神戸金史のCatchUp
2023-08-01 14:03

神戸金史のCatchUp

RKB解説委員 神戸金史

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00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて いつだって キラレテ キラレテ イリカミネ
三菱電機
毎週火曜日のこの時間は、 神戸金文のCatch Upをお送りしています。
ヨシノガリで10年ぶりの本格発掘が始まるというコーナーでお話ししたときに、
いざ6月に調査が始まるにあたって、
地元の人たち、ファンが盛り上がりすぎていて、
どこかで気持ちがひいていたんですよ。
神戸さん、そんなに盛り上がっていないなと思っていました。
すぐ話されると思っていたのに。
謎エリアのネーミングもいいと思うんですけど、
知事さんから率先して記者会見、まだものが出てないんですよね。
その時点から盛り上げ始まってましたからね。
歴史学と少しずれてきた、地元盛り上がり、地域振興みたいな感じの匂いもなんかするので、
僕らのジャーナリズムの仕事もそうですし、歴史学もそうなんですけど、
ファクトが一番大事なので、ファクトが出てから盛り上がりませんかとどこかで思ったんですね。
実際には遺骨や服装品は残念ながら出てきませんでしたね。
ただ4枚の割れた石の蓋が載っていたんですけど、
このうちの3枚はもともと1枚の石で、合計だと重さが400キロあるんですよ。
これがおそらく佐賀県南西部の太良岳から船に乗って40キロほど運んできたものだろうというふうに今見られているんですね。
有明海を通して。
こういう話がね、すごいなって思うんです。
やはり弥生時代あたりの人間も今の私たちと全く変わらないので、
知識や謎が違うかもしれないけど、喜び悲しみ、肉体の使い方、何にも変わらないわけですよ。
私たちと同じような人間があえて物がない中で運んできたって考えるとすごいなって思うんですよね。
こういったことで吉野ヶ里を含めて弥生大国の話が盛り上がったんですけど、
どうもね、僕、もうちょっと知りたいと前から思ってたんです。
だいたい僕が買うときって通紙で20巻くらい日本の歴史みたいなのが出たときに古代史を一緒に買ってみて。
03:07
古代史は僕は専門で全然ないんですけど、今こんなふうになっているんだなということを知るんですよね。
それはしばらくしてなかったので、今古代史どうなっているのかなとずっと思っていたところにこの本が出たんですよ。
何というタイトルですか?
福岡市の梓書院さんから、「山大国から始める教養としての古代史入門」という本です。
これが6月に出たばかりなんですね。読んでみた。まさにこれこそ今私が読みたかった本だったんです。
求めていたものだ。
はい。冷静にね、山大国が近畿になったんじゃないか、私たちのいる九州になったんじゃないか、いろんな議論があって、
自分のところに持ってきたい気持ちが強い人が多いのもわかるんですけど、物が出てからにしましょうねということだし、
この筆者が豊田茂美さんとおっしゃって、西日本新聞の記者だった方なんですね。
とても冷静にその辺りを書いていただいている。
そして新しい研究が今どうなっているのか。最新は今こんな見方をしているのよということとか、
それから九州に限らず近畿地方、京都の北部の丹波と言われる地域とか出雲とか、いろんな地域で遺跡がこんなふうに見つかって、
こんな位置づけなんですよということが網羅されているんですよ。
これは私すごい喜んじゃって、東京新聞と中日新聞に115回連載された記事の書籍家なんですね。
もってこいです。
豊田さんにインタビューしてきました。
全体像がわかる。そして最近のことがわかる。という点で私が求めていた本だったんですよ。
意外とないものかなとは思いました。私も書きながら。
いろいろどうしてもこういう書く以上はたくさん文献が当たりますからね。
文献が当たっているので、こういう本はあんまりないなと思ったのが事実です。
しかも書く以上は楽しく面白く読んでもらわなきゃいけないし、
専門用語で学術論文みたいな書き方はできないわけですよね。
どうこう面白く読みつかせて、しかもわかりやすく解説できるかというのは非常にちょっと苦労です。
一般読者の方は対象にするので、とにかく山田彦夫はあると。
これもいろんな説があって、なかなか定説的に定まらないんですけども、
今ありのままに知っていただきたい。
しかもできるだけ最新の発掘情報とかそういうものを織り込みながら、
今の山田彦夫研究というのがこういうところに行ってますよと。
しかも今一番ホットな話題はこういうところですよね。
というところを書けたらなと思いましたね。
06:02
豊田さんこうおっしゃってますが、1953年に福岡州生まれ、
西日本新聞で記者を長く務められて、論説委員長は関西役なども歴任された後、
子供の頃から大好きだった。歴史少年。
考古学の世界を探望しながら、楽しみながら歴史を叙述すると。
元新聞記者としての技能もあれば、思いもある歴史に対する。
話してたら、自分が子供時代に、僕は縄文土器だったんですけど、
土器を拾って歩いてたんですよ。
それが全く同じような体験をしているので喜んじゃって。
目がキラキラしすぎる。
歴史に帰ったような感じでね。歴史少年になってほしい。
とにかくこの本はですね、どちらがいいとかね、近畿がいいんだとか、
九州が本当だとか、そういう争いではなくて、網羅しているというのが一番魅力的です。
そして一番初めに入ってきている入り口になっているのが、
糸島市の平原遺跡という遺跡で、ここからはですね、ガラス製のピアスとかですね、
直径46.5センチの超巨大鏡、巨大鏡が見つかったりしています。
ここにはおそらく巫女、シャーマンのね、
強い呪力を持った巫女である女王が祀られているんだろうというふうに思われているんですよ。
ここのリアルな現場から入ってきて、非常にわかりやすくて、
その後、奈良県桜井市の秘密庫の墓と言われて、そこに行ってみようと。
だんだんだんだん行くと、九州と大陸との関係がよくだんだんわかってくる。
そして、津島や行き、そして唐津など、義師は神殿に書いてある山大国への道のりですね。
こういったところを辿ってきて、そして、
笠ヶ市にあった当時のハイテク工房などの紹介もあったり、鹿野島があったり、非常にわかりやすい。
そして最後の最後で、津島山とどっちなんだろうな、なんていう話があるんですね。
私、これ2回読んでるんですけど。
ありがとうございます。
1回目で驚きまして、広く新しい話が網羅されていることに驚いて。
2回目読んだ時には、今度はですね、その章ごとに何を書いてあるのかを意識しながら読んだんです。
そしたら、この章立てにものすごい工夫があるということがよくわかる。
そうなんですか。
できるだけそれぞれの回が単独で完結するようなスタイルにして、
しかも一つのシリーズとして流れているみたいな、そういう構成にしなきゃいけない。
最後の最後に半島から九州に至る道を歩むと、ここで大体の山大国論ってここから入るじゃないですか。
09:00
そうですね。普通はそうですね。
最後に入ってらっしゃるんですよ。
そして最後に津久市と大和の両論があると。
この章立ては見事だなと。
ありがとうございます。
2回目読んだ時の方がしっかりと。
しかしそこまで読んでいただいて、本当に筆者のよりに尽きますな。
私も好きなので。
こんな話をしながらですね、楽しく本を読めるんですよ。
わかりやすいです。楽しくてわかりやすい歴史の本としては入門書として最適だなというのが私の印象ですね。
そして一体どこにあったんだろうなと。
いろんな意見があっていいんですけど、最終的なものが出てきて決まってくるとは思うんですが、
そのものについて豊田さんに聞いてみました。
7万個の巨大な国がどこにあるのかという話になるわけですね。
それが出てくると、やっぱりここは辞めたほうが良かったなとなるんですよね。
私が一番信憑するといいんじゃないかなと思っているのは、畜生野、広大な平野です。
我々はどうしても佐賀県と福岡県で考える人。
佐賀平野と畜生野。畜生野。
要するに畜生野の周辺、あの広さがやっぱり7万億の実体ではないかなと。
僕らが生きているうちに何か決定的な証拠が見つかって、我々と動くのかどうか。
意外とですね、畜生野の中、あんまりまだ発掘されていないんですよね。
農地が多いからですよね。
だからこれからまだまだ畜生野はいろいろ可能性が出てくると思います。
巨大看護蚊とか見つかるとか。
そうですね。後の場合にはあれだけのものがあるわけですからね。
あそこにしかないわけではないでしょうということですよね。
と思いますね。
山対国がどこにあったかということ。
山対国っていろんな国の連合体であったと言われていますが、
女王自体は当時の風習として出身国で葬られている可能性もあるんですね。
ですから実は平原遺跡の巫女が祀られていた、
糸島の平原遺跡が秘密の墓ではないかという見方をしている研究者もいるんですよ。
問題は7万戸が住んでいたと言われている山対国の跡はどこにあるのか。
まだまだ畜生野にも発掘できていない場所がいっぱいありますので、
突然どこかから出てくる可能性は十分ある。
だから逆に言うと近畿の長県桜井市にある巻向区遺跡のあたりでも、
発掘されている部分は2%に過ぎないそうです。
まだまだなんですよ。
これは膨らみますね。
そうなんです。
ものがどこにどうやって出てくるか。
12:00
そして何が出てくるか。
家もありますので断片的ですよね。
断片的なものが出てくるんだけど、それを積み重ねていくとどんな歴史が結べるのか。
こういったところが歴史の非常に面白いところなので、すごく僕は期待をしています。
それから吉野川にも、あの謎エリアと言われるところ、本当に重要な場所なんですよ。
僕まだ何かあると思いますね。
あると思います。
それがすぐに山対国がここだという証拠が出てくるかと言われたら、
近隣が出てこないとですね。
近隣関係の証拠が出てこないとそうはならないと思いますが、
本当は大きな集落跡がどこかからどんと見つかると
非常にわかりやすくなってくるのではないかと
豊田さんの証を聞きながら思いました。
ぜひこの本を興味のある方は読んでいただけたらと。
一押しです。
その本を改めてご紹介します。
あずさ書院から出されております。
よもやま山対国。
山対国から始める教養としての古代新入門。
豊田重道さんが書かれた本です。
税込み1980円となっています。
ということで、ここまでカンメカルブミのキャッチアップをお送りしました。
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