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神戸金史 のCatch Up ノンフィクション作家の堀川恵子さん
2024-08-06 11:01

神戸金史 のCatch Up ノンフィクション作家の堀川恵子さん

RKB解説委員長 神戸金史
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00:28
毎週火曜日のこの時間は、 神戸金史のCatch Upです。
ノンフィクション作家の堀川恵子さんが登壇した、 西南学院大学の読書教養講座のことは、
先月の23日に1回紹介をしています。 大学生が堀川さんの著書を読み込んで、書いた本人と意見を交わすという場面でした。
1冊目は、暁の宇品を紹介していますが、 今日はその他の本を紹介したいと思っています。
原爆供養棟忘れられた遺骨の70年。 今日持ってきました文庫本ですね。文書文庫ですね。
原爆供養棟というのは、家族の元に帰ることのなかった 犠牲者の遺骨がまとめられているものなんです。
平和記念公園の片隅に土饅頭と呼ばれる柄があるんですね。
そこをいつも黒い服を着て清掃している 崎俊子さんという方がいらっしゃいました。
崎さんは入死被爆者、自分は直接被爆をしていないけど、 その直後に家族を探すために入っているんですね。
生涯後遺症に苦しんでいくんですけども、 蕎麦を流れるもてあす川の岸辺に流れ着く戦時中の学生ボタンを集めたりしていたということです。
この本を読み込んだのは、 西南学院大学国際文化学部書記ゼミの柴田純一郎さんです。
本の説明をお聞きください。
原爆用途を世話をされてきた崎俊子さんの足跡ですとか、
あわせて行ってこられた数少ない手がかりの中から遺骨を遺族の方へと返還していく。
またその活動を引き継ぐような形で小堀川さんが行ってきた、
また遺骨の身元を下げるというような過程が大きく描き出されているといった本になります。
崎さんというのは原爆の当日に原爆にあったわけではないです。
これはたまたまなんですけれども、
ただ原爆のあった1945年のうちに、
肉親の方が13人も亡くなられているんですね。
行くわけのない遺骨を収められた供養棟を見てですね、
やっぱりそういう風に何かせずにはいられないという風に感じて、
その供養棟の例えば雑草を抜いたりですとか、
そういったお世話をされるようになったということです。
それで後にその供養棟の遺骨が収められた場所の鍵を得たというのをきっかけにですね、
数少ない手がかりからその遺骨を返還するというような活動を始めていかれるということです。
遺骨にふされた手がかりというのはとても少ないし、
情報というのも正しいかがわからないというところがあります。
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例えば戦争中というのは国民は全員自分の名前ですとか住所だとか、
そういったものを書いた名札というものをつけていて、
例えばそこに記されている名前ですとか、
あとはその遺留品にあるものなのから、
その本人のその得られる情報というのがその遺骨にふされていたりするんですけども、
やっぱりそのそれが原爆10日後の直後の混乱で作られた上に、
名前が例えば取り違えられていたりとか、
読みはもしかしたら合っているかもしれないけどちょっと漢字が違ったりだとか、
例えばその朝鮮半島からやってこられて、
要はその創始解明といって日本名を持っていたという方の遺骨だとか、
生きている方の名前だったりとか、
ひとまとめにされがちなその原爆の犠牲者に対して、
本当に一人ひとりに丁寧に光を当てて拾い上げて、
そして磨いていくというような、そういった作品になっています。
このように柴田さんが紹介してくれましたけれども、
原爆10日から79年、ちょうど79年前に今ですね、
起きていたことについて、学生さんが真剣に考えているというのはとてもいいなと思いました。
そして柴田さん、引き続き著者に対して質問をしています。
結構原爆が投下されて時間が経っているわけじゃないですか、
遺骨を返すという作業、相当な困難がやはり伴われたと思うんですけれども、
本当に心を折れてしまうような出来事もたくさんあったと思うんですけど、
堀川さんが突き動かしたというものは一体何だったのか。
柴田さんありがとうございます。
そうですね、原動力は何か。
やっぱり取材に出ると、みんなウェルカムだと思ってたんです、私最初は。
あ、よくFMだったお兄さんの遺骨を探してくれてありがとう、
お母さんの遺骨ここにあったのねって、みんなが喜んでくれるだろうという、
非常に浅はかな見通しのまま始めたら、
もう来てくれるなってとなり返されることもあったし、
そこに遺骨があることは知っていると、触ってくれるなという人もいましたし、
やっているうちに、あ、そうか今私がやっていることは、
原爆供養棟に眠っておられるご遺骨をお家族に戻すことではなく、
戻すことを通して、この70年という歳月がどんな風に過ぎていったのか、
原爆で亡くなった方々を巡って、この歳月というのはどういうものであったのかということに、
ちゃんと現実に向き合う仕事なんだなということを感じました。
で、広島市役所のお依頼さんから呼び出されて、
堀川さんも遺族探しやめてくださいと、そっとしておいてくださいって言うんですよね。
そっとしておいてくださいと放置するって同じ言葉だなと思ったんです。
戦後もっと早く、幸さんが来ると気づいて遺族探しを始められるよりもっと前に、
ちゃんと行政が、広島って戸籍が残っているんですね、疎開させていて、
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ちゃんと消防する手続きをやっていれば、もっと多くの人が家族の元に帰れてたはずなんです。
でもそれをせずに来て、そして放置しておいて、今さらそっとしろとはどういうことかという、
そうですね、だから原動力を一言で表現するとすれば怒りです。
それは市役所に対する怒りということではなくて、やっぱりこんな大事なことを戦後ずっと知らないことにしてきた、
自分も含めて、社会に対する怒り。
だからお一人でもいいからとにかく絶対に返すぞというですね、そんな気持ちで取り組みました。
柴田純一郎さんはこの後圧倒された感じでしたね。
この本は大野賞も受賞している、知られざる原爆の実装を示していく、
そこには差別の問題とか、いろんなことがあっても来てくれるなとか、
こういったこともよくわかる本で、学生さんが読むには本当にいいなと思いました。
最後の一冊ですけれども、戦火に来た演劇人たち、演出家発端と桜隊の悲劇、
戦争協力の演劇を演じさせられて、広島で原爆で全滅してしまった桜隊を追ったものです。
担当したのは福崎綾乃さんという書きゼミの学生さんです。
こんな感想を述べました。
戦争によって自分が憧れて入った演劇の世界であるのに、
国家によって演劇を奪われ、利用されていった当時の演劇人たちを思うと、
読み終えた後もやるせない気持ちでいっぱいになりました。
本来は娯楽であるはずの演劇が戦争に利用されたということは、
今までの教科書の内容や平和教育などでは知ることができなかったため、
戦争について自分は何を知っているのだろうと考えるようになりました。
歴史の授業で連合や事件の名前を覚えたり、道徳の授業で平和教育などはなされていますが、
それは受け身的な教育で表面的な内容のみを教わるということが私の今まではそうだったので、
今を生きる私たちにも無関係な話ではないなと改めて危機感を抱きました。
私は戦争の何を知っていたのか、形だけでしか知らなかったのではないかとこの本で福崎さんは考えたそうです。
この8月6日、同じように今日晴れているんですよね。
そうですね。
ある平和な日のはずだった日にある日突然落ちて落とされて、それで人生が、運命が温留された人がたくさんいらっしゃるわけですもんね。
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原爆病棟には7万人ぐらいの身骨があると言われています。わからないんですけど、下に収められているんです。
今日はですね、今ご紹介しました原爆供養棟を忘れられた遺骨の70年という本。
そしてもう一冊、戦火に生きた演劇人たち、演出家畑本夫と桜隊の悲劇。
こちらを一冊ずつ、お一人ずつですね、プレゼントいたします。
堀川さんのサイン付きです。
ということで、ご応募ですね、メールの方でお願いいたします。
gu.rkbr.jp
お名前、お所、連絡先、そして番組の感想も、そうやってご応募いただきたいと思います。
お待ちしております。
ここまで、神戸金文のキャッチアップをお送りしました。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
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4649よろしくー。
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