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はい、月曜日です。お疲れ様です。 お疲れ様です。
なんか、たぶん平日大学いることも珍しいよね。 そうだね。
珍しいってか、卒業以来ぶりぐらいじゃないですか。 うん。
そうね、来る、もう今日で最後なんじゃないかな。 来る。
まあ確かに、そんぐらい珍しいけど。 うん。
なんか、貸し折りとか持ってったの? はい。
びっくりしたんじゃない? その、さすがに連絡入れてから行くか。
貸し折り? うん。
誰に? 研究室に。
行くわけねえだろ。
久々です、みたいな。 なんで?
それも兼ねてはいるじゃん、一応。 兼ねてねえよ。
富山さんとか元気してた? 知らねえよ、お前。出すなよ。名前出すから。
俺らがお世話になった先輩で。
お前だけなんだよ。 違うわ。
お世話になってるし、ムゲにするし。
本当にやめたほうがいいよ。 俺らが本当に、富山さんがいなかったら卒業できなかったという。
本当そうですよ。
なのに、すれ違っても、もう目もくれない。
マジかよ。 やべえよ、やってることマジで。
先に多分遠くのほうに富山さん見つけて、
壁に貼ってある研究資料を見るっていう、愚行。
人銀ゼロ。 愚行ね。
日本男児だろ。
何をしてんだよ。
いや、俺結構ね、富山さん忘れっぽかったりするかなと思って。
どういう決めつけ?
富山さんお疲れ様ですって。
君は誰かなって言われて、それで俺が傷つくのが怖くて。
いやいや、傷つけてんだよ、お前は。
気づいてたかな? 気づいてるよ。
マジで?
だって、わけわからない。
普段喋りも相もしないのに、楽器末だけ連絡来て、
家具問題ですか?とか。
よくできるんだよ、そんなこと。
俺マジでできないんだけど。
マジでわかる、それは。
すごいわ。
なんでそのテンションなのかもわかんないし、俺。
だからね、本当に、ユーラシア下手。
今だからわかるよ、それが。
無礼だったっていうのが。
危なっ。
下手て良かったね。
本当に良かった、もう。
ユーラシア下手ないとわかんないんだ。
不器用だよね。
不器用ってカッコつける感じ?
自分不器用だったんでね。
カッコよくねえよ。
すいませんね、ちょっと。
そういう側だけは身につけて。
ユーラシアで。
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ユーラシア行ったという事実ですべてを無効にできるからね。
もちろんさすがに旅行から帰ってきて、最後卒業の時のパーティーみたいなのに一緒に行ったじゃないですか。
あの時は挨拶してましたもんね、俺が。
タイマさんに?してねえよ。
なんか遠くの方から俺の事だけニヤニヤしながら見やがって。
研究室のメンバーに囲まれてね、結構盛り上げてる。
俺が謎の売れを見せた日。
花火上がってるのかと思うくらい受けてたからね。
打ち上げ花火がボンボン上がってるくらい。
いやほんとね、良かったよあの時は。
そんな時代も思い出しますけども。
ありましたね。
行かねえんだよ、カシオリなんて。
行きたくはないの?
行きたくないよ。会いたくないよ。
逃げるように卒業したんだから。
自分の研究室だけじゃなくてもさ、校舎を一旦4階まで全部歩いてみて、知ってる人会うかなみたいな。
捕まったりしないの?それ。
一応しないんじゃない?
するだろう。
オフィシャルではしない方がいいけど、一応卒業生だしね。
ないね、それ。
あそこだけ行っとけば、思い出の場所だけ。
いつも座ってたラウンジ。
俺が寝てたとこ?行かねえよ。
行かねえ、なんだよあそこ。
うるせえんだよあそこ。意外と。
朝早い時間は誰もいないから寝れるけど。
昼くらいになったら同級生の女子たちがいろんな研究室から集まってきて。
あそこで飯食うからね。
男の話とかして。
しょうもない。一応顔見知りだからね。ちょっと気まずいって。
誰も覚えてねえよ。
覚えてるよ。
意識してないわ。
お前より覚えてるよ。
それはそうだね。
俺はみんなのこと覚えてるけど、みんな俺のこと覚えてないからね。
悲しい。
そういう絵本とかあるけどね。ボノロンみたいな存在。
そうかもな。
森の妖精みたいな。
別に俺みんなに貢献はしてない。ただ観察してるだけだからね。
気持ち悪いね。