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2024-06-06 11:42

発達障害だと片づけは無理ですか?

できないことを認めてフォローする取り組みをすることでスムーズに生活できることってたくさんあります。まずは認めること。
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おはようございます。いとまです。夏までに整理収納アドバイザーを目指している中学校教員です。
このチャンネルでは、モノだけでなく考え方や行動も整理して身軽に生きていこうよという話をしています。
本日は、整理整頓と発達障害という話をしたいと思います。
発達障害ってこう聞くとね、なんか重いテーマかなみたいな感じに思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、
まあそうでもないですね。教員って仕事していると発達障害っていう言葉は結構短いです。短いですし
検査はしてないけど、結構当てはまる人っているような。これは大人もそう。
自分も含めてなんですけども、自分の特性に凸凹がある。
一般的には暮らしていけるんだけども、この分野に関してはすごい苦手意識があるとか、そういうところで、例えば
漢字だけが読めないとかね、漢字の読み書きがちょっと難しいとか
すごくうるさいところにいるとパニックになっちゃうとか、急な予定変更にはもう耐えられませんとか
そういうものであったり、なかなか落ち着きがなくて、じっと座っていられない。で、大人であっても一個のことになかなか集中できずに注意散漫になってしまって、
あれやこれや手をつけてしまって、結局全部がめちゃくちゃになっちゃうみたいな、そういう人なんかももしかしたら当てはまるかもしれないです。
この片付けができないっていうのも、もしかしたら発達障害の一種かもしれないですよね。
性格的に全然散らかっても気にならないっていう人もいるかもしれないし、単に面倒くさいっていう人もいるかもしれませんけど
自分が物がすぐなくなっちゃうとか、どこに置いたかもうわかんないとか、そういう風になって困っちゃってるなんていう場合は、もしかしたらその傾向にあるかもしれません。
発達障害っていうのは、障害って言葉がちょっと重い感じなんですけど、工夫次第ではこれをうまく軽減させて生活をスムーズにできるってことができるんですよ。
漢字を書くのが苦手であればパソコンを使えばいいし、雑音が気になるって人であれば耳栓をする。
目が悪いからメガネをするとか、そういうぐらいの支援というか工夫で生活ができるようになるなんてことがあるわけですよ。
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だから僕は物がどうしても溜まってしまって、無くしてしまったり、どこに物があるかわかんなくなっちゃうなんてことがずっとあったんで、片付けを勉強しようという風にして今、片付けの楽しさとかメリットにも気づいたこともあって、整理・収納・アドバイザーの資格を取ろうかなという風に思ってるんですよ。
今でも無くしますね。無くすし捨てるし、わかんなくなっちゃうし。
こんだけ捨てて整理しても、エアポーツの場所がわかんなくなっちゃったりとか、
整理整頓してるはずなのに一緒に、チラシと一緒に株主優待券を捨てちゃうとかね、まだまだあります。
朝は特に忘れ物が多いですね。子供のね、保育園、小学校の送りなんかあって、しかも雨が降ってたりすると、朝の準備でバタバタなわけですよ。
そうすると、あれ忘れた、これ忘れた、直前になってあれがない、これがないっていう風にいつもなるんですよ。
だからこれはね、僕はちょっとそのものを探すとか管理するって部分が人よりも苦手なんだと思います。
でもそれを軽減するために、少しでも軽減するために、整理整頓を勉強してるんですね。
で、学校にもいろんな発達障害と思われる子、あるいは診断を受けている子がいるんですけど、
親御さんですね、親御さんがそれを受け入れて支援しようとしているか、あるいは固くなに受け入れずに、
ただのサボりだとか苦手だとか性格だとか、そういう風にくくって全くそういう支援をしようとしない親もいるわけです。
で、どっちが子供にとって幸せかって言ったら、やっぱり親が認めて、辛いかもしれないけど認めて支援をしている方がその子は幸せに生きれると思うんですね。
しっかり診断すればなんとかっていう名前がついて、それを少しでも軽減するような治療とか、
支援とか工夫とかできるわけだけど、単にだらしないだけだとかって言われ続けて怒られて自信をなくしていく、なんていうよりはマシですよね。
で、これ何かって言うと、うちに発達障害っていうことで、親もそれを受け入れて工夫している子がいるんですよ。
そうじゃない子も横にいるんですけども、僕は備官員の仕事をしているんですね。
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備官員の仕事は週に1回ロッカーチェックをするんですよ。ロッカーがきれいに整っているかどうか。
整っていない生徒をピックアップして呼び出して直しましょうっていうことをする取り組みがあるんですけど、
発達障害の診断を受けている子は、もちろん片付きは苦手なんですけども、
親の協力もあって、1個の教科ごとにビニールのZIPファイルみたいなやつに全部ラベル付きで入れているんです。
国語は国語のZIP、数学は数学のZIP。それを取り出せば全部授業意識が揃っているんですよ。
だからその子のロッカーはすごいきれいです。
ただ、この子も絶対片付け苦手だよなって思っている人よりもできなすぎるような、
でも何も診断されていない子のロッカーというと、ぐちゃぐちゃ。
プリントとかもそのまんま入っているし、縦に置かれていたり横に置かれていたり、はみ出していたり。
さらには机の中もぎゅうぎゅう。机の中にも入らないから最近は床にも置き始めるんですよね。
さすがにそれは僕は怒りました。床はお前の共有スペースじゃないと。
いいじゃないですか、とか、この時間を使うんだから、なんていうふうに言うんですよ、そういう子は。
でもそうじゃないんだと。
まずお前がロッカーとか机の片付けをしっかりしていれば床に置くってことは絶対にないし、そもそも床はお前のスペースじゃないと。
でもその子は自分が片付けができていないってことすら自覚していないし、きっと親もこういう大雑把な性格だからとか、そういう理由だけでほっといているんですよね。
3者面談ではこの現状をしゃべろうと思うんですけど、だからといってね、じゃあうちの子はそういう発達に問題があってなのかっていうことを考えるとは思わないんですけど、
さっき言ったようなこのジップバックに強化コトに入れてやるっていう工夫、こういうのはやっぱり子供からはできないんですよ。
親がしっかり気づいてケアしてあげる。それが大事だし、そうするとその子は普通に学校生活を過ごしています。
勉強で言うと一対一で英語のスピーチのテストとかするとしゃべれませんけども、特に持ち物で困ることはないし、自信を持って生活している。
先生に注意されることもないですし、リーダー的な活動をすることもできているんですよ。
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今日言いたいのは、そういう疑いがあるんだったら診断を受けろって話じゃなくて、苦手なことがあるんであればそれをケアする、工夫することで、
苦手な凸凹の部分がしっかり埋められて、一般的なスムーズな活動ができるってことをその子のロッカーから学んだという話ですね。
だから自分が人に比べて一一倍できないことがあったときに、自分はもうダメなんだというふうに落ち込むのでもなく、
あとは自分ができないことを認めないで何も考えずに生きていくとかでもなく、
しっかり自分ができないことを認めて受け入れて、どういう対策をすればうまくできるのか、こういうのを考えていくのが大事だなと思ったし、
あと発達障害とか発達支援、特別支援に学ぶことというのは、この工夫とか対策改善というのは障害がない人にも絶対に便利なものなんですよ。
ユニバーサルデザインというものは、障害がある人のためじゃなくて、全員にとってメリットがあることなので、
教科ごとにZIPで分けるというのは、忘れ物が多いような子、物のせいができない子じゃなくても絶対にこれをやった方がいいと思うし、
時短にもなるし、自分もやろうかなって思いましたし、
もしお子さんで苦手なものがある子がいるのであれば、まずはそれを受け入れて、どうすればその子がうまく生きていけるかということを親子で考えていった方がいいなと思った話でした。
今日は生理生徒と発達障害という話をしました。
別に発達障害のことを悪く言ったつもりはないですし、どっちが上か下かという話もしたつもりもないんですけども、
もし気を悪くした方がいらっしゃいましたらごめんなさい。
ただ、自分の教員という立場を通して発達障害とか特別支援から見た最近の学びということでお話をしました。
また、特別支援とかユニバーサルデザインとかそういう面での片付けについての学びがあったらお話ししたいと思います。
では今日はこの辺でおいておいたします。
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