占いの日と蝶葉の節句
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
今日の配信は、9月9日、世界占いの日と蝶葉の節句のつながり、
そして菊の花を浮かべて飲む菊酒について、5分でお話しします。
実は、今日9月9日は、世界占いの日と定められているのをお聞きになられたことはありますか?
日本占術協会、占術占いの術が制定したもので、
今日この日にちなんで、占いとか運勢とかに関心を寄せる方も多いんですよね。
なぜ今日の9月9日なのかというと、その背景には蝶葉の節句というのがあるんですね。
蝶葉の節句というのは、平安時代の初めに中国から伝わった日本の爻辞なんですけれども、
蝶葉の蝶というのは、重なる、陽は太陽の陽という字、これは陰陽の陽なんですよね。
易占の世界では、陰陽の陽は奇数を表しているんです。
1、3、5、7、9、これはみんな陽の数という風にされているんですよね、奇数なので。
今日9月9日は、奇数の中でも一番大きい数、9が重なる日なので、
重なるに陰陽の陽と書いて蝶葉の節句と言うんです。
だけど陽というのはプラスのエネルギー、陰はマイナスのエネルギー、そう思ってもらえればいいんですけれども、
ただ陽の力が重なりすぎたら不吉だよと言われているんですよね。
なので、一番大きい数の9の陽の数が重なる日には、災いを避けて長寿とか健康を願う爻辞として大切にされてきた、そんな背景があるんです。
この日は別名ですね、菊の節句と呼ばれているんです。
旧暦の9月9日は、ちょうど菊の花が咲き誇る頃。菊の花というのは、悪い気、邪気を払う花だとされているんですね。
平安時代から菊を眺める宴だとか、菊を使った役除けが行われているんです。
菊酒の風習
他にも食べ物でしたら、栗ご飯がありますね。
秋の収穫を祝うという意味から、今日のことを菊の節句、また栗の節句と呼ばれることもあります。
例えば秋の食べ物と他には茄子ですね。秋茄子を使った料理とか、また菊でも食べられる菊ってありますよね。食用菊という。
そのお浸しとかお吸い物とかでも食べたりする、そんな風習があったりします。
そしてまた大人の楽しみ方としては菊酒。日本酒に菊の花を浮かべていただく。これも昔からある風習なんですよね。
菊の花丸々というよりも花びらを何枚か浮かべる感じ。菊の香りを楽しみながら、これは役除け、役笑い、そしてまた長寿を願う。
そんな風雅なお祝いの方法があります。
この徴用の節句、菊の節句、栗の節句という言い方。他にも桃の節句とかタンゴの節句ってありますよね。
それに比べて9月9日というのはちょっと馴染みが薄い。
だけどもこの徴用の節句という日は、もともとは命を大切にする、また健やかに日々を過ごすことを願う、そんな日なんですね。
例えば今日、季節の食材、栗とか菊にこだわらず、季節の食材を何かちょっと意識して食べてみること、取り入れること。
そうするだけでも昔から続く祈りの形に心を運ぶことができるのではないのでしょうか。
はい、ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
はい、徴用の節句の本日。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。加賀小町がお届けしました。