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松尾潔のCatch Up キング牧師誕生日
2024-01-15 12:23

松尾潔のCatch Up キング牧師誕生日

音楽プロデューサー 松尾潔
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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔氏のCatch Upです。
松尾さん、Catch Upではどんなテーマでしょうか?
昨年の8月に一度、ワシントン大行進というテーマでお話した時にも触れました。
アメリカの公民権運動、いわゆる人種差別を撤廃する運動に大変貢献した、
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、いわゆる日本でいうとこのキング牧師ですね。
キング牧師が生まれたのが1929年の1月15日なんですね。
もしご存命だとすれば、あと5年で100歳ということになりますね。
95年前に生まれたってことですよね。
5年後、またキング牧師の功績を振り返るような、
文書面とかすごく大掛かりなものがされてると思うんですが、
5年前にあたりますとお話をさせていただきたいと思います。
今、86年からはアメリカで彼の誕生日は祝日になってるんですね。
誕生日は祝日になってると申し上げましたけども、
正確に言いますと、誕生日に近いということで、1月の第3月曜日なんですね。
今年はそれ、誕生日に重なったんですね。
ちょうど振り上げるのがいい機会かなと思って、あえてお話させていただきます。
キング牧師、今では橋行さん世代になると、
中学校の頃とか教科書で出てきませんでした?
はい、教科書で習う方というので最初知りました。
そうですよね。
昨年の8月にも話したかと思いますが、
I have a dreamという名演説は、世界中の教科書に採用されております。
キング牧師の功績といえば、
さっきも話しましたように、アメリカの公民権運動の指導者として、
非暴力差別抵抗活動と言われますが、
我々アジアの人間にとっては、
ガンジーなんかとどうしても共通項を見出してしまうわけなんですが、
実際キング牧師は、当時のアメリカの人としては、
共通にあったろうかと思いますが、
ガンジーの人生に非常に強い影響を受けているということも、
ご本人にお伺いしていらっしゃいますね。
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キング牧師の功績をこの短い時間で語ることは、
そもそも難しいのですが、
今日はキング牧師の人生にインスピレーションを受けて、
いろんな人たちが、いろんなミュージシャンたちが、
彼に捧げる音楽を作っておりますので、
そういうのをいくつかご紹介してみたいと思います。
まず今、バックで最初に流れましたのが、
スティービーワンダーのハッピーバースデーという曲でございます。
スティービーワンダーのハッピーバースデーは、
この曲自体がかなりスタンダード化してますが、
これがリリースされたのは1980年ということで、
ホッタダンジュライというアルバムに入っていたんですけど、
注目すべきは、その時はまだキング牧師の誕生日は、
休日に制定されていなかったということなんですよ。
制定されたのが86年のレーガン政権下において、
レーガンの人気取りのひとつだなんていう批判もあったんですが、
それにしても当時大変な話題になる出来事でありまして、
その制定というのはもちろんキング牧師の遺族ですとか、
その支援者の人たちが中心になって働きかけた話ではあるんですが、
その中にスティービーワンダーもいまして、
スティービーワンダーは70年代あたりから社会に対してのモノモーション、
態度を鮮明にしてきたミュージシャンでありまして、
こういうエンターテインメントの世界のセレブリティの
名声の社会的利用ということでよく知られる話でございます。
実際スティービーワンダーはキング牧師の誕生日を休日にするまでは、
自分は声を上げ続けるというので、
座り込みをやって対応されるというようなこともありましたね。
そういうのが見取ったのが86年だったということなんですが、
スティービーワンダーの曲に続いてさっき聞いていただきましたのは、
マーヴィン・ゲイのエブラハン・マーティン&ジョンという曲です。
このエブラハン・マーティン&ジョンっていうのは、もともとディオンっていう、
アメリカのロックンロールの歴史の中でよく出てくる、
ニューヨークのイタリア系のシンガーが作った曲なんですが、
このエブラハン・マーティン&ジョン、どういうことかというと、
エブラハン・ムリン・カーン、マーティン・ルーサー・キング、
そしてジョン・F・ケネディ、さらにはJFKの弟のロバート・ケネディ、
こういった、世の平和のために人生を捧げながら、
教団に倒れたといった人たちに捧げた曲でございます。
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1968年に出た曲なんですが、いろんな人たちがカバーして、
今日はマーヴィン・ゲイのカバーを聞いていただきました。
そして今バックで流れておりますのは、
ゴビー・ウーマックというソウルシンガーの
アメリカンドリームという曲。
これも80年代に入ってからの曲なんですが、
この曲は以前、このコーナーで一回ご紹介した記憶があるんですが、
キング・ボクシーのI Have A Dreamの演説そのものが
カンプリングされた曲ですね。
こういうのって、なかなか日本ではちょっと考えづらい話です。
ポップミュージックの世界に実在の指導者、
実在の政治家であったり、
そういった人の演説のフレーズがそのまま入るっていうのはね。
そういったものも、ポップミュージックの一つの群として消化する、
アメリカのショービズの懐の深さを見るような気がします。
僕は何度もこのお話に参りましたけれども、
エンターテイメントの世界と政治の世界がさほど遠くない、
もっと言うと、実際である。
ラブソングを歌ったその時で、
社会に対しての意見もきちっと表明するっていうことの実践例として、
5行幕のアメリカンドリームという曲を今日は聴いていただいてますが、
さあ、ちょっと駆け足でご紹介してもらいました、
このキング・ボクシー生誕日にちなんだ曲ですが、
最後に聴いていただきたいのは、
まさにその1986年に国民の祝日に制定されたタイミングで、
それを記念して出された曲です。
キング・ホリデーという曲を聴いてください。
このために結成されたユニットで、
キング・ドリーム・コーラス・アンターホリデー・クルーという、
主にアフリカ・アメリカンのアーティストがたくさん集ってやってるんですが、
有名なところで言いますと、ホイット・ニー・ヒューストンですとか、
あと、ラッパー勢で言うと、ラン・D.M.C.なのですが。
これね、日本版が出なかったこともあって、
あまり日本で知られてないんですが、
まさに1986年の1月13日に出た曲なんですよね。
個人的なお話させていただきますと、
僕はこの頃、大学受験を控え、
偶然でした。
高校3年生だったんですが、
ちょっとこの曲にはまりすぎまして、
成績がんばりすぎなかったということになります。
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キング・ボクシーのせいにするなって話してるんですが、
このキング・ホリデーという、当時12インチシングルが出まして、
そのジャケットにキング・ボクシーの姿と、
あと水が張った大きな建物の写真が載ってまして、
当時何なんだろうなーと思って、
僕もあんまり知識がなかったもんですから、
これ後になって、
彼の故郷でありますアトランタに設立されたキング・センターという、
彼の人生を紹介する博物館ということを知りまして、
それからずいぶん経って、僕もここを訪ねましてね。
それからちょうど10年も経ったのかと思って、
あ、ここがあのジャケットの所なんだと思いました。
アトランタに行かれる方はぜひ足を運んでいただきたいと思います。
ここから近いところに彼のセーカーもあります。
もうびっくりするぐらい小ぶりなお家でありまして、
こういうとこに生まれた人は、
温和なやり方で世界の偏見とか差別をなくすために動いていったんだな、
ということで見上げるような感動を得られるかと思います。
今日は1996年の生誕日、95年前の出来事の思いをさせながら、
彼がいなければ生まれなかったであろう、という思いをたくさん読む曲がありました。
詰め込み気味の未来もありましたけれども。
ありがとうございました。ここまで松尾清のキャッチアップでした。
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