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2021-06-19 07:48

第410回 映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」

katasumi410.m4a 富野由悠季監督が約30年前に書いた小説を映画化した「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観てきました。 予想以上に面白かったですよ。 【番組公式Twitter】 https://twitter.com/kitakatasumi @kitakatasumi ご意見、ご感想は #北九州の片隅 でお願いします。
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みなさんこんにちは。大葉です。 今回は映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 」
こちらについてお話してみたいと思います。 この映画の原作はファーストガンダムやゼータガンダムを手がけました
富野由悠季監督の小説ですね。 1989年から90年にかけて
門川スニーカー文庫から出版されてすぐ読んだんですが 内容がですねあまりに衝撃的で特にラストがですね
その後ですね今まで一度も読み返すことができなかったという ある意味トラウマ的な作品ですね
で今回ですねこの小説が3部作の劇場版になるということで 現在第1部は公開中なんですけれども
なかなか評判がいいんですが先ほど言ったようなトラウマ的なことがあった作品なので若干悩んだんですが
とりあえず第1部は問題ないだろうと思って見に行ったんですが 噂通りのなかなかかなり良い劇の作品でしたね
何よりですねテレビシリーズの映画化とかではなくてですね 小説
富野監督が書いた小説版ガンダムを映画化するということで ちょっと他のガンダム作品とニュアンスが違っているところもあろうかと思います
特徴的なのはですねできるだけネタ割りは避けますけれども モビルスーツ戦が
かなり少ない 特に前半はほとんどキャラクターの芝居だけで言っていると
それで退屈なのかというと自分的には全然 ok で まあこういうこと言うとですねガンダムオタクの人から怒られるかもしれませんけれども
むしろこのストーリー展開とかこの世界観 設定あるいはキャラクターのドラマの中に
巨大なロボット モビルスーツと言われる存在が出てくると逆にちょっと違和感を覚えてしまうような
それぐらいドラマパートの方がよくできているんじゃないかと思います まあさらに言えば結構ナイトシーンでの戦闘とかですね
デザインの複雑さとかもあってなかなかあの モビルスーツのシリエットというのがわかりにくいというところもあるわけなんですが
今までのガンダム作品で特にそういったことを思ったことはないんですが 本作品においては
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モビルスーツ戦をもっと減らして ドラマの方をもっと増やしてくれよと個人的には思いました
まあそうやってしまうと 商品としては成り立たないので無理でしょうけれども
メインキャラクターが3人いるんですが 主人公のハサウェイ・イノア
ホワイトベースの艦長をやってました ブライト艦長の息子ですね もうかなり大きくなってますね
そしてヒロインが ギギ・アンダルシア
なかなか複雑な性格の女性なんですけれども そしてもう一人
地球連邦軍の大佐であるケネス・スレック この3人の三角関係という形で
物語は進んでいきます 特筆したいのがですねこのギギ・アンダルシアというキャラクター
原作を読んだ時もなかなか複雑な女性だなという思いはあったんですが 今回の映画版では
富野監督が直接演出を手掛ける以上に 富野監督の色が濃く出てるというかですね
これはシナリオもそうですし キャラクターデザイン、作画、そして恋を当てた声優
この組み合わせが非常にうまいと思います 特にこういったロボットアニメでは珍しいんですけれども
女性キャラクターの肉体を感じさせる いわゆるエロいという意味ではないんですけどね
そんなにエロいシーンというのはないですし まあ言ってしまえばアニメで女性キャラクターの裸とか下着姿見ても
まあそれがいいという人も中にはいるんでしょうけれども 自分はそのあたりは全然興味がないんですが
この作品のギギアンダルシアというキャラクターは本当に 他の例えばハサウェイとかケニスに比べても突出して
肉体の存在感というのが画面からあふれるような そういったキャラクターでしたね
これはなかなかですね予想以上にすごくて
逆に言えばこの彼女のインパクトが強すぎて モビルスーツ主役のガンダムとかの印象がなんかイマイチだったという気が正直してます
まあもっと言えばギギの出番をもっと増やしてよという感じですね 彼女の恋を当てた声優
植田玲奈という人なんですが 自分が今まで見てたアニメ作品にもちょくちょく出てたんですが全然あの
名前知らなかったんですね覚えてなかったというか 今回いきなりですねドーンとかなりインパクトの強い役で出てきたので
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この声優さんにも今後は注目しないといけないなぁと思っております この作品この後第2部第3部
具体的な公開時期はまだ発表されてませんけれども かなりヒットしてますので確実に3作目まで劇場公開されると思うんですが
問題は第3作目ですね 覚悟して見に行かなければならないかなと思っております
あと細かい話で言えばですね この作品劇場版の機動戦士ガンダム逆襲のシャアの
ゴジスタン的 まあゴジスタンといっても作品内では10年以上過ぎてるんですけれども
そういう設定なんですが 小説の方はこれまたの富野由悠季監督が
書いた小説 機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトウチカ・チルドレンという
劇場版の逆襲のシャアとはパラレルなちょっと違った設定の小説があるんですがそれの続編という
ちょっと複雑な経緯をたどっているところがあります まあただこれはよほどのマニアじゃない限り気にすることはありませんので
もし本作で初めてガンダムを見ようと思う方は 参考のために逆襲のシャアを見ておいた方がいいかもしれません
そういうわけで今回は映画機動戦士ガンダム 閃光の鋏 こちらについて
お話ししてみました それではまた
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