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#131 武田砂鉄『なんかいやな感じ』が根底にあり続ける
2026-08-05 13:10

#131 武田砂鉄『なんかいやな感じ』が根底にあり続ける

ビルの隙間での収録・久しぶりの不定期配信・集大成・CRAYD BOOKS・武田砂鉄『なんかいやな感じ』・文庫版サイン本・自分の根底にある感覚・2002年日韓W杯・六本木のハイタッチ・群衆の豹変・同調しない者への攻撃・ネット空間への転移・配信の原動力

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サマリー

今回の配信は、久しぶりの収録で、涼しい隙間時間にビルの陰でしゃがみながら行われた。武田砂鉄氏の著書『なんか嫌な感じ』の文庫版をきっかけに、同書のエッセイ「ハイタッチ」で描かれる、群衆の豹変とそれに同調しない者への攻撃性について深く考察。この感覚が自身の根底にもあり、ネット空間での同調圧力にも通じるものがあると語り、今後の配信の根底にもこの感覚が存在し続けるだろうと述べている。

久しぶりの収録と収録環境
今日は会社に来てますので、昼休みにちょっと隙間で収録をしています。
だいぶ久しぶりの収録になってしまいまして、8月に入ってからも初めてになってしまいましたね。
1週間以上暴いてしまったと思うんですが、今日と昨日は珍しく涼しくなったので、直近に撮ろうかなとは、ようやく気持ち的には思えたんですけど、
普段の気温だとやっぱりなかなか厳しいのと、涼しくなってから夕方以降に出歩いて撮れればそれがいいかなと思うんですけど、
夕方からはもう基本的に家事をしているので、なかなかそういう時間からちょっと外に出るっていうのはできないっていうのがあって、
なってくると気づいたらだいぶ日数が経ってしまいまして、不定期配信、週1すらない、週1回すらない不定期っていう感じになってきてしまいましたが、
涼しいうちに、海に行けないのは残念なんですけど、無事に撮ってしまおうかなというところですね。
この浜松町の周辺も相変わらずいざ撮ろうと思っても、どこかに落ち着いて座って撮ろうというのがなかなか難しくて、
今ビルの隙間の日陰でしゃがみながら撮っているんですけど、座るところも若干あるんですけど、ちょうどもう日が当たってしまっていて、
ちょっとそっちで座りながらというのがつらいなという感じでしゃがんでいるだけという感じですね。
ポッドキャスト「知らないふたり」と書店訪問
これだけ時間が経つとそれなりにストックしているテーマとかはいろいろ出てきてはいるんですけど、
なかなか考えながら撮っていくというのもタイミングが難しいので、なかなか収録にはなせられていないんですけど、
最近で言えば、もう一つのポッドキャストの知らない二人の方で20回目の収録をポン吉さんとできたんですけど、
もうはや20回というところで、本当に早いなという感じですけど、
20回目の内容が結構個人的には今までの、まだ20回ですけど集大成みたいな感じだったかなと個人的には思っていて、
ポン吉さんの方のお悩みというか、もやもやしているところを聞かせてもらったという、そんな回になりましたけど、
個人的にはだいぶ本当に自分が普段考えているというか、頭の中にあるものがそっくりそのまま出てきたような回になったので、
月曜日の朝に配信なので、ぜひ20回目を聞いてもらえたら嬉しいなと思っています。
あとは先日、久しぶりに、久しぶりでもないか、1ヶ月前にも行けましたけど、
茅ヶ崎の書店のプレイドブックスさんに土曜日に時間があったので売らせてもらったんですけど、
本とか読書にちょっとのんびり触れる時間というのは、それ自体は結構久しぶりだった感じがしますね。
なんやかんや2、3時間、結構ダラダラと滞在させてもらったんですけど、
少し本を読んだり、本を眺めたりして、やっぱりいいなと思いました。
武田砂鉄『なんか嫌な感じ』と根底の感覚
ちょうど竹田査哲さんの2023年に単行本が刊行された「なんか嫌な感じ」という作品があるんですけど、
先日その文庫版が出まして、最近査哲さんの本、次から次へと文庫版が出ているのですごい勢いなんですけど、
その文庫版が出て、ちょうどそのなんか嫌な感じの単行本が出たときに初めてイベントで査哲さんのサインをもらいに行ったんですよね。
そのときは安田光一さん、ジャーナリストの安田光一さんと2人での対談イベントだったんですけど、
あれがもう3年も前かっていう、それにもちょっとびっくりしますけど、
なので、もちろん単行本は家にあって、もちろん内容は読んでいるので、
でもせっかく文庫版が出たし、買っておこうかなと思ったら、ちょうどクレイドブックスさんがサイン本を仕入れてくれていてありがたいなと思って、
ちょっと前にそんな気がするが出たときに取り寄せてほしいですってお伝えして、
それからちょっと少し仕入れてくださるようになったようなので、すごい嬉しいんですけど、
サイン本を入れてくれていて、せっかくなんで購入しまして、
ちょっとその場でお店で少し読み返してたんですけど、
一つやっぱりすごい印象的に記憶に残っているエッセイがあって、
書籍のタイトルも何か嫌な漢字っていう、何とも言えない漢字なんですけど、
ただ改めてあるエピソードを読み返して、
何か嫌な漢字っていうその漢字がずっと自分の根底にあり続けるなって改めて思ったんですよね。
このポッドキャストで話しているようなところも結構自分の中の何か嫌な漢字みたいなところを、
自分が感じているところを一個一個切り取って考えてみて、
グラグラ喋って配信しているみたいな、やっぱりそういうものだなって改めて思って、
さてつさんが言っている何か嫌な漢字っていうのはずっと自分の中の根っこの部分に、
この間やっぱりあり続けたのかなって改めて思いましたね。
エピソード「ハイタッチ」と群衆の豹変
そのあるエッセイのエピソードはタイトルがハイタッチっていうものなんですけど、
すごく端緒っていうと、さてつさんが学生の頃に映像制作の会社でアルバイトをしていたそうで、
すごい当時は超ドブラックで超激無だったみたいなんですよね。
あんまり大学に行かずにそっちに入り浸っていたみたいなことを書かれていましたけど、
それで時はちょうどだから、あれは2002年ですかね、日韓ワールドカップのタイミングで、
そこでさてつさんは当時学生でバイトしていたと。
ちょうど日本船があった日の夜に、さてつさんが映像のテープをオフィスからオフィスへ運ぶみたいな、
運ぶ役割を当時やっていたそうで、ちょうど日本船があった日の夜に六本木の町をテープを持って歩いていたそうなんですよね、
その行き先に向かって。その間に、当時は自分は小学生だったんで、正直そんなに覚えていないんですけど、
街中に応援というかサポーターというんですか、人がサッカーであふれ返っていて、
あふれ返ってはいるけど、整然とみんな道を並んで歩いていたそうなんですね。
さてつさんはそういうのが好きじゃないから、人がいっぱいいるのは嫌だなみたいな感じで歩いていたみたいなんですけど、
そしたら突然、何がきっかけなのかよくわからないんですけど、ハイタッチの波がその集団で発生し始めたみたいなんですね。
それまですごく整然と並んで歩いていた群衆が、突然強変したかのようにみんなで熱狂してハイタッチをし始めるみたいな、
そんな感じにあっという間になっていったみたいで。
かつ脇を縫うように避けて巻き込まれないようにって移動していたさてつさんに、
どうしてお前はやらないんだよみたいな感じで、つっかかってきた人が何人もいたそうで、
なんとなくその光景って頭に浮かぶし、自分がさてつさんの立場だったら自分もすごい言われてそうだなと思うんですけど、
どうしてお前はやらないんだよみたいな、さっきまで平然と歩いていた普通の人たちが急に熱狂的になって、
それと同じことをしない自分に対して攻撃的な視線だったり言葉だったりを突然投げかけてくるように強変するみたいな。
本当にそこで群衆、人が集まって群衆化した時の強変ぶりみたいなのが本当に怖いものだなって、
そこでさてつさんは痛感したみたいなことを書かれていたんですよね。
自分も本当にそういう感じがすごい苦手で、本当によくわかるし絶対巻き込まれたくないし、
遠巻きに眺めていたいというか、触れたくない。
本当にそっくりそのまま、自分がそこはさてつさんに重なるというか。
さすがのさてつさんの視点というか、ただただ巻き込まれたくない自分というだけじゃなくて、
普通に歩いていた、落ち着いて歩いていた人たちが突然強変したかのように自分に攻撃を仕向けてくるという、
その強変ぶりがやっぱり怖いんだという、そういう表現をされていて、
ネット空間への転移と配信の原動力
今ってネット上のあれこれも本当にみんなそんな感じなのかなって、
そこからもう何年ですか、24年とか経つわけですけど、
その場となるところがこの現実の六本木の道からネット空間にまた移り変わってはいるけど、
でもやっていることはみんな変わらないんじゃないかみたいな、むしろどんどんどんどんそうなっているんじゃないかみたいな、
そんなことをうーん、なるほどねーなんて思いながら、
その説だけはすごい記憶に残っていて、読み返してああそうだったなって思ったんですけど、
自分の中は、なんか嫌な感じっていうのをこれからも考え続けると思うので、
この番組の配信の根底にもなんか嫌な感じが存在しているかなって思いますね。
そんなことを改めて思ったなんてことがありました。
収録の振り返りと今後の意欲
久しぶりに喋るといまいち調子が出ない感じがして、しゃがんでるっていうのもあるので落ち着かないですけど、
久しぶりに一本でも撮れてよかったなと思います。
会社に来るのがちょっと8月から増えちゃっているので、それも余計に収録するモチベーションを削ってくるんですけど、
こんな感じで撮れるときは撮っていきたいなと思いますね。
風が強いので音もいまいちかもしれませんが、今回はこれで終わります。
ありがとうございました。
13:10

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