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みなさん、こんにちは。おーばです。 今回は映画、八幡村、こちらについてお話してみたいと思います。
9月18日から公開されました清水隆監督による 八幡村4回目の映画化ですね。
1951年に出版された横水製紙の原作小説、八幡村。 映画が4回目で、
ドラマの方が確か7回でしたか。 かなりね、頻繁に映像化されてまして、
自分も全部は見てないんですが、 やっぱり印象的なのが、1977年公開の野村義太郎監督の映画。
近代値耕介を厚見清氏が演じた。 当時ね、タタリジャーという CM でね、大ヒットしましたけれども、
あの映画がやっぱりインパクトがありましたね。 その後、市川コン監督の映画版がありましたし、
ドラマではね、古谷一光とか片岡鶴太郎とか 稲垣五郎とか、いろんな俳優がね、近代値耕介を演じてまして、
割と最近だと、吉岡秀孝が近代値を演じるシリーズ NHK の BS でやってますけれども、そちらでも、
もう5、6年ぐらい前ですかね。 この八つ墓村、ドラマ化されて、そちらはね、自分も見ましたけれども。
まあいろんなね、監督俳優によって、この八つ墓村という作品、 映像化されてますけれども、
犬神家の一族とか、極門島とか、いろんなね、横水誠史の原作小説というのは、 映画、ドラマ、あるいは漫画、何度もね、映像化されてますけれども、
特にこの八つ墓村って有名だし、 作品をね、読んだことがない、見たことがない方でも、
八つ墓村というタイトルはおそらくね、皆さん聞いたことあるんじゃないかと思います。 そして何よりね、
映像化作品で印象的だったのが、これはね、1977年の映画版が一番インパクトが強くて、
その後の映像作品というのは全部これにね、影響を受けていると思いますけれども、 かなりホラー要素が強い感じの作品。
実際のところね、あの原作小説っていうのは、 自分ね、これ中学生の頃だからもう今から50年ぐらい前に読んで、
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その後ね、何回か読んでますけれども、原作小説の方はあくまで ホラー風味がちょっとあるミステリーで、
これネタバレになるかもしれませんけれども、まあ言っていいと思うんですが、 気になる方はね、ここで止めていただきたいんですが、
原作小説というのは、いろいろね、驚しい雰囲気がある、横溝聖書得意の作風なんですが、
いわゆる怪奇現象とか、心霊現象とか、そういったものは一切ないんですね。
幽霊も妖怪も出てきません。 怨霊も悪魔も出てきません。
戦国時代からのその因縁、温宗がね、渦巻く岡山県の山奥の八津墓村というね、 画像の村を舞台にしたミステリーで、
まあホラーの皮をかぶったミステリーと言いますか、 あくまで犯人がそういったね、
たたりの要素、因縁めいた恐ろしいね、事件を作って、 その陰影に隠れて自分のね、目的を果たそうとして、連続殺人事件をね、起こすという、
そういったね、小説なんですね。 だから最終的には、犯人も動機もトレックとかも、綺麗に近代値耕介が解決します。
ただね、原作小説、これはね、 主人公の達也という青年の一人称で描かれる小説なので、
彼の目から見た部分でしか描かれてないので、 この主人公もね、東京から、
三白のね、八幡村、もともと自分はね、 ここの出身だと言われて、呼ばれていって、そこでいろんなね、
連続殺人に巻き込まれていくということで、 その意味では非常にね、驚々しい雰囲気とか、
ね、承入堂の中の冒険とか、近海探しとかもありますけれども、 そういったところでね、ホラー的な風味というか要素もあるんですけれども、
さらにね、その達也の一人称なので、近代値耕介がどういった動きをしているのか、 あるいは岡山県警の磯川警部がどういった動きをしているのかというのが、
わからない部分がもう大半なんですね。 なので、他のね、犬ガム家の一族とか、悪魔の手回り歌とか、
そういった小説と比べると、ちょっと雰囲気が違っていると。 1977年の映画版というのは、この小説をもちろんね、原作としてますけれども、
かなりホラー風味が強いというか、 ミステリー的要素がね、かなり排除された作風になってまして、
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まあこれもね、あまり言うとネタバレというか、 見てない方に対して申し訳ないんですけれども、
最後の最後であっという展開もありますし、 そうですね、古谷一光が主演した全5話のドラマシリーズ八つ墓村があるんですが、
これも割とまあまあ原作に順次出るんですが、 最後の最後でえっというような展開もあったりして、
他の映像作品、そういった要素があるんですが、 どうしてもね、そのホラー的な要素が外せない。
まあそれがね、ある種味になってますから。 そしてね、現在公開中の清水隆監督の八つ墓村。
まあこの監督ね、ホラー映画をいっぱい撮ってますから、 明らかにホラーでいくんだろうなということはね、
前もってわかってるし、予告編の映像もね、もうもろホラーだし、 なので実際見てね、その意味ではね驚くことはないし、
まあ見た観客の人がね、これ原作のミステリー要素がない、 ホラー作品じゃないか、八つ墓村の良さがないじゃないかと、
いうようなところでね、批判する方たくさんいますし、 まあそういった気持ちになるのもまあわからんではないです。
確かにね、ここまでミステリー要素を排除するんであれば、 横水清氏の原作とかいうのを使わずに、オリジナルでやっても良かったんじゃないかなと。
なんとか村というね。 まあこの監督ね、以前もなんとか村という作品作ってますけれども、
まあそういった感じでやっちゃっても良かったんじゃないかと。 あえて嫌な捉え方をすると、横水清氏の八つ墓村というね、
非常にネームバリューのね、大きな作品を原作ということで掲げれば、 映画化の企画も通りやすいとか、製作資金もね、集めやすいとか、
キャスティングもしやすいとか、 まあそういった大人の事情がね、どうしても見えてしまうわけなんですけれども、
まあそれはそういうとしてね、 正直なところ、映画作品、映像作品として面白くできていれば、全然自分的には良いと思うんですよ。
で、実際ね、見に行ったところ、確かに原作の ミステリー要素はかなり省いてるし、
なんならもうぶっちゃけ半分ぐらい別作品になってるし、 面白いね、要素もかなりありました。
ここまでやるかというようなね、ところもあったし、 その意味ではね、面白く見ることができましたけれども、
いや、ここまでやるんだったら、もう完全にホラー作品に振り切ってね、 もっとね、原作をね、改ざんするとか、いっそ開き直ってね、
極端な話ね、例えば金田一耕介がもう出てこないとか、 あるいは、まあこれやったら絶対ね、もう非難豪豪なると思うんですけれども、
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金田一耕介がね、途中でね、殺されてしまうとか、もうそれぐらい思い切ったことやってね、 ホラー作品に全振りしても良かったのかなという気もします。
まあどうしてもね、やっぱり横見戸製紙、八幡村というのをね、掲げている上で、 完全にホラーにはできなかったというのはわかりますけれども、
自分の目から見ると、ミステリーとしては半端だし、 ホラー作品としても、ちょっと半端だったかな。
どちらの要素もね、ちょっと中途半端に終わって、 もったいなかったかなという気がね、
正直します。特に本作における金田一耕介のキャラクターというのもね、 なかなか面白かったんで、もったいなかったかなと。
さらに言えば、ホラー苦手な自分が見てもね、 そんなに怖くなかったです。ホラーとしては。
いやそれはね、途中、おっと、びっくりするようなシーンはありましたけれども、 もう目をそらしたくなるとか、背中がゾクゾクするとか、夜ね、
トイレに行けなくなるとか、いうようなね、怖さは正直感じなかったです。 その意味ではちょっと残念でしたので、
まあもしね、次にまた別の監督がね、八幡村を撮る時には、
ホラーの顔をかぶったけれども、100%がっつりミステリーでやるとか、 逆に100%がっつりホラーでやるとか、いう感じでね、この八幡村という作品をね、
ぜひ面白く映像化してほしいと思います。 何でもかんでもね、原作通りにやればいいという話ではね、
ないわけだし、 それだったらもう最初からね、原作読んで終わりという形になっちゃうんで、
どうせ映像化するならね、思い切って面白い作品にね、 してもらいたいなというのが、今回の映画を見ての正直な感想でした。
はい、そういったわけで今回は、映画八幡村、 こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。