♯001 自己紹介と、微差力のお話
2025-07-11 15:03

♯001 自己紹介と、微差力のお話

<概要>
大企業で約40年。法務・知財を武器に、ペルーの危険地帯でも偽物対策。企業の最前線で、どう現場を支え、信頼される存在になったか。
少し先を歩いてきた立場から、“明日の動き方”が見えてくるヒントをゆるっとお届け。

自己紹介
スタエフを始めたきっかけ
外交官試験失敗から味の素社へ
ペルーでの悪戦苦闘
知的財産部のできごと
 ごあいさつ



#はじめまして #失敗を恐れない
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みなさん、こんにちは。はじめまして。 還暦父さんの、1個の失敗も、1個の嬉しいも、貯めれば財産ラジオを始めたいと思います。
えっと、今日第1回の、第1回目の投稿になります。よろしくお願いします。 学歴も肩書きも恵まれていながら、不器用で目立たず、失敗と挑戦を繰り返してきました。
40歳代後半、ふと気づけば、あれ、少し信頼されているかも。そんな、還暦父さんのメッセージになります。
えっと、自己紹介をさせていただきたいと思います。 私、味の素株式会社というところで、約40年仕事を勤めてきました。
61歳で、定年退職をしております。
えっとですね、主に法律ですとか、知的財産部門にいて、研究をやっている方たち、それから事業をやっている方たちを、契約面で支援してきました。
途中、そのうち4年間、ちょっと危ない国である、ペルーっていう国、南米なんですけれども、そちらにいて、さらに、その中でも特に危険な地域に出入りして、
偽物対策をやってきたという経歴になります。
スタエフを始めたきっかけなんですけれども、実は私、今、出版にチャレンジしようとしていて、そこで一緒にチャレンジしている、
カリンさんという方からお勧めがあり、その素敵な活動をされているなと思って、出版にチャレンジしている仲間と一緒に盛り上げていきましょうと話をして、ここのスタエフに挑戦しようというふうに思いました。
他の皆さん、メンバーはですね、フットワーク軽く、もう既にいくつも投稿しているのに、一番遅れて最初の投稿をしています。
ラジオでどんなこと伝えようと思っているかですけれども、私、法律部門にいたり海外部門にいましたが、ものすごく他の周りが実力者ばかりで気が引けていました。
それでもですね、愚直に消費者の幸福とか依頼部門の成功を祈って活動していた。
そんなことをしていたところ、見てくれていた人がいて、最後部長にまで慣れた。そんな人が話す気軽なお話をしたいと思っています。
さて、私の仕事の経歴の始まりなんですけれども、もともと外交官になりたくて仕事を選ぼうと思っていました。
父が富士通で通信の技師をしていまして、長いこと貧しい国ですね、アフリカのケニアというところに行っていました。
そこで、貧しい国に通信網を構築するという仕事をしている父の背中を見てまして、自分も日本の良いところを世界に広めたい、そんな風に思って外交官を目指しました。
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すごい勉強したんです。そうしたところ、倍率20倍の一次試験は合格しました。
ところがですね、2次の面接でこともあろうか、私、勝沼はアフリカの役に立つ外交官になります、と国益にならないようなことを口走ってしまいまして、最後倍率2倍の二次試験では落題という結果になりました。
だいぶしょげていたんですけれども、一次試験合格したんだということを引き下げて、今度はですね、味の素という会社は世界に進出して調味料の製品を広げているんですけれども、そういったところに進出して、世界で広めたいという風に、そうですね、広めたいという風に思って味の素に入ることになりました。
一次試験に合格したと言っても合格証とか見せていませんので、本当に合格したのかな、今流行りの車掌だったりしてと思われても仕方ないんですが、実際本当に合格してます。
一次試験に合格するぐらいだからこの人法律相当できるんだろうと思われまして、法務部門に配属になりました。
そこに行ってですね、よーし自分の実力を示してやろうと思って行ったんですけれども、実は企業で使う法律っていうのは外交官司権で使う法律と全然違うんです。
外交官司権は憲法とか国際法そんな法律を使うんですけれども、企業は民法です。
それから会社法です。全然勉強したことありません。民法って何?っていう人がそこの法務部門に入ってしまいました。
もう大学時代からずっと法律を勉強してきた人たちに囲まれて小さくなりながら仕事をしていた毎日です。
知識不足の自分を補うためによし自分はどうしようと思って始めたことは話を聞くこと。
法律がバリバリにできる人たちっていうのはやっぱりものすごい知識があるっていうのは伝わりますので、外から見るとちょっと敷居が高いんですね。
それに対してこの勝沼は知識がないから敷居がないも同然なんですけれども、そんな仕事の進め方、話を聞く人をやっていった。
そういう進め方をしていったので、きっとこの人は相談しやすい人だというふうに思ってもらえたんじゃないでしょうか。
法務部門の次に配属にされたのが、やっぱり私は外交官になりたかったんだから現場に出たいってずっと言ってまして、
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法務部門9年間勤め上げた後にペルー味の素という子会社に行かせてもらうことになりました。
そこでペルーなんですけれども、普通そういったところでは営業とそれからマーケティングを学んでからそういう海外に出ていくというのが普通なんですけれども、
営業も知らない、マーケティングも知らない、で事業を任されることになりました。
成績が上がるわけもないということで、特に偽物がまん延しているそんなマーケットで味の素という調味料をずっと売る仕事をしていました。
あんまりにもうまくいってなさそうって本社にも伝わっていまして、心配になった本社からは勝沼大丈夫かということで部長さんが何人も視察に来て、
やっぱり真剣に真面目にやっているのが伝わったんだと思います。勝沼は大丈夫だよということで視察に来た人たちは帰っていったということでございます。
さて、法務部門でもそんなにいい仕事ができず、ペルーに行ったら偽物と相まみれながら立派な成績も残せず、
ということで日本に帰国したわけなんですけれども、こんな勝沼を欲しいって言ってくれる部署はいないよなって心配してたところ、知的財産部というところが是非欲しいって言ってくれました。
こんな嬉しいことはないです。この私を欲しいって言ってくれるなんて。
ただその時に感じたのがですね、私昔から知的財産部っていうのは知っている、あ、法律部門があるんです知的財産部。
特許とかブランド商標とかを扱う部署なんですが、契約を作ることがあるので法律部門があります。
ただですね、前は法務部門にいたんですが知的財産部門は昔から暇な部署だったなっていう記憶があったので、その時の先輩、ごめんなさい、暇な部署だったなと勝手にそういう印象を持っていたので、
じゃあ暇な部署に行くんだってちょっと寂しく思っていたんですけれども、全然違いました。
そこに知的財産部に赴任になって仕事したところ、もう大忙しです。
その頃いろいろな技術の提携ですとか特許に関するライセンス、そんな契約がたくさんありまして日々残業の毎日でした。
そこで感じたのがですね、今まで2つの部署ってうまくいかなかったなって思ってたんですね。
実際うまくいってたわけではないんですけれども、この両方を経験している何かというと、
法律も知っているし、それから販売の現場、さらに偽物の現場も知っている人っていうのは希少価値があったんです。
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そういうことがあったので、この人は現場を知っている法律の人っていうので信頼、これが40代になってからですね、信頼を得ることができてきたということです。
特に信頼してくださった皆さんが思ってくれているのはですね、この勝沼という人は自分の利益とか自分の組織の利益のために動くわけではなくて依頼者の利益に立つ。
さらに言うとその依頼者の利益のためだったら、特に契約交渉の場に行ったりするんですけれども、徹底的にこの権利は当社のものなので渡しませんというふうに、
いつの間にか目立たない人だったのに、いつの間にかきっぱりと言える、そんな人になれていました。
もちろんきっぱり言うわけですから、交渉相手からはこいつ嫌な奴だなって思われてましたし、そう言われたこともあります。
ただ嫌な奴だなと思われることは全然苦じゃなくて、依頼部署のために嫌な奴にもなる。そんなことで仕事を重ねていったなと思います。
そうこうしているうちにだんだん部下もできるわけですね。部下を指導する、そんなことも増えてきました。
その部下が、時には失敗します。ある金曜日に部下が失敗してしまいまして、しょげながら帰宅したということがあります。
どんなことがあったかというと、その部下君は依頼してくれた人のために仕事をしたのではなくて、
依頼してくれた人が言った通りの紙を作るという仕事をしてしまったんです。
その結果、依頼者の利益になるではなくて、実はその紙が間違っていたので依頼者が損になる契約書を作ってしまった。
そういう失敗をしてしまったんですね。ある日ですね。
それが失敗したのが金曜日で、しょげ帰って彼は帰ってしまいました。
土日にですね、きっと彼はすごく悩んでるなと思って、何か彼にあげられるものはないかな、きっと自分はなんてダメなんだと思っているなと思ったので、
本屋さんで何かいい本ないかなと思って探しました。
そうしたところですね、見つけたのが斉藤ひとり先生の微差力っていう本です。
どんなことが書いてあるかっていうとですね、自分が他人のことをこの人すごいなぁ、この人にはなれないなぁって思っても、
実はその違いっていうのはそんな大したことではなくて、ただそのすごい人との違いは何かっていうと、
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ちっちゃな差、微妙な差、微差をたくさん集めた人がすごいなぁと思われてる人なんだよっていうことを書いた本になります。
確かにそう考えると、私は法務部門、それから海外のペルーで失敗を重ねた悪戦苦闘したっていうことはありましたが、
その一つ一つが微差になって私の中に積み重なってきていたな、だから実は部下君が失敗する思想だなっていうのは前から見えていましたし、
失敗した時の大きさ、誰がどのぐらい困るのかなっていう、そこで大変な大失敗をさせてしまうのであれば、それは私が失格になるわけなんですが、
このぐらいの失敗は後で私がまた彼が回復できるぞって思いながら見守っていたっていうことがあるので、そこでちっちゃな失敗をしたなっていうのを経験になるというふうに思った次第です。
で、週明け月曜日に部下君がしょげているんですね。ちょっとおいでっていうので会議室に招いて、つらかったよねこの土日。何がつらいのかなって思った時に、きっと勝沼さんだったらこんな失敗しないよなって思いながら悩んでたんじゃないかなって。
で、実はその勝沼さんっていうのは別にそんなにすごい人ではなくて、ほんのちょっとの違いをたくさん集めた、美さっていうのをたくさん集めた人なんだよっていう話をして、その本を差し上げたところ、こんなに男の子が泣くんだって思うぐらいの大粒の涙を流しながら、つらかったんです、わかってもらえたんですねって言いながら、
会議室なんで外には漏れないんですけれども、ひとしきり泣いていらしたということがありました。で、実際にその案件は全然大きな問題にならずに無事に解決した。で、さらには彼はその後立ち直りまして、事業部という素晴らしいフィールドで成果を出し続けているというのがその後のお話になります。
さあ、私の会社としての職歴と、それからちょっとした部下との学びのお話をさせていただきました。こんなことをお伝えしていくのがいいのか、いろいろこれからも模索していきたいと思いますけれども、自分での経験、それから自分で思ったこと、そんなことをこれからもお話できたらと思います。
これからもよろしくお願いします。ありがとうございます。失礼します。
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