手話シリーズの2回目です。「手話を学ぶと宇宙人の言語にも詳しくなる」「手話版オノマトペ-CL表現が効率的すぎる」「みんなが手話を使っていた島があった」など、手話のCL表現についてと、今シリーズを通して考えたことを話します。
本動画は、やさしい日本語ツーリズム研究会代表・吉開章さんのPR案件です。
【やさしい日本語ツーリズム研究会】
https://yasashii-nihongo-tourism.jp/
https://www.youtube.com/@yasanichi
【吉開章さんの本はこちら】
◯『ろうと手話 ──やさしい日本語がひらく未来』(筑摩選書)
今回の案件を持ってきてくださった吉開章さんによる著書。ろう教育で130年間も禁止されてきた手話を社会に取り戻すろう者の運動の歴史を総覧。ろう者間での「日本手話」「日本語対応手話」に関する長年の議論を中立的な視点から解説。
『ろうと手話』出版記念講演(手話通訳付き)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLePvVFvPseCT_QEMOKVE1UbBgIdcYFyes
◯『入門・やさしい日本語』 (アスク出版)
同じく吉開さんの著書。外国人のような日本語非母語話者にも伝わりやすい「やさしい日本語」の表現方法をわかりやすく解説。同時に外国語学習やAI翻訳活用にも有効であることを提唱。
【手話映像のご提供】
群馬大学 手話サポーター養成プロジェクト室さま
https://sign.hess.gunma-u.ac.jp/
【手話シリーズ、字幕書き起こし】
吉開章さん
【目次】
手話を学んだ感想が大御所SF作家の後期
CL表現は手話版オノマトペ
言語においても「百聞は一見に如かず?」
音声言語が優位になっているワケ
察しのいい人はお気づきかと思いますがPR案件です
やさしい日本語でお願いします
関心を持って理解すること
ご協力いただける方はぜひご連絡を
【参考文献のリンク】
◯わくわく!納得!手話トーク
最も参考にした本。日本手話を研究する言語学者から見た手話文法の面白さを、マンガを交えながら解説した本。読みやすさと内容の興味深さが両立されていて、とっかかりとしてはピッタリだと思います。
◯日本手話で学ぶ手話言語学の基礎
上記の松岡先生による、もうちょっとガチめな本。決して簡単な本とは言えませんが、手話の文法を専門的に学びたければあたってみるといいと思います。
◯手話の社会学
今回、手話動画の作成などにご協力くださった金澤先生の著書。あまり台本に盛り込めなかったが、第2回の後半の話に関心があればぜひ。
◯ヘテロゲニア・リンギスティコ
異種族の言語を調査する言語学者が主人公のマンガ。水野はひそかにこの漫画の裏テーマが手話だとにらんでいる(たぶん違う)
◯みんなが手話で話した島
住民がみな手話で話したマーサズ・ヴィンヤード島のレポート。これまで絶版で高騰していたが、22年10月に早川書房から待望の復刊。
◯改訂新版 はじめての手話
手話テキストのバイブル。コラムが充実しているのもいい。
◯少数言語としての手話
この中では毛色がやや異なり、手話和者の脳でどんなことが起きているか?などの研究照会が充実。かなり面白い本でした。
◯しくみが身につく手話① 入門編
手話をマスターしたい方はこちらを。DVD付き
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https://www.youtube.com/@yurugakuto
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→https://twitter.com/kenhori2
noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca
個人YouTube→https://www.youtube.com/@kenHorimoto
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp
・OtoLogic様 https://otologic.jp/