スピーカー 2
もしもし、なに?
スピーカー 1
ねえ。
スピーカー 2
なに?
スピーカー 1
なんで電話出ないの?
スピーカー 2
いや、俺だって今ニコ生やってたじゃん。
スピーカー 1
いや、もう最低。
見てたでしょ?
いや、もう本当に最低。もうなんなんマジで。
スピーカー 2
え、マジ放送中に携帯鳴ったって出ないっしょ。
かけてきすぎでしょ。
スピーカー 1
いや、だからコメントしたじゃん。
スピーカー 2
ね、ほんとね。そう、電話出てよってね。
それをしかとしたことに対してまた更に怒ってて、それもしかとしてね。
で、電話かけてきてたよね。
スピーカー 1
いや、もうなんで。
スピーカー 2
出ないでしょ。
スピーカー 1
え、なんでそういうことしてんの?意味わかんないんだけど。
それでさ、なんでさ、ニコ生のリスナーの女子と絡んでんのか、もう本当に意味がわかんない。
スピーカー 2
あ、そう、今からリスナーとスカイプで寝落ち通話しなきゃいけないからごめん、切っていい?
スピーカー 1
いや、もうほんと最低。もう嫌い。もう嫌いマジで、もうすん嫌い。
スピーカー 2
嫌いとか言わない、嫌いとか言わない。
リーちゃん俺のこと嫌いじゃないでしょ?嫌いじゃないでしょ?
スピーカー 1
もうそういうの嫌い。
スピーカー 2
うん、もうね、嫌いでもいいんだけどさ、じゃあ寝るよ。
じゃあね、嫌いなんでしょ?
スピーカー 1
なんで切るの、電話。
スピーカー 2
え、いや、まずなんで切るのじゃないよね。
嫌いって言って、電話を俺が切りました。
まず謝んなきゃじゃない?
俺に嫌いと言って、俺のことを悲しませて、俺がムカついて切りました。
まず謝んなきゃじゃない?
スピーカー 1
いや、だって別に悲しんでないじゃん。
スピーカー 2
ごめんなさいじゃない?
え、もう一回切るよ。まず謝ろう。ごめんなさいでしょ?
スピーカー 1
ごめん。
え、なんで?
スピーカー 2
何が?
スピーカー 1
え、だってリーちゃん怒ってるもん。
スピーカー 2
うん、怒ってんの。怒ってたら嫌いとか言っていいの?
俺リーちゃんに対してあんまり嫌い言わないよ。
ごめんなさいだね。
スピーカー 1
え、やだ。ごめんなさいじゃない。
スピーカー 2
まあいいけどさ。
で、何?どうしたの?いっぱい電話かけてきて。
スピーカー 1
だって喋りたかったから。
スピーカー 2
まあね、まあいいけどさ、俺ちょっと今から乃木坂ってどこ見なきゃいけないか集中するね。
スピーカー 1
何見るの?
スピーカー 2
乃木坂ってどこっていうね、知ってるでしょ?俺が今乃木坂好きなの。
番組がね、やってんの。見なきゃいけないの俺は。だからニコ生もこの時間で切り上げてるから。
スピーカー 1
え、今からリーちゃんと電話する時間じゃん。
スピーカー 2
うん、知ってる知ってる。
スピーカー 1
知ってない。知ってないじゃん。知ってないもん。
スピーカー 2
新しい新曲が出るさ、そのさ、プロモーションのさ、いこまが可愛い。
スピーカー 1
ねえ、今電話する時間じゃん。
スピーカー 2
何?何?大丈夫?大丈夫?
スピーカー 1
もうやめて。止めて。止めて。
スピーカー 2
ちょ、ちょ、あと28分。
スピーカー 1
長い。もう意味わかんないじゃんか。
ねえ、やだね。もうさ、本当に怒る。もうやだ。ねえ。
スピーカー 2
じゃあ、寝なさい。もう寝なさい。ほんとに。
スピーカー 1
なんでだってさ、ツンが電話出ないからさ、ツンが生放送終わる前に私待っててさ、リーも電話したらさ。
スピーカー 2
待ってなかった。待ってなかった。全然待ってなかった。
コメントして煽って、その後、俺が生放送の最中に電話かけてきてた。待ってないね。
スピーカー 1
待ってたもん。最後の5分くらいかけてないじゃん。
スピーカー 2
最後の5分くらい我慢したね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うん、偉かったね。
そう、でもね、俺はね、乃木坂ってどこかね、始まってしまった。
スピーカー 1
後で見ればいいじゃん。
スピーカー 2
そう、これね、後で見るとね、2チャンネルと一緒にね、あの、実況を見てね、みんなで進めないというね、大問題が起きちゃうんだよ、これ。
もう、意味わかんない。
スピーカー 1
ねえ、もうねえ、リーちゃんのこと好きじゃないじゃん、もうそれ。
スピーカー 2
大好きだよ、大好き。そんなのはわかってるでしょ、リーちゃんのことは。大好き、大好き。
あー、一個も可愛い。
ねえ、もうほんと最低。もう、嫌い。もう、ありえない。もう。
スピーカー 1
もう、ツンのそういうとこやだ。私、ほんとにやだ。
スピーカー 2
ねえ、ほんとね。やだね。困っちゃうよね、ほんとね。信じらんない。
スピーカー 1
ねえ、まだ音するもん。やめて。
スピーカー 2
全然好き。
ねえ、音する?
もう、見てんの。見てんの。
スピーカー 1
え、なんで?なんでそんな大事なの?リーちゃんと喋る時間って大事じゃない?
スピーカー 2
えっとね、今のところね、乃木坂が終わったらFFやんなきゃいけなくて、そのニコ生の次あたりだからね、4番目。
スピーカー 1
え、もう最低。もうほんとに最低。もうそれ好きじゃないもんだって。
スピーカー 2
いや、いやいや、考えて。考えて。この世の中でこんなにいっぱい楽しいことがあるのに4番目に来てんだよ。すごくない?
スピーカー 1
すごくないもん。え、もう泣く?そんなの。もう最低。ほんとに最低。
スピーカー 2
泣かない。泣かない。泣かない。泣かない。あー、めんどくさい。泣かない。泣かない。ごめんね。ごめんね。泣かない。泣かない。
スピーカー 1
ねえ、やめて。番組するのやめて。やだ。もう。
スピーカー 2
あー、めんどくさい。
スピーカー 1
めんどくさいとか言わないで。
スピーカー 2
懐かしいこの漢字。そうね。いつも言ってるよね。めんどくさいってね。困っちゃうね。
構ってほしいのにね。ね。やっとね。生放送が終わってね。
うん。そしたら今アイドル見ててね。困っちゃうよね。
スピーカー 1
うん。やだ。
スピーカー 2
もうやだね。困っちゃうね。
スピーカー 1
だってずっと昼も学校だったから、電話できなかったし、メールしても帰ってこないで。
スピーカー 2
いやもう、でもすっごい毎日、毎日メールしてるし、毎日電話してるよ。言うて。言うて。あなた。
スピーカー 1
うん。今日はいつもより喋りたかったんだもん。
スピーカー 2
いつもより喋りたかったの?うん。
いつもより電話の喋れなかったの?
スピーカー 1
乃木坂見てるじゃん。
スピーカー 2
そう。残念だね。乃木坂が始まってしまった。いや、困ったね。
スピーカー 1
だって。泣かないの。
ずっと見てる。音するもん。
スピーカー 2
大丈夫。あと20分で終わるから。あと20分で終わるから。
スピーカー 1
ねえ、もう長い?もうありえない。ほんともうやだ。
スピーカー 2
ねえ、やだねえ。やだねえ。
もう、とりあえずリーちゃんもなんかやんな。なんかしてなさい。あんたもう。
スピーカー 1
だって電話する意味ないじゃんか。私今日好きって言ってくれてない。
スピーカー 2
好き。好き。リーちゃんのこと大好き。大好き。
スピーカー 1
乃木坂の音する。
スピーカー 2
バレた?聞こえた?
スピーカー 1
ねえ、もうやめて。
スピーカー 2
しょうがないじゃん。しょうがない。趣味の時間兼、あの、彼女と電話する時間というね。
あの、今、今なんなら、もうなんか2倍楽しんでるから俺人生今。
スピーカー 1
で、ツンが楽しいだけじゃん。リーちゃんは楽しくないもん。
スピーカー 2
いや、残念だ。何事も楽しくないとダメだよリーちゃん。もう彼氏と電話してるのに。
スピーカー 1
え、なんで私が悪いことになるの。意味わかんない。だって私が悪くなってんじゃん。
スピーカー 2
怒んないのそうやって。困っちゃうよ。
スピーカー 1
もう明日学校休んで行く。
スピーカー 2
おいで。好きにしな。
スピーカー 1
もう一回来てよ。
スピーカー 2
遠い。めんどくせえ。
もうね、ほんとね、学校休んで来るとか言うとね、めんどくさいからほんとにね、学校行かなきゃいけないの。頑張って学校行きなさい。
もう次のお休みまで我慢しなさい。
スピーカー 1
やだ。
スピーカー 2
ん?ん?やだとか言ってもしょうがないですよ。学校あるんだから。俺も仕事だし。
スピーカー 1
ついてくもん。
スピーカー 2
じゃあ仕事に?迷惑だねえ。
そう、それはまあね、全然ないんだけど。そう、学校まだあるでしょ?
スピーカー 1
別に休んでも大丈夫。
スピーカー 2
休んでも大丈夫なのであれば別に来ればいいけどさ、お仕事だからじゃあ6時くらいに来な。一回行くから。
とりあえず寝ない?
スピーカー 1
え、だって寝ないじゃん。
スピーカー 2
ん?うん。あと15分。
スピーカー 1
やめて。もうやだ。もうやだ。もうやだ。
スピーカー 2
ねえ、困っちゃうねえ。
だってでも電話切ってもさ、電話しててもさ、電話切ってもさ、もう話すことないじゃない?話すことないもん。
スピーカー 1
あるもん。
スピーカー 2
何が?何があんの?じゃあ話してみなさい。聞いてやるよ。さあ来い。どんと来い。
はい、ない。はい、悲しいだけ。はい、電話したいだけ。
スピーカー 1
あるもん。
スピーカー 2
はい、寂しいから繋がりたいだけ。
その気持ちもわかってるからちゃんと携帯も送ってるでしょ?毎日毎日連絡もしてるでしょ?一日たりとも飛んだことないでしょ?
はい、それは事実だね。今愛されてるなって確かになって思っちゃったね。
でもみーちゃんのほうが好きだもん。
俺がどれだけ忙しいかもわかってるもんね。
いやいやいや、なめんな。絶対俺のほうが好きだから。ほんとに。調子乗んなクソガキが。
スピーカー 1
ねえ、もう最低。簡単に言う言葉じゃない。ほんとに。
スピーカー 2
どんまい。そういうこともあるよ。そういうこともある。でも絶対俺のほうが好きだから。残念だね。勝てないね。
スピーカー 1
勝てるもん。
スピーカー 2
いやあ、そうだね。見えると楽しいんだけどね。比べ役をはしたいね。形違いそうだよね。好きな気持ちとかね。
スピーカー 1
何の話?
スピーカー 2
ああ、めんどくさい方向から一歩抜け出したと思ったのに、ごまかせれなかった。
ほら、もう寝るわよ。寝るわよ。ほら、次のお休みにちゃんと会えるんだから。とりあえず明日も学校がんばんなさい。
スピーカー 1
電話は?明日。
スピーカー 2
明日はできるよ。明日できるよ。また明日だね。仕事終わったら連絡するよ。
スピーカー 1
朝も連絡してほしい。
スピーカー 2
朝起きたら連絡しますよ。約束ね。明日朝起きたら連絡するから。りーちゃんも朝起きたら連絡してね。
分かった?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
返事。
スピーカー 1
分かった。
スピーカー 2
じゃあ、今日はゆっくり寝るよ。
スピーカー 1
おやすみ。
スピーカー 2
おやすみ。
スピーカー 1
はい、終了。
スピーカー 2
俺の勝ちじゃね?やっぱり俺の勝ちじゃね?あの時から俺の勝ちじゃね?
スピーカー 1
この会話さ、やった?16年前に。
スピーカー 2
ほぼ似たような会話やってるよね。
いや、絶対俺の方が好きだから調子乗んなって俺すごい言った記憶が出じゃぶったもん。
スピーカー 1
言ってた気がする。私、乃木坂の下りでガチ目に涙出ちゃったもん。
スピーカー 2
ずっと乃木坂見てたからね。
スピーカー 1
これさ、シチュエーショントークなの?
別にそうするつもりなかったけど、自分のことりーちゃん言っちゃってたし。
スピーカー 2
メンヘラ彼女との電話っていうシチュエーショントークだったね。
メンヘラおさり気味だったけどね。
スピーカー 1
いや、みなさんどう思います?これ勝てないでしょ。
負けは認めるよ。ごめんなさいした時点で私の負けなの?これは。
あの場でごめんなさいせずに終わらないじゃん。別に私悪くないじゃん。
だって考えてみんな、私悪くないじゃん。意味わかんなくない?
だって彼女と電話してて乃木坂で見てるんだよ。
なんだけど、なんか知んないけど私がマジトーンでごめんなさいしてるの意味わかんなくない?
スピーカー 2
なんかああいう感じだったよね。理不尽な感じだったよね。
相手の好きだという気持ちをうまいこと使っていかないと勝てないからね。メンヘラに。
好きゆえに嫌れたくもないし、怒られたくもないし、怒らせたくもないっていうのが前提としてあるからそこをつかないとダメだよね。
シンクパターンだと押されちゃうからね。
スピーカー 2
シンクパターンにならない方法はまともに相手をしないことだよね。なんでそうやって茶化すのっていうね。
相手を笑わせてしまえばこっちの勝ちだと思っている感じを重点的に頑張っているよね。
スピーカー 1
リアルに、あれ今私何歳ってなった?途中で。
私何歳?今。
スピーカー 2
いろいろ思い出してしまいましたね。面白かったわ。これ個人的にめっちゃ面白かった今。
スピーカー 1
いやこれね、シューショントックやった方、演者?演者がめっちゃおもろいんよ。
スピーカー 2
これを聞いているあなたたちがどう思っているのか全く知らないけど、私は今楽しいです。
スピーカー 1
もうノリノリだったもん。
別にそんな設定さ決めてなかったよ。お互い吹き合っててメンヘラでって。
別にその細かい設定は決めてない。電話でってシンクと同じパターンで電話にしようと。
というとこまでしか決めてないのに、いや携帯送ってるでしょとか、リアルなネタを持ってきやがってこいつって思ってますし。