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皆様、おはようございます。川崎ひでとです。始まりました、毎週ひでトーク。今日も聞いていただきありがとうございます。
この放送は、私、衆議院議員川崎ひでとが、気になるテクノロジーに関するニュース、政治に関するニュース、どうでもいい話などなどを、勝手気ままにお話しするゆるトーク番組です。
そしてこの放送は、働くママを応援する事業支援サービス、エニママさんのご協力のもと、ブログとノートに文字起こししています。それでは参りましょう。
さあ、もう総裁選も残すところ、あと今日と明日だけになりました。27日には投票が終わり、開票作業が進められ、そして新たな総裁が誕生するという、15日間にわたるこの総裁選も終わりが見えてきました。
今、僕自身は三重県の地元にいて、講演会の皆様や日頃お世話になっている皆様、そして党員さんのもとにも今回っている最中なんです。
党員さんに会ってお話を聞くと、なんとなく傾向的に見ると、40代、50代の人は高市さん、そして60代以上の方が石場さんを応援しているような方々も結構いらっしゃったかなという印象を受けます。
国政報告会をしているときに質問が上がって、質問というかこれは要望だったんですけども、要は小泉慎二郎さんを押すのを考え直してほしい、石場さんや高市さんを応援してほしいというようなご意見が上がりました。
その理由を聞いてみると、石場さんや高市さんはいわゆる防衛や安全保障、外交についてしっかりと討論で喋れるのに小泉慎二郎さんは喋れないというようなね。
そういうところでの、石場さん、高市さんの安定感と小泉慎二郎さんの不安定感というものがやっぱり引っかかって、小泉慎二郎さんじゃなくて石場さんとか高市さんを押してほしいというようなね、そんなご意見をいただきました。
これですね、多分その方は防衛とか外交、安全保障に興味があるからそういうふうな結論になるんだろうなというふうに思いました。
世の中にはたくさんの課題が散席しているので、もちろん外交、安全保障、防衛というのはすごく重要な要素であると同時に他にもたくさんの課題があるわけですよ。
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で、考えた時に一つの切り口から詳しい詳しくないを判断して人を選ぶっていうのは本当に危ないことだなというのを改めて感じるんですね。
じゃあ例えば誹謗中傷、これも今大きな社会問題です。
昨日もネット見る限りたくさんの誹謗中傷を見ましたし、それは人に向けられたものもあれば僕に向けられたものもあったので、そういう誹謗中傷対策を考えさせた時には確実にですね、河野太郎さんや小泉慎二郎さんが一番すごいものを作れると思うんです。
ちょっと言っちゃうと加藤勝信さんのチームの中にいる山下隆さんとか小泉慎二郎さんのチームの中にいる三谷英寛さんとか小林文彦さんの方がきっと誹謗中傷に関する対策っていうのはしっかりとしたものを作れると思うんですね。
それはやっぱり彼ら自身がそういう世界の中で生きてきた、そういう誹謗中傷に晒されてきた小泉慎二郎さんや河野太郎さんだからきっと作れると思うんです。一方でじゃあ石場さんにそれ作れるかと思うと作れるとは思えないんですよね。石場さんご自身には。その知識も正直他の今挙げた2人に比べたらないと思う。
要は何が言いたいかというとですね、人によって得て不得てっていうのは当然あってオールマイティーな総理大臣なんて誕生するわけがないんですよ。ここから先もずっと未来永劫オールマイティーな総理大臣なんて誕生するわけがなくて、そこを支えるのが仲間なわけですよね。
海賊王を目指すルフィもですね、この先ずっと行っても剣術は上手くならないんですよ。でもゾロがいるから大丈夫なわけで、この先彼はずっと料理できないけれどもそこはサンジがいるから大丈夫で、この先ずっと船を操縦はできないけれどもそこはナミが航海技術を持っているから過ごせるわけで。
っていう風に得て不得てをそれぞれが補完し合うからチームっていうのがうまくいくっていうのはこんなの誰でもわかってるはずなのになぜか若者以上に年配たち、経験のある年配たちの方がそういうことを忘れて個人の能力でものを図ろうとしているという傾向を本当に清く感じました。
そんなんでいいんですかっていうのが僕の正直な気持ちです。やっぱりね、リーダーに求められる資質っていうのは人を引きつける魅力なんだと思います。
その魅力にルフィという魅力にめっちゃ刀が強い剣術が強いゾロや料理が上手で足技がすごいサンジや航海技術を持ったナミというスペシャリストが集まるっていうのがこのチーム素晴らしいチームができる大きな要素なんですよね。
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ってことはですね、ルフィのために助けられる能力を持った政治家にみんなならなきゃいけないんです。
この選挙のやり方が小選挙区というものに変わって昔は中選挙区で自民党の中でも戦っていたこの選挙制度が小選挙区というものになって相手政党と一対一あるいは一対複数で戦うような選挙になって
それの弊害として出てくる候補者っていうのは何でも知ってなきゃいけないオールマイティー型の政治家を求められるようになってしまったんですね。
中選挙区制度の時には建設に詳しい人が建設の皆様に押されて出てくるとか農業に詳しい人が農業をやっている皆様に押されて出てくるというのが中選挙区制度の傾向にあったわけですけども
小選挙区になるとその小さな選挙区の中で農業も知っていれば建設業も知っていれば医療も知っていれば福祉も知っていればあるいはデジタルのテクノロジーも知っていればというオールマイティー型の政治家ばかりを追い求めるようになってその結果みんな薄く広くの薄っぺらい政治家になってしまう傾向っていうのは強いんだと思います。
だからやっぱり理想を言えばそうやって政治家個人個人がとてつもないパワーアップをすることっていうのは大前提にあってその上で今回総裁を目指した方々は自分のチームにこういう人たちを入れますというようなチームのあり方みたいなものも示せるとめちゃくちゃ面白かったのかなというふうに思います。
いずれにおきましてもですね人個人で判断するというもう古臭いやり方はもうやめてですねもうオールマイティーなんかいないんだとだからチームで助け合わなきゃいけないんだというこんな当たり前なことをですね今一度皆様も考え直してみてほしいなというふうに思います。
ちょっとなんか上から目線のように語っていますけれども本当にこの政治の中で3年間で肌身に感じたことなのでぜひ皆様と共有をしたかったです。というわけで今週も一週間張り切ってまいりましょう。じゃあね。
