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【神戸金史のCatch Up】
毎週火曜日のこの時間は、神戸金文のCatch Upです。
先週、人道危機にあるパレステル自治区、ガザの状況について、
天神でデモが行われたという話題をお伝えしました。
今もニュースでは日々和平をどうするのか、まだ合意にまったく至らないですか。
イスラエルの中で、内閣の中でも意見が割れてきているとかですね。
いろいろニュースがありますが、状況は変わっていないという状態ですね。
先週のデモの様子をちょっとお聞きください。
天神で300人ぐらいの方が街を歩いたというわけです。
その時に、福岡市在住の写真家、菅亜珠さんさんとお会いしました。
12回も確保して、パレステルの特別な愛着を持っているということです。
特に今はガザも皆さんご存知の通りですけど、ガザだけじゃなくて、
ジェニーントルカレム、ジュリコ、ヘブロン、東エルサレム、ベトルヘムと
どの場所もガザ地区も西岸地区もどの場所も激しい攻撃を受けています。
今みんなグローバルガとか国際社会って言ってるんだから、
私たちに何かあった時にこんな今の状況を許していたら、
私たちに何かあった時に誰も助けてくれなくなる。
やっぱり弱い人たちが簡単に殺されていい社会なんか作ってはいけないと思います。
菅亜珠さんはですね、半年くらい前でしたがね、
なじみの居酒屋でばったりお会いした方なんですよ。
その時にこのパレスティナ、今日持ってきましたけど、
聖地パレスティナ一人散歩という小冊子をいただきました。
カメラマン、写真家として世界50年以上ずっと回っておられるんですけど、
特にパレスティナには12回も渡航しているということで、
その時の手記を書いています。
非常に人懐っこい人たちが登場してくるので、
状況はずっと大変なんですが、素敵な場所だなと思って読んでいました。
その方にデモでばったりお会いしたということですね。
先週私こんな風に言ったんですよ。
福岡市の人口とほぼ同じ160万人が、
博多区とほぼ同じ面積のラファに避難していて、
そこに閉じ込められていて、そこが空爆などの危機に晒されていると。
これは菅津田さんから聞いた内容だったんです。
受け売りです。
改めて菅津田さんにインタビューしてみました。
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菅津田さんにとってパレスティナというのはどんな国なんですか?
一言で言うのは難しいんですけど、やっぱりとても素敵なところです。
行った時にカロスラ人の人たちみんな温かくて、
いつも家に招待してくれたりとか、コーヒー飲んでけとか、
何か泊まるとこあるのかとか、泊まってけとか、
本当に旅人にとってとても親切にしてくれる国民性なんですね。
お食事一つにしてもいろんな歴史の話が詰まっていて、
それをお母さんたちに教えてもらったりするのもすごく楽しい。
そういう場所ですね。
イスラエル人の人たちともいろんな交流があるんじゃないですか?
あります。
イスラエルにはイスラエル国籍を持つパレスティナ人という人たちもいるので、
イスラエル人と一言で言っても、みんなそれぞれ感じることとか、
考えていることって違うなというのが、イスラエルといった印象です。
実際に顔の見える人たちで、その地域で戦争が起きているというのは、
本当につらいことですね。
そうですね。すごいつらいですね。
やっぱりイスラエル人の知っている人たちでも、
本当に今のガザーに対する攻撃をやめろという運動をしている人もいれば、
そうじゃない人もいるし、
やっぱり言論の、例えば何かインスタグラムとかソーシャルメディアに上げたことで
逮捕されるかもしれないと言って、何も言えない人もいるんですよね。
なので、本当にみんなの心の不安定さというのは、
とても気がかりというか心配というかしています。
国籍やら所属する国やらで、一概に言ってしまうと簡単なんですけどね。
ネット上なんかでもあふれていますけど、そこで暮らしている一人一人はそれぞれですよね。
ですから簡単に差別をしてしまったりすることの無意味さみたいなことも感じました。
モヤモヤしているような不安定な感じを表現するためにデモが行われたわけです。
そのデモの意味を伺ってみました。
世界史を見れば、民主運動がいろんなことを動かしたことは明らかですが、
日本人はその実感に欠けているかなというふうには僕も感じていますね。
そうですね、そうですよね。
でも日本でも、昔は例えば女性は選挙権がなかったけど、
今は選挙にももちろん行けるし、立候補だってできるとか、
そういったことも本当は市民が勝ち取ってきた権利なので、
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でも権利が自分にあると当たり前で、その権利を持っていることも忘れてしまうんですよね。
特に自分がマジョリティに属していると、
どれだけ自分が下駄を履かせてもらっているかって、なかなか実感しづらいので、
それは少しずつみんなが想像してもらったらいいなと思います。
今ってすごい忙しい時代っていうか、情報も早いし、
考える余裕のある時間っていうすごく少ない時間なので、
どんどんその分、想像する時間とか想像力も少なくなっていってしまっているのかなと思うんですよね。
人道支援の世界で長く働いてきた人に教えてもらったのは、
人道支援の業界で一番大切なのは想像力だっていう話をしてもらったことがあって、
それは本当にどの世界にいてもとても大切なことだなって感じました。
自分の好きな情報だけ取りに行ける時代だから、
こんなことが世の中で起きていることすら知らない人もやっぱり大勢いて、
だからでもやるっていうことはすごく意味のあることだと思っています。
普段、Xとかインスタとかで自分の好きなことしか選べない人がいて、
その人たちが、私たちが音を上げたりすることで何やっているのかなということで、
虐殺をやめようとか、その言葉だけ聞いたら、
何が起きているの?って少しでも耳に入るし、
そういう意味ではデモはとても意味のあることだし、
知らせる一つのチャンスだしツールだと思います。
想像することがとても大事だとね。
自分たちが今持っている権利が戦って得られたものだと、
日本でも女性は昔選挙権なかったと。
連続テレビ小説の虎に翼みたいな話ですよね。
日本人でも分かっていない、選挙権もない、就職もできないという状況があったということを知ると、
想像の幅がすごく広がると思うんですよね。
でも見ながら、ちょっと気になったら飛び入れて参加してみるとか、
私も中国の天安門事件のデモに参加したのが20歳ぐらいでしたけど、
それが初めてですが、やっぱり大事なことだなと僕の記憶の中に強く残っています。
天津で開催されたデモには若い世代が目立ちました。
やっぱり若い、それこそ高校生もいましたし、
10代、20代の人たちがすごく多く参加していたのがとても印象的でした。
自分たちと同い年ぐらいの人とか、もっとちっちゃい子どもたちが、
理由なく殺されていくのを見ているだけなんて、どうしたらいいの?
ということで来ている人が多いですね。
デジタルネイティブの世代の人たちは、他の国の状況とかもネットで見れたりとか、
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例えばアメリカの大学生たちが連帯して、大学でテントを張って攻撃運動をしているというのもみんな知っていたりとかして、
こういうやり方があるんだというのをみんな知って声を上げる、
そういうことをやっている人が結構います。
地域戦争という側面よりも、やっぱり人道とか人としての尊厳が踏みにじられているところにフォーカスして、
報道している人の方が多いし、それこそインスタとか見ても、
そういう発言している人の方が多く感じますね。
20代の人たちって生まれたときから、
うちの生まれた何十年と言われているときしか知らない世代だから、
自分たちの生きてきた閉塞感とかも、なんでこうなんだろうと思ったときに、
国体社会とのつながりとか、今パレスティナで起きている残虐なこととかが、
やっぱり他人事じゃないと思えるんだろうなというふうに感じたりします。
まだまだそういう若い世代が多数派にはなっていると私は思っていないんですけど、
でもそういう人たちが明らかに生まれていて、デモの中にいました。
実際にインスタを交換して笑い合っている高校生とかですね。
こういう広がりがとても大事だなと思います。
そして、デモをやって何か意味あるの?という人がいますけれども、
意味あるの?と言って冷笑しているくらいなら、
50m一緒に歩きませんか?と思います、私は。
先週もお伝えしましたが、今週末の6月8日のお昼12時には、
福岡市の天神のパルコ前で集合して、
ストップラファ攻撃はじめよう!イスラエルボーイコット運動!
なんていうのもあります。
イスラエルに関係している企業などがやりますので、
そういったところも含めて講義をしていくんだと。
こういうのも知る機会につながるし、見に行くだけでもいいし、
手を振るだけでもいいし、歩いてみるもいいし、
何かされてみたらどうかなと思っています。
ここまで、関米カルブミのキャッチアップをお送りしました。