すでに今さらな感じがありますが、先日行ったPod Lab. のことを書きます。
Music:
・Say What You Will / Chance
先週。いや、もう先々週?
急遽、行ったPod Lab. のことを書きます。
2時間ちょいくらい、まったりと行いまして、特に録音とかしてませんでした。音声は、途中で行った、実際にポッドキャスト制作の実演のもの。
カフェ・パルルさんで、定期的に行えたらななんて思ってますが、その前に今月、アップルストアでまたポッドキャスト制作実演とか、作り方の説明をしますので、よろしく。
カフェ・パルルさん
「ポッドキャストの勉強会のようなものってないんですか?」
というような問い合せがあり、アップルストアさんで10/28にポッドキャストの作り方の実演をすることにはしたのですが、もっとのんびりやりたいなぁと思い、急遽、Pod Lab.を企画。
名古屋の新栄にあるカフェ・パルル/cafe parlwr さんで行うことになりました。
オーナーさんがポッドキャストに興味があること、アーティストの方なんかが出入りすること、AirMac(無線LAN)もあるということ、元々画廊だったようで雰囲気も良いなどで場所をお借りして行いました。
参加費もオーナーさんの図らいで、500円で1ドリンク付。これで2時間ぐらいぐだぐだやってたんですから、すいません。ありがとうございます。しかもドリンクはビールもありでしたから。
ぜひ、みなさん、お近くの方はカフェ・パルルをご利用下さい。イベントもたまにやってますし。
Pod Lab.
ほんとうは1つのトピックをじっくりもやりたかったのですが、今回は始めてということで、ポッドキャスト制作の全体像を見てもらうことにしました。
ポッドキャストの場合、人によって制作方法がかなり違うと思いますので「...My cup of tea... の場合」ということになりますが、曲選びから録音〜編集〜配信までの流れを。
その前に、ポッドキャストとは何か、ポッドキャストの歴史などを。
「ポッド・ファーザー」アダム・カリーの話やJuice(元 iPodder)の話なども。
途中、著作権についてや、動画ポッドキャストが流行るかどうか、動画ポッドキャストに音楽を重ねる時の注意。アーティストがポッドセーフにするのを躊躇するのはどんなところか。ポッドセーフにしたときのメリット。実例。ポッドセーフにしたため iTunes Store で売れている楽曲など。
曲選び
そして、...My cup of tea... の収録方法として、まず曲選びから。
とここで無線LANが不調になり繋がらないのでしばらくオフラインで。
曲選びのサイトなどを紹介。
曲の探し方や、ユーザー登録の仕方までを紹介しました。
ここで、実際に曲選びですが、無線LANが不調になったため、自分のiTunesの中からChanceの曲を選びました。
録音
曲は今回は1曲として、では録音。
iPod に iTalk を付けて、レコーダーとなるiPodを紹介。ボクの使うiTalkは最新のiPodには使えないが、最近、新型のiPodとiPod nano用のマイクも発売されていたことを紹介。
喋る内容はあまり決めず、テキトーに喋ったのが今回の音声ファイル。
途中の曲が入るところは喋っているときに想定し、録音を一時停止、そして録音を再開という風に録音。
簡単なもんです。前回の放送は名古屋駅前の名鉄百貨店の屋上で録音したことも紹介。一番最初はiPodではなく、携帯電話に録音していたことなども紹介。
録音のし終わった iPodをMacに繋ぐと、自動的にiTunesに録音ファイルが取り込まれる。取り込まれたファイル(WAVファイル)をデスクトップにコピーし、次は編集作業へ。
編集
僕の場合、上記の音声ファイルをまずAudacityフリーソフトを使って編集する、そして編集後、AIFF形式に書き出してGarageBandに読み込み、流す楽曲もGarageBandに取り込む。そして、ミックス作業をする。
以前はAudacityで曲をミックスまで全部やったり、場合によってはGarageBandで全部やるが、通常はこの方法。
Audacityで不要の部分のカット、フェードイン・フェードアウトを行いながら音声ファイルを編集していく。そんなに難しいことはやんない。キリがないから。最後にコンプレッサーを軽く掛けておしまい。
コンプレッサーは大きな音を抑えて、小さな音を持ち上げる機能があるエフェクター。おすすめ。ビートルズはコンプレッサーを多用。それはどうでもいい。
コンプレッサーをかけ終わったらAIFFに書き出し。デスクトップに書き出す。
そして、GarageBandを開く。新規ではなく、前回の放送分のファイル。オープニングやエンディングのジングルをそのまま使うためだ。
前回の音声や楽曲を削除し、今回のファイルをそのトラックにドラッグ&ドロップしていく。そして、左右に動かしタイムラインを調整し、iTunesに書き出し。
この辺の調整をもっと細かくやるべきかもしれないが、その辺は次回。ていうかアップルストアでかな?
iTunesに書き出されたファイルが音が出ることを確認し、iTunesでMP3ファイルにエンコード。環境設定よりMP3エンコードのために設定変更。実際にエンコードする。
そして、やはりiTunesで情報を付け加える。ファイル名やアルバム名などのほか、メモの欄に流した曲のクレジットを書いていることを紹介する。
また、iTunesでアートワークとして写真を登録する方法も紹介する。
こうやって完成したものをやはりデスクトップへ。
配信
無線LANが復活してから、このポッドキャストファイルを実際にアップして配信しました。時間の関係で、...My cup of tea... でエントリーするまで出来ませんでしたが、Seesaaブログにアップするまでをやりました。
ここでも曲名などを書いていることを紹介。
反省
ということで、全体像を実演をしながら話しました。2時間くらいも。ちょっとグダグダだったかも。ビールを飲みながらだったから? いや、酔うような余裕はありませんでした。
全体をじっくりは時間的に無理だったので駆け足だったので、あんまり細かいところは分かりづらかったかもしれません。次回はポイント絞りたいと思います。どこがいいんだろう。
終わった後に、参加頂いた方より、Audacityの使い方のことで質問がありました。その辺の説明をもう少しじっくりがいいかもですね。
あと、今度はなんか食べたいなぁ。喋りながらは無理かなぁ。ということは、参加者になんかやってもらう時間を作り。その間に食べるという作戦がいいかも。何をやってもらおうか。それが次回の課題だな。