実験!屋外録音聴き比べ
実験!屋外録音聴き比べ - 声日記ファン
屋外録音のベーシックスタイル「お散歩録音」を3つのマイクでテスト録音してみた音声を聴き比べてみる実験です。 ★使用した機器リンク先は公式の商品紹介ページです。録音時の装着状況は下部の写真を参照してください。ZOOM M2 MicTrak(マイク型レコーダー)ZOOM F2-BT+ZOOM LMF-2(小型レコーダー+ピンマイク)Apple iPhone XR+EarPods(iPhoneと付属の有線イヤフォン) ★録音時の設定ZOOM M2 MicTrak:サンプルレート48kHz、32bit float、ステレオZOOM F2-BT+ZOOM LMF-2:サンプルレート48kHz、32bit float、モノラルApple iPhone XR+EarPods:非可逆圧縮(ボイスメモアプリの録音品質)Apple iPhone XR(本体マイク):非可逆圧縮(ボイスメモアプリの録音品質)ナレーションの録音はZOOM M2をMacにUSB接続して、LogicProの外部入力マイクとして認識させて録音しています。 ★編集時の設定以下の画像のように録音したタイミングとデバイスごとにトラックを作っています。お散歩録音の音源はピーク時(最大音量時)が同程度になるように、ゲインのレベル調整のみ行なっています。以下再生順番に沿ってゲインの調整値を記載しておきます。ご参考まで。EarPodsベンチ座り:+11.0dBiPhone本体ベンチ座り:+2.3dbEarPods歩き:+12.0dBiPhone本体歩き:+3.5dbF2紹介:+23.0dBM2紹介:+22.0dBEarPods紹介:+16.0dBEarPodsベンチ座り:+18.5dBF2ベンチ座り:+24.5dBM2ベンチ座り:+20.0dBEarPods子供駆け抜け:+20.0dBF2子供駆け抜け:+24.0dBM2子供駆け抜け:+23.0dBEarPods風が吹いてきた:+0.0dBF2風が吹いてきた:+23.0dBM2風が吹いてきた:+16.0dBEarPods歩きながら:+5.5dBF2歩きながら:+19.0dBM2歩きながら:+16.2dBM2ウインドスクリーン無 → 有:-3.5dB → +15.0dBF2ウインドスクリーン無 → 有:+2.8dB → +17.5dB編集にはApple Logic Proを使用しました。ナレーショトラックに使用したプラグイン(ご参考)RX 10 Voice De-noise (Presets:Podcast Auto Denoising 設定値デフォルト)RX 10 De-click (Presets:Podcast Click Removal 設定値デフォルト)RX 10 De-hum (Presets:Default 設定値デフォルト)ステレオアウトトラックに使用したプラグイン(ご参考)Compressor (以下画面参照)Adaptive Limiter (以下画面参照) LISTENにアップロードする時には、ラウドネスノーマライゼーション・ノイズフィルターともにOFFにしてあります。エピソードタイトルの近くにある (i) をクリックするとファイルの情報を確認することができるので確認してみると・・・ 狙っていた音圧(-13.0〜-15.0)に限りなく近くすることができました。なんか嬉しい。w ちなみに、LISTENにアップロードするときに、ラウドネスノーマライゼーション・ノイズフィルターをONにして、アップロード後にしばらくして処理が完了すると「normalized」「denoised」と追記されます。 ★参考になるエピソードLISTENの近藤さんが音圧と編集について解説してくれているエピソードです。 今回のエピソードでは屋外録音をテストしましたが、私の声日記の過去回で屋内録音もテストしていますのでご紹介します。エピソードの概要欄にテストパターンの音源へのリンクが貼ってありますので、気になるものがあれば開いて聞いてみてください。 こちらも私の声日記の過去回で、今回は使用しなかった、ZOOM iQ6(iPhone用の外付けマイク)とiPhone本体マイク録音のときにウインドスクリーンの有無でどのくらい変わるか実験してみたエピソードです。