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みなさんこんにちは、ばじるです。 21回目の放送となりました。
今回は、走れメロスの単元の振り返りを行いたいと思います。 今週は、まずは走れメロスの文章を聞く、
その後、文の特徴を捉えるという活動を行いました。 この文章の特徴を何か述べてくださいと言っても、おそらく
何て言っていいかわからないと思ったので、まずは反読をした時に、 漢語熟語、一文の長さ、比喩表現、文末表現で気になったところに線を引きながら聞いてくださいと言いました。
次に誰が当たるかわかんないからねっていう意地悪な言い方をして文を読み始めました。 漢語熟語であれば誰でも答えられるので、
まあ熟語って何とか聞いてくる生徒もいるんですけれども、 漢字2つ、漢字3つ、漢字4つの四字熟語なんてあったら線を引いておけばいいんだよって言いながら読み始めました。
そのせいか、具体的な指示があったせいか、 漢語熟語、比喩、文末表現に関してはすぐ意見が出ました。
前もって熟語で勉強したのか、もともと漢がいいのか、一文の長さについても意見が出るクラスもありました。
で、当たった生徒は、指名して当たった生徒はどれでもいいので一つだけ何か印象を受けたことを言ってねって何も思い浮かばなければ熟語、何か1個ぐらいは線引いたんじゃないかなと言いながら意見交換をしました。
で、その先、その特徴から受ける印象を話してほしかったんですけれども、このざっくりとした全体の文を1回読んだだけでは、うちの学年は意見が出たとしても1人2人しか出ないだろうと思い、ページ数を区切りました。
この場面の中でどんな印象を受けたのか、班で話し合ってくださいと3、4人の班を作って担当を決めて、その特徴から受ける印象について話し合いました。
そうするとどの班も意見が出てきて、とても授業を進めやすかったです。
熟語にしてもこの漢字が1個あるだけでどれほど勢いが強いのかっていうのがすぐ伝わるっていう意見が出てきたり、1文の長さが短いところから何か焦ってるような感じがするとか、比喩表現はわかりやすい、想像しやすい、気持ち悪さ、恐ろしさがすぐ伝わるっていうような意見も出て、
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文末表現は今まで勉強してきた、例えばアイスプラネットとか、星の花が降る頃にとか、少年の日の思い出とかと比べると明らかに違うよねって一言言うと、あ、確かにぬーとかだーとかたーとかばっかりだ、みたいな、
言い切っているところから、文章の意図が伝わりやすいとか、あとは急いでいるような感じがするとか、断言しているから力強い感じにも聞こえるとか、狙い通りの意見が出てきました。
狙いはないみたいな言い方はしたんですけれども、正解はないよって、私がこれが正解だとか間違いだとかはよくやりはいれないから、自分が受けた印象がきっと作者が狙った効果なんだよ、それが届いてるんだよっていう言い方をすると、まあ安心していろんな意見が出てきてよかったなと思いました。
で、あと印象的な熟語として、信じるの方の真実を何で使っているんだろうね、メロスの心臓は真実の血液でできているらしいよってそこの場面を読んだりとかして、一体この真実って何なんだろうねって辞書で調べてみてもいいし、なんでこの信じるの方を使ったんだろうねなんていう話をして、
またそこも生徒たちが考えてそれぞれ意見を言い合うということをしました。で、班になって話し合って、個人で考えて文章にするっていう流れを作ったんですけれども、この流れがうまくいくクラスといかないクラスがあって、なかなか難しいなという感じでした。
で、乗ってこない生徒がちょっと多いと、この班活動がうまくいかなくなる。なんとなくグダグダになってきてしまう。で、この乗らない雰囲気の時はもう切り替えて一斉にしちゃった方がよかったのかなというふうに思っています。
で、この先もちょっと班になって活動するんですけれども、またグダグダになったらば、そのクラスはちょっと切り替えて、はいじゃあ机戻してみたいな感じで、一斉に切り替えてやっていこうかなって思っているクラスも一クラスあります。
来週からは人物像を理解した後のディベートを行いたいと思っています。この人物像を理解するということが次の単元テストの大きな題文の内容と被ってくるので、ここでしっかりと人物像を捉えられた人は単元テストもうまくいくよみたいな話をしています。
単元テストは初見の文章なので、初見の文章を読むっていうその負荷がやっぱり大きいんですね。なので、大きな問題は一度練習をして、各問題は一度練習をしてから新しい問題でもできるかっていうその力試しにしています。
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はい、最後まで聞いてくださってありがとうございました。来週もハシレメロスが続きます。
