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いしかわ
わりと幼稚園とかに通っていたときから、そんなに幼稚園とかが好きだったわけではなくて、どっちかっていうと家に借りたいだったりとか、
いつも見送ってもらって、お母さんに連れてってもらって見送ってもらってるときに、毎回泣いてるような子だったんですけど、
なので、内向的というかだったんですね。
友達とめちゃくちゃ遊ぶっていうよりは、特定の友達が1人2人いるかなぐらいの感じの幼稚園、小学校もそんな感じでしたね。
なので、クラスメイトのその友達が1人が風邪とかで休んでると、その日誰ともしゃべる人がいないぐらいな感じの、
今でいうスクールカーストでいう3軍4軍みたいな感じの小学生時代を過ごしてました。
どっちかっていうと、その通学路とかでちょっとクラスのやんちゃな子にいじめられてたりとか、そういう感じのタイプを小中と過ごしてきて、
一応部活とかも入ってはいるんですけれども、いわゆる王道サッカー部バスケ部とかではなく、
体育会系の中でもバトミントン部だったりとか、あとは放送部、放送委員会とかをやってたんですね。
で、高校の時も放送をやっていて、そういったその文化系部活だったりとかするので、
まあ決してクラスの目立つところにはいないよねっていうのをずっと過ごしてきたんですよ。
で、そういうところにいたからなのか、もともとの気質もあったのかわかんないんですけど、
どっちかっていうとネガティブで、高校から大学行くときの受験勉強も、なんかうまくいかなかったらどうしようとか、
なんなら中学から高校上がるときも、高校生になったら忙しくなるだろうから嫌だなっていう思いとかをずっと持ってたんですね。
だからなんかその未来に対して楽しみだなって思ってない10代を過ごしてきてるなっていう感じがします。
で、その部活の中とかだけだったら楽しくやってたりとかするんですけど、
10人ぐらいの中だったら多少楽しくやれるんですけど、クラスの40人になると途端に発言できないというか、
あまり発言したくないみたいな感じのを過ごしていて、
一浪して大学入って、アルバイトしながら大学行ったりとかしてたんですけど、
就活の不安だったりとかも、1年生2年生のときに会ったりとかしながら学生やってたんですけど、
なんか窮屈だなって思ったんですよ。その生き方というか、未来に対して不安だなとかっていうのって。
みんなそこまで苦しそうに生きてないなっていう気はしていて、
何がいけないんだろうなと思ったときに、ポジティブ・ネガティブっていう言葉だったりとかを考えて、
いしかわ
どっちかっていうと自分ネガティブだなって、そのときに改めて自分をラベリングというかカテゴライズしたんですよ。
ネガティブとポジティブだったら、ポジティブのほうが楽しそうだよな。
わざわざネガティブのほうにいる必要はないよなって思って、
どうしたって20年、最初の20年ネガティブに考えるようになってしまっているので、
何か未来のことだったりとかに対して、やっぱ最初ネガティブな発想が生まれるんですね。
いくらポジティブのほうがいいだろうなって思ったとしても。
だから、1回ネガティブに考えてしまったものを逆転の発想をするようにしたんですね。
テストあるなと思って、次失敗したらどうしようって思ってるのが、
失敗してその失敗のエピソードを面白く話せたらおいしいよねとか、
失敗したって別に死ぬわけじゃないからとかっていう、発想を逆転させていくっていうトレーニングというか、
今から振り返るとトレーニングになってたなと思うんですけど、
常に発想を変換しようっていうのを1年ぐらい続けてたんですかね。
そうしたら、言語とかに近いと思うんですけど、その変換作業がスムーズにいくようになってきて、
ネガティブ発想をポジティブに変えていくのに対して、
10分かかってたものが、9分、8分、7分ってどんどん短くなっていって、
っていうのをやっていくうちに、次第にポジティブに考えることが、
何の脳も使わなくてもポジティブに考えられるようになってきたなっていうのが、
社会人2年目、3年目ぐらいのときに、
これは失敗も楽しめたりとかするようになったほうが絶対人生楽しいわっていうのを、
どんどんそれに対しての成功体験みたいなのができてきて、
この発想間違ってなかったなで、どんどんポジティブになっていくと、
結構いろんなことがいいように回っていくんですよね。
就職活動ぐらいはまだネガティブ半分ぐらいな感じだったんですけど、
広告業界に行きたいなっていう思いはずっとあったので、
それこそ50社とか受けてるんだと思うんですけど、
いろいろ面接とかも受けて、グループ面接とかも受けて、
広告のイベントとかを中心にやる製作会社に入ったんですね。
製作会社代理店とかをやってるところで、
結局そこで8年半ぐらい働いてるんですけど、
そこで、よくも悪くも広告の仕事って毎回終わりが来るんですよね。
りりこ
プロジェクトベースってことですか。
いしかわ
そうなんですよ。
なので、3ヶ月後とかのイベントをやったりとか、
プロモーション活動をやったりとかっていうところに終わりが来るので、
このプロジェクト失敗したら、その失敗を生かして次のプロジェクトできたりとかするし、
いしかわ
成功したら、その成功体験を元に新しい仕事が来るしっていうので、区切りがあるんですよね。
同時並行で何個もやってるんですけど、
それがまた自分のポジティブを鍛えるっていうところにすごくマッチしてたんだと思うんですけど、
どんどんやっていくうちに評価も積み重なっていって、
独り立ちをしていくようになって、
どんどん失敗は失敗で、成功は成功体験でうまくアピールしてっていう。
当然その広告なんで、プレゼンをする機会とかもすごく多くて、
人前で喋る経験とかもすごく多くて、
仕事を取っていくにはネガティブよりもポジティブな発想で、
これをやったらうまくいきますよっていうのをやっていくので、
それでまたどんどん自分に暗示がかかっていって、
広告業界に入った時に自分の中で決めていたのが、
自分が企画した企画をプレゼンして勝ち取って、
最後まで自分でイベントをプロデュースして、
それに利益ができるっていうところを一通りできるようになったら、
次のキャリア考えてもいいなって思って、最初入っていたので、
プロジェクトを繰り返すうちに、もう完全ポジティブ体になってたので、
結構外資系の仕事とかを多くしてたんですね。
なのでその外資系の仕事をしているタイミングで、
海外への興味も芽生えていって、
海外で仕事したいなって思って、8年半勤めた会社を辞めて、
海外でロンドンで和食レストランを作るっていうような仕事をするようになるんです。
それは日本の会社が半分気まぐれで、
飲食店やってみたいな、ロンドンでやってみたいなっていう社長がいて、
そこに拾われてやることになるんですけど、
僕の中ではロンドンでやりたいとかっていうのがあったというよりは、
海外で働いてみたいが先にあったので、
それこそどこでもよかったんですよね。
アジアでもよかったですし、アフリカでもよかったですし、
ただロンドンなんてかっこいいじゃんっていうのもあったので、
飛びつくような形でそこで働いて、
レストランオープンはさせたんですけど、2年半ぐらいだったんですね。
イギリスのEU離脱とかもあったりとかして、
日本の会社がイギリスでやってもあんまり稼げないねっていう感じになってたので、
じゃあ2年半でそこを辞めて、
でもキャリアとしては広告業界をやってプロジェクトマネジメントができる上に、
海外経験があるっていうパッと見なんかラベリングがおしゃれというか、
アピールする部分を間違えなければ、
いろんなことできそうな人だなっていうふうに見せられるようになったなって思ったので、
外資系の企業に日本で勤めて、
そこで働いているうちにヘッドハンティングで今の会社に呼んでもらえるようになって、
そこで結構責任者的なポジションをやらせてもらいながら、
いしかわ
どんどんその経験もあるんで、いろんな人とお話で聞いたりとか、
いろんなエピソードを使ってお仕事しながら、
自分の思うようにやりたいようにやらせてもらえるポジションになって、
わりと今、自分が楽しいなって思うことができている。
1週間のうちにほとんど仕事してるんですけど、
仕事自体が趣味って言ってもいいぐらい仕事をやられているっていうのは、
やっぱり20歳そこらでポジティブになろうって決めたからだなっていうのは、
今振り返っても思うので、
チャレンジできるならポジティブに変換するっていうことをやってみることをお勧めしたいなと思っています。
りりこ
コツってありますか?変換。
いしかわ
コツですか?
変換のコツは、整合性とか深く考えないことじゃないですかね。
本当にそれは果たしてポジティブなのかとか、
これってポジティブって言えるのかなとかっていうのを考えるんじゃなくて、
ちょっとでもマイナス方向からプラスに寄ったらもうそれでOKっていう、
真剣に考えないっていうことでもあるかなと思っていて、
りりこ
なるほど。
いしかわ
ネガティブって思考が深いっていうことでもあるかなって思っていて、
りりこ
そうですね。
いしかわ
ある種適当がいいのかなって思ってるんですよね。
だって、なんか勝手なイメージですけど、高田隼士とかネガティブじゃなさそうだなって気がするじゃないですか。
りりこ
めちゃくちゃ深く物事考えてなさそうには見えちゃいますね、正直。
いしかわ
だけど、どちらかというと、人間として一緒にいるのは、
どっちの人の方が楽しくいるかなっていうこととかも考えても、
あんま深く考えない人の方がいいのかなって思うところはあるので、
とりあえず悩む前に動いてみるとかっていうのをやるようになったのも、やっぱその辺なんですよね。
で、動いてから考えればいいやとか、やってみて考えて、それこそ失敗が笑い話になれば、
今なんてポッドキャスターやってるんで、それがネタになるっていうのは一つありますよね。
りりこ
なるほどね。
いしかわ
っていうので、結局ポジティブと復活るみたいなのは、ニアリーイコールになってくるなとも思っていて、
とりあえず動いてみても問題ないとか、失敗したってそれがおいしいとかっていう思いから動けるんで、
だから僕はそうやって、さらばさんのYouTubeに出させてもらっちゃったりとか、
そういう、とりあえずなんかやってみようっていうのになったのは、やっぱそのポジティブになろうってなったところに近いかな。
それで海外行くようになったりとかもしてますし。
りりこ
もうとりあえずチャンスがあったら掴むっていうスタンスなんですね、たぶん。
いしかわ
はい、そうですね。掴んでみようとはしますね。それで忙しくなりすぎたら、それ後で後悔すりゃいいかっていう。
りりこ
すごい。未来の自分の苦労は未来の自分に沸かせると。