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2025-04-01 09:45

修験道の聖地に伝わる祭り…春を告げる福岡・求菩提山の「お田植祭」

求菩提山(くぼてさん)は福岡県豊前市にある山。多くの人々の信仰を集めてきたが、国家の神道化を進める明治新政府により、1000年の伝統を持つ修験道は排除された。わずかに修験道文化の匂いを残す「お田植祭」の様子を、RKB神戸金史解説委員長が取材し、4月1日のRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』で伝えた。


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00:26
日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up、火曜日はRKB神戸金史解説委員長です。
福岡県武善市にある求菩提山。求める菩提と書いてくぼてと読むのですが、標高782メートルの山で、明治維新のより前は修験道がとても盛んな山でした。山中には山節と言われる宗教者が住んでいて、多くの人たちが信仰していたんですね。
かつては同じ武善の国にある彦山と並び、武元修験道の中心地だったということです。その求菩提山で旧武善の国に春を告げるお田植祭が、29日の土曜日に執り行われました。
お田植祭は、春に田んぼのあぜを作って、秋に豊かな収穫に感謝するまでを一連の諸作として演じていく、あらかじめ秋の五穀豊穣を願うという、福岡県の無形民俗部みか祭なんですね。修験道に詳しい武善市の常藤俊介さんに案内してもらいました。
このお田植祭は昔からの伝統行事なんですか?
そうですね。遺書箱の蓋が残っているんですよ。それに権略三年とか言ったから、鎌倉の元号なんですよね。鎌倉では行われていたというのは、その遺書箱の蓋の極章から一応証明できているんです。
はあ、杉林の。
これから先が山節の集落に入る入り口なんですよ。
なかなか細い道を車で登っていくという感じでしたね。
車の振動が伝わるような音も聞こえました。
山節が住んだ家は坊と呼ばれて、久保手さんの中には200余りの坊があったと見られています。車を駐車場に停めてから石段が始まります。
これはすごい石段ですね。苔虫だ。
2軒残っているんですよ。山節の家が。これは岩屋坊という坊で、修復工事をしているんです。
03:01
残っているんですか、坊が。はい。
いつ頃の建物なんでしょうね。
これ江戸末期ですね。
当然、廃物希釈以前ですもんね。
仏は日本古来の神と同じとみなさせるようになっていて、長い間日本では仏教と神道が混ざり合った状態が続いていたんですね。
神仏集合と言いますけれども、それが明治になって近代天皇制になると、神道から仏教が排除されたんですよね。
教神的な人々は神社にある仏像の首を切り落としたりとかもしています。
久保手産御国寺からはまさに神仏集合だった時代の山節が排除されてしまって、今は国玉神社となっています。
私は日本の伝統っていうんだったら、純粋さんを求めて他を排除する近代天皇制よりも、その前に千年も続いた神仏集合の時代の方に伝統っていうのを感じるんですね。
その主源道の春の山節の祭りのうち、今でも残っているのが小田上祭です。
旧御国寺8号目にありますが、今の国玉神社中部の前にある小さな庭が会場なんですね。
斜面にあるんですけども、そこで無禅神楽が奉納されました。
無禅神楽には主源道の影響が強く残っています。神楽を舞い終えた鬼が女性を抱っこしようとしています。
鬼に触れることで人々はパワーを得るんですよね。
これからがいよいよ小田上祭が始まります。
まずは、あぜ切りと言って、男性6人が窯を手に、田んぼの草を刈っていく作業が始まります。
ちょっとユーモラさんの動きも入っています。
この後、男の子5人が田打ちという儀式をします。田を固めていく作業でしょうね。
歩きながら丸く円を刈り歩いていくんですけども、小さなスペースですけども。
クワを持った男性があぜ塗りをして、今度は田を作っていきます。
春から春の作業が順番に行われていきます。
そして、ハリボテの牛が登場します。
牛のような鳴き声が聞こえましたね。
ハリボテなので、男性2人が入っているだけですけど、もうもう鳴いています。
06:03
牛を使って田んぼを平らに整える、白柿という作業ですね。
そして、種もみがこの後まかれた後は、サオトメによる田植えが始まるんですが、
その小学生の女の子4人が演じました。
サオトメが歌に合わせて稲を植える仕草をしていくんですね。
それから収穫を意味するのは、ハラミ女といって、
女装した男性が大きなお腹を抱えて、大盛りのご飯を抱えて歩いていく。
そして、お腹痛って座り込んで横の男性に困らせるという、
そんなユーモラスなハラミ女までいって収穫がある。
そして最後に、実りの秋に感謝するのをタホメと言います。
オタウエ祭に登場した全員がですね、
グージさんに続いてホーホーと声をあげて、
豊かな実りをもたらした他に褒めあげるんですね。
他に感謝して褒めあげる。
冬から春の生命の芽生え、そして秋の実りに至ってまた冬が来ると。
生命のサイクルに対する異形の念がですね、
主源道の世界に根付いているような感じがしましたね。
こういった久保手さんに残る主源道の行事のうち、
オタウエ祭というのがその時代の形をよく残していると言われていて、
無前地方に春を告げる風物詩として捉えられていたそうです。
大事な種族だなと私は思ってですね、初めて見たんですよ。
結構行くの大変で、ただ過疎でなかなか人が集まりにくくなっていると。
こういう中で続けていくのはとても大事なことだなと、
オタウエ祭を見てて思いましたね。
こういうことを残していきたいですね。
ぜひ子どもたちも大人になっても続けていってもらえたらなと思っています。
ここまで、岡倉英文のキャッチアップをお送りしました。
09:11
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