1. 神田大介の経験
  2. なんでテレビに
2024-07-19 10:26

なんでテレビに

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あの、都知事選についてね、ちょっと話そうかなと思うんですが、これ収録している段階ではですね、開票が終わってからちょうど1週間と1日、2日経ったっていうね、そういう頃合いで喋ってますけれども、ちなみにあの、たっぷりとはね、仕事でやってる方で喋ってるんで、もしね、よかったらそっちも聞いてもらえればと思うんですけれども、ただそっちはですね、たっぷり喋ってるものにも関わらず、
2つあって、1本は開票前に喋ってるんですよ。ポスター乱立の様相とかについてね。
で、もう1本は翌日、開票の翌日に喋ってるんですね。なんで、それから1週間が過ぎたわけなんですけれども、もうね、それだけでね、
いろいろな状況が変わっていることに驚きますよね。 ご案内の通り、1位小池裕子さん、当選、
だいぶね、2位以下に票差をつけて、ダブルスコアまでいかないけれどもそれぐらいの差をつけての当選でした。
で、2位が石丸さん、石丸慎二さん、3位が蓮舫さんという結果になってて、石丸さんが160万票ぐらい、蓮舫さんが120万票ぐらいっていうことでね、
票差が結構ついた。しかも蓮舫さん2位だと思われたのが3位だったっていうところで、
の驚きもあったようですけれども、
んーとですね、
その石丸さんの株の上げ下げってのがすごいですよね。 石丸さんがなんでそんなに票を集められたのかっていうと、これは選挙後にいろいろな分析の基準も出ていて、
一番面白かったのは朝日新聞に載っていた陣営の人から話を聞いた選挙対策どうやったのかと。
これは記事を読んだ方がいいんですけれども、めちゃくちゃざっくり言うとですね、政策を訴えるのではなくてですね、とにかく何かその石丸さんという人、本人を押し出すと。
そういう手段に出たそうなんですね。つまりやっぱり政策論争をするっていうところでは、あんまり勝ち目が見えてこない、勝ち筋が見えないっていうことですよね。
実際いつも思いますけれども、選挙の時にみんな政策でものを見ているのかっていうと、そんなことないと思うんですよね。
確かに例えば小泉純一郎さんは郵政民営化是可非可っていうわかりやすい争点を作って選挙に訴えた。これはまあ確かに政策を問うっちゃ問うだと思うんですけれども。
ではですね、果たしてどれぐらいの人が郵政民営化の意味をわかってたのか。
郵政民営化をなんで小泉さんが訴えているのかっていうところについてどれぐらいの理解があったのかっていうと、僕は派だ派だ怪しいと思ってるんですよ。
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だって僕自身もそんなによくわかんないですもん。
一応その例えば財政統一の仕組みとかは知ってますけど、とはいえですね、じゃあなんであそこまで小泉さんが郵政民営化にこだわっていたのかっていうところの理由はあんまよく知らないですね。
で、例えば橋本徹さん、大阪と抗争。賛成か反対か。賛成反対自体は住民投票で聞いてて、これはまあだから反対が多数なんでね。
2回あって2回とも否決というかなんか否定されてるわけなんですけれども。
まあそれだけじゃないとはいえ、維新の抗争ね。大阪市と大阪府っていうのを一体化させるであるとかっていうところはもう橋本さんは選挙中から公約に掲げていて。
で、そこに賛成の票がたくさん集まったから維新は強かったわけでっていうのは政策を問うているようには聞こえますけれども。
実際そうなんですよ。どんなことだってそういうふうに政策に絡んでおくるんですが、とはいえですね、じゃあ橋本さんの人気が全部その政策面によっているかって言ったら全然そんなことはないと思うんですね。
一定くすぐった部分は絶対あると思うんですよ。やっぱりあの不とかね、市っていうそのお役所に対する不信っていうものをうまく救い取ったっていうところはあると思います。
とりわけね、大阪の土地柄っていうのもあると思いますが、まあまあね、それだけじゃないですよね、おそらくね。
やっぱり何かを新しくしたいっていうような気持ちっていうのはこれは別に政策とは違うじゃないですかね。
はい、石原さんもそこら辺をうまい具合で救い上げることができたと。
しかもその媒体がショート動画だったよと。だから若い人の支持率がすごい高いんですね。
各社の出口調査による分析を見ても、やっぱり10代、20代、30代、この辺の人たちは圧倒的に石原さんに投票してると。
小池さんは結構その世代にも人気があるんですけども、蓮舫さんはあんまり人気がなかったりとかね。
がありましたと。その辺が差をつけたんじゃないかということですね。
で、そうなんでしょう。多分TikTokとかYouTubeショートとかね、YouTubeの切り抜き動画とかで石原さんがすごい出てきて、はぎれよくですね、議会であったりマスコミとかをぶっ叩いてると。
この印象がね、すごく良かったんでしょうね。
まあこれ自体はしかし、それこそ今挙げた2人の政治家とよく似てると思うんですよ。
小泉劇場型政治とか言われてましたけれども、小泉さんと橋本さんはテレビを使った。橋本さんもねテレビの人気者でしたからね。
で、石原さんはそれを今のねショート動画を使ったと。
だからインストが今流れてるんですけどね。
で、ショート動画の場合テレビと違うのかな。
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でもアルゴリズムによって一応そういうね、石原さんの動画を見てはちょっと面白いなと思うともうそういう動画がいっぱい出てくると。
切り抜き動画もたくさん作られている。なぜなら儲かるからですね。
そういうのを作ればね。
だけどテレビもね、小泉さんのなんか曲がったネクタイを田中牧子さんがちょっと祝い直したりみたいなのは散々バラやってましたもんね。
アルゴリズムと何が違うんですかね。と私は思っちゃいます。
というわけでメディアっていうものが乗っ取られるというか、乗っ取らせているというかね。
だってテレビにしてもTikTokやYouTubeにしてもそうすることの方がプラットフォーム、メディア側にとって有利だから。
まあビューを集めるから、中の族お金が集まるからそういうふうにさせているっていう構造自体はあんまり変わらなくて、特別そのそういう意味では新しい現象ではないと。
ただYouTubeとかTikTokっていうのが本当に本格的に好かれているという感じだと、ガーシーさんとかもそうですが、比較的新しめの現象ではあると思いますけれども。
それでこの1週間に起こったことって何かというと、石丸さんがテレビに出倒してるんですよね。
出れば出るほど評判が悪くなっていくと、出れば出るほどそのテレビの気抜き動画がSNS上に拡散されて、それが石丸さんの印象を落としているという不思議な現象。
なんでテレビに出たんですかね。
ずっと秋田方氏のやつとか、開票当日の夜の古市のりとしさんに対するやつとか、竹田沙鉄さんに対するやつとかだけだったら、そこまでメッキは剥がれてなかったと思うんですけど。
メッキって言うと失礼ですけれども、私もテレビを見たんじゃなくて、それもツイッターとかに流れてくる切り抜き動画を見ただけなんですけれども、一つにはサンジャポーですよね。
爆笑問題さんのMCをやってる番組。
あそこでの石丸さんは本当によくいるサンジャポーに出てくる時の人の一人でしかなかったかなという、普通の感じで消費されてたかなという、その場を接見するという感じでは全然なかったように私には見えましたね。
でも致命的に私に見えたのはそこまで言っていいんかいうNPという番組で、普段見ることないですけど、ただ結構SNSで流れてくるんですよね。
で、あれで元明石市長の泉さんとか、あと他の人たちね竹田さんとかに、結構やり込められている感じ。
やり込められていたっていうのはちょっと一方的な見方かもしれませんけれども、割と噛み合ってないというよりは噛み合っちゃったのかな。
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泉さんの方が一番岩手な感じは私には見受けられたんですよ。
どっちもどっちっていう感じもしますけれども、でもやっぱりそこはね、亀の甲よりとしの甲という感じかなというふうに見受けられましたが、あれまずいですよね。
なんでテレビ出てるのかな。あれをやめておけばですね、何かこうミステリアスな感じのまま、次の選挙、衆院選ですよね。
に、なだれ込めたと思うんですけど、この1週間あっという間になんか消費されちゃって、とりわけ言うて選挙民、有権者ってテレビ見てる世代の方がまだ多いですから、70代60代50代ですね。
もったいないやーというふうに思いましたね。そこはご自身で判断できなかったのかな。テレビなんか出てもいいことないのにね。
というふうには思いましたですね。
まあ、あとやっぱりちょっと蓮舫さんのツイッターで、ああいう形にすごくなってるっていうのも何やらもったいないなという感じがしますね。
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