自己イメージの重要性
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
前回のシーズン1の配信で、ポジティブな考え方の影響がたくさんの方に聞いていただけたこと、本当に嬉しく思っています。
今回は、前回の内容をさらに深く掘り下げ、心と体の両面からポジティブというものを見つめ直すお話を2回分けてお送りします。
前編として、特に自己イメージについて焦点を当ててお話ししていきます。
まず最初に、自己イメージについて考えてみましょう。
自己イメージとは、簡単に言えば、自分自身についての心の中に描いているイメージのことです。
幼い頃から、私たちは家族や学校、友人関係など様々な環境の中で、自分に対する価値観や評価、そしてこうあるべきだという信念を形成してきています。
例えば、私は人付き合いが苦手、どうせ失敗ばかりするタイプだ、自分はポジティブな人間じゃないという固定観念は、無意識のうちに自分の行動や選択に大きな影響を与えています。
たった一つの小さな思い込みが、日常の些細な行動さえも制限してしまうのです。
具体例を挙げると、友人からの誘いに対して、どうせ私なんかが行っても盛り上がらないと考えれば、その誘いを断ってしまいます。
しかし、もし、私は大切な存在だから参加しても全然問題ないという前向きな自己認識があれば、新しい人間関係や未知の経験に踏み出す勇気が湧いてくるはずです。
つまり、自己イメージが変わると、未来における選択肢自体が大きく広がり、結果として人生全体がより豊かになっていくのです。
自己イメージの変化を促す方法
それでは、どうすればこの自己イメージを変えることができるのでしょう。
ここで登場するのがポジティブな考え方です。
ただし、ポジティブといっても、無理やり笑顔を作ったり、何でもかんでもうまくいくと自分に言い聞かせるだけでは、根本的な変化には繋がりません。
本当に大切なのは、自分自身に対する眼差しを少しだけ優しく、そして誠実にすることです。
例えば、今日一日を振り返ってみてください。
どんな一日であっても、うまくいかなかったことや、やり残したことを思わず口に出してしまった言葉の中に、実は、
今日早起きできた、同僚からちょっとした励ましをもらった、という小さな良かったことが隠れているはずです。
これらの小さな成功や喜びをあなた自身で丁寧に拾い上げることが、ポジティブな自己イメージを育てる第一歩となります。
また、自己イメージの変化を促すためには、自分自身との対話が非常に重要です。
日常の忙しさに追われる中で、自分に優しい言葉をかける時間をあえて作ってみてください。
本当にそうだろうか?他の見方はないのでは?と自分自身に問いかけることが、
無意識に形成された固定観念を静かに解いていく鍵となります。
まるで凍りついた氷が少しずつ温かい日差しによって溶き出すように、内面の硬直した考え方が柔らかくなっていきます。
さらに、毎日の小さな習慣も自己イメージに大きな影響を与えていきます。
例えば、夜寝る前に鏡の前で自分の名前を呼びかけ、静かな声で
今日も一日お疲れ様。よく頑張ったね。と自分自身をいたわるこのシンプルな行為が、
あなたの心の奥に深く働きかけ、自己固定観を自然と高める効果があります。
こうした習慣は最初は照れくさいかもしれませんが、続けることで次第に心の習慣として根付き、
やがて自分を見る視線自体が変わっていくのを感じることでしょう。
また、周囲の人々や環境も自己イメージに影響を与える大きな要素です。
ネガティブな言葉や批判にさらされると、自分への信頼感が損なわれる可能性があります。
ですので、意識的に自分を支えてくれる人たちとの関係を大事にし、
ポジティブなフィードバックを受け取る、そんな場を増やすことをお勧めします。
仲間と互いの小さな成功を分かち合うことで、自分は少しずつ前進しているという実感を持つことができます。
このように自己イメージを変えていく過程は一長一短でやれるものではありません。
しかし、毎日の小さな対話や習慣の積み重ねが、やがて大きな変革へとつながるのです。
あなたが自分にどれだけ優しく接せられるかが、未来を大きく左右する鍵となります。
次回は前編に続き、ポジティブ思考と身体の感覚に焦点を当て、
心の在り方だけでなく体からもポジティブを感じ取るためのヒントをお伝えしていきます。
ポジティブは頭だけの問題ではなく体全体で感じるもの。どうぞお楽しみにしてください。
本日もご視聴ありがとうございました。ぜひチャンネル登録といいねをお願いいたします。
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皆様の健康な毎日を応援しています。ナビゲーター岡田でした。