出てこないわけです。
だからできないんじゃなくて、やるんですよ、できなくても。やるからできるようになるわけですね。僕も今ベラベラ喋ってますけど、日本でね、その天井にしてた時とか、ほんとデビューしてね、間もない頃とか、もう全然喋れなかったですよ。固まりまくって、言葉も出てこない。
頭も真っ白になるし、たどたどしいしね。でもそんな下手くそな人間でも何回も何回も現場に出てると、もう無意識に言葉が出てくるようになるんですよ。
だからなんでそんな上手に喋れるんですかっていうのは、僕は日本でそういう経験があったから、もう本当に年間何百日もね、現場に出てお客さんの前で喋るみたいなことをやってるから、もう脳みそが寝てても勝手に言葉が出てくるみたいなね、あるわけですよ。
でも僕も最初からそれが上手にできたわけじゃなくて、そういうね、本当に新人の頃の、もう全然いけてない、もう人並み以下ですよ、僕の場合は。本当に人並みよりも全然下のレベルのような状態からスタートして、それでもやっぱりね、爆発を踏んでるうちに下手くそでもそれなりのレベルになるんですよ。
で、ブライアント・レイシーの有名な言葉があるんですけど、どんなスキルでも肯定的に身につけることができるっていうね、そういう言葉があるんですけど、もちろん人間ってね、それぞれ才能があるから、何に向いてる向いてないっていうのはあるんですけど、どんな人でもですね、学んだりとかスキルを身につければ、人並みか人並みよりちょっと上ぐらいのレベルには行けるんですよ。
そこから先は才能の差だったりするんですけど、ある程度のレベルまではどんな人でも学ぶことによって、そこを身につけることができる、上手になることができるわけですよ。
だから、例えば私はコミュニケーションが苦手なんで人付き合い苦手ですとかって言うじゃないですか。でもそこでシャットアウトしてしまうわけですよ。もうできません私はっていうので。でもコミュニケーション術を学ぶとか、まあそういう例えば講座を受けるとかすれば、人並みぐらいにはできるんですよ。少なくとも。
でもそれをやろうとしないからいつまでたっても上達しないわけです。だからできませんできませんって言うんじゃなくて、とにかくできることをやっていく。そのブライアントレッシー自身も本当に彼のね、駆け出しの頃ってのは本当にド貧乏で何のスキルもなくてみたいな。で本当に貧乏な状態から最初はこうなんて言うかね、ドアトゥドアみたいな感じで訪問販売みたいなことをやってて、でも全然売れなくてみたいなね。
でひたすら本読みまくったりとか音声聞きまくったりとかセミナー出まくったりとかして、で少しずつね、結果が出るようになってみたいな感じになってるわけですね。だから彼も最初の駆け出しの頃ってのはもう全然いけてないダメダメだったわけですけど、そこからそういうふうにね、ずっとこう自分をね自己投資をして、自分を磨いてきたからこそそういうね、世界に名を残すような偉大な人物になったわけですよね。
だからそういうスキルって肯定的に身につけられるんですよ。その分野のトップレベルにはなれないかもしれないですね。そこはもう才能の差だったりするから。でもそれなりのレベルにはできるんですよ。私はその人とこうコミュニケーション苦手ですって言うけど、でもじゃあ仲のいい友達とは普通に喋れたりするわけじゃないですか。だからコミュニケーションが苦手なんじゃなくて、そういう知らない人と喋るのが慣れてないだけだったりするわけですよ。でもそれってほとんどの人がそうだと思うんですね。
初めての人と喋るってすごく緊張するしね。なんかこう会話がぎこちなくなったりとかってあると思うんですよ。でもそういう場に何回も出ていたら慣れるんですね。例えばじゃあ自分が何でもいいですけど、なんか例えば自分が芸能人になったとしてテレビに出るようするじゃないですか。最初は怖いと思いますよ。テレビに出るっていうのは。
何回もやってるうちに、もちろん恐怖は完全には消えないと思いますけど、最初の頃ほど緊張はしなくなると思います。それがもう当たり前になるから。毎日のようにテレビに出ていて慣れてきたら、もうそこを最初感じたほどのそういう不安とか恐怖とか緊張って感じなくなるんですね。人間には慣れるっていう習性があるから。だからこういう情報発信にしてもコンテンツ販売にしても、ずっとやってたら全然なんかそういうものを感じなくなるんですよ。
行動の重要性
最初はあんなにビビってたのに、それを普通にやるようになったら、なんであんなビビってたんだろうっていう不思議になるぐらい当たり前にできてしまうから。だからとにかくやってみるってことは大事なんですね。でもそういう人たちっていうのはもう最初からね、いや私には無理です。できません。上手に喋れませんっていうので、もう全部そこで何もしようとしない。だからできるようにならないわけですね。
だから最初も言ったみたいに、今上手にできてる人たちも駆け出しの頃は下手くそだったわけですよ。でもそれでもやろうっていうふうに決めて一歩踏み出して行動し続けたから上手になってね、今の結果が手に入ってるわけだって。みんなが最初から上手にできたわけではないってことです。だからあなたも一緒だし下手したらあなたよりももっと下手な状態とか、もっとひどい状態からスタートしてるみたいな人もいっぱいいるわけですね。
だからそこをちゃんと考えてやらないと、もうできませんできませんって言って、じゃあそれでいいんですかってことですよね。できませんって言ってやらなかったらじゃあ1年後どうなってますか。たぶん1年後もいや私にはできませんできません。2年後も私にはできません。でずっとそれが続いていく。それでいいんだったら別にいいんですけど、たぶんそうじゃないと思うんですね。
こういうことをやってる情報発信をするとかコンテンツを作るってことをしてるってことはやっぱりその先に自分の欲しい結果があるからそれにチャレンジしてるんだと思うんですよ。でもそこでチャレンジしてるにもかかわらず行動しないってことをしてたらたぶん1年後も2年後も何も解決してないんですよ。私はできませんって言って1年経ったらできるようになるなんてことはないわけじゃないですか。
それはできるようになるためには行動する必要があるわけですよ。経験を積むからできるようになるわけだって時間が解決してくれるんじゃないんですね。そこをちゃんと考えていく。いきなりもちろん最初にも言ったみたいにそんなに難しいことをやろうとする必要ないんですよ。YouTubeにしても編集が難しいなと思ったら最初編集なしでもいいじゃないですか。どうせ最初誰も見てないんだし、なんなら後からいくらでも消せるんだしね。
だからそういうふうに気軽にとにかく発信するって大事なんです。慣れるために。最初からそんな見込み結果どうだとかってことを難しく考えるからできなくなるんですね。上手に喋んないととか。別に上手に喋れなくてもいいじゃないですか。慣れてないんだから。この人あんまり慣れてないのかなぐらいですよ。別にね。
そういうところが楽しい感じだったりとか、慣れてない感じがむしろ好感を持てたりとか、変にバチバチに決めて喋ってる人よりもそういう人の方がこの人の方が親近感を持てるなとかってそういうこともあるわけですよ。みんながみんな上手に喋ってるからこの人をしようってなるかって必ずしもそうとは言えないわけですね。そうじゃないけど一生懸命さが伝わってくるとか誠実さが伝わってくるとかそういうところで選ばれたりってこともあるわけですよ。
だからそもそも上手に喋んないといけないっていうものを外していく。これも全て自己表現だから。きれいな日本語喋ってるからじゃあその人がいいのかっていうとね。何の個性もなくて面白みもない。本当になんかムミムシみたいな感じの人の方がいいのか。それともちょっと癖はあるけどもなんかすごい面白みのある人間の方がいいのかとかね。
っていうことを考える。それもマーケティングですよ。きれいに喋ることが集客につながるかっていうとそういうわけじゃない。むしろ変に癖のある人間の方がなんか見てて面白いなとかね刺さったりとかするわけですね。だからそういう前提ってこともちゃんと考えていかないとみんななんかこうやっぱ日本人って真面目だからすごいきっちりやらないとって意識が強すぎてそもそも最初の1個目とかねこの1本目を出せない。出せないからできるようにならないわけですね。やらないからできるようにならない。
ずっとこう1年経っても2年経ってもできませんできませんできませんって言って終わるけどもブライアントレッシュが言ってるみたいにすべてのスキルは後天的に身につけることができるんです。コミュニケーションが苦手な方はコミュニケーションの本読んでください。喋るのが苦手な方は喋るのね。オンライン講座受けるとかしてみてくださいよ。できるようになるからある程度。だからまずはやるってことが何よりも大事です。それをしないと多分その壁はいつまで経ってもねこういうことはできないと思う。