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週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrush Upです。
さあ、松尾さん、今日のBrush Upはどんなテーマでしょうか。
はい、ヒップホップという音楽ジャンルがありますが、
はい、今流れてきました。これはヒップホップの最初のヒットと言われている、1979年のRapper'sDelightという曲なんですね。
今までラップが初めてヒットしたのは、という質問に対しては、この1979年のThe SugarhillGangという人たちの曲を上げることが、音楽業界内的には一般的とされていたんですが、
このラップを含むカルチャーとして、ヒップホップってなりますよね。
もちろん、田畑さんが今関わっていらっしゃるブレイキングなんかもヒップホップのカルチャーができたものですし、
あとは、もちろんターンテーブル2つを使ってDJをするっていうのもヒップホップの醍醐味ですし、
あとは、グラフティって言われているアート、そういったものもヒップホップのカルチャーと言われていますが、
ヒップホップというものが定義付けられたのが最近でありまして、
これが1973年8月11日、50年前の8月にヒップホップが誕生したという定義がなされたんですね。
これ、アメリカの常議院議員でヒップホップ記念日っていうのを決めたんですよ。
つい先週がその記念日。
そうなんですよね。
じゃあこれ、なぜこの日が決められたかっていうと、
何をもって定義付けられたのかってことですね。
ニューヨークにブロンクスというエリアがありますけれども、
ここでDJクールハークという名前のDJがいて、
ここで人前では初めてとされるんですが、
レコードのプレイヤー、ターンテーブルっていうふうにさっき言いましたけども、
このターンテーブル2台並べて交互にレコードをかけていくという、
今のヒップホップのDJスタイルがこの日誕生したって言われてるんですよね。
このターンテーブル2台、今学生の方でも好きな方は2台並べて真ん中にミキサーってのを置いて、
ずっと繋いで繋いでってやってますけど、
誰か最初に始めた人がいるわけであって、
これが1973年8月11日、ニューヨークはブロンクスでクールハークというDJによって始められたんです。
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この日パーティーが行われたということは史実としてはっきりしてるので、
この日から音楽を含むカパルチャーとしてのヒップホップが生まれたということで制定されたんですが、
8月11日だったら先週終わってるじゃんって話になっちゃうんですけども、
8月のこの1ヶ月をヒップホップ認識月間というふうに定めて、
ですから今まさにヒップホップマンスという捉え方ですね。
そして11月がヒップホップ歴史月間、ヒップホップヒストリーマンスということになるそうです。
ちなみにアメリカでは2月がブラックヒストリーマンスと言われて、
最近はポリティカルコレクションによってブラックヒストリーマンスと言わずに、
アフリカン・アメリカン・ヒストリーマンスと言ったりするんですが、
要はアメリカにおける黒人の歴史の認識を高めましょうという月間だったんですが、
その半年後である8月がヒップホップの認識月間になってるということですね。
ヒップホップってそもそもどういう意味合いがあったかということなんですが、
かつてのジャズ、そしてロックに代わるアメリカに生きる、
そしてアメリカのカルチャーに影響を受けた世界中の若者の日常ですとか、
リアルというものを伝える音楽形式として今一番力があるものだと思いますね。
やっぱりどんどんかつてはロックに行っていたような、
クリエイティブな意識の高い若者とかが今どんどんヒップホップに来てる。
もしくはヒップホップ的な考え方でロックを作ってみたりとか、
ヒップホップ何かというと再構築っていう考え方ですね。
既存の音楽のビートを引用したり流用したりすることで、
そこにまた新たな面白みを見出したりするっていう、
ゼロから音楽を作るというよりもありものを引用したり、
いわゆる編集っていう要素がすごく大きい音楽で、
これがやっぱり音楽に限らずファッションなんかにも通じるところがあって、
かつてはヨーロッパの白人のものであったような、
例えばルイ・ビトンみたいなハイファッション代表、
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ああいうブランドに象徴されるようなファッションなんかの世界にも、
ヒップホップ的な手法が入ってますし、
実際、ヒップホップ畑のデザイナーですとか、
ディレクターがどんどん入ってますよね。
ご存じの方も多いと思いますけど、ファレル・ウィリアムズっていう人が、
デザイナーとしても活躍してる。カニエ・ウェストなんかもそうですけどね。
ヒップホップは何を変えたか、もしくは何の意味付けができたのかって、
僕なりに考えてみたんですけど、
ヒップホップは居場所を作るってことなんじゃないかなって僕は思うんですね。
新しい場所を作る。
つまりそれまで、偏見ですとか潜入感が強かったり、
もしくはそれに基づく差別や格差がはびこっていた場所に、
やってきた新参者が、
お前はここにいるべきではないとされてきた場所にやってきた人たちが、
自分の居場所を作っていくという物語だと思うんですね。
当然そこには文化の衝突もありますから、
いざこざが生まれたりすることもあるかもしれないけれども、
新しい科学反応が生まれる場所にもなっていて、
それが多様性を生み出していると。
そこが時代を反映するカルチャーとして優勝を迎えているということなんじゃないかと思いますね。
日本ではどうかっていうと、
日本でももちろんヒップホップアーティストラッパーがたくさん出てきてるんですが、
アメリカほどにはまだ存在感を獲得できてないのが実情かなとは思います。
8月11日のヒップホップ誕生50周年というので、
日本でもこれを受けていろんな試みがなされたりしてまして、
例えばキング・ギドラっていう大御所ラップグループがいますね。
ジブラ、K-1、シャイン・ギドラ、
彼らが50周年のテーマソングを作って公開したりしてますが、
まだそんなに隅々に届いているとは言い難いですが、
日本を含む世界中でもこういうヒップホップ50周年を祝う人たちがたくさんいますよっていう話をしておきたいです。
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ニューヨークが生まれた場所ということで聖地とされてますが、
今LAのヒップホップなんかも盛り上がってますし、
アメリカでいうと南部こそがヒップホップの聖地だという見方もあるわけなんですが、
ニューヨーク・ブロンクスから始まったってことで、
ヤンキースタジアムで8月11日は8時間ぐらいですかね。
延々とヒップホップライブをやってましたよ。
ランDMC、スープドッグ、アイスキューブ、リリウェイン、こういった人たちがやって、
これ今その時の動画をYouTubeで無料で見ることができますんで、
ヒップホップ50とかって検索してもらえればYouTubeで出てきますんで、
その熱気を感じていただきたいなというふうに思います。
アメリカの、とりわけニューヨークの図書館なんかでは、
今ヒップホップの50周年を開講する展示会、
ブルックリン公立図書館っていうところでは、
Jay-Zが詩秘を投じてJay-Z展というのをやったりもしてますんで、
もしこの後ニューヨークに足を運ばれる方がいらっしゃるのであれば、
こういうのを覗いてみてもいいんじゃないかなというふうに思います。
ヒップホップも50年ということでね、
ただ日本でも今も、特に若い世代はヒップホップも生まれながらにして通ってきてるから、
言葉の捉え方っていうのもすごく変わってきて、
我々の世代以上、我々世代以上の人たちは言葉をまず意味で捉える人の方が多いと思うんですけど、
音で捉える、リズムで捉えるっていう感覚、言語感覚っていうのがちょっと変わってきてるなっていうのがすごく印象がありますよね。
そうですね。
あとやっぱりヒップホップはいろんな言葉を詰められるから、
時事性を織り込みやすいので、
そうですね。
ちょっとやっぱりジャーナリスティックな観点を持って、
かつ音楽が好きな人にとってはぴったりの受け皿になってるっていうのもありますよね。
フォークがそこに取って変わってやってたものがロックになってパンクが派生したりとか、
そこにヒップホップが来たっていうふうにトレンドが移り変わってきてるなっていうのがありますが、そんなヒップホップ。
ヒップホップは生まれた時はよくね、黒人にとってのパンクだなんて言われたんですけれどもね。
ですからパンクミュージックとも親和性が高いですよね。
そうですね。
ヒップホップ誕生50年ということで、今日はテーマとして掲げていただきましたが、
8時40分過ぎのキャッチアップではどんなお話を?
ガラリと話題を変えまして、映画タイタニックのテーマソングを作った方でも知られる
ジェームズ・ホーナーさんという映画音楽家がいますが、
彼が今日生誕70周年なので、ジェームズ・ホーナーの音楽を振り返ってみたいと思います。
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はい、お楽しみに。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
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