1. 都市とポップ
  2. 配信353:土管はどこへ消えた..
2026-02-27 11:43

配信353:土管はどこへ消えた?マリオとドラエモンが産んだノスタルジー

spotify apple_podcasts

スーパーマリオやドラエモンの空き地でおなじみの「土管」。日本人なら誰もが思言うかべられる存在だけど、今はどこでもみかけません?土管は一体どこへ行ったのか、そしてなんでみんな土管をイメージできるのか。そんな土管の話。


▶番組紹介

街や地域のことをポップに話すポッドキャスト。散々話した挙句、最後には一曲紹介します。


▶おたより

番組へのメッセージはこちらからお寄せください。ttps://forms.gle/DmZKdjGR4Dwg7ng69 


▶こんな人におすすめ!

・都市・地域・街が好き

・音楽が好き 

・日本の文化が好き

・知らなかったことを知りたい

・不動産開発・まちづくり・鉄道が好き 


▶プロフィール

ワタンド

「ご当地ソング」や「地名が出てくる歌」のコレクター|2児の父|仕事はまちづくり|東京・府中にいます|よさこいの踊り子|推している日本酒は「喜正(東京)」「伯楽星(宮城)」 

Twitter:https://twitter.com/RRwatandia

note:https://note.com/localsong

LISTEN: https://listen.style/p/localsong


▶コミュニティラジオ局でDJもしています

国内唯一のご当地ソング専門のラジオ番組「ご当地ソング捜索隊」(コミュニティFM・ラジオTAMAリバー)のバックナンバーも月イチでお届けします。

ちなみにラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~で放送中、聞いてね。

サマリー

このポッドキャストでは、スーパーマリオやドラえもんに登場する「土管」が、かつて日本の高度経済成長期には身近な風景であったにも関わらず、現代ではほとんど見かけなくなった理由を探ります。都市化によるインフラ整備や、子供たちが自由に遊べる空き地の減少がその背景にあることを解説。また、マリオの土管が緑色になった理由や、土管という言葉の響きが持つ魅力にも触れ、ポップカルチャーが共通認識を形成する力について考察します。最後に、土管のある風景がノスタルジーとして人々の記憶に残り続ける可能性について語り、関連楽曲を紹介します。

番組紹介と土管のノスタルジー
ご番です。この配信では、街や地域についてポップに話をしていきます。散々話した挙句、最後には1曲紹介します。
お相手は、ご当地ソングが好きなワタンドです。よろしくお願いします。
今回から番組名が変わってます。都市とポップというタイトルにしました。よろしくお願いします。
定期的に番組名が変わるんだけど、このままいきたいです。
今回の話、土管の話です。土管と聞いて思い浮かべるものは2つなんじゃないかなと思ってます。
1つ、スーパーマリオ。1つ、ドラエモンの空き地。
日本人の描く土管像は、この2つから出来上がってるなと思います。他の土管像がないぐらいかもしれないですね。
土管というものをイメージする、そして今なお土管というものを世に知らしめてるのが、この2つかなと思ってます。
ドラえもんとマリオにおける土管の役割
ドラエモンでは、主人公ノビタとか他の友達たちの溜まり場みたいな感じで、土管のある空き地が出てくるんですよね。公園的に出てきますよね。
土管っていうのが色んな役割をしてるんですよ。土管って筒状のものが空き地にポンポンポンと置いてあって、
そこの中にランドセルを置いてちょっと出かけたりとか、その土管の穴が不思議な世界の入り口になってたりとかもあったかな。
あと土管の上にジャイアンが立って、みんなに向けて歌うみたいな感じで、ステージ的に使われたりもしてるシーンはありますよね。
土管が色んな役割をしてきて、物語の舞台装置になってるという感じで非常に印象的です。
そしてもう一個、スーパーマリオに出てくる土管はステージの途中に出てきて、不思議な世界への入り口みたいな感じで出てきますね。
水の中に行ったりとか地面の中に行ったりする入り口だったりします。
あと敵が出てくる道だったりもするかな。ノコノコとかパックンフラワーとかが出てくるみたいな感じな場所としても土管が使われているなという感じです。
土管の消失と高度経済成長期
そんな感じで日本のメガコンテンツの2つにがっつり出てくる土管なんだけど、今土管って世の中で見かける?ないんですよね。
土管はどこに消えたんだっていう話をしたいと思います。
この土管っていうものがそもそも何ぞやって話なんですね。
ドラえもんが連載が始まったのが1969年だか70年かなんですよね。
その当時は高度経済成長期と呼ばれている時期でした。
高度経済成長期が1955年ぐらいから70年代前半ぐらいかな。
本当にドラえもんが描かれ始めた時期は高度経済成長期でした。
この時期は日本がどんどん成長していって都市もどんどん文明化していくという感じでした。
都市に人が多く住むようになって住むところ働くところもどんどん作るという中で便利にきれいに町をしていこうと。
下水道管として地面の中に土管が埋められるようになっていました。
ドラえもんの土管は地面に埋める前のどこかでこれから工事するぞという土管を一時的に置いていたものです。
だからきっとあの土管は仮置きで少し時が経てば空き地からなくなっていったんじゃないかなと思います。
いろんな作品の中で空き地と土管というものがセットで出てきたりはするのでかなり当時としては定番の風景だったんだろうなというふうには思います。
マリオの土管の色とファミコンの制約
スーパーマリオにも土管が出てくるんですけどもスーパーマリオで土管を採用したことについてマリオの産みの親宮本さんのインタビューが出ていました。
その中でも宮本さんは空き地にある土管のことを触れていたんですよね。
なので本当によくあった風景なんだと思います。
宮本さん自身もこのよく街中で見かけた土管にインスピレーションを得てマリオに土管を使ったそうです。
余談なんだけどマリオの土管って緑色でしょ。
モノホンの土管ってグレーとか黒とか白系とか基本モノトーンなんでね。
コンクリートとか土焼いて作ったみたいな感じだから。
その色から比べると緑ってどういうことって話なんですよ。
なんか苔とかが生えてさちょっと時が経った土管なのかなとか思ってたんだけどこれもね宮本さんのインタビューに書いてあったんですよ。
理由はなくて画素数の都合みたいです。
当時ねファミコンの情報処理能力の中で使える色が限られていたみたいでその中でいくつか選択肢があってまぁ緑かなということになったそうです。
いやけど今ではその土管といえば緑みたいなちょっと一つのイメージを作ってるものだからね不思議なものですよね。
現代における土管と空き地の減少
こんな感じで高度経済成長期には非常に街中でよくある風景だった土管なんですけど今じゃすっかり見なくなりましたよね。
この理由は2つあるかなというとこです。
一つは単純にインフラの整備が終わったから下水道管は日本各地張り巡らされるようになったからということです。
もう全部土管は地面の中に埋まってるということです。
本当にだから仮置きだった一時期の時代を表してた風景だったということですよね。
もう一つはそもそも空き地注文が今ないと思うんですよ。
空き地っていうのは誰かが持ってる土地でまだ使われてない土地にみんなが入って勝手に遊んでたっていう場所だと思うんですよね。
そういう場所ってさ今もないでしょ。
一時的に何にもなくなることはあるんだけどそこに勝手に入って遊べないでしょ。
土地の持ち主側もガッツリ柵とかフェンス張って入れなくもするだろうし、
倫理観的に空いてるからといって遊ぶ。
子供たちは入っちゃえみたいなことあるのかもしれないけどさ、
それを親とか先生とかはあんまりもう今はよしとしない風潮だよなというふうに思うんで、
倫理観的に空き地で遊ぶっていうのはちょっと今NGというか難しいだろうなというふうにも感じます。
誰かの空き地でそこに借り置きされてる土管も含めて遊び場になってるっていうのは、
当時の時代性もある光景だよなというふうにも思います。
もう全部公園に置き換わっちゃったし、公園自体も勝手に自由に遊ぶ場所かっていうと結構いろいろ制約も多い時代だよなというところで、
少し空き地で遊ぶ子供たちと今のガチガチにできることが限られてる公園っていうのも少し時代の移り変わりを感じるとこです。
土管の語源とポップカルチャーの力
ちょっと余談なんだけど、土管って土の管って書きますよね。
土で焼いた管のことが土管で、正確にはコンクリートとかで作られた管のことはヒューム管って言うそうです。
どちらかっていうとヒューム管とかが当時から使われていたようで、
ドラえもんで置かれてるのも本来は綺麗にちゃんと作られてそうなんでね、コンクリートで作られたヒューム管かもしれないですよね。
いやでもこの土管っていう言葉がいいよね。
土管、響きが強くてインパクトあって楽しげな感じもあって、この土管っていう言葉だからこそ流行ったなというふうな感じがします。
そんなわけで土管の風景というものは今ではもうちょっと失われた、まず見ることのない風景なんだけれども、
ドラえもんとマリオの力によって今でも日本人の中に自分たちが見てきたかのようにノスタルジーで、
確かに昔あった風景だよねって言えちゃうようなぐらい定番の風景になっているというのも不思議だなというふうに思います。
ポップカルチャーというか大衆のコンテンツの力でみんなの共通認識かのようになっているというのは面白いですね。
作品でよく出てくる風景だからこそ、みんな共通の思い出みたいになっていることって結構あるよなと思うんですよ。
近所の夏祭りに友達と行くとか好きな子と一緒に行くとかいう風景、結構作品でよく出てくるでしょ。
あんな機会あった?美大地ももなくて、あれとかも作品によって作られた定番の風景だよなというふうに思います。
絶対一回もないけど、中学生ぐらいの頃好きな子と花火を見に行った気がしてくるもん、見てると。
自分の思い出のような錯覚をします。
土管との再会と子供時代の秘密基地
この土管の風景なんかも、だからそういうふうにこれからも10年後、20年後、30年後、そんな子どもたちにとっても土管のある風景というものがね、
あたかも自分たちの思い出のように受け継がれていくところもあるのかなというふうにもちょっと感じています。
ちなみに今回、土管の話を何でしようかなと思ったかというと、見かけたんですよ、土管。
ないよねって言った後の話なんだけども、実は見かけまして、東京都小金井市というところにある小金井公園という超巨大なスーパー公園があるんですよ。
その中に江戸東京建物園という施設があります。
ここは明治時代から昭和時代ぐらいまでの古い建物を復元して展示している施設なんですよ。
展示というか普通に中に入って昔の暮らしみたいなちょっと感じられる場所なんですね。
その昭和の街並みを再現したエリアみたいのがあるんですよ、その中に。
オールウェイズ山頂面の夕日的な感じです。
その一角にこの土管のある公園が復元されてて、うおーあるって思って、
ちょっとそれで思い出してドラえもんとかでも見たなということで今回この話をちょっとしてみました。
子供がその土管の中に入ってて、こっちおいでみたいなこと言われたんだけど、
大人はねちょっとやっぱ土管の中入ってくるの大変で、
ちょっと僕ぎっくり腰もやってたりするからちょっと諦めたんですよ。
その子供しか入れない特別な感じ、秘密基地感というものも、
土管が子供の溜まり場になった理由なのかなというのもちょっと感じましたね。
大人は近寄れない子供だけの閉じた空間、かつ人の目にもつかない、
こっそり秘密の話もできる、雨も防げる、なんかねそういったいろんな要素があって、
その土管っていうものが子供の憧れの場所っていうのになるのかなっていうのをね、
ちょっといざリアル土管を見る中で感じました。
大人の僕は入れない子供たちだけが楽しむ場所だったなというとこで、
そういう意味でも非常にノスタルジーかつ特別な場所だなというのを土管をいざ見て感じたとこです。
楽曲紹介と番組からのお知らせ
さあ、そんなわけで散々土管について話してきたので、最後に1曲紹介したいと思います。
今回紹介する曲は、氷川清のハラッパパラダイスという曲です。
この曲、昭和の子供の様子を歌った歌です。
その中で土管の中は秘密基地、ハラッパはみんなの宝島というフレーズが出てきます。
まさにドラえもんに出てくる土管のある空き地を、
子供だけの特別な空間という風な感じで歌った歌になっています。
この歌、作詞された方は、年代的には土管をリアルで見られた方が作詞しているようにも見受けられたので、
本当にそういう意味ではノスタルジーの詰まった歌詞かなというところなので、ぜひ聴いてみてください。
そんなわけで、このポッドキャストの後に、よろしかったら氷川清ハラッパパラダイス聴いてみてください。
そんなわけでお届けしてきました都市とポップ、番組からのご案内です。
このポッドキャストではあなたからのメッセージ募集しています。
番組へのご意見やコメントを送ってくれると大いに喜びます。
番組の概要欄に投稿フォームを設けているので、そちらからお寄せください。
そしてポッドキャストの他にXやノートでも情報を発信しています。
地域、音楽、ご当地ソングについて書いているので、よかったら覗いてみてください。
そんなわけで、引き続きよろしくお願いします。
またあなたのお耳に書かれることも楽しみにしています。
それではまた。おばんでした。
11:43

コメント

スクロール