聖徳太子と水戸天皇の再評価
これね、この間記事で読んだんですけど、物事の価値観だっていうのはね、その時々の状況、価値観っていうのが当然反映されるわけですよね。
で、聖徳太子っているじゃないですか。もうね、昭和の人たちにとってはですね、1万円札も5千円札も両方とも聖徳太子だったっていうね。
あれ何だったんですかね。何で2つ重なってるの。福沢諭吉の前、前の前でしたっけ。よくわかんないですけど、おなじみのね、10人の声を一度に聞き分けたおなじみの聖徳太子ですよね。
何言ってんのって思いますけどね。ところが最近の研究で明らかになったのは、水戸天皇っていう人の存在の大きさであると。女性の天皇ですよね。
聖徳太子の時代に水戸天皇っていたっていうことは、私も授業で習ったなって思い出したんですけど。
その時代、しかし有能だったのは聖徳太子であると。あるいは蘇我氏であるということなわけですね。蘇我の馬子。
なんだけど、水戸天皇って実は財位もすげえ長いし、30年くらいだったかな。完全に水戸天皇が実力があるんですよね。
ということが再評価されていると。逆に聖徳太子はよくわかんないよというところが言われてましてですね。
というのは、聖徳太子って水戸天皇に比べてだいぶ年が若いんですよ。半分くらいの年齢なんですよね。
そんなやつがあの時代に権勢を持てるわけがないっていうわけですよ。それはそうかもしれないなと。
てかそもそも天皇は水戸天皇ですね。これが女性であるがゆえに聖徳太子の補佐がなければ従前に仕事ができなかったんじゃないかという
先入観があったんじゃないか。これまでの研究者には。なるほど面白いねって思ってたわけですよ。
狩猟時代における男女の役割
ところで、最近アメリカの研究チームがある発見をした。これも記事になってたんですけど。
狩猟時代ですね。日本でいうと縄文とかか。もっと前ですか。
習いましたよね。これも教科書でね。男性は狩りに行き、女性は採集をしたと。
木の実とか拾ってきたという話なんですが、いえいえ女性も狩りをやってましたよっていうことが明らかになったっていう研究なわけですよ。
そりゃそうでしょうね。別にね。スポーツでもね。男より運動神経のいい女性はざらにいますからね。
ただ気になったのはですね。ただし女性の場合狩猟といってもですね。
槍を担いでエッサラ掘って感じじゃなくて、罠を仕掛けて小動物を取ったりとかそういう話でしたよっていうことなんですよね。
ちょっと思ったんですけど、別に無理して狩猟に結びつけてませんかっていうところなんですよね。
罠で狩りをするのだって立派な狩りの一つだと思うし、もしそれが違うんだったらそういうふうに分類すればいいし、
全ての人が槍を担いで狩りをしなきゃいけないわけじゃないじゃないですか。
別に木の実取ってくればよくないですか。腹が膨らむんだろうね。
なんかこれも今のアメリカのある種のジェンダー感を反映している感じがする。
つまりですね、男ばっかりしかいなかった政治とかビジネスの社会において女性も活躍せねばならないのだと。
その活躍の仕方というのは、これまで男性がやってきたことと同じことあるいはそれ以上のことをしなきゃいけないんだっていう価値観。
別のことをしてもそっちに価値あるっていうことの方が私は大事だと思うんですよ。
だからそれこそケア労働の方が賃金労働よりは大事だと思っているので、賃金労働をやらなくても世の中は回りますよ、どう考えてもね。
だけどケア労働がなかったら人間は死に絶えますからね。社会も成立しません。
明らかにケア労働が大事ですよね。
にもかかわらず、スーツ着て日常生活を確保するみたいなことに価値観を置くっていうのは、それで出世をしなければいけない。
だから女性の取り締まり役は少ない。女性の取り締まり役が増えればいいと思いますし、なりたい人がなれないのはおかしいと思いますけれども、
みんながみんな取り締まり役になりたいと思ってるっていう価値観自体がおかしいと思うんですよね。
私は別になりたくないですから。だし今は若い人は全然管理職になりたくないっていう話ももはや有名ですよね。
なので、そこらへんの疎後があるなとずっと思ってるんですけど、彼もそうで、
すげー勢いで走って重い武器を使うみたいなことは、そういうことが得意な奴に任せときゃいいじゃないですか。
別に男性だからといってそういうのが得意な奴ばっかりではないですね。私は絶対狩猟時代に生きてたらそっちは苦手だと思いますよ。
むしろ頭使って獲物を捕まえたいですね。で、それってあるでしょ。罠で小動物を捕まえるっていう方向性でしょ。
いや別にそのなんて言うんですかね。その日1日獲物を追いかけて獲れるか獲れないかわからないようなものを捕まえてくるよりも、
効率よく罠で小動物かもしれないけど数集めてそれで一緒の腹が満たされるんだったら絶対そっちの方がいいじゃないですか。
なんかね、アメリカの研究が無理に女性に槍を持たせる役割を担わせようとしてる感じがして、それ必要なくねっていうふうに思っちゃうんですよね。
それってあなたたちの良しとする世界観を狩猟時代に無理やりやはり見えてないかなっていう。
日本の女性の声の傾向
似たような文脈でもう1個思うところがあって、これもちょっと前の記事で読んだんですけれども、日本の女性は周波数が高い高い声で喋ってると。
民放の女性アナウンサー10人を調べたらだいたい平均で340kHzとかだったと。
だけど外国では180kHzだったみたいな。だいぶ違いますよね。で確かに私もそう思いますよ。
一応フランスとかイランとかにもいましたから、ああいうとこで喋ってる女性キャスターって声低かったですよね。
日本の女性アナウンサーは声高いっていうか、日本女性アナウンサーじゃなくて、日本の女性が声が一応に高い傾向があるなとは思いますね。
ただそれって別に体つきの問題もあると思うんですよ。
あえて高い声を出してるって人もいるかもしれませんが、別に自声で声が高いっていう人もいるはずで。
人間の体って楽器みたいなもので、体の大きさによってあるいは太ってる痩せているとかによって声の高さって変わってきますからね。
自分の体を震わせて音を発しているわけだから、一般にやっぱり体格がいい方が声は低くなりますからね。
体つき骨格とかもそうですけども、日本の女性って声も低い、小柄な人が多いですもんね。どう考えてもね。ヨーロッパ人に比べるとね。
その辺はっていう話もあるんですが、それに付け加えて面白かったのが最近の議事に書いてあったのが、声が低いと票が増えるんですって。
選挙を調査したと。声と声の周波数との相関性を調べたそうなんですよ。
有意な関係性が認められたと。つまりですね、声の低い人の方がより多く票を集めるんだそうです。
実際の選挙になるとそこまで大きな差は出ないそうですが、そういう傾向があるということは分かったと。
これって政治の世界においてそういう人が求められているってことですよね。
低い声が信頼につながっているっていうことじゃないですか。どっしりして聞こえてるでしょ。
だからどっしりなんですよ。低い声を発する人ってだいたいどっしりしてるから、ちょっとしたことで揺らがなさそうで政治家みたいな責任のある立場にはふさわしいっていう。
体格の方が先に来てるんじゃないかなって私は思ってますけど。
女性の政治家とか見ても確かに声低いなっていう感じありますし、ビジネスの世界でもそういう感じはしますけれども、それって結局、それが求められているってことですよね。
さっきの民放女性アナウンサー10人、340kHz運営の記事には、日本社会においてはそういう高い声が可愛らしいとかって求められているから、
そのようにアナウンススクールとかでも指導されるし、アナウンサーが喋るんだっていう趣旨のことが書いてあったんですけれども、そうかもしれませんよね。
だとしたら、政界やビジネス界にいる人の声が低いっていうのもそれと同じですよね。
そっちの方が都合がいいから、求められるから低い声を発しているってことだし、おそらくその欧米の女性が低い声を出しているってのは同じことなんじゃないですかね。
つまり環境に適応しているっていうことで言うと、それは別にどちらも同じで、じゃあどっちがいいのかって、それは単なる価値観の話ですよね。
人間は環境に適応することしかできないのだっていうことを表しているだけなんじゃないかなっていうことなんですよね。
ここでも気になるのが、政治の世界とかビジネスの世界みたいなところで上手く立ち回る人が偉い人だっていう価値観が、日本人の女性の声が高すぎるんだっていう主張と重なるんですよね。
別にそれが人間の幸せじゃないからね。私に頼まれても政治家なんか絶対になりたくないですけどね。
声が高くてね、家事をやってる人っていうのは劣っているとでも言わんばかりじゃないですかね。
ジェンダー、そういうことじゃないんだよね。逆ですよね。むしろね。
もっとそういう、みんなが好きなように生きられるのが一番いいわけであって、無理して高い声出すのはおかしいけど、無理して低い声出すのもおかしいでしょ。
普通にやればいいんですよね。
だからね、その価値観を追っかぶせてないかみたいなところに関して言うと、ジェンダー法の格差を解消する方法性に見える議論の中にも真逆を言ってるものが結構あるぞっていうことを私は言っていきたいですね。
別にショートな方でも言ってますけれども、ちょっと記録しておこうかなというふうに思いましたよ。
