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2021-03-16 08:06

【おはなし回】『つきが みた はなし』

Kon
Kon
Host
『アンデルセンおはなし館 つきが みた はなし』

出版:世界文化社
作:アンデルセン
文:薩摩 忠
絵:松永 禎郎

***

空にぽっかり浮かぶおつきさま
そんなおつきさまが見たいろいろなできごとを
1つずつお話します

***

※この本は既に売られていないようなので
同じ内容の別の本をリンクに貼ります

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00:06
みなさん、おはようございます。
こんのぎゅるラジチアブックへようこそ。
この放送は、子どもも大人もゆったり過ごせるよう、
絵本とともに朝のほんのひと時をお届けします。
今日のお話は、出版・世界文化社、作・アンデルセン、
役・茶妻忠、絵・松永芳郎のアンデルセンおはなし館より
月が見た話をお話しします。
それでは、お届けしますね。
アンデルセンおはなし館 月が見た話
僕は屋根裏部屋に住んでいる若い絵描き。
空の旅をしているお月さまが、いろいろな話を聞かせてくれます。
僕がもっと優れた絵描きだったら、詩人だったら、
その話をもとにして、優れた作品を描けるのでしょうが、
僕はまだ成り立ての絵描き。
そこで、僕なりにお月さまから聞いた話を、そのままスケッチしてみたのです。
お月さまは話し始めました。
農家の上を行き過ぎようとすると、
女の子が一人、鳥小屋の中で飛んだり跳ねたり、
メンドリは怯えているひよこをかばいながら、助けを求めています。
騒ぎを聞きつけたお父さんが飛んできて、女の子を叱りました。
鳥小屋はようやく静かになり、私は安心して夜の空を滑っていきました。
ところがさっき、夕べの農家の上へやってくると、
また女の子が鳥小屋に入り込んでいるではありませんか。
そこへお父さんが出てきて、ここまでは夕べと同じでしたが、
女の子の目には真珠のような涙がいっぱい。
私、メンドリさんにごめんなさいのキスをしに来たのよ。
でもそれをパパに話す勇気がなかったの。
リラの木の下に一人の女の子がいて、古いカシの木の小杖を見上げていました。
そこにはコウノトリの巣があるのです。
そこへ兄さんが出てきて言いました。
コウノトリがうちに赤ちゃんを運んでくるって、
おばさんから聞いたんだけど、それ違うらしいんだ。
03:03
赤ちゃんは神様のマントに包まれてくるんだって。
でも神様は僕たちには見えないもんな。
兄弟が話し合っていると、リラの若葉が急に音を立てました。
神様だ、きっと!
二人が顔を見合わせると、おばさんが出てきて言いました。
さあ、お家へ入ってコウノトリの運んできた赤ちゃんをごらん。
兄弟はうなずきあいました。
やっぱり今のは…
うん、神様にちがいない。
終わり
昨日の夜明けのことだったよ。
私はびっくりしたね。
何しろ一本の煙突から子供の顔がぬっと現れたのだから。
それは生まれて初めて煙突のてっぺんまで登った煙突掃除の少年だったのさ。
それは町全体が見渡せる高い煙突。
少年の顔は少しも見えなかった。
煙突、少年の顔はすすだらけでしたが、幸せに輝いていました。
朝のそよ風を頬に受けて、少年は思い切りすす払いのほうきを振り回しました。
バンザーイ!
町中のみんなが僕を見ている。
終わり
その日、海は静かでした。
深いところで揺れているのは昆布の林。
その上を色とりどりの魚が泳いでいます。
空を白鳥の群れが渡っていきます。
と、急にその中の一羽がシャボン玉のように落ちてきました。
首をうなだれて翼を広げたまま水に浮かんだ白鳥は
白いスイレンの花のようでした。
水面にかすかな風がおこりました。
さざ波は明け物の薔薇色の光にてりはえました。
そして海の水は白鳥の胸と背中を青い火で染めました。
その時です。
白鳥が翼の力を取り戻したのは
白鳥は目の前を飛んでいきました。
波を越えて仲間の後を追って
終わり
その夜、私は五人兄弟の子供部屋をカーテンの陰から見ていました。
06:05
ちょうど末の妹がかわいい両手を組み合わせてお祈りをしているところです。
でもなぜか上の四人ははしゃぎ回っています。
そこでママのおこごとです。
あなたたち、お兄さんお姉さんでしょ。
少し静かにしたらどうなの。
おやすみのキスの後、目まきを渡しながらママは尋ねました。
我らに毎日のパンをどうぞの次に何てお祈りしたの。
四歳の女の子はボタンをかけながら答えました。
ママ、怒らないでね。
神様、パンにはバターもたっぷりつけてって。
おしまい
いかがでしたでしょうか。
この次が見た話というのは
アンデルセンの童話で絵のない絵本というのでご存知かなと思います。
これですね、私の知り合いの方というかすごい方なんですけど
朗読劇でこの前されていたのを思い出してつい手に取ってしまったんですが
とても一つ一つの話は短めなんですけども
これもうその中の抜粋されたお話だけなんですが
結構いろいろお話数が多いんですよね。
何話あるんだ?
50?50?14話?
そうですね、複数本当に何十話くらいまであって
それが全部月が見た話ということで月視点で語られるんですね。
非常に面白いお話となっておりますのでぜひ合わせてご覧ください。
それでは今日もお聞きくださりありがとうございました。
コンでした。ではまた。
08:06

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