地域の魅力と地方創生の可能性
お元気ですか?まちとも代表の堀江浩二です。
早いですね。ついこないだ新年が明けたと思ったら、もう3月。
春の足音がだんだんと近づいてきましたね。
まちともでは、今月2つのイベントを開催します。
どちらも面白いので、ぜひご参加ください。
詳細は番組の概要欄に掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、ポッドキャストお楽しみください。
どうぞ。
ゲストは、引き続き天才シェフの奥田政行さんです。
奥田さん、今回もよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
奥田さん、地域のことでお尋ねしたいんですけど、
鶴岡がまさにUNESCOから認定を受けまして、
それっていうのは、他の地域でも鶴岡みたいに、
職で盛り上げていったりとか、職で魅力を発信っていうのは、
他の地域でも可能なんでしょうか。
結構あるんですよ。
みんな気づいてないだけ。
はいはい。
いろいろ地方再生のあれでいっぱい呼ばれるんですけど、公演とか。
ここはすごいなってところはやっぱりありますよ。
ちなみに一つ二つ教えていただいてもよろしいですか。
県でいうとね、海のもの、山のもの、野菜がすごく優秀なところはね。
岩手県、静岡県、熊本県、長崎県、高知。
高知、はい。
がすごいです。
食材のポテンシャルがすごくあるところ。
はぁはぁはぁ。
じゃあまさにそれらの県は、ポテンシャルがあるってことは、
磨き方とか見せ方に発信の仕方次第では、
いくらでも魅力を発信できるっていう、魅力ある都市にすることができるってことなんですか。
はい、できます。
あとね、飛行機行ってね、方向はすごいなってところはね。
飛行機に乗って日本海側下ってくとね、ジャングルみたいになって、後ろがすごい森林が深くてね。
はい。
すごい自然があるのは山形県と島根県。
山形、島根、はぁはぁ。
あとは全部開発されてる。
はぁはぁはぁ。
富山県も海はすごいんだけど、ちょっと野菜がまだあれなの。
はぁはぁはぁはぁ。
っていうところが要は抜きんでてる。
抜きんでてるのは今言ったところです。
そうなんですね、なるほどなるほど。
あと町で言ったら新潟県の村上市。
村上市、ほうほうほうほう。
世界で初めて鮭の地域を作って、歴史もあるし。
で鮭の料理はもう何百種類、百何十種類あるし。
歴史もあるの。
そうすごいんですよ鮭の。
えぇー。
アスポート多分すぐユネスコやればすぐ取れちゃいますよ。
おぉー。
えぇーそうなんですね、なるほど。
そうなんです。すごいんですよみんな。
ただ気づいてないだけです。
あ、そういうことなのかなるほど。
魅力の発見と「よそ者、若者、馬鹿者」の視点
でも文化って文に化けるでしょ。
文に化ける、はいそうですね。
文に化けさせて集合体の方を何冊かグッとやると、
文化都市ポロッと文化都市になるよって言ってるんですよ。
まぁ後付けかもしれないけど文に化けるってやって文化って言うでしょ。
だから普段ね、放りすぎちゃって気づかないようなことを文にやって
ちゃんと体系付けて一つの集合体にすれば、ちゃんと選ばれるよって。
なるほどなるほど。
なぜそういうふうにせっかくのいい魅力だったり可能性を見過ごしてしまうんでしょうか。
地元にいるとね、当たり前なの。
だから他のところの人が、一回その地元離れた人がいると見えてくるものがあるんですよ。
うーん、なるほどなー。
自分の視野をそういう目で地元を見ていくとね、見えてくる。
そういう目で見ようとしないの。
世界の中で何が自分のところがオンリーワンなのか、
いうことの目線で見ていくと結構あるよ。
なるほど。
地域創生とか地方創生文脈でよく言われるのが、
地域だったり地方を変えたり磨くのは、
よそ者、若者、馬鹿者とかってよく言われるじゃないですか。
まさにそういう違った視点を持つ人が入ることによって、
そういう花開くっていう可能性が芽生えるって感じなんですか。
そうそう、見方が違うからね、地元の人と。
なるほどなー。
ということは、日本はまだまだいくらでもいろんな地域で
花を開かせる土壌っていうか、可能性を秘めてるってことですね。
そうそう、そうです。
そうするとね、日本の中で何がオンリーワンかわかるし、
世界の中で日本は何がオンリーワンかわかるし、
ってことが見えてきて、じゃあ何で勝負すればいいのかってわかる。
なるほど、面白いですね。
結局ね、今の時代ってみんなね、戦わないとか勝者敗者があるとダメだとか、
っていうような世界になってるんですけど、
でもそれはね、勝ってきた人たちが言えることですよ。
必ず最初って勝負なんでね。
弱肉強食じゃないですけど、そうやって勝ってきて、
ある程度いったら優しくなれる。
自分の住んでる地域を何がオンリーワンなのかっていうふうにちゃんとね、
見れる目が必要。
ああ、そういうことなんですね。
なるほど、なるほど、なるほど。
ゼロからのスタートと感性の源泉
でも逆に逆を言うと、
岡田さんは地元、鶴岡でずっと活動されてきて、
そこに岡田さんはなぜ気づかれたんですか?
地元の良さっていうのは。
それはね、たぶん自分の親は借金を背負ってね、
何もないとこから始めたからです。
ああ、はあはあはあはあ。
お金がなかったんです。
ゼロスタートの人と、
いくらか基盤があるところからスタートする人でも、
全然見え方が違うってことなんですね。
ある程度人間幸せだと見えるものが見えなくなるの。
そういうことか、なるほど。
僕はゼロどころがマイナスからのスタートだから、
みんなが見えないとこが見えたんですよ。
なるほど、なるほど。
じゃあその人間、一人の人間でも、
またその状況だったりシチュエーションが変わると、
また感性が変わってくるってことなんですね。
感性が違う、そうそう。
だから僕なんて料理作ってるだけで幸せだって思うし、
いろいろ、いろんな方と会ったりしてますけどね。
うん、うん、うん。
奥田さん、そのお忙しい中でも、
本当全国世界と飛び回ってるのは、
自分自身のセンサーというか感性を磨く行動のためでもあるわけですか?
そうです、そうです。世界が見えてくるし、
自分が今どういう立ち位置にいるかっていうのもわかるし、
そういうことか、なるほど。
歴史の流れの中でどういうことをしなきゃいけないというのもわかるし。
そういうことか、なるほど、なるほど。
それで言うと、前半でもお聞きしましたけど、
奥田さんは料理の食材に、地元の料理の食材の良さに気づかれたのとか、
今の料理のいろんなレパートリーも含めてですけど、
やっぱり奥田さんが自らのアクションの数、
いろんな講師を含めたアクションの数が、
今の現在地にいたらしめたってことなんですかね。
そうですね、はいはい。
こうやればこうなるってのが見えてくるわけ、料理でも。
こうやればこうなる。
こうやればこうなっていくとかね。
命の炎を燃やすプロフェッショナルの仕事
だからこの間鶴岡のね、
あれはもう32歳の時に思ってたというようになっててびっくりした。
32歳の時にこんな困った中で、
見に行ってた風景ってのがあって、
僕がこうやって頑張ると、
必ずその後に街行く、街に来た人たちにね、
ミンデンナツのことを聞けば誰でも答えれて、
そういう街になっていく。
今度そしたらこれの素晴らしいとこで人が増えてくるっていう。
だからこの間ね、
この間美食都市アワードっていうので、
講演した鶴岡の人がいるんですけど、
全くその通りになってる。
はぁはぁはぁはぁはぁ。
そういう未来が見えるようになってくる。
あーそういうことか。
僕の歴史の中で、
この鶴岡の歴史の中で、
僕が今こういう行動を起こせば、
次こうなってくってのが見えてくるようになります。
おーなるほどなるほど。
僕がここで命の炎を燃やせばって思う。
そういう時は燃やしますけどね。
いやー確かに確かに。
でも偉人とかって全部振り返るとね、
人類が必要な時にね、
命の炎を燃やした人ですよ。
あーそういうことか。
高本龍馬もそうだし、
ライト兄弟もそうだし、
野口秀夫もそうだし、
自分が今必要とされて、
命の炎を燃やさなきゃいけない時だなっていう時に、
男はね、どのぐらい命の炎を燃やせるかですよ。
ふんふんふんふん。
なるほどなるほど。
その、なんかよくやりきる力が、
命の炎を燃やす、やりきる力が大事って言いますけど、
その岡田さん、やりきれるっていうのは、
どこからその源があるんですか?
やりきるっていう。
プロとアマチュアの違いってあってね、
僕はあの、やっぱり色々やるとお金もらってるから、
プロフェッショナルだっていう仕事をするんですよ。
アマチュアな人って80で止まるの。
あーそっか。
ボランティアとかアマチュアって80で止まるんですよ。
プロフェッショナルって81から90までの形にするまでを、
完成させるその時に命の炎をぐわって燃やすんですよ。
物体にないものを物体にしてしなきゃいけないから。
だからなるべく自分はプロフェッショナルな仕事をしようと思ってるので、
なるべくその81から100をぐわって力入れてやる。
だから01作って、
で、81から100までにすごい力を使います。
01作るってこと。
そういう風にしてます。
なるほど。
なるほどなるほど。
じゃあそこが本当のプロとアマチュアの境目になるわけですね。
なるほどなるほど。
天才って言われる人と秀才って言われる人の違い。
あー、なるほどなるほど。
2から80までは秀才でもできるわけ。
01作れるのが天才だと思ってるので、
01を作るために何をしなきゃいけないかっていうのを考えてる。
なるほどなるほど。
料理界と農業界への貢献と未来へのビジョン
奥田さんもこれまでも数々の賞とかも受賞されて、
今後の奥田さんの進む方向性ですかね、
ビジョンっていうとどういうところになるんでしょうか。
農林水産とかそういう方々に誇りを与えるところを推しながら、
料理界が良くなるようにしたいって思ってる。
料理界って夢のある仕事なんですよ。
奥田さんからするとまだまだその辺の世間的な評価であったり、
料理人としての誇りっていうのは奥田さんから見ててもまだまだっていう感じなんですか。
はい、そうですそうです。
だって僕が言ってもみんな信じないし、
でもこれがね、教授の人が言うとみんなうーんってなるわけ。
まだ料理界はまだそこまで行けてないわけ。
料理人の言うことにみんな耳を固めてくれたり、
そういうふうに料理人のあれをあげながら夢のある仕事にして、
いろんな人がこの業界に入ってくるっていう料理界の発展と、
あと農林水産のいろいろ生産している方々がもっともっと誇りを持てばいい。
なるほどなるほど。
でもね、農業界とかやってると大体見てるとね、
収入が500万600万年収がね、だったりするの。
そうするとそこの農業で生まれた子たちはね、何するかっていうと、
すんごい勉強して、いい大学行って農業界に帰ってこないで違うとこ行くわけ。
だから農業の後継者不足になるわけ。
なるほど。
ということは農業に夢がないわけ。
ということは農業界に夢を、仕事に誇りと夢を与えて、
ということを料理人として何ができるかって考えていく。
そういうことをしながらともに、料理界もそういう農業とか生産する界、
農業界とかも一緒にちゃんと夢のある仕事をしていくっていう、
そういうふうなところを作れたらいいなと思ってます。
イベント告知とエンディング
ありがとうございます。最後にいい話聞かせていただきました。
奥田さん、3回にわたっていろんな面白い話、いろんな視点のお話聞かせていただきまして、
本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
番組の冒頭でお伝えした通り、今月2つのイベントを開催します。
イベントの詳細は番組の概要欄やまちとものホームページに掲載していますので、
ぜひチェックしてみてください。
リスナーの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。
お相手は堀江浩二でした。