1. Kotsu kotsu Nihongo
  2. 18. 出産の話
2021-05-30 11:45

18. 出産の話

日本の出産事情と、私の経験談について話しました。

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00:05
みなさん、こんにちは。
Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
お元気ですか?
5月ももう終わりですね。
早いなぁ。
うちの庭にジューンベリーの木があるんですけど、
いつもこの時期に赤くて小さな実がなるんですね。
その実は甘くてとてもおいしいんです。
毎年子供たちが喜んで食べています。
上の2人は自分で実を取って食べることができるんですが、
下の娘はまだ手が届かないので、
ああ、ああと言って催促します。
私の分も取って、早く早くちょうだい!みたいな感じで、
注文が来ます。
実がなる木っていいですね。
我が家の毎年の楽しみです。
さて、今日のテーマは出産の話。
興味がある人とない人に分かれそうですね、この話題。
でも、出産って国によって全然違いますよね。
比べてみたら面白そうじゃないですか?
例えば、私がびっくりしたのが、
イギリスのロイヤルファミリーのキャサリンさん。
彼女は出産してから数時間で退院して、
マスコミの前に赤ちゃんを抱いて現れました。
とても出産後とは思えないほど、
余裕の美しい笑顔を見せていましたね。
これ、日本では絶対考えられないことです。
日本では出産したら、1週間ぐらい入院しますからね。
産後数時間で退院なんて聞いたことないです。
あと、普通出産後ってちゃんと歩けないです。
疲れ切って体のあちこちが痛くて、もうフラフラです。
なんでこんな入院期間が違うのかといったら、
欧米の出産は、無痛分娩が当たり前らしいんですね。
03:03
無痛分娩は痛みのない出産のことです。
自然出産は強い痛みがありますね。
とても痛いです。
でも、無痛分娩は薬を使って痛みを抑えて出産することができます。
日本では無痛分娩を選ぶ人が少ないです。
というか、そもそも無痛分娩ができる病院が少ないんですね。
特に田舎にはないですね。
そして、高いんです。
普通の出産よりも、プラス10万とか20万円するって聞きました。
そうすると、やっぱり自然な分娩、自然な出産ですね。
自然分娩を選ぶ人がほとんどです。
無痛分娩は5%ぐらいしかいないらしいです。
皆さんの国ではどうですか?
私は3人子供を産みましたが、3人とも違う病院で産んで、
それぞれ違う産み方です。
ですから、ユニークな経験をシェアできると思います。
まず1人目。
長男を産んだ時は、初めての出産なので、やっぱり簡単には出てこなかった。
2日間痛みに耐えました。
2日間ほとんど寝ないで痛みに耐えたけど、なかなかうまく進まなくて、結局低胰切開になりました。
低胰切開は手術でお腹を切って出産することですね。
C-sectionですかね。
だから入院も長かったです。
10日間ぐらい入院したと思います。
次、2人目。
2人目の時は、今度こそは自然分娩で産みたいと思ったんです。
そう、低胰切開、お腹を切るんじゃなくて、自然に出産してみたいなと思ったんですね。
でもね、一度お腹を切った後、自然分娩をすると、リスクが高いらしいんです。
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妊娠している人にとって、体のリスク、危険があるということで、病院から断られることが多いんです。
でも、家の近くにたまたま受け入れてくれる病院があって、そこで産みました。
娘が生まれてくる時は、すぐ横に夫もいて応援してくれて、その生まれてくる瞬間を一緒に迎えました。
初めての自然分娩。
感想は、痛かったけど、めちゃくちゃ痛かったけど、終わった!やり切った!無事に産めた!という達成感でいっぱいでしたね。
私はこの痛みも、まあ嫌いじゃないなと思いました。
もちろん痛かったですよ。
痛かったけど、嬉しい気持ちの方が大きかったです。
はい、3人目。
この3人目を産んだ病院がですね、とても独特で変わった病院だったんですね。
なんとですね、畳の上で産みました。
そう、和室です。
普通の家の和室みたいな感じですよ。
しかも、私の夫、私の母、あと上の子供2人。
そう、みんな同じ部屋にいて、私のすぐ横で応援してくれてました。
子供たちは赤ちゃんが生まれてくる一部始終を見ました。
一部始終は最初から最後までという意味です。
あ、赤ちゃんの頭が出てきたよ!もうすぐ出てくるよ!
っていうところから、無事に生まれてきて、赤ちゃんが初めて泣いて、
その後、胎板が出てきて、胎板はプラセンタですね。
あとはへその、へそのは赤ちゃんのおへそから出ている紐のことです。
Umbilical cord。
へそのを切るところまで、もう本当に全部です。
子供たちは興味津々で見ていました。
そうそう、息子がへそのを切ったんですよ。
うん、面白いでしょ?
家族みんなで娘を迎えることができて、本当に貴重な経験でした。
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こんな病院はなかなか珍しいと思います。
そして、生まれたその瞬間から24時間ずっと赤ちゃんと同じ部屋です。
普通の病院だったら、生まれた後赤ちゃんを助産師さん、midwife助産師さんに預けることができるんですね。
で、預けている間助産師さんが赤ちゃんをお風呂に入れてくれたり、
お母さんがゆっくり休んだりできるんですが、
私が産んだその病院はずっと同じ部屋だったんです。
なかなか大変そうでしょ?
大変だったけど、でも、まあ面白い経験でしたね。
で、最後に出産にかかるお金についてですが、
健康保険から42万円もらうことができます。
日本はみんな健康保険に入っていますから、
必ずみんな42万円はもらえます。
42万円で足りなかったお金を自分の財布から病院に支払うという感じです。
だいたい出産にかかるお金の平均は50万円ぐらいですから、
ですからだいたい12万円ぐらい出産にお金がかかるってことですね。
これは海外と比べてどうなんでしょうか?
高いのかな?安いのかな?
ぜひ教えてください。
はい、今日はここまでです。
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ではでは、今日もコツコツ頑張りましょう。
バイバイ。
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