ライフスタイルと病気の関係
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今月のテーマは、統合的な医療の未来。今回は、第65回ライフスタイルが病気を防ぐ、と題して、
日々の生活習慣が、いかに病気から私たちを守ってくれるのか、最新情報とともにお届けいたします。
一つ、ライフスタイルと病気、切っても切れない関係、皆さんはどんな生活習慣を心がけていますか?
バランスのとれた食事、適度な運動、質の高い睡眠、どれも大切ですが、それらが私たちの健康にどのように影響しているのか、ご存知でしょうか?
実は、日々のライフスタイルは、私たちの遺伝子にさえ影響を与え、病気のリスクを大きく左右することが、最新の研究で明らかになってきているのです。
一つ、ライフスタイルが遺伝子に与える影響、エピジェネティクスという視点、ここで重要なのがエピジェネティクスという概念。
私たちの体は、設計図である遺伝子、DNAを元に作られていますが、エピジェネティクスはその設計図の読み方をコントロールする仕組みのこと。
DNAの配列自体は変わらないのですが、生活習慣や環境によって、特定の遺伝子のスイッチがオンになったりオフになったりするのです。
例えば、食事。高脂肪食は、肥満や糖尿病に関連する遺伝子のスイッチをオンにする可能性があります。
運動。運動は、筋肉の成長やインシュリン患児性に関連する遺伝子のスイッチをオンにする可能性があります。
ストレス。慢性的なストレスは、炎症や免疫機能低下に関連する遺伝子のスイッチをオンにする可能性があります。
つまり、同じ遺伝子を持っていても、どんな生活習慣を送るかによって、病気のなりやすさが変わってくるということです。
病気予防の具体的指針
1つ。病気を防ぐための羅針盤。生活習慣の具体的な指針。
では、具体的にどのような生活習慣を心がければ、病気を防ぐことができるのでしょうか。
最新の研究に基づいて、具体的な指針を5つご紹介します。
1.地中海食。野菜、果物、魚、オリーブオイルを積極的に摂取し、
加工食品や赤身肉を控える。炎症を抑え、心血管疾患やガンのリスクを低減する効果が期待できます。
ただし、食事療法に関しては、個人の体質、季節、地域によって変わってきます。
併せて、本人の基本的な資質によって一概にどれが良いとは言えません。
専門家に相談して、自分ができそうなことと専門家の意見をすり合わせて実践していくことが大切です。
2.定期的な運動。ウォーキング、ジョギング、水泳、ヨガなど、自分に合った運動を毎日30分以上行う。
免疫力を高め、生活習慣病を予防する効果が期待できます。
3.質の高い睡眠。毎日同じ時間に寝起きし、7から8時間の睡眠時間を確保する。
睡眠不足は、免疫力低下や肥満、糖尿病のリスクを高めます。
4.ストレス管理。瞑想、ヨガ、深呼吸、趣味など、自分に合った方法でストレスを解消する。
ストレスは、免疫力低下や生活習慣病、うつ病のリスクを高めます。
5.社会とのつながり。家族や友人、地域社会との温かいつながりを大切にする。
孤独は、免疫力低下やうつ病、認知症のリスクを高めます。
1.未来はあなたの手の中に。小さな選択が大きな違いを生む。
今回は、ライフスタイルが病気を防ぐと題して、生活習慣が私たちの遺伝子に与える影響、
そして病気を防ぐための具体的な方法についてお話ししました。
日々の小さな選択が未来の健康を大きく作用する。
自分らしいライフスタイルを築き、健やかな人生を送りましょう。
次回は第66回。健康を支えるコミュニティの役割と題して、
地域社会や趣味のグループなどコミュニティが私たちの健康に与える影響についてお話ししていきます。
本日もご視聴ありがとうございました。ぜひチャンネル登録といいねをお願いします。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。ナビゲーター岡田でした。