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日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するキャッチアップ 火曜日はRKB神戸金史解説委員長です。
別学の学校が共学化が進んでいるという状況で、東福岡高校の卒業生たちもいろんなことを考えるでしょうね。
私が生まれた出身地の群馬県では、まだまだ10校の公立の男女別学があって、ただしそれこも少子化で女子校が共学化したというケースが5つあっていい。
それから、男子校と女子校、男子校と教学校が統合して、共学化の高校になる。そういうところが増えています。
残ったのは10、でもまだ10あるわけですね。
どれも市の名前がついている、古い、旧姓中学、旧姓高等女学校からの流れの学校ばかりです。
ところが、群馬県教育委員会は、4年前にまとめた高校教育改革推進計画を公表しているんですけど、男女共学の推進が明記されていて、びっくりしました。
男女が共に学ぶことの意義や、性の差による制限のない学校選択の補償という観点に加え、
性同一性障害や性的指向、性自認に関わる生徒への対応の必要性などからも、男女共学化を推進していく必要がありますとはっきり書いています。
ただし、県民の理解を得ながらというところがちょっと配慮があって、卒業生もいっぱいいますからね。
私立高校は、教育の独自性を考えるときに、男子校、女子校というのが学校なんですよという言い方をするのも十分ありだなと。
経営の状態から少子化の中で共学化が進んではいますけど、そういう選択肢もあると思うんですね。
効率なので、やっぱりいろんな意見があるわけです。
そして、埼玉県も多いんですけど、今年は共学化に関する意見交換会を7月から8月にかけて集中的に開くんです。
中学生、高校生、保護者、それぞれ。
へー。
へーと思いました。
で、群馬県同様、別学はほとんどが戦前からの伝統校、新学校なんですね。
で、一番有名なのは、県立浦和高校、男子校ですけど、同窓会が別学以上を求める意見書を県知事宛に出しているんですね。
へー。
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それはそうだとは思いますよね。
へー。
気持ちはよくわかります。
で、共学化になるとしたら、僕は別学出身者として、一番、実は障害になるんじゃないかと思っていることがあるんですよね。
何ですか、障害になるの?
伝統のある校歌や応援歌ですね。
私の出身校、高崎高校の応援歌、衰乱にはですね、
鍛えし腕を君見よや、進む賢児の生きたかし、というフレーズがあるんですね。
女性が入学したら賢児を歌わせるのか。
なるほど。
ところがですね、いい例が福岡にあるんですよ。
クルダ藩の藩校からの歴史を持つ、1784年創立の福岡県立中学周遊館。
戦後は教学になった周遊館高校ですね。
校歌にあたる館歌というのがあるんですが、
集える賢児一千人という歌詞があります。
これは女子生徒も歌っているそうですよ。
卒業生に行くと、何も考えずにみんな歌ってますって言ってましたけど。
じゃあですね、女子校を見てみるとどうなるか。
群馬県の立林女子高校の校歌には、
乙女我らは春の草。
それから埼玉県の浦和第一女子高校、浦和高校とペアになる高校ですね。
清らかな空に乙女語の夢は果てなし。
乙女っていうのが入ってるんですね。
これを教学化した時に男子が歌えるか。
確かにね。
どう?
えー、ちょっと、議論にはなりそうですよね。
特に男子生徒が入ってきて、乙女かって思いますよね。
ちょっと歌いにくいんですね。
でもね、男子には乙女が歌わせられないのに、
女子には賢女を歌わせてる。
ところもある。
というのは良いのかどうかっていう気もちょっとするんですよね。
実はね、私たちの感覚、ちょっと実はここ変なんじゃないかと思って、
考えてみると、これ奥が深い話じゃないかなと思うんですよ。
この理不尽なところはですね、実は別学に潜む、
男性優位の思想の現れんのかもしれないな。
私の社会が持ってるね。
賢女はいいけど乙女は歌えないっていう感覚ですね。
こんなことを実はですね、ずっとこの数年間僕は考えてきてたんですよ。
自分にとっての高校生活って男子校以外にないんですよね。
やっぱり卒業生だから。
とても楽しくてかけがえのないものだったんですけど、
でも時代が変わると、同じ名前でも中身はかなり変わってるんですよね。
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今私の母校は現役の合格率が90%超えてるんですよ。
30%だった高校が。
素晴らしい。
少子化で1学年僕らは405人いたんですけど、今280人なんですよね。
絶対部活動の数は減っているし、参加する生徒数も減ってる。間違いなくね。
家庭科も始まってるし。
僕が言ってた男子校で自由だった雰囲気の高校はもうないのかなと。
多分、僕が今言ったら別の学校みたいに感じるだろうと思うんですね。
悲しいけどね、そう思うしかない。そう思って良いのではないかなって気がしてるんですよ。
なので、僕らの時代が楽しかったから同じようにそのままにしておけというのも、
もうどうだろうかなって実は今思っていて、
僕らの記憶の中にはしっかりと男子校だった高崎高校は残っているんです。
後輩が男子校にいる生徒でなければ、男子でなければ母校ではないというふうには、
もう実は僕は考えなくなったんですよね。
それでいいと思いますよ。
卒業生からね、圧倒的多数の卒業生からは裏切り者って言われるの間違いないんですよ。
いやいや、でももうね。
でもね、僕より、僕の世代で高崎高校に愛着を感じて活動した人間っていないんですよね。
本当に僕ら生徒会のメンバーは本当にそういう活動してましたから、
その人間が今そう考えてるんだよねっていうことをちょっとお話したいなと思ったんです。
実はね、旧正中学から、また旧正の高等学校から、教学の新生高校に変わったとき、戦後ですね、
同じことを考えたはずなんですよ。絶対。
でもそれでも、教学化しても母校ですね。
誰にでもかけがえのない高校自体ですけど、これまでに教学化した学校の、
今、教学化してる高校の人たちもね、関係者も複雑な思いを持ちつつ、
母校が教学化するのを見守ってきてるんですよね。
別学がなくなった福島とか宮城とかでも同じだと思うんです。
伝統校、新学校だから別学のままでっていうのは、僕自身のことも考えてるんですけど、
理由になってないんじゃないかって、今思ってるんですよね。
だから東高校の在校生がみんな見守ってたじゃないですか。
仲庭でみんなの昼食を食べてるのを在校生、先輩たちは校舎から見下ろして、
距離を置きながらね、羨ましいなと思いながら、ちくちょーって思いながら、
なんで後輩だけだと思いながら。
でもね、それも、あの光景も、僕はなかなか映像で見てよかったんですよ。
だから、いずれは僕が教学化してもいいのかなとは思うようになってます。
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それはそれでみんな楽しいですよ。
後輩がいい思いをしてもいいんじゃないかと。
今の生きてるわけですからね、この高校は。
でもね、僕の大事な高崎高校は、心の深いところにそのまんまあるんですよ。
それは断食のままです。
それは変わらない。
だけど、教学化をどこでも進めようとしていて、
OB、OGの強い反対はあるんですけど、
私はそういう考えを持ってもいいのじゃないかなと、今は思ってます。
それは、今まで、今の私立高校の人たちの卒業生も一緒だと、僕は思ってるんですよね。
そんなふうに今考えてます。
どっちがいいとか悪いとかっていうことじゃないからですね。
それぞれが自分の高校は素晴らしかったって思うものがあればね。
高校時代がね、やっぱり楽しい時代にしてほしいですね。
あと東福岡といえば、スポーツ強くて、全国大会常連じゃないですか、いろんな分野が、
その応援席に加わるわけですよ。
うわぁ。
黄色い歓声が。
すごい。
我前強くなるんじゃないかって考えてるんですけど。
絶対そうだ。
どうでしょうか。
ということで、今回ブラッシュアップと共にこのキャッチアップの時間もですね、
男女、別学、教学についてお話していきました。
亀井さん、ありがとうございました。
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