1. 神田大介の経験
  2. テレクラ、ブルセラ、援助交際
2024-03-08 10:22

テレクラ、ブルセラ、援助交際

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1970年代からですね、売春刊行、改春刊行ですね、および少女売春というキーワードが新聞市場を賑わせるようになるという流れがあって、これが80年代になるとですね、また変わってくるんですよ。
今度はダイヤルQ2とかですね、テレクラって言葉が出てくる。ここがたぶんね、そのホストクラブにつながってくるところの一つの分かれ目かなと思うんですが、
要はやっぱり、まず日本人が豊かになって、男の方がですね、改春ができるようになってきたということと、それからそこを利用するというか、そこに乗っかるというか、
女性側の需要というか供給か、供給ですね、もあるっていうところに絡んでくるのはやっぱり暴力団なんですよね。やっぱり当時の記事とかでも、その暴力団が背後に出てきて、普通に新聞記事にコメントとかしてるんで驚きますけど、
昔は暴力団ってそんなにアクセスするのが難しい存在ではなかったんですよね。その辺を変えていったら行動回が結構でかいんですけど、それはまた専門的な話なので。
でですね、何が言いたいかというとですね、結局やっぱりその買収っていう行為って危ないじゃないですか、いろいろとね。わけわかんないお客とかに捕まったら、逆にそのお金を取られたりとか、命を狙われたりとか、その買収のきっかけに脅されたりとかっていう危険がありますよね。
そうすると、やっぱりね、ケツ持ちとしての暴力団ってやっぱり出てくるんですよね。暴力団じゃなかったとしても、自分の信頼できる仲間の男性で、これが結構暴力団とつながってるみたいなね、ケースはあるわけです。
で、ダイヤルQ2とかテレフォンクラブっていうのは何かっていうと、これもね、知ってる人は何っていうのってらっしゃると思いますけれども、電話なんですけどね。要は電話を使った出会い系サービスみたいなことです。
1分いくらっていう電話を使うと、そういう当時NTTのサービスがあったんですよね。インターネットとか全くない頃ですね。携帯もありません。
特定の電話番号に電話をかけるとですね、そこで女性とのマッチングをするっていうか、女性が出るんですよね。桜だったりするのも多かったようですけれども、中には本当のものもあると。
そこで電話で条件を話し合って、どこどこで待ち合わせて、で性行為に泳ぐと。もちろんね、性行為に泳ぐばっかりじゃなかったみたいで、普通にデートするってこともあったようですけども、ともかくね、そういうシステムが当時ものすごく盛んになって。
テレクラはね、本当私覚えてますけど、一時期は公衆電話。これ今本当に難しいですよね。見つけるのはね。公衆電話ってまず街のどこにでもあって、本当に目にどこにもあったんですけど、すごいいっぱい名刺代のチラシが貼ってあるんですよね。全部テレクラです。
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この電話に電話すると女の子と出会えるっていうような、そういうチラシが山ほど貼ってあって、浄化作戦といってそれをね、取っていくみたいなことを警察がやったりボランティアがやったり自治体がやったりして、また貼られていたちごっこで渋谷のあたりとか本当にすごかった記憶がありますけどね。
私ちょうどその頃渋谷に近いところに住んでたんで、そういうテレクラ時代、ダイヤル給通時代とかあります。これもやっぱりバックには暴力団がいたっていうふうにされていて、結局お金が生み出されるところ、しかもブラック、要するにアウトだったりグレーだったりするところでお金が生み出されるところには必ず暴力団っていうのが出てくるんですよね。
そういう嗅覚めちゃくちゃ優れてるんで。で、その次に何が起きるかっていうと、ブルセラブームっていうのが起きるんですね。これに前後してコリアルブームっていうのがあって、あれは何だったんでしょうね、いまだにね。私と同世代ぐらいの、私48歳ですけど、1975年生まれ、同世代ぐらいの女性よりもさらにちょっとしたぐらいかながそうですけども、その前に女子大生ブームっていうのもあったんですよね。
オールナイトフジとか。これは要するに女子大生も女子高生も両方とも正純であるみたいなイメージがあるんだけれども、実はエッチなことが好きですよみたいなね。わかりやすいギャップ見せテクニックだと思いますけれども。
ブルセラってそうでしたよね。ブルセラってはね、またこれなんか説明が難しいんですけど、この頃はね、下着とかなんかね、そういう気持ち悪いなと、私なんかどっちかっていうと思うんだけど、お店とか自販機もあったんですけど、女子高生が入った使用済みの下着であるとか、あと髪の毛とかね。
まあちょっとね、言いたくないけれども、おしっことかね。そういうものを売るっていうのがあったんですよ。お店でね。ただ、そのところやはり起きたのが援助交際っていう言葉で、この援助交際はさっきのテレクラの文脈の中で出てくるんですけれども。
やっぱり私とセックスしてくださいとは言えないんで、賠償してくださいとは言えないんで、援助交際希望ですみたいなこと言うんですよ。その時に出てきたキーワードみたいですけれども。で、やっぱりお金を払って行為に及ぶと。要するに性の商品化ではありますよね。
で、そういうふうにお金が発生するっていうのが出てきて、そのダイヤル給通っていうのがやっぱり社会問題化して、これあかんやろってテレクラ。こんなことやっとってはいかんよっていうことで、警察もだいぶ取り締まりましてですね。できなくなったんですよね。
さて、こういうお金の作り方っていうのは、しかしボールグランにとってはおいしいわけですよね。ボールグランだけじゃないんですよね。別に普通に風俗業を業としてビジネスとして営もうというふうに思う人は当然出てくるわけですよ。
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そういう人たちがどうするかというと、ホストクラブになっていくんですよね。90年代ぐらいのホストクラブの記事を読むと書いてあるんですけれども、当時はね、キャバクラって言葉はまだなくて。
でもね、ホステスを連れてくるって書いてあるんですよ。要はそういう飲み屋ですよね。女の子が接待をする飲み屋。風適法の第一号のお店ですね。そういう女性が接待をするお酒をついだりおしゃべりをしたり。今のキャバクラと一緒ですよ。
あれを営業しているお店の人がホステスを連れてくるって書いてあるんですよ。ホストクラブに。これは要するに一緒ですよね。性行為がそこに入ってないかは別ですけれども。要は女の子たちにお金をそこで使わせて、その分の借金を払うためにはホステスとして働き続けなきゃいけないということですよね。
あと性行為とかに関してもキャバクラとかホストクラブもそうですけれども、それはお客さんをつなげるために性行為が行われるっていうのは往々にしてあるわけで。それは自由恋愛の範疇だから別に法に触れないっていうだけの話ですから。
皆さんも聞いたことあるじゃないですか。そうやって行きつけのホスト、あるいはキャバ女が不届客っていうね、たくさん私にお金を使ってくれる人に対してセックスをするっていうね、それでつなぎ止めるみたいな話とか、あるいはそれが要求されるとかね。
まああるわけですよね。ってなわけで、だから私の理解だと、要するに金を生み出すシステムとして女性というものがそういうふうに使われるという構造が70年代ぐらいからずっとあって、それが今ホストクラブという形になってると。
ホストクラブの数めっちゃ増えてるらしいですよね。2000年代からここまでね、なんかすごい何倍にもなったっていう、ちょっと統計見つけられなかったんですけど、ちゃんとしたやつの話ですから。
まあね、手っ取ればそういう稼ぎの手段としてそれが出てきた。だからなんとなく想像ですけど、今ホストクラブに対する規制が強まりそうなんで、これまでね、ダイヤルQ2とかテレクラとかが辿ってきたと同様にホストクラブは多分今後少し下火になるんじゃないかなと思いますね。
でも多分別の搾取方法が発見されるというか、発明されるんだと思いますよ。ホストクラブの場合はもともとあったものがそういう装置として使われるようになったっていうことですけど、これはね、何が結局究極的な問題かっていうと、女性は金になるってことですね。
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こうやってしまうと身も蓋もないんですけれども、ヤクザっていうのは前にも言ったかもしれませんが、人間を金に変えるのがすごい上手な人たちなんですよ。男を金に変える場合には労働力なんですよね。だから典型的にはお前漁船に乗ってこいってやつね。本当に悲しいですね。私は知りませんけど。
とか、あとクレジットカードを作らせて、その野心枠いっぱいに何かを買わせて現金化してそこから金を取るとか、生活保護を受け取らせてそれを自分たちで管理するとか、そういうやり方をするんですけれども、女性はですね、政府属典で働かせるっていうのが最も金を生み出すんですよね。
その構造自体は昔から変わらなくて、その装置が少しずつ変わってきてるっていうのはただそれだけの話なのかなというのが私の理解です。
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