1. 声の旅日記
  2. 9/24 新潟三越跡地の変化、明..
2023-09-25 17:04

9/24 新潟三越跡地の変化、明治時代に作られた開かずの金庫

3 Comments

去年3月に閉店した新潟三越の跡地を使ったイベント企画「み〜つ」のことやその後のマンション計画について、明治時代に作られた金庫を開けるのに四苦八苦したことなどをお話ししています。

 

500kgと噂の金庫の写真です

 

み〜つのInstagram

 

#声日記

サマリー

新潟三越の跡地で行われているMEATSという企画について話します。また、新しい建物の設計に関わっている建築家の藤本壮介さんについて説明します。

新潟三越跡地の変化とMEATS企画
こんにちは。 建築家の近藤です。
今日は 9月24日日曜日
今は夜11時半を回ったところです。 今日は何をして過ごしていたかというと
ずっと オフィスにいました。
と言っても今日は1日オフで特に用事があったわけではないですが
だいたい予定のない休日はオフィスにいて
本読んだり 自分の趣味の時間に当てたりしているのですが
オフィスといっても 自分一人で建築事務所をやっているので
誰かいるわけでもなく ほぼ離れみたいな感じで
使っていて 休日でも予定がなければそこに行って
本を読んだりして 過ごしています。
今日は仕事はなかったんですが
自分が最近よく喋っている ローカルガイドブックを作る企画
古町百選の 書籍化がこの間のクラウドファンディングのおかげで決まったので
いよいよちゃんと本を形にするために
今までのデータの整理をしたり 本自体の
なんて言うんでしょうね 構成
目次を作って本の構成を考える みたいなことをやり始めたり
あとはサンプルのページ
代表的なページなんかを作って
編集者の人と打ち合わせできるように 準備を進め始めました。
でもそんなに切羽詰まっているわけでもないので
ランチタイムは ちょっと外に出て
休憩がてら オフィスの近くに
もともと三越があった 新潟三越があった場所でやっている
MEATSという企画
自分も少し関わっているやつがあって
だいたい毎週土日は何かしらのイベントを やっているので遊びに行ってきました。
そのMEATSの企画自体、多分今まで ちゃんとお話ししてなかったと思うんですが
新潟三越は 去年の3月に閉店して
でしばらく 空き店舗
空き店舗っていう… 百貨店なので空き店舗っていうレベルじゃないぐらいでかいんですが
だいたい6階建てで
5階にビアガーデンがあったような 新潟市民に愛されていた場所で
そこが閉店が決まって
今は 地元の不動産屋さんと東京のデベロッパーが
組んで新しい建物に建て替える跡地みたいになっていて
その新しい建物はもう だいぶ昔の三越の面影はなくて
マンション 高層マンションみたいなイメージで
底層が お店とかが入る複合施設で
中層から上はもう全部マンション おそらく30階建てぐらいになるんじゃないか
っていうようなプロジェクトです
その設計に関わっている
外観だけ関わっているのかな 建築家の人が藤本壮介さんっていう
建築家の方で 実は自分が大学生の頃に
日本の学部に行ってた時ですね 講師で来てた方で
建築家の藤本壮介さんと設計プロジェクト
その当時はすごいまだ若くて 30歳前後みたいな感じで
ちょこちょこ注目され始めた建築家だったんですが
その後 自分がロンドンに留学している間や
ロンドンで建築事務所で働いている間に メキメキと頭角を表して
台湾のコンペ買ったりとか
ロンドンの毎年割とイケイケの建築家に頼む
サーペンタインギャラリーっていう ロンドンにあるハイドパーク
結構大きい公園に毎年建築家が 新しいパビリオンを建てるっていうので
藤本さんもそれに受かったというか 選ばれて建てたことがあったりとか
今やお世話の建築家なのですが
その方があらかじめ 中に入るものが決まった状態で
外部空間だとか店舗の公共道だとか
公園みたいなスペースを設計担当されていて
っていう なかなか新潟市では
そういう若手建築家に頼む設計プロジェクトって すごい少なくて 他の市に比べて
今回に限っては結構割と挑戦的なものなので すごい楽しみにしているんですが
その新しい建物はさておき
そうやって新潟市で古町エリアっていう 旧市街にあたるエリアが少しずつ変わっていくことを
今の現役世代もそうだし
昔からここに住んでる人はどう思ってるんだろうっていう
やっぱり三越がなくなったっていうのは 新潟市民にとってはすごい大事件で
結構その変化を みんな興味を持って注目している状態で
まだその三越跡地の店舗を建てる状態なので
ミーツっていう企画は三越の外周部分 ちょうど門地にあるところの
ショーウィンドウがあった場所が結構広いほどになっていて
その場所を利用してポップアップショップができたり 休憩スペースで家具を置いたりしたり
そういうスペースを作っていて
ミーツはそこで コンセプトとしてはその地域の変化を前向きに考えるために
ソフトランディングみたいな形で
来年解体が始まる1年間かけてイベントしたり
古町のことをもっと知るようなワークショップをしたり 写真のイベントしたりとか
そして徐々に慣らしていくみたいな
新しい建物が建つ前の期間を 単純に何もない状態にするんじゃなくて
少しでもにぎわいを作るみたいなのも兼ねてやっている企画があって
そこに今日オフィスの休憩時間
休憩時間と言ってもずっと休憩時間なんですが
行ってそこで運営をしている方とお話したり
そこに行くとだいたい見知った方がいるので 1時間ちょっとぐらい話したりしていました
なかなか休日らしいなっていう
予定なくてもそうやって身近なところに知り合いの人がイベントをやっていて
遊びに行けるってなかなか面白いし楽しいなと思っています
この話題もしかしたらしばらくするかもしれません
昨日はちょっとなかなか まだあんまり好評していないのですが
古町エリアの中でも古町エリア自体が結構長い
歩くと端から端まで30分ぐらいあるような古町通りっていう長い道があって
一番南側に位置するところが神と呼ばれていて
有名になっていても新潟市民が誰もが知っている白山神社っていう
古い神社があって そこを基準として徐々に下っていくっていう意味で
白山神社側を神 そこから海に向かって北に行くにつれて下っていう風に呼ばれているんですが
自分は今度下にあたる部分で下町って新潟では呼ばれているエリアで
200つぼぐらいあるとある邸宅を譲り受けることになっていて
今そのお宅が結構広い敷地内に蔵とかあるような感じなので
明治時代の金庫の引渡しと処分の予定
荷物の整理をしてもらっているのですが
その中に昔の金庫があって
金庫をそのまま残しておいてもらってもよかったんですが
あまりにも重くて 人によっては200キロっていったり
そこにもともと住んでいる方は500キロっていったり
カバナーがとても一人で持ち上げられる規模じゃなくて
なんならそれを処分最初しようとして解体業者の人に頼んだら
半日くらいかけて部屋の端から反対側で運ぶのに結構苦労したみたいで
下にレールみたいなのを敷いてパイプを何本か並べて
ゆっくりゆっくり転がして玄関側まで運んで
いよいよ処分のタイミングになったんですが
そのまま捨てるのは結構惜しいぐらい良い金庫なので
SNSで誰か欲しい人いませんかみたいな感じで呼びかけていたら
一人本気で興味を持ってくれた方がいて
一緒に昨日の朝見に行きました
結構金庫自体気に入ってくれてすごい前向きに
引き受けたいみたいな感じで行ってくれたんですが
その金庫の開け方がちょっと難しくて
昔の金庫ってよくあるいろはにほへとみたいな感じの文字がダイヤルに書いてあって
左に一周回し右の例えば糸の間に合わせて
それを3回同じ場所に右に回しながら合わせるみたいな
左に何回回すみたいなのをやってようやく開くようなやつで
本当に微妙なちょっと数ミリずれただけでもう合わなくて
そこの矢主の方も久しぶりに開けるみたいな感じですごい戸惑っちゃって
結局30分ぐらい格闘してました
もうガチが開かないので自分がやりますみたいな感じで
開けたらようやく開いて
分厚いもう何センチぐらいあるんだろう
10センチ近くあるドアがようやく開いたと思ったら
中にもう一枚扉があって
そこの鍵はありませんみたいな感じで
じゃあ中開けらんないじゃんみたいな感じで話してたんですが
元々の持ち主だった今の矢主のお母様は
どうやら1000枚同士をうまく使って開けていたっていうことだったので
ようやく第一関門突破した後に第二関門の本来鍵が必要な部分を
ちょこちょこ1000枚同士でやっていて
でも結局開かず
この引き取り手の方が目の前にいるにもかかわらず
金庫がちゃんと開かないっていう状態で
その方もその場ではい引き受けますとは
とても言える感じじゃなかったのでちょっと心配です
一旦家に帰って相談しますみたいな感じでおっしゃってました
明日ぐらいにおそらく結果というか回答をもらえると思うんですが
さすがに本当に重くて大人4人ぐらいじゃないと持てない規模なので
引き受けてもらったはいいけど
その後家の中で気軽に運んで移動できないっていうのがネックなんで
どうなるんでしょう
作ってくれるとありがたいんですが
ちょっとその写真も概要欄に載せておこうと思います
さすがにこの声に聞いてほしいですってなったとしても
移動が難しいのではい差し上げますとは言えないんですが
なかなか味のある明治時代におそらく作られたやつなので
単純に手つくずにするのはもったいないなと思って
いろいろ誰か引き取り手がないか探しています
ちなみに9月27日に解体業者が来て処分の手立てが組まれているので
それまでに引き取り手が現れない場合は
残念ながら処分するみたいな形になりそうです
誰か救いの手をっていう感じなんですけど
重すぎて見に来てくれた方も
ちょっと想像以上でしたっていう感じだったんで
なかなか気軽にはお誘いできない品物ではあるので
写真だけでも眺めてこんなものが明治時代に作られてたんだなっていうのが
感じてもらうだけでもいいかなと思っています
今日はこんな感じです
聞いていただきありがとうございました
また3の倍数の日に
17:04

コメント

スクロール