この番組は、仕事場で話すまでもなく、家に帰って誰かに話すようなことでもなく、どこにも行き場のないむにゃむにゃした話。そんな放っておくと、
揮発性高くてどっかに行ってしまいそうなエピソードを、2人で楽しく話していく、ラジオ番組です。
まじめな話をしようとすると、馬田さんの記事の話になっちゃうんですよね。
あー、この間ちょっとバズってたやつですかね、ひょっとしたら。
AIを全員に配った組織の生産性が落ちる時っていう記事。
見ました?
見ました。いいぞいいぞ。
あれがもう、最近考えてることの全てなんじゃねえかっていう。もしかして一緒ですか?
なんか同じような話で、みんながすごいハーネスエンジニアリーをめっちゃ言ってると。
はいはい。
1たす1を2であることを、2000プラスなんとかかけるルートの何々でどうこうみたいな複雑な数式でイコール2みたいなことをみんなやってない?みたいな話をしてる人がいたんですよ。
あーはいはいはい。
それもなんかめっちゃわかるなと。ほとんどの業務でそんな複雑なこと必要なのかって思ってるんですよ。
あのー。
ポッドキャストを聞いてる、キャスターキャラクターを聞いてる人のために、まずどんな記事かを説明しないと。
あ、確かに。すいません。失礼しました。
馬田さんの記事の説明ちょっとしてあげてください。
ファウンドXって名前でしたかね。東京大学の中でスタートアップの支援をする組織ですよね。そこの馬田孝明さんっていう方が先週出されたAIを全員に配った組織の生産性が落ちる時っていう記事についてちょっとガキさんと話したいなと思ったんですけど。
この記事の3つのポイントをしゃべると、AIによって一件あたりのコスト、制作のコストがめちゃめちゃ下がる。
社内でそういった提案、こういった改善提案とか要望とかそういった流量が増えますよねっていうのが一個で。
2点目が増えた流量っていうのはレビューとか決済とか会議とか人間の判断の部分を必ず通るので、その人間の判断という処理能力が変わらないのであればどんどん順番待ちの行列が伸びますよねっていうのが2番目。
3番目がどんどん行列が長くなるので、何かこう、提案をする一件あたりの提出コストっていうのは提出者が払うのではなくて、その行列に並んでる人たちそれぞれが少しずつ支払うっていう構造になってると。
そういった構造なので個人がどうこうしようっていう問題じゃなくなってますよっていうのが馬田さんの記事に書かれてることだと僕は思ってるんですね。
この記事めちゃくちゃ考えるポイントがいろんな切り口であるなと思っていて、もともとそういうこと思ってたじゃないですか。
ガッキーさんの最近のノートとかも書かれてて、そこと通じるところもいくつかあるなと思ってるんですけど、僕が最近AIめっちゃ駆使してんのにめちゃくちゃ生産性が昔に比べて下がってないかなっていう自負があるんですよ。
自負って言っちゃダメなかもしんないですね。
自負がある。自負があるとダメだ。
自負があるはダメなんですけど、生産性が昔より下がってる気がするんですよ。
いろんなケースがあるんですけど、ガッキーさんが言ったように、本当は1たす1をすればいいところを2000かける√なんとかかけるなんとかした結果、出力がイコールだみたいな、そういうことが起きてしまってるんだと思っていて。
僕とかガッキーさんみたいな比較的そういうこと考えてる側だと思うんですよね。
いいんですけど、最近組織のそこらじゅうで100%AIに作ってもらった取っ手出しの資料だろうこれみたいなのが電話じゃないですか。
それが本当に組織全体の生産性下げてるよなってめちゃくちゃ思ってて。
それをどうやって解決したらいいんだろうってもやもやしてたときに、この馬田さんの記事を読んだ。
結果解決策はまだあんま思いついてないんですけど。
シンプルに案を出したりアクションする側のコストが下がった結果、承認側のコストが増えて行列になってるよって話なんだよね。
行列になってるよ。しかも提案をした側は、なんで私の提案は採用されないのかとか、いつまでも横に置かれてるのかとかっていう不満が募るじゃないですか。
不幸ですよね。僕は今までずっと入り口出口で言ったら出口、決断する側をどうにかしたらいいんじゃないのかって思ってるときが多かったんですけど。
多分問題は提案が上がってくる入り口側に大きな課題があるんだろうなと思っていて。
これをガッキーさんはどうやったらこれを解決するんですかっていうのを話したかったっていうのが今日なんです。
僕が何でも解決できるみたいな言い方おかしいでしょ。
構造まで来るとやっぱり難しいですよね。前に言ってたシステム思考の話で出てきたみたいな。
高速道路が渋滞してるからバイパスを作りましたみたいな。
一時的に緩和するけど結局みんなが車に乗れるようになってそっちも混雑になりましたみたいな話とかと似たような話な気もするんですけど。
でもそれで言うと薄い話になっちゃうのかな。
ボトルネックの話って昔からずっとある話ではあるよね。
ボトルネックっていうのはファネルで言うとあれですけど、どっかが狭まっていてそこから先に水が多く流れないからそこを一番狭い部分から解決しようみたいなのがあるじゃないですか。
今起きてる問題っていうのは狭いパイプか太いパイプかはいいんですけど、そこに流れ込んでくるのが昔よりも質の悪い異物がゴロゴロ入ってくるから。
その異物を入れないための網を張るというかフィルターなのか、そういうのが必要なんじゃないのかなって僕は思っている気がしていて。
これちょっと使えない話になっていくかもしれないですけど、過ぎたるものを使ってるんじゃないかなって気がする気がしたんですけど。
まだ人間には早いってこと?
SNSが流行った時に、例えばですよ。
一回前提として使える話にしましょう。
そうか、そうだな。考えようかな。
みんなが批評家になってしまう問題ってあるじゃないですか。SNSとか。
そういう話と似てる気もしないで。
めちゃくちゃ思いますよね。
よくわからない投げつきやすくなったっていう話と構造が似てる気がするなって思ったんですよね。
僕がこれをガッキーさんと話そうと思った時の解決策として考えていたのは、AIの取っ手出しの資料を上げるなっていうのが一個解決なのかなと。
ルールとして。
必ず人間が手を加えなさいと。絶対に。
それはでもあれだよな。どれくらい変えればいいのかみたいな話でもあるけど。
ちょっと前にクロードの話で、LLMが作ったテキストにウォーターマークを入れられるみたいな話が話題になった。
わからないです。
テキストにもスカシが入る。
言葉の順序とかよく使われるものみたいな形でAIが開催したことを示す署名みたいなものがそこに入ってくる。
それをどれくらい崩せばAIじゃなくなるかわからないですけど。
文体とか文章の中の癖みたいな。
言葉のリズムとか使われる単語とかそういったものからAIが開催しているものとウォーターマークが入れられるらしいんですよ。
その流れで見たやつはうろ覚えだからあれだけど、よくわからない文章。
普通の何も書いてない文章からその中に全然別のコードを仕込ませるみたいな暗号みたいなやつもあるらしいですね。
うろ覚えすぎて適当なことを言っている気がする。
それは理論を読んでも理解できなかったんだけど。
そういうのもあるらしいです。
でもAI取っ手出しポン出しのものを使っちゃダメだよっていうのはどこまで変えればいいのかみたいな話になっちゃうので。
本質的なところが伝わっていなければあんまり意味のないルールな気もするんだよな。
どう解決するかの話で言うとですよ。
少人数の小さい会社にならないじゃないか。
そういうことをしない人たちで構成する。
あと決断する意思決定者を明確に一人にするとかもありますよね。
そうなのか。
その人がしんどいなと。
僕が今回のこの馬田さんの記事を読んで思ったのは、どうやって入り口側を制御するかだろうなと思ったんですよ。
だからそういうやつにはAIを使わせないっていう。
お前はAIを使うスキルがないっていう。
そこでガッキーさんが最近出したノート記事で体重が乗ってるかっていう言葉が大事だと思ってるんですよね。
AIの取手出しの資料をミーティングに持ってきて喋る人って体重乗ってないことがほんまあると思うんですよね。
会社の上の在り方として承認を取るみたいな時にアイディアを出すことが自分の仕事だと思ってるのか、
承認を取った後自分でそのプロジェクトを自分で回したいと思って提案するのかっていうか違いがあると思うんですよ。
体重が乗ってるか乗ってないかの話でいうと、これを通した後、俺はこれをやりたくてやりたくて仕方がないからこれをやって承認やっていいよなっていう。
お墨付きを得るために出してくるものと、このチーム全体で何かを勧める時にこういうのがいいんじゃないですかって上に挙げるだけの何かっていうのは全然意味が違うと思うんですよ。
それは昔からあったでしょ。今話してて思ったんですけど、前職とかでもそうだけど、アイディアを出すというかこういうのいいんじゃないですかっていうことにそんなに意味って昔からなかったじゃないですか。
ないないないない。
旗から言われる責任を取らないやつのなんかこうやった方がいいんじゃないですかみたいなやった方がいいことなんかほとんどわかってることだし。
結局それを飲み込んだ上でどのリスクを取ってどれを推進していくかみたいなところまで含めて意味が初めて出てくるじゃないですか。
ただ言うだけのこととかにそんなに意味はないって昔から一緒だから。だからよくわかんないAIのポン出しが出てきたとして。
昔はでもスタンス表明するだけでもそれは偉いじゃないですか。
最近AIが浸透して、1年前もガキさんとこの話したんですけど、AIがこう言ってますっていう一番いらないフレーズあるじゃないですか。
一番しんどいやつ。
AIがこう言ってるんですけどみたいなあれが一番いらないじゃないですか。
それあなたの体重一切乗ってないですよねみたいな。
それがさらに最近は製作物ですよね。スライドとかドキュメントにもそれが広がってきてるっていうのが悩みだと思っていて。
だいたいAIが作る簡易的な資料だと16ページくらいのスライドがバーってできるんですよね。
これ読むのしんどいなとか、なんでこれ見なきゃいけないのって思うんですよね。
僕は最近どうやって入り口側を制御するかがすごく大事だなって思いながら悩んでます。
組織構造がやっぱりAIネイティブかどうかなんじゃないですか。
これをAIネイティブと呼ぶかどうかわかんないですけど、今までみたいな部長職みたいな人がいて、
メンバーが下にいて、あなたはチームに分かれていて、上に上がってくるヒラルキーの組織で考えたときに、
下の人から上がってくるものを上から承認してチーム全体として何かやるみたいな方針を決めて何かやるみたいなやり方のときに、
今みたいな話をすきまとうと思うんですけど、僕が前それこそノートに書いたみたいな、
全員が中間管理職になるみたいな、お前の下にもAIの部下がいるんだろうみたいな。
そのプロジェクトはお前が責任を持って、これで収支を合わせろよみたいな。
全員が事業責任者、全員が中間管理職マネージャーになるって考えたら、
その提案を自分が自分の責任で身体をかけてやるのかっていう風にしたらいいんじゃないかと思ったんです。
さっきの入口を絞るって話で言うと、この提案の責任を自分が取って、
コストどれくらい必要なの?いつまでにどういう成果を出すの?みたいなものをセットで返せばいいんじゃないかと思ったんです。
なるほど。確かに。
提案をするんじゃなくて、どういうふうな計画でやるのかって計画を出せっていう。
なるほど。AIがこう言ってましたとか、AIがこうまとめましたっていう言葉がNG。
AIがこう言ってましたでもいいけど、その責任は自分が負うんだよねっていう。
だからその提案じゃなくて、どういう計画でやるかだから、
どういう予算で、どういう人員で、どういう責任、結果責任を自分が負いますっていうことまで含めて提案をしろっていう話をすればいいんじゃないか。
はいはい。
しんどいね。そんな会社ちょっとしんどいわ。
ハッハッハッハッハッ。Hockeyさんがノートに書いたじゃないですか。
いや、でもそれは僕は、自分が信頼できる相手とか、自分が好きな人だったら、
そういう環境で仕事をすることって別に自然だと思うし、
そうあった方が楽しい気がしてるんですよ。
はいはい。
中実さんとの間の中で、それは全然あると思ってて、中実さんがこういうことをやりたい、こういう予算を使いたいって言われたから、
ガッキーがこの30万出せとか言われても別に俺は出せる気がするんだよ。
ハッハッハッハッハッ。ありがとうございます。
それで信頼関係があるからじゃないですか。
30万でちっちゃいけど、個人のポケットマネーとしてはそれなりじゃないですか。
でも広告屋さんでこういうことをやりたいから、こういう結果を出せるかどうかわかんないけど、
これを試すことがこの気圧性高いのを伸ばす上で必要なんだっていう話をして、
俺はそれで精一杯やるよって言われたら出せると思う。
はいはい。
それってこいつが体重乗ってるかの話じゃないですか。さっきの話で言うと。
はいはい。
それがなくて、自分はこう思うから承認してください。
責任はあなたが取ってください。予算はあなたが使ってください。
うまくいかなくてもあなたの責任ですよねっていう話で、
ポイポイポイポイ出されたらしんどいのはその通りなので。
いやしんどいですよね。
自分なりにめちゃめちゃ考えてこうこうこうでっていうステップを踏まないそういう案に関しては、
今みたいな話がいいんじゃないですか。
そこまで言うんだったら、じゃあ君がやってごらんっていう。
提案した人、そうっすね。
いやなんか僕立場的にはそのレビュー役に回ることがすごい多いから、
それを言えばいいか。
いや結構もう1ページ目1スライド目でこれレビューしなくちゃいけないのかってところから始まるんですよ。
これこの人本気でやりたいと思ってるのかなみたいな。
リクルートの話じゃないけどそれを聞くのがいいんじゃないですか。
じゃあこれこのスライドに自分の名前で外に出してっていいんだよねっていう。
AIが言ってましたじゃん。
あなたが言ったこととして出していいんだよねっていう。
あなたが言ったこととして社長とか他の人に出していいのかっていうのを聞けばいいんじゃないですか。
今ちょっと他人の話をしてしまってますけど、自分自身でも、
もしかしたらAIなかった時の方がアウトプットのクオリティーが生むんですよ。
スピードは速かったなと思ってるんですよね。
営業職みたいなもんかもしれないですけど、
こっちの道が正しいか間違ってるかの確証は弱いけど、
自分はこう提案するんだっていうので生きてきたじゃないですか。
AIが中心にいることでより精度を求めにいくとか、そっちにも時間を使うし。
例えば3人のペルソナを作る社長取締役、横野部長みたいな感じで、
それぞれの視点からレビューさせたらどうかみたいなことをやってからシールを作ったりとか、
いろいろやっちゃうじゃないですか。
スピードが落ちたなっていうのが最近悩みがすごくて。
これ自分自身でも。
それはタイプが関係してるんでしょうね。
自分みたいな人間で言うと、もともとはそういうタイプなわけですよ。
AIがあるかないかに関わらず、いろんなパターン、いろんな人が
この一つの企画をいろんな角度から見た時にどう思うかみたいなものの荒を潰したりだとか、
それに対してどういうふうなカウンターを用意するかみたいなのを考えてから出すタイプなわけですよね。
AIがあったとしてそんなにそこって変わらなくて、
出してくるAIにリサーチさせたもので出てくるものと自分が想定してたものとで言うとあんま変わらないことが多いし、
網羅的にあったらもちろん僕よりもAIのほうが多いですけど、
今この瞬間に何か意識ってする時に必要な情報かって言われたら後でも大丈夫なものとかディティールすぎるものが多いんですよね。
だから自分においては多分それはあんま関係ないんですけど、
タイプが違う人が、要は僕みたいな能力も横にくっついてきた時に同じように体重が乗せられるかとか、
それによってスピードがどうかみたいな話でもうちょい時間消されてる可能性は全然ある。
僕はその分元々がスピードが速くないんですよね、多分。
でも圧倒的クオリティーで全てを投げ倒していくじゃないですか。
みんなを感激させるようなプレゼンをするじゃないですか。
需要内容との噛み合わせは全然あったと思う。
ガンガンスピードだけで前に進んでいくみたいな、いつまで走り切らなきゃ死ぬみたいなこととかは、
僕はそんなに得意じゃないと思ってるんですよ。
僕は自分自身はそっちのタイプだと思ってるんです。
昔、日本にも書いたことがあるんですけど、僕は自分をブルドーザーみたいに人に言われたと思ってたんです。
江崎さんもガッキーさんもそんなこと言ってないって言われたんですけど。
もともとは綱渡りをしてるイメージで、ここで選択を間違えたら落ちるんだけど、
この一本を行くっていうのが、次第にこのロープが太くなっていって、
車体も変わっていって、いつの間にかブルドーザーになってったみたいな感じなんですけど。
扱う商材の違いなんだと思うんだよね。
当時の特にSARSとかで言うと、何かの意思決定を先にしたことによってデバフが後に効くことが多い。
いらない重荷をずっと持たないといけなくなってしまうみたいなことが多いと思ってて。
クライアントワークって基本案件単位で終わることが多いし、契約で巻き直したりとかっていうのがあると思っていて、
何かの不利な条件から始まったとしても、改善していくみたいなことがあったりするのかなと思うと、
一つ一つの意思決定にそれほど長期に渡ってシナリオを考えなくても、
先に進んだ方が得、そこで関係性を構築した方が得みたいなことが多かったんじゃないかなって思いました。
最初にちょっと投げかけた入り口をどう制御するかみたいなところで言うと、