今回の話題は、State of JavaScript 2024 の結果を眺めよう 第三回〜になります。
前回はライブラリーのエクスペリエンスとセンチメント、
体験と感情についてのグラフ結果をざーっと眺めていきました。
これがちょっと多かったので、前回はそれで終わってしまったので、
本日はそれのフロントエンドフレームワークとメタフレームワークの2つに
フォーカスをしたものを見ていこうと思います。
絶賛、皆さんここが気になっているポイントだと思ってますので。
フロントエンドフレームワークとメタフレームワークのセンチメントと
エクスペリエンスは今回は割愛して、実際に中身について
いくつかのビューが分かれていますので、それを見ていこうと思います。
今回のビューは、ユースエイジ、アウェアネス、インターエスト、
リテンション、ポジティビティの5つに分かれています。
それぞれの意味を言いますと、ユースエイジは今から出す名前10個ぐらいあるんですけど、
それぞれを使ったことがあるという回答者の割合がユースエイジで、
アウェアネスというのは、それぞれのライブラリについて聞いたことがあると
回答した人のうち、ポジティブな肯定的な感情を持った人の割合になりますと。
失礼、さっきのお話がインターエストで、アウェアネスは
それぞれのライブラリを聞いたことがある、もしくは使ったことがある
という方の割合ですね。
リテンションは、それぞれのライブラリを利用したことがあると回答した人の
肯定的感情の割合になります。
ラスト、ポジティビティは、感想を述べた、コメントをした回答者のうち
好感を持った人の割合という感じですね。
これ他の今後のメタフレームワークのところでも同様になってきますので、
そんな感じと思っていただければよいかなと思います。
じゃあユースエイジから見ていきましょう。
今回のフロントエンドフレームワークの評価でピックアップされたものは
11個ですね。
名前ざっと挙げていきますと、リアクト、ビュージェース、アンギュラー、
PREACT、スベルト、アルパインジェース、リット、ソリット、クイック、ステンシル、
HTMXとなっております。
まずはユースエイジからですね。
使ったことあるよっていう人の割合ですけども、
回答者の82%がリアクトを使ったことがあるので第1位ですね。
もう頭1つも2つも抜けてます。
第2位がビュージェースで、いきなりガクンと下がるんですけど、
ビュージェースですら51%ですね。
第3位がアンギュラー、こちらも50%ということで、
これ去年から伸びてますね。
5%ほど数字が伸びましたと。
ビュージェースは逆に1%下がりました。
リアクトはほぼ一緒ですけど、2%下がって82%ですね。
第4位がスベルト。
スベルトはもうずっと右肩上がりで26%が使ったことあるよってことですね。
第5位がビリアクトで13%、
あとそこからもうずっと一桁でどっこいどっこいみたいな感じですね。
ソリッドとクイックもあんま伸びなかったんですね。
僕結構クイック好きなんですけど、
そんなに書いてるかというとそれはちょっと置いといてって話ですね。
業務では使わないですけど、
スピード中の人間としてはクイックはいいんじゃないかと思ったりはしました。
ソリッドとジェースも意外と伸びなかったのかな。
まあそういうことですよねって感じでした。
今のがユーセージだったんですけど、
リアクトが頭一つ二つずっと抜け続けて、
80%唯一一定のリアクトで、
これは今後も変わらないでしょうね。
ビュージェースがどれだけ伸びるかはちょっとわからないです。
この後メタフレームワークでナックストも出てくると思うんですけど、
ビューナックストとリアクトネクストだと、
この数字というかこの差はなかなか埋まらないんじゃないかなと思ってます。
アンギュラーは一番伸びたところが2018年の56%で第2位だったんですけど、
ここからちょっと下がりつつも結局50%に戻ってきてるんで、
アンギュラーもこの辺でずっと横を並び続くのかなっていう気はしますね。
そんなにこう使い勝手にドラスティックに良くなったっていうような、
もしくはすごい簡単になったっていう声を聞いたことがないですけど、
怒りも快悪になったみたいな話も全く僕の周りでは聞いたことがない。
安定したパフォーマンスとか安定したクオリティー、
品質のフレームワークを提供してくださっている。
Googleがその辺さすがだなっていうふうには思いました。
では続いてアウェアネスですね。
聞いたことある、もしくは使ったことがあるっていう感じですね。
ちょっとさっきよりも数字が変わってくるなってところですけど、
これは1位リアクトで変わらないですね。
聞いたことないっていう人は1%以下っていう感じなので、
知名度抜群ってところですね。
第2位のVue.jsも一緒で99%ですね。
あと0コマちょっとの数字の差はあると、
Vue.jsも基本的に聞いたことないよっていう人は1%以下ですよ。
アンキュラーも一緒です。
アンキュラーも99%。
この辺はやっぱり三大フレームワークさすがだなっていうところです。
続いてPリアクトも80%、
スベルトは96%。
だいぶスベルトをもう皆さん知ってるよって感じですね。
アルパイン.jsが61%に伸びてきてて、
僕の周りでアルパイン.jsなんてワードを
多分去年1年間で聞いたこと一回もなかった気がしますね。
ブログとか聞いたか全然見た気がしますが、
それ以外聞かなかったなと思います。
海外ではそこそこの名前知られてるのかなっていう感じです。
日本でも使ったことある人は全然いらっしゃるでしょうけど、
あんま勉強会とかでも聞かなかったなって気がしますね。
あとはリットが49%、ソリッド77%。
ソリッドやっぱ知名度はずいぶん取れてきてはいるんですけど、
ユーザー層を獲得できていないっていうところですね。
ちょっと特殊というか、
仮想ドムを使わない系のライブラリーの一つとして、
その場合はスベルトの方が一律の長がある。
早めに出たっていうのもあるからっていうのは理由になってるかもしれないですね。
ソリッドは少し書きましたけど、
割とリアクトと親和性というか似てるところがたくさんあったり、
コンセプトは結構参考にしたんだなっていう印象はあります。
書きっぷりそんな差が出るかちょっとわからないですけど、
リアクトほどこと細かに多機能になっているわけではないので、
正直劣化版と思われてしまう可能性はゼロではない。
後発ライブラリーなんで今後の発展性に期待はしたいですけど。
あとはスピードも速いと思うので、どうなんでしょうねって感じです。
リアクトの代替として選ぶかっていうと違うのかなって気はしますけど。
知名度とはちょっと違う話でした。
続いてクイックですけど、クイックは60%なのでちょっとまだ伸び悩みって感じです。
あとはステンシル38%、HTMX77%。
結構知名度取れてるんだなっていうところ。
ステンシルはもうほとんど名前聞かないなって感じだそうですね。
続いてインターレスト。
聞いたことある人の中で良さそうみたいなポジティブみたいな印象の数字ですけど、
インターレストの割合は1位がスペルトですね。
この3年間スペルトが実は1位で65%です。
ちょっと去年よりは3ポイント下がってますけども、まだ1位ですと。
そんなに興味あるというか。
聞いたことがあって良さそうみたいな肯定的な感情であれば、
スペルトさんもうちょっと使って皆さん上げてくださってもいいんですよ。
2位がソリッドです。
ソリッドも54%。
一番高かった時65%は2022年ですね。
なのでちょっと下がってきているっていう感じです。
去年からも2ポイント下がって54%ですので、
肯定的な感情を得られているわけではない。
つまりブランディングができてないってことだと思いますね。
続いて第3位がビュージェイスですね。
ビュージェイス48%。
ビューはもうインターレストの領域ではない気がします。
そのビュー3が出たのでそこについての評価が改めてなされていて、
第3位ってところであれば、
48%というのであんまり肯定的に捉えられてないっていう風な解釈になるので、
皆さんあんまり今のビューに関してはそんなに、
悪いとまでいかないでしょうけど、
良いというほどの印象はない。
あんまり関心がなくなってきているというふうに僕は思うんですけど、
どうなんでしょうかね。
あとやもういかずと40何パーセントがつながっていきます。
20%以下になるとステンシルが18%、
アンギラが17%で今回最下位なので、
アンギラは好感触を持たれているわけではないってことですね。
こんなとこです。
続いてリテンションです。
使ったことがある人の中で肯定的な感情の人ですけども、
これでいくとまさかのソリッド1位です。
ソリッド1位で90%です。
一度使った人の中では肯定的だよっていうところなので、
なかなか食わず嫌いじゃないですけど、