2023-05-23 08:44

神戸金史のBrushUp

RKB解説委員 神戸金史

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00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だけ 切られて 切られて イリカミネ
三菱電機
毎週火曜日のこの時間は、 神戸金史のBrush Upです。
はい。いつも新聞記事の解説から 入っているんですけど、
今日はちょっとある言葉について 考えてみたいなと思っています。
ある言葉というと?
装飾男子という言葉ですね。
どんな印象があります?
なんかこう消極的な恋愛に対してとかでも、 何かこう控えめな、そんな印象を持ってますね。
キヨさんは?
そうですね、あまりガツガツしていないというか。
プラスかマイナスかの印象としてはどうですか?
ちょっと消極的なマイナスなイメージですかね。
そうですね。
大体そう思っている人が多いかなと思うんですけど、
命名したのは深澤真樹さんという、 コミュニテーターをよくやられている方ですね。
関西大学総合情報学部の特任教授をされています。
2006年に装飾男子をオンラインマガジンで出して、
じわじわと広がって2009年の流行語大賞トップ10に 入っているという言葉なんです。
実は深澤真樹さんは私とは大学の同級生で、
それでちょっとお話を聞いてみました。
当時私はまだ30代後半ぐらいで、
私たちは、関西さんも私も1967年生まれということで、 バブル世代の最後の方なわけですよね。
バブル世代って本当に学生時代も、
働いてからも本当にバカであるとか、ピーマンであるとか、
非常に叩かれた世代で、
特に私たちはダンカニ世代の人たちが結構部長だったりとか、
下手したら社長は戦後世代だったりとか、
そういう中で非常に叩かれた若者だったわけですね。
ダンカニ世代も若い時叩かれているわけですけれども、
絶対にこういうことはしないというふうに、 私は強く思っていたわけですね。
若い女性が働くときには、
なかなかダンカニとか戦後世代の人たちの偏見とか非常に厳しくて、
こうはなるまいと。
同世代の男性もこうはならないだろうと思ったら、
やっぱり35歳過ぎたぐらいから、
結構みんな男子たちが嬉しそうに、
今の若いやつが使えないとか、
女子ばっかり優秀だとか、
びっくりして、本当にびっくりして、
あ、所詮こうか、男子組はと思って、
これはいけないなと思って、
何を言っているんだと。
私たちの上世代だったり、
私たちと同世代よりも、
よっぽど今の若い世代の方が優しいし、優秀だし、
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まともじゃないのって。
それこそジェンダー感とかも含めてね。
って言ったら、えー?っていう感じだったわけですよ。
で、じゃあということで、
モテたいとか成功したいみたいな人たちを肉食親父みたいに思って、
若い家族を大事にしたり、
女性とも友達になれたり、
フラットな目線がある人たちを装飾男子という風に名付けたのが2006年だったんですけど。
実はとても肯定的に若い世代のことを捉えてた言葉だったんですよ。
なるほど。
じゃあちょっと使われ方としては本意ではないというか。
そうですね。全然違う方向に行っちゃってるんですよね。
2009年にトップ10になってるんです。
2006年に考えて使ってたものが。
この間にリーマンショックなんかもあって、
経済の変動なんかもあったこともあるのかもしれません。
で、装飾男子として定義したのは段階ジュニア世代ですね。
たぶんちょっと一世代。
そうですね。一つ上、二つ上ぐらいがちょうど。
人数も多くてですね。
モテないわけではないけどガツガツしないみたいなタイプですね。
で、時代的にどういうことが起きていたのか、深澤さんに聞いてみました。
私なんか学生の時からあんまり変わらないこういう感じだったので、
やっぱり本当に先輩とかに深澤男を立てろとかね、
深澤弁当を連れとか、
深澤って呼ばれたから勘弁とか呼ぶと、
なんでお前は私を呼び捨てにするんだみたいな。
あなたが呼び捨てなら私も呼び捨てですけどみたいな。
そんな女子はあんまりいないわけだから。
あなたは気にしなかったけど、やっぱり周りの人からは、
寛兵衛さんのことを寛兵衛って呼ぶのはおかしくない?
私は牧さんって呼んでたから、
確かに関係性がおかしかったんだけど、
それに対しても私は、
同世代の人は男性であろうと女性であろうと、
中学とかはみんな呼び方だったわけだから、
なんで急に君とかって言わなきゃいけないの?とは思っていたけど、
すっごい怒られたし、
本当に先輩たちが、
もっとちゃんと男を立てろとか、
本当にサラダを取り分けろとか、
ビールをつげとか、
息が沸くみたいなことは思っていたけど、
今の若い世代は、
ちょうど団塊ジュニアぐらいから、
そういうことが言う人は知ってるけど、
僕たちは意味がわかりませんっていう人たちが出始めてきたんですよね。
親父ギャルって言葉がバブル期にありまして、
これは本当に装飾男子以上に叩かれたんですね。
親父ギャルって何かっていうと、
例えばゴルフに行くとか、
競馬をするとか、
飲みに行くとか、
これ今は全く、
何が女子がそれをして悪いのって思うけど、
ゴルフ、麻雀、競馬っていうのはまさに、
おじさんたちの楽しみで、
そこに女が来るなんてなんてこった。
バブル期に女性が経済力を得たことによって、
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そのために女性の生き方が一気に、
あくまでも一部の都市部の女性ではあったけれども、
そういう人たちがわーっと出てきた。
だから一方そこからしばらくして、
経済が悪化してきて、
例えば正規雇用から男性がはじかれたりとか、
例えば家族を養うような収入が得られないとかっていうときに、
そんなに男は男って言って、
俺たちは男であるみたいな価値観について、
本当にそうなのかなって思う。
だから経済が良くなったときに、
女性のある程度、人生のパイがある程度広がって、
男性もそういう意味では低め安定のパイが広がったというか、
つまりバブル期は女の男並みっていうことが、
ある程度喜ばれたわけですけど、
就職氷河期っていうのは、
男の女並みっていうことが許されるようになってきて、
こっちの方がやっぱり意味があったわけですね。
男が女並みになるってことは、
多分これは官兵衛さんから上の世代の人たちにとっては、
なかなか許容できないものなんだけれども、
男と女がそれぞれの生き方を選んでいい、
みたいなことが、
ちょうど就職氷河期世代に生まれてきたってことですね。
いつもこういう見方が鋭くて、
よくびっくりさせられてきたんですよ、学生時代からずっと。
男の女並み、女の男並みなんて、
なるほどなと思うんですけどね。
どうして前向きな装飾男子って言葉が逆に使われるようになっちゃったのか。
これは後半のキャッチアップでもう一回考えてみたいと思っています。
ということで、ここまでブラッシュアップお送りしました。
バッテン少女隊の春木稲と、
青井リノアです。
RKBラジオでお送りしている、
ガールズパンチ。
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