🧠『先生意識が悪いです！』意識障害とはなんぞ？

意識障害は意識清明度の障害と意識の内容の障害の2つがあります。
清明度の問題は、JSCやGSCというスケールで評価します。
今回はJCS（Japan Coma Scale ）のお話です。

#スタエフ医療部
#フラット医療ログ
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このチャンネルは、ママさんドクターでWEB3 NFTプロジェクトでは、コミュニティーマネージャーやモデレーターとして活動しているフラットが、日々頭の中で考えていることや医療情報を、ゆるっと、ふらっと、配信している番組です。

今日は、先生、意識が悪いです。意識障害ってなんぞ?というテーマでお話ししたいと思います。

今回は、意識障害というものはどういうもので、どういうようなレベル分けというか、測り方をしているのか、ということについてお話ししたいと思います。

よくテレビで、意識が悪いです。

みたいな話、場面とかを聞くことがあるかなというふうに思います。

意識障害というものは、そもそも意識のレベルと意識の内容の変化、この2つに分かれるんですね。

意識のレベルの変化っていうのは、はっきりしているとか、ぼーっとしているとか、あと全然起きないとか、そういうようなのを意識のレベルの変化、いわゆる生命度の変化というように言ったりしますし、

もう一個の、

意識の内容の障害、意識の変容というふうに言ったりするんですけれども、こういうような2パターンがあるんですね。

だから、意識がぼーっとしているのか、そうでないか、ということにも加えて、さらに意識の内容、つまり、ちょっとぼーっとして、なんか変なことを言っているとか、そういうような2パターンに分かれたりとかするんですね。

題名を付けたように、先生、意識が悪いです。

みたいな形で報告を受けた場合には、多くの場合は、意識レベルの障害というものがメインになるかなというふうに思います。

いわゆる、ぼーっとしているのか、とか、はっきりしているのか、とか、全然起きないのか、とか、大体そういうようなことが多いかなというふうに思うんですね。

で、じゃあ、この意識のレベルの変化、意識レベルの変化というものを、

どういうようにスケール、評価しているのか、ということなんですね。

で、この意識レベルの評価というものは、2つに分かれて評価していることが多いです。

1つは、JCS、ジャパンコーマスケールと呼ばれているもの、JCS。

あと、もう1つは、GCS、グラスゴーコーマスケールというようなものになります。

一般的には、どっちも使う。

そう思うんですが、多くはJCSの方が多いんじゃないかなというふうに思います。

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で、じゃあ、このJCSというものがどういうものかということですね。

で、JCSはまずは大きく3つの段階に分かれます。

で、全部で9段階に分かれるんですね。

で、この9段階というものがどういうふうに分かれているかということなんですけれども、

1桁と呼ばれているものがあって、それが1段階目で、それが1、2、3に分かれます。

その後、2桁と呼ばれる段階になると、10、20、30。

その次に3桁と呼ばれると、100、200、300というふうになるので、これで全部で9段階に分かれます。

で、この9段階を全部、今回皆さんに聞いてほしいというか、知ってほしいというわけではなく、

まず、この1桁、2桁、3桁と呼ばれるような、この3段階がどういうふうに分かれているのか、

どういうものが危ないのか、というようなことを少し理解していただければいいかなというふうに思っています。

つまり、この1桁と呼ばれるものは、目が開いている状態なので、そんなに危なくないだろうというようなことが分かると。

で、2桁。

2桁と呼ばれているものは、刺激すると覚醒するというような状態なので、声をかけたりとか、刺激をしたりとか、つねったりとか、揺さぶったりとか、

そういうようなことをするような段階が、2桁という段階になると。真ん中のレベルと。

で、最後にその3桁と呼ばれるものに関して言うと、つねったりとか、痛くしたりとか、揺さぶっても全然起きないというような状況になるのかなというふうに思うんです。

で、そうすると、例えばですけれども、お家で誰かが倒れたりとかしたりした場合、なんかぼーっとしているなとかっていうような場合に、もちろん救急車とかね、あとなんかこう誰かに相談したりとかするかなって思うんですけども、

そういった時に、この意識っていうものがどこら辺に当たるのかっていうことをきっと聞かれるかなって思うんですね。

そういった時に、例えば、

でも、目は開いてます。

そういうふうになると、あ、1桁なのかなって相手は思いますし、ぼーっとしてます。目はつぶってます。あ、ぼーっとしてますじゃないな。目はつぶってます。

でも、なんか声かければ起きてきます。

ってなると、あ、2桁ぐらいなのかなっていうのがわかりますし、目をつぶっていて、揺さぶっても何しても起きません。

ってなると、3桁だなっていうふうに思うんですね。

で、そういうふうに思います。

で、そういうような情報を聞き出せるとき、もちろん、進んで電話の相手が自らそういうふうに説明してくれれば、もちろんそれはそれでいいですし、

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そうじゃなくても、電話の受け取り手がそういうような説明、そういうような回答を引き出すことができたら、

電話されている相手というものが、あ、どれぐらい危険なのかとか、どれぐらい状況が緊迫しているのかというようなことがね、わかるかな。

っていうふうに思うんですね。

で、なので、まあ、皆さんに少し知っておいていただくといいかなというふうに思うことは一つで、

まずは、ぼーっとしているとか、なんか意識が悪いなという人に出会った場合に、

その人に対して、えーとですね、まあ刺激、いわゆる声かけとか、あと痛み刺激とか、

そういうようなものを与えて、目を開けることがあれば、真ん中のレベルの2桁。

もし、目を開けなければ、一番悪い、重症度の高い3桁。

で、刺激を与えなくても、もうすでに目が開いていれば、なんかぼーっとしている、でも目が単純にもうまだ開いているということであれば、

一番レベルの低い1桁。

ということになります。

はい、いかがでしたでしょうか。

今回は、先生、意識が悪いです。

というようなテーマで、意識障害と、その意識障害のレベル分けについてお話ししました。

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皆さん、聞きに来ていただいてありがとうございました。

次回も、ふらっとのぞきに来ていただけたら嬉しいです。

出会えたことに、感謝を込めて。

ふらっとでした。

またねー。

バイバイ。