1. 中村圭太のらじお風
  2. 「ももたろう」
「ももたろう」
2024-07-16 21:05

「ももたろう」

福岡よしもとのピン芸人中村圭太によるラジオコント番組。 唯一無二の世界観で着実にファンを増やしている中村圭太の独特すぎる“中村圭太ワールド”がいよいよラジオにも侵食!(笑) “中村圭太ワールド”へようこそ!
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中村圭太のラジオ風
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中村圭太のラジオ風
中村圭太のラジオ風
ももたろう
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、川上の方から大きなももが、
どんぶらこう、どんぶらこうと流れてきました。
おばあさんは、そのももを見て、こう思いました。
なんだ、あのサイズのももは、見たことがない。
普通のももの、5倍、いや、10倍はある。
あやしい、こんなものか、なぜこんなところに。
がしかし、まあ持って帰るわけにはいかないだろう。
さらに、私にあれを持って帰る体力があるかどうか。
うん、ここは無視だ。
なんだ、この持って帰らなければいけないという感覚は、
数百年、いや、数千年の未来からも、
ナオクリンという人間が、私がももを持って帰らないと始まらないよと言わんばかりね、
メッセージを送ってくる。
くそ、ここは、ももを持って帰るしかないか。
よし、持って帰ろう。
おや、これはいいお土産になるわ。
そう言って、おばあさんは、大きなももを拾い上げ、
家に持ち帰りました。
そして、おじいさんに、
おじいさんや、大きなももを拾ってきたぞ。
そう言って、おじいさんに知らせました。
その大きなももを見て、おじいさんはこう思いました。
なんだ、あのでかいももは。
しかし、あんなでかいのを持って帰っていいのか、うちのおばあさんは。
03:00
怪しいぞ。普通に考えれば、あんなに大きなももを持って帰ることはない。
危機管理能力もないのか、うちのおばあさんは。
間違えたか、結婚する相手を。
しかし、そんなももを、わしに見せたいと思い持って帰ってきたのか。
さすがおばあさんだ。
かわいい。
そして、おじいさんとおばあさんは、ももを食べようと、
ももを切ってみると、パッカーン。
なんと、ももの中から、元気のいい男の子の赤ちゃんが飛び出して、
来ました。
ももから赤ちゃんが出てきた。
おばあさんや。
これはどうも。
そうですね、おじいさんや。
まあ、大きなももが流れてきてる時点で、
まあ、なんとなく体勢はついていますが。
うーん。
でもどうでしょう。
不思議と、あまり疑問に思わない。
わたしが川でこれを拾ったときもそうだったんですが、
これをすべて受け入れなければ、
数百年先の何億人という人間が始まらないというメッセージを送っています。
まあ、しょうがない。
かわいい赤ちゃんだからね。
これはきっと神様がくださったに違いない。
子供がいなかったおじいさんとおばあさんは大喜びです。
桃から生まれたその赤ちゃんは桃太郎と名付けられ、
おじいさんとおばあさんが育てることにしました。
桃太郎はご飯をいっぱい食べ、すくすくと大きくなり、
やがてそれはそれは強く、そして優しい男の子になりました。
そしてある日、桃太郎が言いました。
おじいさん、おばあさん、僕、鬼ヶ島へ行って悪い鬼を退治していきます。
それを聞いたおじいさんとおばあさんはこう思いました。
ちょっと待ってくれよ。
こんだけ手塩にかけて育てた息子をそんな悪いところに連れて行くわけがない。
確かに鬼には村から金銀財宝を奪われたが、
だからといって私たちの息子が犠牲になるわけにはいかない。
06:04
しかし、何かわからないがすごく倒せそうな感じがする。
よし、おばあさんよ、もう桃から生まれてきてるんだこの子は。きっと普通の人間ではない。
よし、行かせるとしよう。
はい、おじいさんや。
そしておばあさんは桃太郎にきびだんごを作り、
それを桃太郎へと渡し、桃太郎をおじいさんとおばあさんが見送りました。
さあ、鬼を退治するぞ。
そう言って桃太郎が歩いていると、前の方から犬が現れました。
桃太郎さん桃太郎さん、どこへ行くのですか?
それを聞いて桃太郎はこう思いました。
犬が喋った。
突然なんだ。
なぜ犬が喋る?
これは犬が喋ってるのか?それとも犬が言ったことを私が理解できるのか?
まあ、私の出生も桃と聞いている。
桃から生まれたというその不自然さ。犬が喋るくらい当たり前か。
そうだ、きびだんごがある。
この子にこのきびだんごをあげてついてきてくれたらラッキーだなあ。
そうしてみるか。
犬さん、今から僕は鬼退治に行ってきます。
どうかこのきびだんごをあげますので、ぜひついてきてはくれないでしょうか。
お、ありがとうございます。
それではお越しにつけたきびだんご、私に一つくださいな。
そして犬はこう思いました。
ほんほん、ほんほん。
そして桃太郎と犬が歩いていると前からおさるさんが出てきました。
桃太郎さん、桃太郎さん、どこへ行くのですか?
それを見た桃太郎はこう思いました。
まあまあまあ、犬がしゃべったんだ。
我々に近い猿が喋るのは、もう耐性がついている。
まあまあ、いいでしょう。
この猿にも、きびだんごをあげて、
09:01
一緒に鬼退治について行ってもらおう。
うん。そっちの方が、きっと我々のためにもなるはずだ。
今から鬼退治に行くんです。
本当ですか。
それでは、そのお腰につけたきびだんご、
ひとつ私にくださいな。
いいよ、もちろん。あげる。
きびだんごを食べた猿は、こう思いました。
そして、桃太郎と犬と猿が歩いていると、
目の前に、キジが現れました。
桃太郎さん、どこへ行くのですか?
あ、鬼退治に行くんだよ。
あの、もう君が喋ることに関して、僕はもう何も思わない。
何ですか、桃太郎さん、急に。
いや、こっちの話だ。
それじゃあ、きびだんごあげるから、ついてきてくれ。
あ、ありがとうございます。
もちろん。
そして、キジはこう思いました。
ああ、まあ、はっきりとした泣き声ないからな、私は。
なんか、なんか言っとくか。
キジ!
キジ。
キジ。
うーん、キジ。
うーん、キジ。
あんまりしっくりこない。
しっくりこない。
泣き声しっくりこない。
あんまりしっくりこなかった、これは。
なんか、やっぱり泣き声とか、自分の泣き声しっかり。
そして、犬、猿、キジを仲間にした桃太郎は、
ついに鬼ヶ島へとやってまいりました。
桃から生まれた桃太郎は、
犬、猿、キジを引き連れて、
ついに鬼ヶ島へとやってきました。
鬼ヶ島に入ると、
なんと、鬼たちが近くの村から盗んだ宝物やお酒、ごちそうを並べて、
酒盛りの真っ最中でした。
やい!鬼たち!宝物返せ!
12:02
その声に気づいた鬼たちは、こう思いました。
うわぁ、今かぁ。
いやぁ、取り返しに来るやろうなぁとは思ってたけども、
もちろん色んな所から村を盗んできたから。
今かぁ。
今もう見てもらった上がる通り、飲んでるからなぁ。
しかもあの少年の目の感じ、
毎日俺たちがこんなことしてると思ってるな。
違うよ、今日特別だよ、もう。
飲もうぜって言って、
なんで今日なの、明日だったらな。
全然対応できたのに。
今かぁ、飲んでるしなぁ。
えぇ、どうしよう。
明日に変更してもらう?
いや、いやぁ、無理だ。
多分いいこと聞かない、あの少年は。
今ぁ、せっかくもうあともうすぐで、
青鬼のサプライズのやつ出そうと思ってたのに、
誕生日の歌歌って、
うわぁ、どうしようかな、今もうでも、
え、今何時?
50分か。
10分でやっつけて帰ってもらって、
あれもサプライズでしたみたいな感じしようかな、青鬼に。
あぁ、マジで今かぁ、めんどくさい。
もういいや、うん、もういいや。
はっは。
誰だ、お前たちは。
どこの誰だか知らないが、
この宝物を取り返せるものなら、
取り返してみろ。
それを聞いた桃太郎は、こう思いました。
今じゃなかったかな。
いやぁ、今じゃなかったかもな、なんか。
うん。
多分この感じあれだな。
結構のみの中でも特別な感じののみの感じだ。
うん。
うわぁ、どうしよう。
どうしようじゃないしな、もうだって、
あぁ、だってもう来たしなぁ、来たし。
あぁ、なんか、
なんか鬼たちの目がなんか、
殺そうという目じゃなくて、
今かぁ、みたいな目してるもんな、明らかに。
えぇ。
明日にする?
いや、でも、あるんかな、なんか、
泊まれる宿とか。
え、ないよな。
おぉ、えぇ。
うわぁ、心痛。
心痛いな、なんか、今行くのは。
いやいや、でもいいよ、別にだって。
こいつらが悪いんだから。
こいつらが、
そのなんか、宝物とかを盗まなければ別に、
こんなことになってないんだから。
そうよ。
そうそう、大丈夫。
うん。
おい、桃太郎。
な。
自分自身、桃太郎。
大丈夫。
全然、罪悪感を持つ必要はないよ。
うん。
よし。
よしよし。
よし、もうこいつらから、
奪っちゃえ。
15:03
みんな、
気を抜くなよ。
それ、かかれ。
犬は、鬼の、
お尻に、
ガブッ!
と、噛みつき。
猿は、
鬼の背中を、
キッキッキッキッ!
と、
ひっかき。
生地は、
くちばしで、
鬼の目を、
つづきました。
そして桃太郎も、
持ってきた刀を振り回し、
大暴れ、
大暴れ。
すると、
とうとう、
鬼の親分が、
参った、参った。
もうやめてくれ。
降参だ。
助けてくれ。
と、
手を地面について、
あやまってきました。
こうして、
桃太郎と、
犬と、
猿と、
生地は、
鬼から取りあげた宝物を、
車に積んで、
元気よく、
家に、
帰りました。
おじいさん、
おばあさん、
今、帰りました。
ああ、よかった桃太郎。
無事だね。
はい。
きびだんごのおかげで、
戦うことが、
できました。
おじいさんと、
おばあさんは、
桃太郎のその、
元気で、
無事な姿を見て、
大喜びです。
そして、
三人は、
宝物のおかげで、
幸せに、
暮らしましたとさ。
しかし、
最初のその宝物を見て、
おじいさんと、
おばあさんは、
こう思いました。
いや、待って。
いや、
家から盗んだやつより、
多いな、
量が。
ん?
そうだ。
うちだけじゃないもんな、
襲った村。
うわ。
え。
そっか、だから、
他の村の分の宝物もいっぱい、
乗っけてから。
うわ。
え。
どうしよう、これ。
戻さないと、
他の村にも。
返還請求とか、
されちゃうよな、
もちろん。
なあ、だって、
鬼が持ってるより、
私たちが持ってる方がな、
やりやすいし。
うわ。
え。
ちょっと、
鬼に聞いてみよう、
どんな村、
どんな村で、
あの、
盗んだとか、
じゃないとなあ。
うん。
ここが鬼ヶ島になっちゃうよ。
ここでなんか、
みんなの、
盗んだや、
宝物、
ここに集まってきたら、
鬼ヶ島の、
なんかその、
アジトと思われちゃう。
そう、なんか。
そしたらなんか、
ねえ、
梨から生まれた梨太郎みたいなのも、
やってきても困るから。
まあまあ。
が、
明日の選択と、
ねえ、
しばかり、
一回、
諦めて、
あの、
宝物を他の村に、
返すやつ、
から始めよっか。
おばあさん。
そうですね。
おじいさん。
めでたし。
18:00
めでたし。
中村圭太郎。
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