1. アキツヒミツキチ ー秋津秘密基地
  2. 別室その3:『第2回ウソ文学..
別室その3:『第2回ウソ文学大賞・後半戦』
2026-09-13 47:42

別室その3:『第2回ウソ文学大賞・後半戦』

今回は第2回ウソ文学大賞の(大人の事情で分割した)後半戦だ!

塩水とみずいがそれぞれ選び抜いた作品を審査委員長はどう評価するのか、是非聞いてくれよな!(使いまわし)

==================================

使用素材⇩⇩

VOICEVOX▶ https://voicevox.hiroshiba.jp/

使用ボイス:四国めたん/ずんだもん/春日部つむぎ/雨晴はう/波音リツ/玄野武宏/

      白上虎太郎/青山龍星/冥鳴ひまり/九州そら/もち子/剣崎雌雄/

      WhiteCUL/後鬼/No.7/ちび式じい/ 櫻歌ミコ/小夜(SAYO)/

      ナースロボ_タイプT/†聖騎士 紅桜†/雀松朱司/麒ヶ島宗麟/

      春歌ナナ/猫使アル/猫使ビィ/中国うさぎ

      栗田まろん/あいえるたん/満別花丸/琴詠ニア

      Voidoll/ぞん子/中部つるぎ/離途/黒沢冴白

      ユーレイちゃん/東北ずん子/東北きりたん/東北イタコ

      あんこもん/夜語トバリ/暁記ミタマ/里石ユカ

       

NHKクリエイティブ・ライブラリー ▶ https://www.nhk.or.jp/archives/creative/

DOVA SYNDROME ▶ https://dova-s.jp/

musmus ▶ https://musmus.main.jp/

OtoLogic ▶ https://otologic.jp/

甘茶の音楽工房 ▶ https://amachamusic.chagasi.com/

H/MIX GALLERY▶ http://www.hmix.net/

魔王魂▶ https://maou.audio/

ポケットサウンド▶ https://pocket-se.info/

BGMer(ビージーエマー)▶ https://bgmer.net/

さりい bgm▶ www.youtube.com/@sari_bgm

猫きまぐれBGM工房▶ https://www.youtube.com/@NekoKimagureBGM



X(Twitter)▶ @a_s_b_kitutuki

hashtag▶ #キツツキ #アキツヒミツキチ

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

今回の「別室その3」では、「第2回ウソ文学大賞」の後半戦が繰り広げられます。審査委員長の水井さんが、塩水さんとみずいさんが選んだ作品を厳しくも愛情深く評価していきます。 まず、みずいさんの作品「階段の世代」は、現代社会の格差と個人の人生を「階段」に例え、静かに、しかし力強く社会構造の変化を描き出しています。読者の日常風景を破壊するほどの「傷つき攻撃」と評され、多くの読者が自身の人生の階段を振り返るきっかけとなったと高く評価されました。一方、塩水さんの作品「これ一冊で全部わかるシリーズ 亡くなった片方の靴下検定講習」は、日常の小さな謎である「片方だけ消える靴下」を、普遍的なテーマへと昇華させた純文学作品として絶賛されました。検定講師という設定や模擬試験、実技試験対策など、読者に挑戦を促すユニークな構成が特徴です。 次に、塩水さんのもう一つの作品「巨弱体質の邪眼使いがムチムチマッチを目指す 101の神とただのドヘンタイだった絶対神」は、異世界ファンタジー、筋肉文学、平安人外劇など、通常では考えられない要素を詰め込んだ野心作です。そのカオス度と展開の異常さが審査委員長を唸らせ、文学的安全装置が完全に解除された「何でも書ける」ことを証明した作品として高く評価されました。対照的に、塩水さんの最後の作品「神おもつ戦争」は、タイトルからは想像もつかない大人のラブストーリーでありながら、登場人物の名前や設定の奇妙さが絶妙な二重性をもたらし、読者の感情と潜入感を深く吸収したと評されました。最後に、みずいさんの作品「ピーナッツバターの作り方」は、料理本の体裁を取りながらも、「本物とは何か」という根源的な問いを投げかける哲学ノンフィクションとして、その狂気の方向性の一貫性と、当たり前と戦う姿勢が高く評価されました。最終的なランキングでは、「名探偵アントニオ猪木」が1位、「巨弱体質の邪眼使いがムチムチマッチを目指す」と「神おもつ戦争」が同率2位となり、今回も非常にユニークで破壊的な作品群が審査されました。

00:02
アキツヒミツキチ この番組は、坂瀬クラス・泉水・塩水の3人による ゆるく適当に皆様の時間を浪費するファミレス系雑談ポッドキャストプログラムです。
アキツヒミツキチ別室ウソ文学後半戦でございます。 審査委員長にはちょっと休憩していただいて、頭がひいているはず。
まあまあまあ、あまりヒートアップしてもらわなきゃいいんじゃないですかね。 ということで、後半戦は紹介の順番を私が最初、その次が塩でいきます。
「階段の世代」と「亡くなった片方の靴下検定講習」の紹介と審査
では早速参りましょう。 私の1順目は、タイトルは【階段の世代】。 著者は社会階段研究所。
本作は、現代日本社会における成長と格差を縦軸に、 個々の人生が巡る階段を浮き彫りにする社会探究型ノンフィクションで、
タイトルの階段は、努力によって登る者、途中で踏み外す者、 そもそも最初の一段に立てなかった者たちの秘密。
本作では、教育・雇用・家族・地域といった生活の階段に着目し、 それぞれの世代が直面した段差を丹念に追いかける。
昭和の階段就職から、令和の非正規階段へ。 団地育ちの子供たちから、都市の孤独な高齢者まで。
その階段には、現代の意思と個人の活路が刻まれている。
どこで差がついたのか?という根源的な問いに迫りつつ、 それでも人々が上を目指す理由とは何かを問い直す静かで力強い一冊。
社会の形が変わりゆく今だからこそ読みたい、 生きる足元を照らす階段となっている。
かたいでしょ、階段に着目した。それをね、人間の人生、文字通り階段話。
ああ、そういうことね。文字通り、階段話。 孫ほどなき階段話。
私の方はこれだ。
これ一冊で全部わかるシリーズ。
亡くなった片方の靴下検定、公処、懲、飽きつ老人会。
なぜ靴下は片方だけ消えるのか。
長年人類を悩ませ続けた未解決問題を真正面から挑む決定。
洗濯機内部の軸の歪み説から 靴下自発的失踪理論
現時の正しいリアクション 固まれとの再開率を高める補完術までを完全網羅
刊末には全国統一 亡くなった片方の靴下検定講習 五義試験100問を収録
合格率7.8%の狭き門を突破するにはこれ一冊 実義試験対策も網羅でございます
までもね こういう試験があるとは 知らなかったんだけど
たまたま参考書コーナーでね これがあると思って買ってみて 読んだわけでしょ
全くね なんていうのかな 役に立たない
大体の項目がヘッドで扱えよっていう 内容だったから
これはね 公式検定だから 公式検定だから難しいのかもしれない
大筒子になるともうちょっと 難易度が下がって
たぶん兵役とかになると 講師のどれか一部だけの可能性もある
自分で難しい方法に行っちゃったんだよね
そうだね もう大筒子 兵士のやつも 見とかないとダメかもしれない
あんまり変わんないだろうけど
大筒子 役には立たない なぜ私はこんな本を選んじゃったのか
ちょっと疲れてたんだよ
というところで審査委員長からの 総評が出ております
まずはみずいの作品ですね これは私が読む感じですね
はい じゃあみずいの作品です
特に印象的なのは 昭和世代の証言として登場する
昔は階段を登れば 上に家があった
でも今は登った先に また階段があるという一節
これは世代論ではなく 社会の構造変化そのものを
静かに突きつける名文です
エンタメドン 50点満点中43点
深い短急型ノンフィクションと聞くと 難しい統計資料や
専門用語が並ぶ印象があります
しかし本作は違う 読者が待っているのは
団地の4階で育った少年が見た 階段の景色
バブル家に一気に駆け上がった 会社員の転落
就職氷河期世代が立ち止まった踊り場
高齢者が一人で降り続ける エレベーターのない階段といった
具体的な人生の物語です
社会問題を扱っているのに 独豪感は統計資料ではなく
長年会っていなかった友人と 階段の途中で再会したような
温度があります
また社会階段研究所による 独自分析
階段披露指数 人生踊り場滞在期間
諸段隠さり
などの謎めいた指標も登場
学術的なのか人生相談なのか 少し分からないところが
逆に魅力になっています
ツッツキ度50点満点中38点
本作のカオス度はこれまでの 核文学最小作品のような
爆発型ではありません
しかしその静かな異常性こそ 評価したい
なぜなら本作は読み進めるほどに 読者の日常風景を破壊してくるからです
例えば駅の階段
今までなら何段あるかな 程度だったものが
本作読了後にはこの階段を 毎日登っている人には
どんな人生があるのだろうと 思ってしまう
これは危険です
階段という存在そのものに 意味を持たせてしまう
非常に高度な傷つき攻撃
審査委員会では読後 階段をただの階段として
見られなくなったという声が 多数寄せられました
また最終章のタイトルが 踊り場へいる人へ
いや渋いなぁ
なのも地味です
普通なら希望を語る章に なりそうなところを
著者はあえて
まだ登らなくてもいい という視点を提示
社会活作品としても 非常に誠実です
総評
階段の世代は
派手な事件も 奇抜な設定もありません
しかしその静けさの中にこそ
本作最大の力があります
人は誰もが 自分の階段を歩いている
早く登る人もいる
途中で休む人もいる
別の階段へ移る人もいる
そして最初の階段から
入り口を探し続けている人もいる
本作は努力すれば 必ず報われるという
単純な物語にも
社会が悪いという
一面的な結論にも逃げません
ただひとすら
人々がそれぞれ違う高さの段差と向き合ったまま
姿を描きます
審査委員会では
今年最も多くの読者が
自分の人生の階段を振り返った作品として
高く評価されました
なお本作を読んだ後に 階段を駆け上がると
必ず一度は振り返りたくなります
自分は今何段目にいるのか
そして同時に隣で ゆっくり登っている誰かも
同じ階段の途中なのだと 気づかされる
社会を読む本でありながら
自分自身を読む本でもある
静かに始まり
読み終えた後に心の中に 一本の階段が残る
第二回嘘文学大賞
社会探求部門の最有力候補です
真面目に語りたくなっちゃったのかもしれないですね
ある意味文学な面もあるからな
そうですね
と思いたい
隣でゆっくり登っている誰かも
同じ階段の途中なのだという文章は
なかなかシンプルだと思います
そういうところすごくよくできてるんだよね
審査委員長すげえなって思ったけどさ
昔は階段を登れば上に家があった
でも今は登った先にまた階段があるってさ
悲しくなっちゃうよね
文字だけで言うと深いよな
取り方次第ではコミュニティ的なものから
個人という
個人観というか
そういう方向になった世の中を語っているなとは思う
そうねよくできてるよ
深く読んだな
びっくりしちゃった
そういう評価もするんだって
じゃあ次の私の方の総評が終わりましたので
水井委員お願いします
塩水の下
これ一冊で全部わかる真実
亡くなった片方の靴下検定講習
純文学度50点中44点
本作は一見すると片方だけ消える靴下
という家庭内の小さな謎を扱った実用書であった
しかしその本質はもっと深い
なぜ靴下は消えるのか
なぜ人間は洗濯後に必ず片方だけを探すのか
そしてなぜ見つかった瞬間
人はまあいいかと言いながら
引き出しの奥にしまうのか
本作は靴下という極めて日常的な存在を通じて
人々の過失、再開、定年という
普遍的なテーマに迫った
特に第3章
片方だけ残された者の孤独は悪感
白い靴下が引き出しの奥で数年間相棒の帰りを待ち続ける描写には思わず
これは靴下の話なのか
それとも自分自身の話なのかと考えさせられます
ただし次のページでは急に
靴下失踪時の初動対応マニュアルが始まるため
読者の涙は一度乾きません
エンタメド50点中49点
検定講師という時点で
ただの生活しない人ではありません
本作は読む本ではなく
挑戦する本です
収録されている模擬試験100問は
悪感、礼大、問1
洗濯機から靴下が片方だけ出てきた場合
最初に取るべき行動を答えよ
A.洗濯機を疑う
B.家庭、家族を疑う
C.宇宙的な力を疑う
D.とりあえず片方だけ履いて出かける
このような問題を通じ
読者は知らず知らずのうちに
靴下探索者として鍛えられていきます
さらに実技試験対策では
選択層裏側確認技術
靴下の相方識別能力
長時間放置された片割れへの声かけ方
微妙に色落ちした片方との和解術など
普通の人間には必要ないが
なぜか一生で生きとは役立ちそうな技能が満載
本作最大の評価ポイントはここです
靴下が片方なくなるという
全国民が経験した小さな疑問に対し
著者は一切妥協しません
原因候補として挙げられる
洗濯機内部の時空の歪み説
靴下自発的失踪理論
靴下同士による離脱維持形成説
片方だけが第二の人生を歩み始める説
この研究姿勢はもはや科学者のそれです
特に靴下自発的失踪理論は
靴下は人間に履かれることで完成する
しかし完成した瞬間
新たな未完成を求めて
旅立つ個体が存在するとのこと
この理論が正しいかどうかはさておき
読者は読み終えた瞬間から
洗濯物の中の靴下を見る目が変わります
審査委員会では
靴下の問題などに人生観を問われる
という声が相次ぎました
総評
これ一冊で全部わかるシリーズ
亡くなった片方の靴下検定講習は
家庭内の小さなミステリーを
国家資格級への学問へ押し上げた解策です
普通ならもう片方どこ行ったんだろう?
で終わる出来事を
本作は徹底的に掘り下げます
靴下はなぜ消えるのか
消えた靴下はどこへ行くのか
再開した時
人間は本当に以前と同じ気持ちで履けるのか
そんな壮大な問いに挑んだ結果
読者は最後に気づきます
探していたのは靴下ではなく
縛られた日常との繋がりだった
と言いたいところですが
緩末の実技試験では
制限時間5分以内に
大量の靴下の中から
片方だけ存在するものを探せ
という完全なる体力勝負が待っています
あきつ老人会恐るべし
審査委員会では万丈一致で
今年最も多くの家庭の潜在事情を書いた一冊として
好評価を獲得しました
なお合格者には特別称号
かたわれ探索士講習が授与されることのこと
文学なのか
資格教材なのか
生活指南なのか
その境界線を軽々と飛び越えた本作は
亡くしたものを探す全人類へ送る
世界初の靴下学大全
として第2回架空文学大賞の
遺植部門最有力候補です
謎の靴下がまたどこかから見つかり
永遠と繰り返すという
なんなんですかね靴下は
靴下同士とってはバディが存在なわけですから
靴下自発的失踪理論とか
靴下同士による離脱意志形成説とか
片方だけが第二の人生を歩み始める説
どちらかと言えば靴下で見える人生観というよりは
靴下に自我がある的な言い方になってるから
そればっかりやほら
実際にはこうだという正しい原因がわからないからこそ
候補としてやっぱり生まれていくものだと思うんだよね
これは合格率7.8%
自我を持ってどっか行っちゃうっていうのも
説が出てもおかしくはないんじゃないかな
これはなかなか深い
合格率7.8%って狭きもんだけどさ
100人受けて78人受かるってことの方が脅威なんだけど
そうだねそれだけ片方の靴下に対する
情熱を持ってる人がいるってことなんだよね
ある意味はこの本を読めばまた対策が取れるということなんだろうね
たぶんよっぽどなくしてるんだろうね
自分で選んでおいてなんですが
あんまもうこれ以上読みたいとは思わない
じゃあ次に参りましょう
はいどうしましょう
次の有名な私の図はこちら
「巨弱体質の邪眼使いがムチムチマッチを目指す」と「名探偵アントニオ猪木」の紹介と審査
タイトル巨弱体質の邪眼使いがムチムチバッチを目指す
101の神とただのドヘンナイだった絶対死
著者はペチスケ195
名筋は生まれながらにして邪眼を宿す
キョウジ・ヤッタクイ・シッツは
邪眼の力で常に巨弱体質なのだが
怪我も病気もすることができない
副作用がある
やがて青年となったキョウジは
王都で偶然にも筋肉質の男たちが集まって何かをしている場面に沿う
それは体中に油を塗りたくり
周囲からは変な掛け声を受けつつ
これまた変なポーズを何度もしているものであった
その時邪眼の力が発動し
気がつくと美しいドレスを身にまとった老婆になっていたがらさ
大変だよ
よくわからない生物のシスティーナ49歳男性
と共に世界から現れた悪魔グウンを
私たちの美しい地球ごと殲滅せよ
陰謀と欲望を渦巻く平安時代の恋愛模様を
独特の視点からこき下ろした最新作
あんた何言ってんの
何ですかいろいろ言いたいことがあるけど
この私のボディビルは多少ね
分かるからわーって思ったけど
何です突然出てくる
よくわからない生物のシスティーナって
システィーナ表現が雑すぎるよね
しかも過去49歳男性
悪魔グウン
ナロウ系作品じゃなくてヤロウ系作品じゃないですか
なるほどなるほどそういうことね
筋肉質の男たちが集まって何か
ボディビルでしょうねこれね
周囲から変な掛け声を受けつつ
切れてるとかね
ボディビルっていう表現はしてないんですよ
変な掛け声が気になるね
切れてるとか
右手に赤ちゃん抱いてるとか
背中に赤ちゃんが乗っかってるとかね
いろいろあるんですよね
あるんでしょうね
ありますあります
ぜひ手に取って読んでください
簡単に言うね
読むように地球ごと殲滅されるのか
さすがの水井だね
それはちょっと私の方では
ちょっと初心に変えるけど
インパクトにはちょっと欠けるかな
でもまぁちょっと私の作品を貼りたいと思います
私の選んだ作品は
以前ね
空手の超新星という作品を出していただいた
アクター健永誠一さんの作品で
名探偵アントニオが
新日本プロレスの控室で
山本真烈が謎の複面レスラーに襲撃される
第一発見者の藤並達美は
聴取力とともに
容疑者の平田淳二の元を訪れる
KY爆発のマシン軍団を蹴散らした
スーパーストロングマシンが
犯人の複面レスラーに売り二つだったのだ
しかし賢明な捜査も虚しく
事件は迷宮入りになる
20年後
年老いた藤並は青森の恐竜山にいた
いたこにオーカー流砲を焼夷させ
そのオーカーに猪木を調子させることで
事件の真相を暴く
これは推理か戦いか
いやその両方だ
謎を解くたび猪木は叫ぶ
元気があれば真実も見える
闘魂が満ちゆく
前代未聞の本格ミステリー
ここに開幕
僕らがハマったあの頃のプロレス
プロレスファン映画がポカーンな
いや多分審査委員長は分かってくれると思う
藤並達美と平田純二
スーパーストロングマシンとの関係性とかもあるんだけども
ここが結局迷宮入りになっちゃう
ただその後藤並達美はその事件を諦めきずにいた
とうとう藤並は恐れざるに行き
いたこにオーカー流砲をまず焼夷させるわけよ
オーカー流砲といえば
オーカー流砲に猪木を焼夷させることで事件の真相を
ダブルで焼夷させる
いたこに直接猪木を焼夷させることはダメだったんだ
何があったんだろうね
オーカー流砲だったらできるとそう判断して
多分やったんだろうな
いたこが負けちゃうのかもしれないよ
猪木にね
なんでオーカー流砲という職場合を
間に挟むことによって
それを可能にしたんだ
すげえな
この場に逆で食い慣れるのが実に残念
絶対ギラギラ笑ってると思うよ
審査委員長の評価をお願いします
水井さんの評価が出ましたんで
貼っていきます
じゃあ読んでまいります
はいお願いします
巨雑体質の蛇眼使いがムチムチマッチを目指す
八百居の神とただの土変態だった絶対神
ペチスケ195丁ということで
純文学度50点満点中42点
本作は異世界ファンタジー筋肉文学
平安人外劇とそして自己探求小説という
通常なら決して同じ棚には並ばない要素を
あえて一冊の中に押し込んだ野心作です
その名前からして既に運命の歯車が少しずれていますが
彼が抱える蛇眼の設定が秀逸
蛇眼の力によって巨雑体質になる
しかもしかしその代償として怪我も病気もできない
つまり弱いのに倒れない
健康なのに健康ではないという
矛盾を抱えながら生きる人工なのです
これはまさに現代人の姿のそのもの
そうか
外から見れば普通に歩いているが
内面は誰にも見えない苦しみを抱えている
そんな深いテーマを描いている
はずなのですが
主人公が筋肉質の男たちの謎の儀式を見た瞬間
老婆になる展開によって
読者の知能界は一度完全に破壊されます
しかしその破壊された場所から新しい文学が始まる
それが本作の恐ろしさです
とにかく展開速度が異常です
序盤 蛇眼を持つ青年の苦悩
終盤 オートで筋肉男たちの奇妙な集団を目撃
2ページ後 美しいドレスをまとった老婆へと変貌
終盤 謎の生物システィナ 49歳男性と
中級侵略者討伐
このジェットコースター構成には脱帽です
特にシスティナの存在感が圧倒的
よくわからない生物という障害で登場したキャラクターが
その間にか主人公の最重要パートナーとなっている展開は見事です
さらに審査委員会調べでは
システィナの正体について
作中でも宇宙生命体説 神の使い説 近所のおじさん説が
最後まで決着しません
がしい読者は気にしません
なぜなら彼が登場するたび
物語の方向性がさらに予測不能になるからです
ツツキ度50点満点中50点
これは文句なしの満点です
まずタイトル
巨雑体質のジャガン使いがムキムキマッチを目指す
ここまではギリギリわかります
ギリギリ
しかし続く
ヤオイの神とただのド変態だった絶対品
で文学的安全装置が完全に解除
さらに本編では
ジャガン 筋肉ポーズ 老婆化 謎生物 急殲滅 平安時代恋愛模様が一堂に開始します
普通なら5作品に分ける内容です
それを一冊にまとめた著者の勇気は賞賛に値します
特に終盤の平安時代の恋愛模様を独特の視点から漕ぎ下ろすという部分は悪感
なぜ異世界侵略の最中に平安貴族の恋愛事情に切り込むのか
その答えはありません
しかしないからこそ良い
文学とは時に説明でなく衝撃なのです
総評
巨雑体質のジャガン使いがムキムキマッチを目指す
ヤオイの神とただのド変態だった絶対品は
何を書いているかわからないのではなく
何でも書けることを証明した作品です
主人公キョウジは巨雑でありながら不審にしかい存在
老馬になりながら世界を救い
筋肉への憧れを抱きながら宇宙規模の戦いへ巻き込まれる
この姿はまさに人間のなりたい自分と
なってしまった自分のズルを象徴しています
とはいえ読者がそこまで考えられるのは一瞬です
次のページには必ず
なぜ絶対品がただの変態だったのかという新たな問題が待っています
審査委員会では今年最も設定資料集が必要なのに
設定資料集よりも理解できなさそうな作品と高く評価されました
本作はファンタジーでもありません
これはジャンルという概念そのものに邪眼をかけた作品です
巨雑な主人公が最終的には文化界の常識をムキムキに鍛え上げる
第2回嘘文学対象キツツキ部門の最有力候補ですと
高い評価
審査委員長は我々にもっていない見方をするから
異世界という見方はわからなくもないか
今日の世界からすれば平安時代だって異世界だからね
と俺は思ってたんだけど
作者の意図を審査委員長がどう判断したか
こういう判断をしたんだけど
あの説明文からよくここまでいろいろ思いつく
広げたなってすごいわ
すごいね最近のAIは
もともとないことを言っちゃったけど
そして私あえて八百いって言わなかったんだけど
あなたの八百いって言ってくれたのに年追いつく
言うでしょ
これあえて言わなかったんで801って言った
ごめんなさい
ありがとうございます
言っていただいて
でもいいの
じゃあ私の作品の判断のでお願いします
はい
名探偵アントニオイノキ
純文学の50点中48点
本作はプロレス、ミステリー、例外、歴史、そして人間の記憶を融合させた
極めて異色の魂の探偵小説である
実験すると
複面レスラーによる襲撃事件を
イノキが解決する話に見えます
しかしその奥にあるテーマは深い
人は過去の謎とどう向き合うのか
失われた感覚を誰がどんな方法で呼び戻すのか
20年前に迷宮にした事件を追い
追いた藤並さつみが恐れ山へ向かう場面には
当年の名レスラーがリングではなく
人生そのものと戦っているような哀愁があります
そして板子に大河流宝を憑依させ
その大河流宝にイノキを憑依させるという
真相解明システム
文字だけを見ると完全に何かがおかしい
しかし読んでいると
この方法しかないのでは?
と思わせる不思議な説得力があります
これはミステリーではなく
魂と魂をぶつける精神的プロレス文学なのです
エンタメと50点中50点
満点以外ありえません
冒頭からいきなり
新日本プロレス控室
謎の覆面レスラー
山本コテツ襲撃
藤並さつみの捜査開始
聴取力
存在するものが謎
登場
これ多分普通に聴取力登場でいい?
という怒涛の展開
普通の探偵なら現場検証
聞き込み
証拠収集
しかし本編の探偵陣は違います
犯人を追うために必要なのは
プロレスラーとしての経験値
ポーコン
そして冷戒度の更新です
そしてクライマックスの
事件の真相を知るには
猪木自身を呼ぶしかない
という判断には
推理小説史上でも
Vを見ない潔さがあります
探偵が犯人を推理するのではなく
伝説そのものを召喚して答えを聞く
この発想力には脱法です
傷つき度50点中50点
これは文句なしの電動入り球です
まずタイトル
名探偵アントニオ猪木
この時点で読者の脳内には
猪木が虫眼鏡を持って
事件現場へ向かう姿が浮かびます
俺もそう思った
しかし作者はその期待を
遥かに超えてきます
まさかの令和いミステリーか
しかも単純な恒例ではありません
板子・大河龍峰・アントニオ猪木
という文学史上
最も複雑なバトンリレー
審査委員会ではこの行動を
冷戒タッグマッチと命名しました
さらに犯人探しの中で
なぜ覆面レスラーだったのか
なぜ猪木を呼ぶ必要があったのか
そもそもこれは推理なのか
本末転倒だ
という疑問が大量発生します
しかし本作はそれらすべてを
元気があれば真実も見える
の一言で突破します
これはもはや伏線回収ではありません
投稿による強制突破です
総評名探偵アントニオ猪木は
推理小説というリングに
プロレス、冷戒、昭和史
そして投稿を持ち込んだ
空前述語の一種格闘文学です
通常探偵は冷静な頭脳で
事件を解決します
しかし本編の探偵アントニオ猪木が
信じるものは違う
論理、証拠、原爆検証、そして元気
事件解決の度に猪木が叫ぶ
元気があれば真実も見える
という決め台詞は
もはや名探偵の向上を超え
作品そのものの哲学になっています
審査委員会では万丈一で
推理小説界に投稿注入を行った
問題作との評価を獲得しました
なお本編の続編として
名探偵アントニオ猪木
消えた投稿30種の秘密
名探偵アントニオ猪木VS
怪盗グレープムタ
リングに残された紫図像
の構想があるとかないとか
奥義入りだよ
ミステリーなのか
プロレス小説なのか
はたまた魂の格闘技なのか
答えは一つ迷わず読めよ
読めばわかるさ
第2回嘘文学大賞
ひと月無聞
永久保存級の怪物作品です
迷わず読めよ
猪木いいね
これはもう名句ですね
名句だけど
なぜ猪木を呼ぶ必要があったのか
それ言っちゃダメだよ
確信ついちゃダメだよ
個人的には
藤並と平田を足した時点で
お前平田だろっていうセリフが
欲しかった気がするんだけど
ワインペーパー深く読んじゃうから
私のような表面的な
プロレスファンとは違うんでね
すごいですね
すごい得点なんだけど
貝のか浅いのか
だんだんよくわからなくなってきたけどね
最後の作品いってみますか
最後ですね
どうしよう
私はもう決めてあるので
超迷うけど
これを入れとくか
簡潔でわかりやすいのを入れます
決めた
最後の作品お願いします
「神おもつ戦争」と「ピーナッツバターの作り方」の紹介と審査
最後の作品は
私はコイツ
タイトル神おもつ戦争
著者は三階雄貴
あらすじ都市の夜に
柔らかくも激しい恋がはじける
東京大観山の広告代理店で働くキャリアウーマン
パンパンスは
完璧主義でクールな美貌の持ち主だが
心の奥には誰にも見せない
孤独を抱えてそこに現れたのは
自由奔放なストリートフォトグラファー
ムーニーマン
彼の無邪気な笑顔と不器用な優しさが
パンパンスの心を少しずつ解き
やがて恋心を抱いていく
一方パンパンスの元恋人で
今も彼女を忘れられない
エリート弁護士グウンは再び
彼女と寄りを戻そうと動き出す
そしてムーニーマンに密かに思いを寄せるのは
彼の幼馴染であり
人気カフェのオーナーメリーズ
彼女の優しさは
時に誰かを傷つける刃にもなる
交差する視線すれ違う思い
そして選ばれるのは誰の愛か
優しさと強さの意味を問う
大人のためのラブストーリー
どうよ
ムツで来たか
人名なのね
人名なんです
ムーニーマンと来たか
ユニチャームはね大メーカーですからね
おむつ関係の
へー
パンパンスはダイカン山で働いてるんだね
ストリートフォトグラファー
ムーニーマン
パンパンスのことも少し
グーとかメリー
90年代のトレンディドラマみたいな
雰囲気のある
バブル
キーあたりで
キャリアウーマンのパンパンスは
肩パッと入ったバチっと
今話題の中国の一般館ドラマとか
凄い出てるんだけどそんな感じがするね
西田裕樹神おむつ戦争
以上です
以上ですか
タイトルが
タイトルが
神おむつ戦争なのに
内容は神おむつと関係ないんだよね
名前が
パイント
大人のためのラブストーリー
大人のためのラブストーリー
その裏に神おむつ戦争が
何があってかしたけど
次は私のですね
シンプルにね
これをどう審査委員長が評価するかっていうのを
ちょっと見てみたかった
私が選んだ最後の作品は
ピーナッツバターの作り方
著者はルリーエ・ジロー
世に広まっている
世に広まっているピーナッツバターは
ピーナッツジャムである
料理研究家のトバ・モリオが生涯をかけて啓蒙した
著者名と作った
ドキュメンタリーだからな啓蒙した
ピーナッツバター論が新訳として復刻
全米を侵犯させたピーナッツバター協会との対峙や
著者が販売し
大赤字を出したピーナッツバター連婚
制作機はこうとなっていたコラム
本物のピーナッツジャムを作るを
追記した完全版
完全版なんだピーナッツジャムである
確かにピーナッツジャムだなと
バターなのかと問われるとはたまたね
ユシの成分とかね
バターなのかもしれないけど確かにジャムだなと
なめらかなやつは
ジャムでねどちらかというと
よりユシを抽出したものであると
舌触りとかが
ピーナッツに近ければ違うほどバター系
呼ばれるよね
ただバターってやっぱり牛乳から抽出してるじゃない
油分とかさ
むし乳黒性成分を取り除いた
ユシの分そこから我々の好きな
ギリとか作っていくわけだけども
ピーナッツバターってほぼ全部使っちゃってるんだよ
つまり物としてはやっぱりピーナッツジャムなんだよ
ジャム
ユシを抽出したものが
本来のピーナッツバターであるというのを
著者は言いたいわけだね
言いたいわけだねって何を言ってんだよお前は
っていう感じはするけども
カミオム戦争の書評が出ましたんで
はいお願いします
カミオム戦争
著者は西田悠希さんですね
純文額の50点満点中
46点
本作はタイトルから想像される
壮絶な企業間構想ではなく
人間の鼓動愛情そして包み込む優しさを
描いた現代恋愛文学である
本当かな
まず主人公の名前に注目したい
アンパス歴史記事で大漢山の広告代理店で
働くキャリア運冷静近着で
周囲からは好きのない女性と見られている
彼女だがその内側には誰にも
触れられたくない柔らかな部分を抱えている
柔らかいね
このキャラクター造形が杉匠です
外側は強く内側は繊細
まさに守る者と守られる者の二面性を
象徴しています
そこへ現れる自由奔放なストリートフォトグラファー
ムーニーマン
彼はファンパスの完璧に整えられた人生に
少しずつ違う風を吹き込んでいく
そして読者は気づきます
人間は誰かに包まれることで
初めて弱さを見せられるのだ
という非常に普遍的なテーマを描いているのです
ただし、主人公とヒロイン候補の名前を見た瞬間
読者が笑ってしまうという
純文学として致命的かつ最高の
弱点があります
エンタメの50点満点中50点
恋愛ドラマとしての完成度は非常に高い
三角関係、過去の因縁、すれ違う思い
そして選ばれる愛
王道要素が全て詰まっています
ファンパスを巡る男たちも魅力的です
まずムーニーマン
自由を愛する写真家でありながら
誰よりも相手の痛みに敏感
一見すると軽そうなのに
ふとした瞬間に見せる優しさが
読者の心を掴みます
一方、元恋人のグーン
エリート弁護士という完璧な肩書きを持ちながら
過去の恋だけでは整理できない
この社会的には成功しているが
心の整理だけではできない男という造形は見事です
そしてメリーズ
幼馴染、人気カフェオーナー
優しい女性、しかしその優しさが時として
誰かを傷つける
恋愛ドラマとして必要な苦みを担当しています
中盤、4人が大観山の夜景を背景に
それぞれの思いを語る場面は圧巻
しかし審査委員会では
誰かが勝つのかより企業ロゴのような
名前の人物たちが真剣に
霊魂の衝撃が勝ったというイメージも
多数出ました
言うんだろうね、いろいろ言うんだろうね
聞いてくれパンパンするとか
何ムーニーマン
突っ込むんだったら
なんで英語の名前なのに舞台が東京なんだよ
っていうところがあるのって
和製英語だよね
一つ聞いたら50点満点中
50点満点です
なぜなら本作は設定だけを見ると
完全に事故なのに
読んでいると妙に納得してしまうからです
まず神を持つ戦争というタイトル
2ならメーカー同士の市場争い
巨大企業の陰謀経済小説を想像します
しかし始まるのは大人たちの恋愛模様
しかも登場人物の名前が
パンパンス、ムーニーマン、グーン
メリーズという徹底ぶり
ここまで来ると作者の覚悟を感じます
さらに作中では4人
恋愛関係を巡って読者の間で
これは恋愛ではなくブランド戦略の物語では?
いや、真のテーマは吸収力では
主人公の成長とは
何を吸収することなのか
謎の考察が飛び交う始末
特にクライマックスの
僕は君の人生を支える存在になりたい
というムーニーマンのセリフ
普通なら感動的なのですが
読者の頭には一瞬だけ別の意味が浮かび
ガンライオンこの絶妙な二重制こそ
包み込むとかで何を包み込むのか
絶妙な二重制こそ
本作最大の魅力です
総評 神を持つ戦争は恋愛小説の柔らかさと
この言い方がね
タイトルの入り方がすごい
成立させた奇跡の一冊です
愛とは何か支えるとは何か
人は誰かの前で
どこまで弱さをさらけ出せるのか
本作はそんな深い問いを
まさかの神を持つブランド風キャラクターたちによって
描き切りました
審査委員会では万丈一致で
今年最も読者の感情と潜入感を吸収した作品と
評価を獲得
なお編集会議でタイトル変更案として
大神山ラブストーリー
君を包む優しさ
4人の恋と吸収力などが出されたものの
作者がいや神を持つ戦争でいけます
と即答した逸話も残っています
この判断は正しかった
なぜならこのタイトルだからこそ読者は手に取る
困惑しそして最後には泣くのです
恋愛とは傷つかないことではない
誰かの弱さを優しく包めることなのが
アブ
第2回嘘文学大賞
タイトル詐欺なのに内容まで成立している文法が有用
柔らかく
そしてなぜか戦争
まさに唯一無二のラブストーリー
私もさっきの説明文ね
聞いててさ
誰が上手いこと言えと
結局あれでしょ
群れずに漏れないとかそういう話になるんでしょ
審査委員長は
いや上手い
思想以上に深いね
本当に
誰が上手いこと言えとみたいな感じで
全て二重の意味を持つよね
優しさって
お尻に優しいのかと思っちゃう
そういうとこじゃない
お尻に優しいってことはお母さんにも優しいわけ
人は誰かの前でどこまで
弱さをさらけ出せるのかっていう
審査委員長が何か違う意味に聞こえてしまう
これは深いね
深いですね
今のとこ一番深いんじゃないかな
審査委員長の考察としても
セスキンの一冊で
ありがとうございました
最後
ピーナッツバラ
ピーナッツバラ
ピーナッツバラ
何言ってんの
夜中のハイテンションみたいな
はい出ました水井審査委員長
お願いします
しおみずくんの最後の
ピーナッツバターの作り方
純文学度50点中47点
本作は料理本の姿を借りながら
一人の研究者が本物とは何か
という根源的な問いに
挑み続けた
哲学ノンフィクションの傑作である
冒頭の一部
世に広まっているピーナッツバターは
ピーナッツジャムである
この衝撃的な宣言によって
読者はただの料理本を読むつもりが
いつの間にか言葉と認識の境界を問われることになります
ピーナッツバターとは何なのか
粘土なのか製法なのか
精神性なのか
それともピーナッツへの向き合い方なのか
ん?
料理研究家戸羽森夫は
生涯をかけてこの問いと向き合います
特に彼が海外公演で
ピーナッツを飾ったという
我々はパンに塗るものを見ている
しかしピーナッツが生んできた道を見ているものは
いない
という一説はもはや
料理研究家の言葉を超え
哲学者の境地です
ただしその直後に
では本物のピーナッツバターレンコンを作ります
と言い出すため
読者は再び厳密へ引き戻されます
エンタメド50.148
料理研究本でありながら
展開は完全に冒険談です
主人公戸羽森夫が挑む敵は
食材でも料理技術でもありません
最大の敵は
ピーナッツバター協会
全米を侵犯させたこの対立は
もはや食品論争を超えた
文化戦争へ発展します
これはバターなのかそれともジャムなのか
そもそも名称とは誰のものなのか
という厚い議論が繰り広げられる一方で
読者は途中から
そんなに大きな問題だったのか
という疑問を抱き始めます
しかしその疑問すらも
本作はどうでもよさそうな問題を
人生をかけるほど
重大なテーマへ変換する力を持っています
そして最大の見どころは
ピーナッツバター連婚製作費は
販売した結果
お分かち
しかし
読者は語ります
売れなかった
しかし連婚は私を裏切らなかった
この謎の感動シーンには
審査員全員が静かにうなずきました
傷つき度50点中49点
本作最大の魅力は
狂気の方向性が一貫していることです
普通の人なら
ピーナッツバターとピーナッツジャムの違いについて
説明する程度で終わるところを
読者は違います
生涯をかけます
海外と戦います
境界と対峙します
そして連婚に挑みます
本物のピーナッツジャムを作るの存在が素晴らしい
本編で世の中のピーナッツジャムは
本物のピーナッツバターではないと
言い切った人物が
最後自らピーナッツジャム研究へ進む
これは矛盾ではありません
これは真理へ近づいたものだけが
到達する新境地なのかもしれません
審査員会では
読めば読むほど
ピーナッツバターの定義が
わからなくなるという
最高級の賛事が贈られました
総評ピーナッツバターの作り方は
一輪の食品から世界観をひっくり返した
異色の料理文学です
本来なら家庭で簡単に作れる
ピーナッツバターのレシピが
載っているはずのタイトル
しかし読者が手にするのは
直文化への問い
教会との戦い
研究者の孤独
連婚への挑戦
ジャムへの再接近
という壮大な人生記録です
本作のすごいところは
著者が最後までふざけているのか
本気なのかわからないところ
いやおそらく本気です
だからこそ面白い
トバ・モリオという人物は
ピーナッツバターを通じて
世界と戦ったのではありません
当たり前と戦ったのです
審査委員会では今年一番
食パンに塗る前に深呼吸したくなる本
として高い評価を獲得しました
なお本書を読了した後
スーパーのピーナッツバター売り場で
立ち尽くす読者が続出
これはバターなのか
という疑念を抱いた時点で
あなたもトバ・モリオの弟子です
料理文化
研究書家思想書家
はたまたピーナッツによる人生相談か
答えはわかりません
しかし一つだけ確かなことがあります
ピーナッツバターはもう
ただの朝食ではない
第2回嘘文学大賞
一つの食品をここまで大げさに
語った部門最優秀候補
以上です
という問いを追ってみたんですよ
そうしたら読んでいいかな
いいよどうぞ
結論からお伝えするとピーナッツバターは
ジャムではなく名前の通りバター
あるいはペーストの仲間であり
ジャムと呼ばれるべきではありません
この理由は食品としての定義や原材料
そして製法に大きな違いがあるためです
1.ジャムの定義から外れる
日本のJAS企画では食品表示基準では
ジャム類は以下のように厳密に定義されています
ジャム類の定義
果実野菜または花弁を
砂糖類などとともにゼリー化するようになるまで
加熱したもの
糖度40%以上など
ジャムフルーツなどに含まれるペクチンと酸を利用し
砂糖と一緒に煮詰めてペースト化したもの
ピーナッツバター
原材料は木の実ナッツ類であるピーナッツであり
果物ではありませんまたペクチンと当分で
ゼリー化させているわけでもありません
ではなぜバターと呼ばれるのか
メニュー製品の牛のバターとは関係ありませんが
バターという名前が使われるのには理由があります
1.形状とテクスチャー
ピーナッツをすりつぶしていくと
ピーナッツ自体が持つ豊富な油分
ピーナッツオイルが染み出てきます
その油分と細かくなった組織が乳化し
バターのように滑らかでスプレッドしやすい
ペースト状になるためバターと名付けられました
海外英語圏での表現
英語でもペーナッツバターと呼ばれ
果物を煮詰めたジャムやジェリーとは明確に区別されています
ちなみにアメリカでは
ピーナッツバターとフルーツジャムを合わせる定番の食べ方を
pb&j
日本でよく見かけるピーナッツクリームは
ピーナッツペーストに植物油脂、砂糖、水飴などを
加えてより塗りやすく
甘く仕立てた加工品です
これもジャムではなく油脂をベースにした
スプレッド、クリームに分類されます
純粋なピーナッツバターまたはピーナッツペーストは
ローストしたピーナッツと少量の塩だけで
作られることも多く
果物を砂糖で煮詰めるジャムとは
化学的にも製造工程的にも全く異なる食べ物です
勉強しながら
日本ではピーナッツクリームは
本場だと本当にガチの
バターっぽい感じになるんだね
表現的なものもあるんだろうけどね
材料がシンプルだからね
バターのほうが
確かに砂糖と一緒に煮詰めて
ペースト化したものではないから
そうなってくると
トバさんの根本が崩れてくる
トバさんは何のために
そんなことを言ってるのかっていう
鎮節を出して
結局ピーナッツバターの
レン君で失敗したという
悲しき人になっちゃうけど
ピーナッツバターに呪われすぎちゃって
盲目的になって
審査委員長も
狂気という言葉を使ったのかもね
改めて
ピーナッツバターの
瞑想文というか
とんでもなく学説を
出した男の
悲しさというか
生き方というか
そういったのが垣間見える作品
ピーナッツバターに
囚われた狂気の男が
集団探した本みたいな
多分そうなんだろうね
そうかもしれないね
こういう評価どうでもいいんだけどさ
こういう評価になるわけね
ほーら
もう
秘密基地はいいから早く寝なさい
ということで
全部されましたね
前回よりもぶっ壊れがね
さすがに我々も
まあまあ紹介した本が
前回ほどぶっちゃけてない
っていうのもあるからね
やっぱラボアジエとかね
強烈なのに比べると
前回の方がライブはっちゃけてたから
最終結果発表と次回予告
今回の方が全般的に点数高い
気がするね
あと前回は本当に
委員長のオリジナルの要素が加わって
そこがすごいことになってたけど
同じフロンプでかましてるのに
こんなになっちゃうんだね
仕様がちょっと変わるだけで
でも面白かった
点数出ました
全部言うの大変だから
1位とか2位とか発表していきますか
一番高い点数がですね
名探偵アントニウイノキです
148点
マックス180点
これはすごいね
ウイノキが出ると強い
2位が身を持つ戦争
身を持つが来ました
あと同点で
2位2つあるんですよ
髪を持つとチーム貸し付きの取り扱い説明書
同率2位
両方とも146点と
非常に高い点数
一番低い点数は
階段
階段のお話
それが
あんまりの文章が
色々多すぎて探すのが大変
それでも131点
前回見たら
2つしか採点してくれないとか
めちゃくちゃなことはなかったから
そうだね
おしなべて140点台が多いかな
おしなべて
満点が結構多いのが
結構内容は
めちゃくちゃなことはなかったけど
キツツキとかエンタメとか
ぶっ飛んでたのが多かったね
文学出すとつまんなくなるから
出さなかったんだけど
ここら辺の選引は難しい
残ったやつはもうちょっと文学チックだけどね
あまり面白くなさそうなのが
残ったって感じになっちゃったから
両方
一部迷ったのもあったんだけど
そこら辺はもうちょっと手を加えて
次回に
次回に回そうかなと
ゲラゲラ笑える作品を考えていこうかなと思う次第ですよ
次回は坂瀬くんも
参戦できるだろうから
今回はイノキが1位だったけども
水井の中でこれが読みたい
っていう作品はあります?
やっぱりイノキだね
イノキはちょっと見たいね
イノキは確かに読みたいね
仕様は?
シリガル啓示
シリガル啓示は読みたい
コメディミステリー好きなんだよ
これはね
一部変わってるという
ちょっと気になる
推理の仕方が
通常の推理ではなく
実は容疑者とかそういった登場人物の
秘密を理科が知っているっていう
ところから始まる推理
非常に興味深いんだよね
カカシウンヌンではなく
理科の推理が
長森から一押しのキャラクターです
今回第1位は
目立てアントニオイノキ
前回に登場した竹中誠一先生が
今回もねまだ選ばれたということで
帰り裂いたとありますが
さすがですね
非常に優秀な作品を
どれもおかしな作品なんですけど
本屋さんで
押し引きかけた際には
ちょっと読んでいただけそう
みんなも元気にね
元気があれば本読めるからね
読めばわかる
というわけで第2回傷つき嘘文学対象でした
ということで今回は
ここまで
それではみなさま
行ってみる?
行ってみる?
アメイジング店長
タイ焼きをね食べないと
タイ焼き食べないと
だから何なんだ
47:42

コメント

スクロール