ビジネスモデルの確立
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室
ポッドキャスト サラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者、宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウを、リスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは。LAT英会話トレーニングを運営する
H&K株式会社代表の宇佐美です。
今日はですね、ビジネスモデルを確立させるということについて、
お話をしたいなというふうに思います。
実は先日、私が何度かこのポッドキャストでも話している
BNIのミーティングに、ビジターである方がいらっしゃいました。
その方はですね、ビジネスをスタートしていて、
これから売上を作っていきたいというようなことを考えておられるようだったんですけれども、
一応すでにスモールスタートながら開始はされていて、
徐々に売上は作っているという、そんな状況でしたね。
そんな方がですね、BNIにいらっしゃって、
実際メンバーとして活動して売上作るということをやってみてはいかがですか、
というようなお話をさせていただいたんですが、
彼女としては、まだビジネスモデルが確立できていないというようなことをおっしゃっていたんですね。
実際、彼女はコンサルタントの方にいろいろと相談をしながら、
今のビジネスを進めておられるらしいんですけれども、
そのコンサルタントの方からも、BNIはいい仕込みだと思うんだけれども、
もう少しビジネスが確立してからにした方がいいというふうにアドバイスされたというふうにもおっしゃっていました。
では、そこで私が思ったのが、
ビジネスを確立させるというのは、実際のところどういうことなんだろうかということなんですね。
ビジネスが確立するというのは、
もしかすると、ある程度商品やサービスが明確に定義できていて、
ターゲットのお客様が分かっていて、
そのターゲットのお客様にどうリーチするかが分かって、
リーチしたお客様から売り上げを得ることができる。
そんな状況なのかもしれません。
でも、これってどうやって確立したらいいんでしょうか。
机にしがみついて、もしくはネットでチャットGPTに聞きながら、
もしくはコンサルタントの方にお話を聞きながら、
一生懸命ワードで文章を作ってビジネスモデルを確立させる、
なんていうことって私は現実的ではないんじゃないかなというふうに思っています。
ビジネスというのは結局、
あなたがやるビジネスというのは唯一無二でないといけないんですね。
例えば、前回も少しお話したかもしれないんですけれども、
あなたが小池屋さんで作っているのと全く同じポテトチップスを販売するということをやろうとしたとします。
当然、小池屋が作っているポテトチップスというのは大量に販売をしているわけで、
行動を起こす重要性
一袋一袋からの利益の額というのはかなり小さいものだと思います。
そこからでも利益を得るためにはかなり大量の販売をする必要があって、
そのためのマーケティングの予算であったりとか販路を大きく持ったりとか、
そういうことが用意されているわけなんですね。
あなたが実際小池屋と同じポテトチップスを売ろうとした場合、
それだけの販路を設けることはかなり困難だと思います。
もちろん不可能ではないとしても時間が相当かかると思います。
そうすると同じ内容のものであったとしても、
一袋あたりの利益を大きく取らないとビジネスとしては成り立たなくなってしまう。
じゃあそれをもう少し小池屋よりも高い金額、
一服が300円ぐらいで売ろうとした場合、誰も買わないと思うんですよね。
それでまさにビジネスモデルが確立されていないという状況なのかもしれないんですけれども、
つまり何を言いたいかというと、
あなたがするビジネスというのは、
あなただけがやっている唯一無二のものでなければいけないというところがあります。
あなたから買う理由が明確にないと、
お客様は決してあなたからは買ってくれないんですよね。
そう考えた場合、
机の上で一生懸命考えて、
ノートとペンを手に取って、
頭でぐるぐる考えてということで、
ビジネスモデルの確立というのができるのかというと、
私はできないと思っています。
結局ビジネスのあるべき姿、
あなたしか作らない、あなたオリジナルのビジネスというのは、
世の中で唯一無二なわけで、
誰も経験がないんですよね。
その経験がないビジネスをどうやって作るかというと、
行動を起こすしかないんです。
行動を起こして実際やってみて、
トライアンドエラーで何がうまくいかなかったのか、
何が問題でお客様に消費やサービスを買っていただけないのか、
そういったところを分析しながら、
日々活動しながら作り上げていくもの、
それがビジネスモデルだというふうに思います。
なので、世の中こういう形でビジネスモデルを確立させたいというお話の中で、
特にサラリーマン出身の方で陥りがちなのは、
創業サポートをしますというようなコンサルの方であったりとか、
創業塾みたいな塾に通ったりとか、
そういったところに何十万、下手すると100万、200万というお金をかけて、
準備をしようとするんですね。
でも、そこにどれだけ時間とお金をかけて完璧な準備ができたとしても、
結局やってみないと分からないというところは最後までついてきます。
なので、それであれば、私はビジネスモデルがまだ30点だなと思ったとしても、
まずは動いてみるというところが必要なのではないかというふうに思っています。
実際、私が今メインの事業としてやっているLAT英会話トレーニング、
これは2017年にスタートした事業なんですけれども、
最初は本当にろくな準備もできてなくて、
外国人の講師と日本人のスタッフが一人ずついて、
あとはコンセプトだけが用意されていたので、
それに基づいてレッスンと宿題を提供していこうみたいな、
そんな感じだったんですよね。
言ってみれば今のこのLATのビジネスの状態からすると、
当時のスタッフ時点は1点、2点あるかないかぐらいの、
それぐらいの低レベルな状態でスタートしています。
でも実際に行動してみることで、やはり何が足りないのか、
どの部分の改善を優先すべきなのか、
そういったところが具体的に見えてきます。
実際その見えてきたものに対応し続けるということをやっていくことで、
ビジネスモデルというのは確立されていくんじゃないかなというふうに思います。
実際のところ、LATの英会話トレーニングのプログラムも、
ビジネスモデルが確立されているかというと、
僕はまだまだ確立できていないと思います。
もっともっと成長し続けなければいけないし、
もっともっと変化し続ける、そういうことが必要だと思います。
あるタイミングでビジネスモデルが出来上がったというふうに思ったとしても、
世の中というのはどんどん移り変わっていきます。
その作り上げるのに1年、2年かけていたら、
サポート環境の構築
その1年、2年かけて作り上げた時点で、
社会はもうだいぶ変わってしまっているんですね。
であれば、とにかくスタートして行動を起こして、
やりながら変化する、そんなことをやっていただきたいと思います。
LATも今思うと、スタートした当初は、
GoogleカレンダーとGoogleスプレッドシート、
あとGmailだけで運営をしていました。
よくそんな状況でスタートしたなというふうにも思いますけれども、
やはりそこでスタートすることができていなければ、
今のような形でウェブシステムで管理システムを作り上げ、
お客様向けにスマホのアプリを提供して、
というようなところまでは持ってくることができなかったと思います。
またそのあたりの話も詳しくする機会をいただければと思っていますけれども、
ぜひビジネスのモデルを確立するためには、まずはスタートしてみる。
スタートするにあたって、
1人でももっとスタートして考え込むというのもやはり良くないので、
たくさんの人からフィードバックをもらえる環境というのを、
自分の周りで作り上げていくというのは必要かなというふうに思います。
そういう意味で、私は自分自身が活用しているのが
BNIというビジネス交流会なのでBNIをお勧めしていますけれども、
BNI限らず、自分が信頼できてフィードバックをもらえるような仲間がいる、
そういう環境を作り上げて、
どんどん自分のビジネスをブラッシュアップしていくような、
そういう場をご自身で持って、その上で行動し続けていくということが、
ビジネスのモデルを確立させる上で、
とても大事なことではないかなというふうに思っています。
この番組では、企業を目指すサラリーマンの方に、
私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は、
高評価とフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
今回のポッドキャストはいかがでしたか?
番組では、宇佐美悟れへの質問をお待ちしています。
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それではまた次回もお聞きください。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、提供、スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース、宇佐美悟れ
ナレーション、馬車がお届けしました。
