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さて、2月も明日で終わりというのをね、まあ、冒頭言いましたけども、月末学ぼう社会のカギは恒例。この歌詞が凄いということです。
1月はですね、昨日70歳になった桑田恵介さんの色々とね、歌詞を分析して頂きましたですが、これ年を重ねても第1戦で活躍するレジェンドたちの歌というのを今年はしばらくね、続けていこうとがたなかさん考えているらしいので、今日はどなたになるんでしょうかね。
元サンデー毎日編集長がたなか秀一郎さんです。おはようございます。
1944年1月生まれで82歳。先日もNHKの番組に出演されていましたけれども、僕は正式にデビューした覚えがないと。デビューしていないから、デビューしてないんで引退もないんですと。今もコンサート活動を続けていらっしゃいます。
次は4年前に引退宣言されたんですけど、先日今年2カ所だけライブすると帰ってこられた吉田卓郎さん。79歳。4月で80歳です。
あの卓郎さんが80ってちょっと感慨深いものがありましたね。一つ下が小田和正さんで78歳。去年も全国13都市でアリーナツアー28公演を完走して、自身が持つ最年長のアリーナツアー記録を更新しました。まさにレジェンドですね。
体力が多いですよね。
同じキーで歌ってらっしゃるし。その一つ下が南光雪さん。77歳。今年もね、もう1月からツアーをスタートして、すでに8月までの日程が発表されています。
オイちゃんまだまだ元気ですよ。
ツアーするから元気なんでしょうね。ツアー辞めるとね、やりにくい気配があるかもしれないし。ずっと続けてほしい。
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そのまた一つ下が矢沢恵吉さんで76歳。矢沢さんも去年全国6都市13公演のツアーを完走して、このうち11月の東京2DAYSは日本人アーティストとして東京ドーム単独公演の最年長記録です。
さすが恵ちゃんですね。
ここまでが後期高齢者です。
中島みゆきさん74歳。佐田正史さん、濱田翔子さん、山下達郎さんが同学年で73歳。
ゆうみん72歳。竹内真莉愛さんは3月で71歳。
松山千春さん、桑田圭介さん、佐野本春さんが同学年で70歳です。
佐野さんは3月生まれでもうちょっと先なんですけれども。
でも皆さん若々しいですよね。年齢聞いてびっくりしちゃいます。
ですよね。だからもうほんとこの70歳以上のアーティストのパワーですよね。
昨日誕生日を迎えた桑田さんも初先輩方の活躍にはもう勇気づけられる日々で、一昔前の70代とは感覚もだいぶ変わってきていると。
まさにニューセブンティーズ。新たな70歳代のスタートですとコメントしてましたけれども。
ということで今日は、すいません前置き長くなって。先月の桑田さんに続いてそのニューセブンティーズ。
今年70歳になった松山千春さんの歌を取り上げたいと思います。
テーマはですね、多くの旋律をまとった演歌です。
まずはこの曲から。1977年1月、21歳の時にリリースされたデビュー曲、旅立ちです。
この歌、タイトルこそ旅立ちですが、主人公は残される側、そしてそこにある感情は未練です。演歌でしょう。
では歌詞を追います。
歌は冒頭、私の瞳が濡れているのは涙なんかじゃないわ、と始まりますが、もちろん彼女は泣いてます。
もうこの時点で未練です。
続くこの日がいつか来ることなんか、二人が出会った時に知っていたはずは、これ自分に言い聞かせる言葉でしょうね。
私のことなども気にしないで、あなたはあなたの道を歩いてほしい、も含めて、どちらも強がりです。
その強がりをもう隠さずに明かすのが2番の冒頭。
さよなら言わずに笑ってみるわ、あなたの旅立ちだもの泣いたりしないで、ここからは邂逅振り返りですね。
心の中のあなたはいつも優しい、と思い出をたどりながら、愛したのは間違いじゃなかったと。
だから私は泣かない、だってあなたの思い出だけは消えたりしない、と唇を噛んでますね。
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この去る男を見送る女という絵もですね、そしてわがままな男を許す女という構図も、まさに昭和の変化ですよね。
そうですね。
80年にヒットしたこの恋という歌もありますが、これも同じ構図で、
その意味でこうした歌はですね、安保闘争当時に歌われた社会派フォークに距離を感じていた、
当時のあの中年サラリーマン世代をフォークの世界に導く扉の一つになった気がします。
なるほど。
では次はこの曲です。
旅の空から、この歌、タイトルの旅は人生って書くんですけれども、
この時点ですでに演歌っぽくてですね。
1980年の曲ですが、私個人的にはこの4年前に大ヒットした宮古春美さんの北野宿からの男性版とも感じられます。
じゃあ解説していきます。
主人公は愛する人と離れて長い旅に出ているようです。
それは旅というより、放浪?もしかしたら働きながらなのかなと思わせるのが冒頭の深く耳を澄ませば朝一番の汽笛。
街はにわかにざわめいてです。
あの寝床に遠く聞こえる一番列車の汽笛でしょうね。
夜が明けて街が動き出してさあ今日も一日が始まるぞっていう思いは何かすべきことがある人のそれだからですね。
じゃあなんで彼は愛する人の元を離れて旅に出たのか。
それは2番のいつも怯えていたね風の音に震えて吐き出す言葉は愚痴ばかりでわかります。
おそらくは夢を追っているんでしょうがでも自分に自信が持てずにうまくいかないと彼女の優しさに甘えてつい愚痴をこぼしてしまう。
だから一人になってもっと強くなろうって決意するんですがそんな自分を支えてくれるのもやっぱり彼女です。
だから君ならよくわかるねこんな僕の気持ちが今なら一からやれるよねと待っていてくれることを信じています。
回り道でも旅の終わりに君にもう一度会えたらいいねってこれ待ってるんですね。
約束はないけれどもそういうふうに信じていく先々から手紙を出しながら旅を続ける姿がですね
旅に出ても恋人を思って来てはもらえぬセーターを編んでいる北の宿からの主人公と重なります。
違いは希望の濃さで北の宿からはもう諦めの旅なんですが
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一方旅の空からの主人公はずっと待ってくれていると信じています。
でも果たしてどうなったんでしょう。
水木さんならどうですか。
もう帰ってこなくていいよ。
まあ信じたい。
切ないね。
信じていたいけれど。
勝手に旅に出てるわけですけどね。
現実は厳しいのかもしれませんが。
さて最後はこの曲です。
長い夜ですね。
いい曲ですよね。
81年にリリースされてこれ千春さん最大のヒット曲なんですけれども
これはもう夜のスナックの定番というか
遅くまでスナックにいると大抵誰かおじさんが熱唱してますよね。
私もそうなんですけども。
歌うと気持ちがいい。
これがかかるとなぜか流れて誰か選曲するのが
都市伊藤とハッピー&ブルーの保守フル街角。
今これを聴いてそうそうと頷いているリスナーさんはかなりのスナック痛だと思います。
では歌詞です。
冒頭恋に揺れる心一つ
お前を追いかけて
おいでここへ僕のそばに
口づけをあげるって
これ相当積極的な口説き文句が並ぶんですけれども
でも実のところですね
重ねた腕のぬくもりに戸惑う二人なんで
まだ何も起きてないんですね。
だから長い夜を飛び越えてみたい
っていうのは一緒に朝を迎えたいんです。
お前だけにこの愛を誓うから
っていうお願いベースですね。
2番も同じく
お前だけを抱きしめていたいとか
胸のときめき聞こえたなら飛び込んでおいでとかですね。
熱い言葉が続いてるんですけど
ここで私はたと思ったんですね。
もしかしたらこれは心の声なんじゃないかと。
だってですね
言葉のわりには腕を重ねては戸惑いですよ。
星降る夜に今夜だよって誘われては戸惑いですね。
浮かぶのは素朴で純な二人なんですね。
なんかういういしいですよね。
ですよね。
だからさて彼は念願が叶って長い夜を飛び越えたのか
そこの結末歌わずに終わるんですね。
余韻が残るんですね。
なのでですね。特徴はロックなんですけれども
歌詞は実に昭和的な若者の恋で
その意味ではですね石原雄二郎さんと牧村純子さんの
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銀座の恋の物語の世界観にも通じるところがあります。
だからスナックで受けるはずなんですね。
ということで今日は古記を迎えた松山千春さんの
3曲をお届けしましたが
実はこの時代ですね
1970年代後半から80年代の前半にかけては
千春さんだけじゃなくて扱う中身
歌詞は演歌が得意とした別れや未練
夜や酒場とかなんですけれども
曲の作りはフォークやニューミュージックといったですね
いわば曲の乗り換えが起きた時代でもあるんですね。
例えば78年にケンナオコさんが歌ってヒットした
中島みゆきさんのカモメはカモメとか
翌79年ボロさんが歌った大阪で生まれた女
それから80年逸和真由美さんの恋人よ
82年陽水さんのリバーサイドホテルや
植田まさきさんの悲しい色屋根
83年は安全地帯のワインレッドの心とか
村下光雄さんの初恋とか踊り子とかですね
これ歌の世界は演歌っぽいんですけど
確かに
曲はフォークとかニューミュージックなんですよね
そんな演歌的要素を持つJ-POPの系譜っていうのは
これは連綿と続いて平成で言うと
高橋じょうじさんのロードとか
椎名凛子さんの歌舞伎町の女王や罪と罰とか
森山直太朗さんの桜
バックナンバーのハッピーエンドなどがありますし
ハッピーエンドなんて歌詞は演歌かなと思いますけど
弱々しい男性っていうかね
そういうイメージがありますけどね
令和もゆうりさんのドライフラワーって
これ同じ流れですよね
愛明の裸の心とかキングヌーンの坂ゆめなど
当たり前ですけれども日本人ならではの
ちょっと遠曲で湿った上巻とか
さり際の美学なんかは
今のJ-POPの歌詞にも行き続けています
曲調は軽やかになったとしてもですね
そうですね
ということでごめんなさい
余談が長くなりましたけれども
今日挙げたこの曲たちをですね
そういう観点で聴き直しても面白いと思います
お時間あるときによければどうぞ
そうですね
演歌的要素があったんだ
日本人にはそう言い切れないんですよ
ということで今日は松山千春さんでしたね
どれもいい曲だしね
歌詞も改めてこうやって聴くと
染みますよね
ということで今月のこの歌詞がすごい
今日は松山千春さんを紹介していただきました
元サンデー毎日編集長が田永周一郎さんでした
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どうもありがとうございました
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